FAY CLAASSEN 「SINGS TWO PORTRAITS OF CHET BAKER VOL.1」
今日は父から「箱根の紅葉、どうなってるか観に行くけど、どうだい?お前も行くかい?」とお誘いの電話あり。凄く行きたかったけど、昨日からまた調子悪く、敢え無く断念。この間の風邪とは多分違うと思いますが、今度は腹の調子がどうも、、、ヤワになったものです。近く写真が送られると思うので美しかったらお見せしましょう。
父は仕事を引退してからの方が忙しそうだ。陶器を創るために色んな窯に行き、墨で画も書いてます、墨の良さを開眼してるので、勿論書もやってる。年二回の匠の市もそれらの作品を出しています。とにかく活動しない日はなく、子供の頃も休みだからってアザラシになっているところを見たことがない。母の方が連れまわされて大変そうだった。かつて一番驚いたのは、引退後に画の仲間10人くらいとヨーロッパに作画旅行に行くといって、ホテルやらそのロケーションやらを現地とファックス(当時ネットはやってなかった。)でやり取りしながら、全てメイキングして全員引き連れてナビゲイトしちゃったこと、現地では運転手もやってたらしい。まぁ、凄いです。そういうことでは苦痛を全く感じないパワーの持ち主、辛い、大変、面倒は父の辞書にはない。ハ、ハ、ハ、対極にいる私にゃ~、とても真似出来ないですわ。
調子の悪い時はヴォーカルで寛ごう、前にもちょっとだけ登場したFAY CLAASSEN、彼女は人の作品のゲストで歌うほうが好きな物が多いのですが、本作、「SINGS TWO PORTRAITS OF CHET BAKER VOL.1」は彼女のリーダー作の中では格別の味わいがあります。こんな風に歌われたら詩情を感じずに入られないです。チェット・ベイカー作品集らしい寛ぎがあり、クールでリズミカル、ちょっとマッタリしたスキャットに、ジャズらしい雰囲気が漂います、ピアノは元E.J.T.のKAREL BOEHLEE、ああ、こんな歌伴もできるんだなぁ、ピアノ・トリオでもどこか控えめな、それでいてメロディラインのツボは感じられる良いピアニスト、センスが光りますな!スウィンギーなナンバーでも何処か優しさがある素敵な作品です!
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