THE ANNIVERSARY QUARTET LIVE AT THE CELLAR 「YOU'LL SEE !」

 ご無沙汰しています。今は母の日の準備から色々あって、父の日のスケジュールまでビッシリで、ちょっと身動きができません。

 今日はさすがにもう、「身が持たん!先上がります!!」と言って何とか帰って来ました。疲れ切ったさ、7月の頭まで休み1日返上でグダグダ、、、

 超人じゃないんでね、やるべきことは大いにやりますけど、会社側も何か対策を考えてくれないと誰か倒れますよ、全く、、、鈍感なのも大概にしとけっ!て感じです。

 今日はどうしようかな、、、最近買ってもハズレばかりなんですよね。

 そうそう、レコ屋と言えば残念なことに、もう現場の存続は難しいやね、、、プロがいない、ゼロからイチを作る人間がいない。現場を持つこと自体がレコード会社の負担となりつつあるわな。応援したかったけどもう駄目だ、という状況が、イチ一般ユーザーとしての正直な感想、行ったって何もねーんだもん!どうしようもないよね。

 そうなるとメーカーの方も大変だな、いいものを出すったってリアクションが現場から来ないわけだ。沢山プレス出来ないよね、そうするとレア盤になっちゃうわけ、レア盤になると詳しいエンドユーザーの取り合いが始まってグダグダ面倒臭い状況に陥るんだな。単純に音楽を愛する立場としては最悪にウザいのよ。

 決めた!今日は久々だけど凄く意地悪な気分なので絶対これからも入手困難な奴にしよう!!THE ANNIVERSARY QUARTET LIVE AT THE CELLAR 「YOU'LL SEE !」、コレだな、、、The_anniversary_quartet_live_at_the

 要はERIC ALEXANDERの絡みが濃くて、クリスクロスかヴィーナスからイチャモンが付いたんだろう、と私は勝手に思っています。禁止に近い販売停止アイテムです、2005年リリースのシャープな逸品。

 MIKE LEDONNEがオルガンで黒い雰囲気を醸し出しています、シャープなんだけど纏わりつくような粘りで、スカした感じがないところが何ともアメリカン・ジャズ!眉間にシワが寄りますな、ライヴだけに一球入魂の緊張感が演奏に漂っています。

 

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PHIL WOODS 「& THE JAPANESE RHYTHM MACHINE」

 「そんなに頑張って、、、いつか倒れるんじゃないかと思うと心配で、心配で、、、」そんな風に気を使って気にしてくれるスタッフが今の部署にいます、コレ、仕事の話ね。

 「ダイジョブ、ダイジョブ!この程度じゃまだまだだよ。」何て言ってますけど、まぁ、ホントのところどうなんだろう、、、自分でもよく解りません。キツイと言えばキツイ、そうでもないと言えばそうだし、、、

 ハッキリ言える事は「だから何?」ってことかな、テレテレ仕事をしてだ、或は人生を生きて、ヤダヤダ、何て思いをしながら適当に流して長生きするのが良いのか、毎日充実させて面倒なことだろうが全力でぶつかってだ、その結果寿命が縮んでしまう方が良いのか、、、私としては断然後者を選びますな。

 詰らないと思う人生が長く続くなんて拷問ですよね。だったら毎日を満足の行くモノにするために頑張るのは当たり前なんじゃないかと私は思うわけです。何か言われる度に「どうしよう、どうしよう、、、」なんてビクビクしてたら詰らないよねぇ、せっかく生きてて、アイデアを出して、こうしよう、ああしよう、って考える事の面白さ、良いじゃん、結果失敗してもさ、次はどうしようかなって考えることが出来るんだから、、、

 この話、どう纏るんだろ、、、何だか思うんだよね、最近の風潮ってさ、失敗しない事が善なんだよね、でも違うと思うんです。本当は沢山失敗する事から学んで、次に繋げることが善なんだって事。み~んな失敗しないように事を運ぼうとするから何というか、型とか殻を破れずに、こじんまり纏ろうとするんだよね。視野が狭くなると思いませんか?小さな事でもうろたえて、アタフタしちゃう。見苦しいんだよねぇ、、、

  「何とかなるぜ!ドってことないよ!!、、、」一聴無責任な響きがあるこの言葉、言えてしまう人は大抵色々な事を想定しているんだけど、その事に気が付かない人が周りには多いし、無責任にこの言葉を発して、廻りにマル投げしている人も多いんだけど、言う方も言われる方も状況を予測をして自己の責任を果たそうとする事、コレが人と係り合いを持つ、社会で生きる人間の基本なのではないかと思っちゃうわけです。うわ~、、、何か全然纏ってないよ、、、何言いたかったんだろう、、、

 フィル・ウッズは素晴らしいよね。特に70年代のウッズはギラギラした圧倒的な歌いっぷりで、聴く者の心を熱くしますな。今日はPHIL WOODS 「& THE JAPANESE RHYTHM MACHINE」 、ヨーロピアン・リズム・マシーンとの名盤ばかり再発されますが、実はコレが70年代のウッズの充実ぶりを聴かせてくれる、「ミュージック・デュ・ボア」と並ぶ隠れた名盤ですな。Phil_woods_the_japanese_rhythm_mach

 全く周りを気にせずに、兎に角歌い捲る攻撃的な姿勢、アルトの醍醐味です!ダイレクトに伝わるジャズの疾走感、どうします?楽器を鳴らしてるんじゃなくて、正に歌ってるんですよ!熱くなるじゃないですか、日本人だからと言って舐めちゃいけません、ウッズのコールにガンガン応えているリズム陣の力強さも大注目です!

 師匠の愛聴盤、LPから起こして、CDに焼いて(まるで再発したかのようにジャケから何からきっちり。)、「コレ出たんだよ!!スゲーだろ!」、、、何てね、ヤンキースのジーターみたいなジョークを飛ばしていた頃が懐かしい、、、一回再発になりましたが、今は厳しいね、手に入れるのが、、、

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CHAT NOIR 「DIFFICULT TO SEE YOU」

  ちょっと前になりますが、こんな本が出てるのをご存知ですかな。「ヨーロッパ・ジャズの黄金時代」(星野秋男著)、 ヨーロッパのジャズに興味を持ち出して既に10年以上経ってるんですが、まだまだ知らないものが多いなぁ、と改めて思いましたよ。Image0054

 今でこそ多くのヨーロッパ物がCD化されて良い時代になったものだと思いますが、星野氏が注目していたころは全く現物も無ければ情報も無い大変な時代。そんな暗中模索の中でコレは!と思えるモノに出会った時の喜びは今の私には想像できないほどの大きさだっただろうなぁ、なんて思います。大変だっただろうけどそんな喜びを味わう事が出来るなんてちょっと羨ましい気もしますね。星野氏や澤野工房の澤野氏、その他多くの知られざるジャズ・ファン(多分私の師匠のような人)の耳が今のヨーロッパ・ジャズ再発大国、日本を作ってきたんでしょうね。

 読んでいて素直に聴いてみたいと思えるヨーロッパ・ジャズの読み物、入門書としても勿論、ヨーロッパ・ジャズの国毎の背景を知るのにも読みやすい本ですな。

 まだまだ、メジャー、マイナー共に多くの知られざる名盤がCD化されずに埋もれているようですが、何とか私が生きているうちに再発されることを願っておりますよ。

 いや~~~、コレは良い作品だ!スリリングだわ、まだ全曲聴いてないんですけど、最初の2曲でヤバいって感じ。

 CHAT NOIR 「DIFFICULT TO SEE YOU」、何か全然違うんだけど、E. S. T. と同じベクトルを向きつつ、独自の世界を展開してるな。本作が3枚目、前2作はピアノ・トリオでこれ等もかなり素晴らしかったんですが、本作は完全に一皮剥けたな。Chat_noir_difficult_to_see_you

 前作の時も感じたんですが、このグループのバックボーンはジャズではありませんね、E. S. T.は少なくともジャズを感じさせる流れがありましたね、モンク集も出していましたし。彼らの雰囲気はクラシックから入ってロックやプログレッシヴ・ロック、クラブ系とも絡むのかな、ジャズの要素は微塵も感じられません。

 メロディが何かグイグイ心に食い込んでくるんですよ、、、聴いてると別世界に連れて行かれるようなアンビエントな浮遊感が何とも心地良い。それとピアノが突然ダイナミックに響いてきてモノスゲー、美旋律だったりする、ゾクゾクするねぇ!!

 色んな装飾音が入ってきて先ず普通のジャズ・ファンは受け容れ難いでしょうね。でもピアノ好きの人は全く違う印象を受けるでしょう。私としてはE. S. T. 亡き後、最も心の隙間を満たしてくれるグループになりつつありますよ

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ROLF & JOACHIM KUHN QUARTET 「EAST BERLIN 1966」

 最近気になっているモノがあります。先日アメリカで発売されたiPad、どうもまだよく解っていないんですが、昔からこういうものがあればいいなぁ、、、と思っていたモノにかなり近い気がしています。

 とりあえず、やりたいと思うことは全て出来て、コンパクトで使い慣れればとてもシンプル、音も聴けて、画も見れて持ち運びも当然便利。前から何かないかなぁと思ってました。携帯電話はとても嫌い、カメラなんかいらないし、、、でも文章が書けて、画面が大きくて、、、そんなもの。

 前から使っていたもう一台のパソコンはそんなものを求めて買ったんですが、最近ヘタレだし遅いし、イラッと来てました。ノートより電話の方が便利になっちゃってからは尚更。そこでこのiPadの登場、何かピンと来るものがあるんですよね、私にとっては。もう少しよく調べようとは思っていますが、多分買っちゃうな。高性能な教科書であり、参考書であり、ノートであり、愛読書であり、ウォークマンであり、スクリーンなわけでしょ。多分かなり理想的、、、自分の生活様式に合う様な気がしています。

 ROLF & JOACHIM KUHN QUARTET 「EAST BERLIN 1966」、金字塔の一枚です。東西冷戦の真っ只中、これほどまでに辛辣で青白い炎が燃えている作品にはなかなか出合えませんね。フリー・ジャズを消化しながら♪の難解さよりも心に響くのは演奏、表現する事に対する熱い魂。しかも冷戦最前線のベルリンでこの録音が残された事に驚くばかりです。Rolf_joachim_kuhn_quartet_east_berl

 実は現役時代はあまり興味を持てなかったのよ、沢山の情報を処理するのに一杯イッパイで結局当時は本作を見逃してしまった。こういう見逃してしまった作品て結構あるのよね。今改めて聴いてみるとゾッとするほど自分の知識の無さに呆れてしまいます。仕事と趣味を切り離したからこそ気が付く事なのかもね。

 万華鏡のように様々な表情のJOAHIMのピアノ、ROLFの鋭いコール、強力です。ROLFのクラリネット1本で勝負してるのも新鮮です。西欧なら絶対サックスを絡めてくるところでしょ?全体のサウンドがクラリネットのおかげで凄く新鮮なんです。

 演奏というよりは会話ですね、コールとレスポンスが鋭く生々しい、それでいて音を垂れ流している様子は微塵も無く、演奏に迷いもない、シャープに切れる演奏です。深層心理を深く抉り取る感じかな、、、甘くないし、慣れない人にはフリスビーかもしれませんね。でもコレなんです、予定調和的な音楽なんぞ糞喰らえ!コレを聴いてみ!!って気分、今日は非常に攻撃的な自分がいる、そんな今の自分にはサイコーの作品です。

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INAKI SALVADOR 「ORAIN」

 何だか天気のはっきりしない日々が続きますね、少なくとも私の住んでいる鎌倉近辺は何となくシャキッとしません。せっかく桜が咲いているというのに何となく残念です。

 昨日は我が家の行事と化してきました北鎌倉の「匠の市」に行きまして、ぶらりと散歩。肌寒さもあってか、あまり人も出てなかったかな。

 収穫は大好きなセレクト雑貨のお店「GM . .」でお香を買った事。最近お香を焚くのが休みの日の楽しみでして、、、このお店は素敵ですよ。気になるモノがいつもあって、見てるだけで楽しいし、ホッとできるお店。北鎌倉に行くと必ず寄らせて頂きます。

 カミサンが買ったのは「匠の市」の円覚寺参道で売っていた14世紀の製書を再現したこれまた素敵な本、糊を使わずに糸で製本したモノ、ジャポニカ学習帳とはちょいと違いますよ027

 天気が好ければ桜ももう少し、目に眩しく温かな雰囲気になるんですがねぇ、、、014

 今日はスペインの隠れた名盤をご紹介しましょか。INAKI SALVADOR 「ORAIN」 、1989年の作品で現状では入手は非常に困難と思われます、残念ながら、、、Inaki_salvador_orain

 プレスが非常に少ないのと、何でもスペインの歴史背景も多少絡んでいるとかいないとか、、、私が入手した当時、2004年くらいだったかある人からそんな説明をされたような気がします。INAKIがバスク地方のピアニストだと聞けばスペイン通の人は何となくハハ~ンと来るのかな。

 ソレは兎も角、本作はとても麗しいピアノ・トリオ、スタンダードを中心に小気味良い演奏を聴かせてくれます。そんな中、圧巻なのはオリジナル曲にしてアルバムタイトルの7曲目、美しく、儚く、力強い。まるでオーロラや虹のような幻想的な光を思い出させます。

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JOHN McLAUGHLIN 「EXTRAPOLATION」

 腰痛は相変わらずなんですが、最近平塚の先生のところに行く気力も時間も無く何とか騙し騙し過ごしている毎日です。

 っで、最近気が付いた。低反発マットってあるでしょ?身体に優しいってヤツ。やっぱり良いんじゃないかと勧められてその上で寝ていたんですがどうも具合が良くない。思い切って取っ払ってみたんです。そしたら逆に以前ほどひどい状態にならない事を発見しました。どうしようもなくなる時もあるんですが、前よりマシ。どうも私は煎餅布団の方が身体に合うようなんです。

 試しにある日、もう一度低反発マットで2時間ほどうたた寝してみたら逆に腰が痛くなって、急遽近くのマッサージ屋さんに行かざる負えない状態になる始末、、、不思議ですよねぇ、、、科学的な説明を聴くとどう考えても理論上、低反発マットの方が身体に良いはずなんですが。

 といった具合に私はあまり人に勧められたり、良いものだと言われたものを使ってみて、本当に良いと思ったことがあまりありません。まぁこんなもんかな、ぐらいで満足できたり、凄いと思ったことがないんですな。特に肩こり、腰痛、身体に関係したモノに関してはほとんど皆無に近い。性格だけじゃなく、体まで天の邪鬼って事ですね。

 使わなくなったマット、捨てるには勿体ない気がしてるのでカミサンが肩こりで苦しんでる時、リヴィングに持ってきて、マッサージ用のマットにしています。

 今日はJOHN McLAUGHLIN 「EXTRAPOLATION」、英国モノって硬質ですよね、その硬さが何とも言えず辛辣で、背筋が伸びるような気分にさせられますよね、攻める姿勢が前面に出てくる感じかな。それでいて感情の発露がデカイ程、反比例してクールなサウンドに纏めてくる印象。何だろう、、、深読みしちゃうね、、、そう言えるほど英国サウンドは知的だし、聴き手に訴え掛けるモノがありますな。John_mclaughlin_extrapolation

 本作はMcLAUGHLINの初リーダー作、1969年の作品です。耳に残る印象はリーダーなのに裏方。JOHN SURMANのサックスや、シャープな切れがカッコいいTONY OXLEYのドラムの方がガツンとくるんですが、バッキングやソロにMcLAUGHLINの存在がヒシヒシ感じられるというか、影のフィクサーみたいな存在感があって単純に、ディレクションしてるなぁ、、、って感じ。

 マハヴィシュヌとは全く違う、自由なスペースを生かし切ったMcLAUGHLINの魅力が全開と言った作品ですな。

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THE SWELL SEASON

 桜咲いてますなぁ、、、バタバタしてるうちにオリンピックも終わってるし、プロ野球は開幕してるし、MLBも来週か、、、あっという間だなぁ、、、

 バタバタ中はジャズを聴く気分からは程遠く、休みになると外にも出かけず、映画ばかり家で観ていて現実逃避の毎日でした。

 そんな時に出会った素晴らしい映画を一つ紹介しましょうか。

 「ONCE ダブリンの街角で」、コレはいいぞ~~~!掃除機修理屋のストリート・ミュージシャンの男と一人で家計を支えている女の話。ゆったりと進む時間、ダブリンという街の佇まいや優しい人間模様が心地良い。そして歌だな、素晴らしいんだ。

 実は二人とも本物のミュージシャンでして、THE SWELL SEASONというグループ名で活動しています。あんまり素晴らしいのでナケナシのお小遣いを叩いてCDを買ってしまいましたよ。しかもそれだけでは飽き足らず、男のバンド、THE FRAMESのCDまで購入する始末。コレがまた全部当たりなもんだから、嬉しくなっちゃいました。

 二人のおかげで苦しい時期を乗り越えられたなぁ、、、なんて思う今日この頃、、、ご興味ございましたら是非観て、ぜひ聴いてみて下さいな。

一押しはコレ。THE SWELL SEASON 「STRICT JOY」国内盤が出るらしいけど、出来れば輸入盤でゲットするのが望ましい。限定でDVDが付いてます。親しみやすいライヴの様子が垣間見れます。名曲FALLING SLOWLY、WHEN YOUR MIND'S MADE UP、FITZCARRALDOが素晴らしい!Strict_joy

 更にコレ。GLEN HANSARD & MARKETA IRGLOVA 「THE SWELL SEASON」、お馴染みの曲が幾つかありますがサントラともライヴともヴァージョンが違う!瑞々しいですぞ!!The_swell_season

 駄目押しは「ONCE」サウンドトラック。「THE SWELL SEASON」にも収録されてますが、LEAVEはソウルフルかつシンプルな本作の方が断然キテます!Once

 当然ながらよりロック色が強いTHE FRAMESでは、嘗てシーンを席巻したオルタナティヴを思い出させるサウンドでコレも魅力的です。「THE COST」の方が馴染むかもしれませんが、私はその前に発表された「BURN THE MAPS」の方が個性があって、ギラリと尖ったアーティスティックな反抗心を感じるね。コレはオルタナティヴだと思います。The_cost Burn_the_maps

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STEFANO DI BATTISTA 「LA MUSICA DI NOI」

 御無沙汰しております。長い長期未更新状態でしたが最近落ち着いてきましたのでやっとパソコンの前に座る事が出来ました。

 普通の仕事の配置換えとは意味が違ってましたからね、その部署の構造改革を兼ねてましたから、ソレはもう大変でしたよ。しかも一つのミスがお客様に大変な御迷惑と不信に繋がってしまうという責任の重大さ。休みなんか貰っても全く休んだ気がしない日々、、、生活のリズムがガタガタ、工場と違って大変なプレッシャーがダイレクトに圧し掛かって一時期かなり厳しかったんですが、何とか乗り越えつつあるというか、軌道に何乗ってきたというところですか。

 まだ改革の第一歩がスタートしただけですし、ミスへのプレッシャーは相変わらずですが、もっと良くなる見込みが出てきました、スタッフも少人数ながら優秀な人達ばかりで助かります。後は各部署との連携をよりスムーズに出来るパイプ役になれれば、ほぼ目的は達せられるかな、、、

 久しぶりだし、今日は何にするべか、、、と思って何となく手に取ったのはSTEFANO DI BATTISTA 「LA MUSICA DI NOI」。これまた久々の新作だったのでかなり期待しましたが、良い意味でずいぶん丸くなったなぁ、、、という印象ですね。Stefano_di_battista_la_musica_di__4

 3曲目LA PASSERELLA DI OTTO E MEZZOのスタートなんてモーダルな独奏出来たので一瞬、おお!っと来たんですがNINO ROTAの曲だから厳しくはなり得ないか、それでも多少万華鏡になるDANILO REAの中間のピアノはスリリングですな。

 全体にエレガントで、日の出とか希望みたいなポシティヴなイメージが浮かんでくる演奏、コレはコレでとても気持ち良いですね。8曲目はポップスの名曲VIDEO KILLED THE RADIO STAR、原曲はユーモアの中にちょびっとラジオ・スターの憂鬱が漂う良い曲でしたが、この演奏はよりタソガレちゃうなぁ、この演奏だけは夕方、日の沈むところを眺めながら聴いたらいい感じだろうねぇ、、、続くJOHN LENNONのJEALOUS GUYもそんな感じ。

 伸びやかなソプラノの歌いっぷりはそのままに、、、でも出来ればもっと吹き倒してパッションを迸らせてくれたらもっとキテたんですがね。まぁ、本作は滑らかさを前面に押し出したかっただけかもしれんけど、、、

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KALTENECKER & DES 「IN THE BEGINNING THERE WAS THE RHYTHM」

 実は、仕事上大変な変化がありましてね、、、

 私、今までの一年九ヶ月、タイミングを見計らいながら豆を炊いて効率良く、しかも状況に応じて最もベストな状態でウルフさん達に炊いた豆を引き渡す役目の釜番という役割を果たす製造部にいたんですが、この度、人事異動がありまして、製造されて美味しい納豆になった商品をお客様のもとに間違いのないよう届けるための重要な部署、「仕分け及び物流管理課」に転属となりました。ロジスティックってやつね。

 正直言って全く私が目指していた人生設計とは異なる部署で(私は納豆作りの職人になりたかったわけですからね、、、)、なんでやねん???という気持ちも多々あるんですが、まぁ、現状を見回してみれば、いたしかたない状況もありまして、気持ち良くお受けすることとなりました。それだけ私の性格を見て頂いた上での苦肉の策であったんでしょう、会社側としてはね。

 っと言う事で私、今かなりテンパッてます!全てイチからの再スタートですからね、全く、、、細かすぎてワケ分からんわ、、、

 それでも会社の沢山の人達が色んなアドヴァイスを下さったり、実際に手を貸してくれたりして、とても有難い。工場長を筆頭に工場の仲間たちや営業部の人達、一緒に働く事になった「仕分け及び物流管理課」の精鋭たちには本当に人としての繋がりを感じるし、感謝に堪えませんわ。それだけ重要な仕事であり、私に対する期待も高いものがあるんだな、ってことだと思います。

 作る事からはちょいと離れてしまいましたが、御客様にお届けするダイレクトな立場として「鎌倉山納豆」を大切にしていきたい、これからもどうぞ宜しくお願い致します!

 今日は懐かしいのを一つ。やっぱり愛聴盤だな、KALTENECKER & DES 「IN THE BEGINNING THERE WAS THE RHYTHM」 、コレは世紀に残る名盤と言えるんじゃないかな、2000年の作品です。Kaltenecker_des_in_the_beginning_th

 ANDRAS DESの多彩な打楽器のリズムに乗ってZSOLT KALTENECKERのピアノが縦横無尽に駆け巡るデュオ作品、この作品を聴くとピアノトリオに拘ることが馬鹿馬鹿しくなります、ベース?いらないね。ベースがないから却ってピアノとパーカッションに広がりがあって自由奔放、リリカルなメロディが却って際立ちますな。

 この作品に出会った時、ドップリ嵌りました。レコ屋現役時代は毎日17時以降はコイツのリピート、店頭演奏ね。そうすると「今何かけてるの?」の問い合わせがジャズコーナーを眺めている御客様全員から殺到したモノです。ちょっと厭らしい話をすると御客様の動きを見て、どんなものを探してるのかなぁ、、、何て思うじゃない?

 この人はピアノで探してるのかなぁ、、、何て察知してコイツをかけると100%、「何これ?」って言われてしまう代物でした。

 ずっと垂れ流ししても良いんですが、本作の中でも最もお薦めが6曲目ETERNAL ENERGY、この曲のストーリーは天下一品だな、静かに始まるテーマ・メロディと寛いだパーカッション、ピアノがアドリヴ・ラインに入り徐々に盛り上げていく曲想、リリカルな事この上なし!圧巻は4分過ぎからの抒情の盛り上がりから4分30秒当たりのクライマックス!打楽器的に打ち鳴らされていくピアノの感情の迸りが堪らんね!!

 そこから積み上がって行くメロディに込められた抒情が更に素晴らしい!心が顕れるね。

 他にも好きになれる曲が沢山あると思います、未だに聴くと、アレも良い、コレも良いとなってしまう作品で、聴く度に心への響き方が違うのも本作の魅力かな

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MARIELLE KOEMAN & JOS VAN BEEST 「FROM THE HEART」

 「AVATAR」を観てきました。ナルホドな、ストーリーも破たんなくよく出来ていると思います。映像も素晴らしいし、パンドラと呼ばれる星の美しさには圧倒されます。Image0054_s

 只、アメリカの裏の歴史を熟知しているモノにとってはちょいと子供騙しな所があるわな。このストーリーは現代に生きるモノだからこそある程度理解できる話、キャメロンさんはアメリカ人でしょ?アメリカ人の心の傷がこんな形で出てくるのは今に始まった事ではありませんね。つまりネイティヴ・アメリカンに対するアメリカ人の反省みたいなものが込められているんですよね。

 「スパイダーマン3」観ましたか?物凄く言い訳がましい、湾岸戦争から9・11以降のイラクに対するアメリカの行いに対して言い訳してましたよね?ハッキリ言ってそんなんじゃ済まされんよ、あれ以降どれだけ多くの人が命を失ってると思う?アメリカの若者だってどれだけ亡くなっているんですか?映画一本で済ますんじゃないって気分に却ってさせられます。全ては銭の問題なんだから、、、発端は石油だろ、、、まぁ、そういう事。ネイティヴ・アメリカンに対しての当時の要因は土地と金ですね。

 「AVATAR」を観てるとウチのアニキも言っていましたが、「人間は原点に帰れ!」って言っているような気がします。「生きる」とか「幸福」って銭で何とかなるもんじゃないって事を言いたいんだな、と思いました。銭じゃないという生き方の選択をアメリカ人は今までしてこなかった、そのせいでどれだけ酷い事を平気でしてきたか、、、そういう反省が何となく見えてくる、メッセージだな、アメリカンがどう捉えて行くのかは別にして、私自身はこの映画にそんな思いが込められていると思いましたね。

 などと言いつつだ、超一流のエンターテインメントに仕上げてるもんだからジェームズ・キャメロンさんは天才だな、とも思うわけです。

 今日はスッキリとした軽く聴けるヴォーカルものでいきたい、棚を観て目に入ったのがMARIELLE KOEMAN & JOS VAN BEEST 「FROM THE HEART」。本作のMARIELLE女史の歌声は何だろうなぁ、、、全く気張ってない感じね、自然体がコレって感じで単純に寛げます。Marielle_koeman_jos_van_beest_fro_2

  1. EARLY AUTUMN
  2. MOOLIGHT IN VERMONT
  3. I'VE GOT THE WORLD ON A SPRING
  4. CORCOVADO
  5. BROADWAY
  6. ESTATE
  7. DEIN IST MEIN GANZES HERZ
  8. RETRATO EM BRANCO E PRETO
  9. EVERYTHING HAPPENS TO ME
  10. YOU MUST BELIEVE IN SPRING

 歌声の寛ぎ感も勿論ですが、彼女のダンナのJOSのピアノが小粋でね、ギターが入る曲も小粋さが増してとても心地良い。とても良い作品だと改めて思います。

 本作はちょいと思い出がありましてね、澤野工房さんからある日電話を貰って「歌もので迷ってるんですが、どう思うか聴いて感想を教えてくれ。」と言われましてね、聴いてみたらこんな感じじゃないですか、「コレはメッチャエエですからすぐ出して!今ある在庫は引き取りますよ。」と言いたんですが、半年待たされました、多分他の耳の肥えたバイヤーさんにも聴かせながらあらゆる準備をしていたんでしょう。

 ライヴにも行きましてね、アルバムの寛いだ雰囲気に更に気安い身近な感じを漂わす素敵な人たちで、とても良かったのを覚えています。何でもオランダを出るのは初めてだったとか、、、

 そうですね、オール・シーズン楽しめます、出来れば夕方から夜のヒトトキ、ほろ酔い気分で聴くにはサイコーですなMarielle_koeman_jos_van_beest_fro_3

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