大分見聞 その4
さて、お腹も一杯になったことだし、次の予定もあるので別府駅に戻って、お礼を言って運転手さんに料金を払ってタクシーを降りる。するとどうも妻の様子がおかしい、カバンをゴソゴソ、、、「何、どうしたの?」と私。「家計財布持ってる?」と妻。「はい?今払ってたでしょ。」、「いや、あれは私の財布から、、、」、「へ?何時からないの?」、「食事の時もなかった、、、」、おいおい、それヤバイっす、秘湯で忘れてきたってことか!
慌てて先ほどの運転手さんの所にいって、事情を話すとそりゃ大変!ってことで電話帳出して、直ぐ電話、すると秘湯のおばあちゃんが「ああ、はいはい、ありますよ、連絡こなきゃ、調べて教えてやろうと思ってたとこだよ。」ですって。ふー、やれやれ、、、結局別府の町をもう一周することになってしまった。「良かったねぇ、普通見つからないけど、まだ世の中、捨てたもんじゃないってことだなぁ。それにしても二人とも、あまり慌ててないね、普通どっちかがキーキー大騒ぎして喧嘩してるもんだけど、おっとりしてるなぁ。」と運転手さん。えー、えー、まぁ、それほど珍しいことでもありませんので、慣れたもんです。でもお財布は全く問題なし、これはラッキーでした。
とまぁ、大分見聞はこんな調子でした。タクシー運転手GONDOUさん、色々有難うございました、おかげでとても楽しい旅でした。財布を届けてくれた若いご家族の方々、本当に有難うございました、秘湯のおばあちゃん、トリ天のご夫婦もありがとう、ご馳走様でした。秘湯については敢えて名前を明かす無粋なことは止めておきます、だって秘湯じゃなくなっちゃいますから(でも、温泉の本に載ったことあるらしい。)、トリ天も是非探してみましょう!ふふふ、、、
ミリアム・アルターの「REMINISCENCE」でも印象的なサックスを聴かせてくれ るBEN SLUIJSの1991年の1stリーダー作、「TILL NEXT TIME」は非常にクールで寛ぎ感のある作品。最近のBENは結構アグレッシヴでアヴァンギャルドな感じですが、本作ではオーセンティックでジャジーな魅力に溢れております。小気味良い歌心あるアルト、STACY ROWLES(名ピアニスト、ジミー・ロウルズはお父さん)のトランペットがなかなか味わい深く、1曲たそがれた歌声も披露して良い感じです。NATHALIE LORIERSがピアノというのも注目!こんなに優しげで小粋な彼女もあまり聴いたことないです。SEPTEMBERはJACK VAN POLLの名盤もあったりするベルギーの隠れたレーベル、是非再発して欲しい作品が多いですね!
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