« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »

2007年12月

OSCAR PETERSON

 大晦日です。何年かぶりに大掃除なるものをやった後に家族と過ごしました。仕事ばっかりしてたからなぁ、、、

 実家近くで年越し蕎麦を食べてご満悦、外では蕎麦よりうどんが多い、うどんは大好き、でも蕎麦を食べるならソコのを食べたいと思ってしまうから何てこともあったりして。その界隈の人のみが知る名店、美味い蕎麦を食べてもらいたいが、仕事が雑になるから一切宣伝せず、ヒッソリやってる職人気質なご主人。10年前に味にも煩いジャズ師匠を連れてって唸らせたこともあります。鼻の奥でジックリ味わう蕎麦の香り、久しぶりに堪能いたしました。Img_0363

 その後に急遽、葉山まで夕景を眺めに父の車で一っ走り。風が冷たかったですが、頭は冴えて写真をパチリ、オレンジと青のコントラストが何とも眩しい眺めでした。富士は頂上が見えないのが残念、雲の色合いがとても美しい。Img_0362

 今年最後の記事は先日亡くなってしまったOSCAR PETERSONについて少々。ジャズを聴き始めの頃はエヴァンスやウィントン・ケリー、ホレス・パーラン、、、それこそ面白くて片っ端から聴いてましたが、OSCAR PETERSONは何故か避けていました。ビッグ・ネームだからいつでもいいや、という気持ちがあったのかも。(マイルス・デイヴィスはそんな理由で掘り下げようとしなかったことがあります。)ヴァーヴの24ビットが紙ジャケで出た時もOSCARだけワザと外したりして。Image0004

 切っ掛けはヴァーヴのそのシリーズが廉価盤で出た時で、「WE GET REQUESTS」を聴いて気持ちがガラッと変わってしまいました。何て麗しい曲ばかりなんだろう、テクニックのことなんてよう解らんがその繊細な表情に惚れ惚れしてしまって聴いてなかった事を痛く反省したものです。特に1曲目QUIET NIGHTS OF QUIET STARS (CORCOVADO)の可愛らしさは今でも堪らなく好きです。

 以来MPS盤やヴァーヴ盤を積極的に買うようになり、期待通り小粋で、楽しくImage0006 て、ちょっぴりブルーな演奏ばかり。MPS盤「THE WAY A REALLY PLAY」のゴキゲンな1曲目WALTZING IS HIP、BOBBY DURHAMのドラムが凄い!ヴァーヴ盤「AFFINITY」のやはり1曲目WALTZ FOR DEBBIEは、敢えてテーマをエヴァンス・トリオのように聴かせて、アドリヴでOSCARらしい粋で饒舌な味を出してて気持ち良いです。

 今はしょっちゅう聴くわけではなくなりましたが、ふと気が付いて聴いてみるとやっぱり寛げるジャズの巨人です。ご冥福をお祈りいたします。Image0007

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

BILLY TAYLOR 「I WISH I KNEW HOW IT WOULD FEEL TO BE FREE」

 昨日あまりに印象的だったので、晴れたことだし大船の観音様を間近で観てみることにしました。薄曇だった昨日と違い、青空を背景にした姿はまたも美しい、つい300円払って中まで行ってしまいました。Img_0340

 LTCの2NDを聴いてて、オヤ、と耳から離れなくなった曲があります。I WISH I KNEW HOW IT WOULD FEEL TO BE FREEBILLY TAYLOR作のゴスペル感がとても気持ち良い名曲です。この曲を知ったのがアルバム・タイトルにもなったBILLYのTOWER盤。1998年にCD化されたことがあって迷うことなく買った一枚です。本作は1967年の録音でソウル、R & Bの雰囲気が滲み出る演奏が堪らないLIVEです。知性派、博士と紹介され、実際教育者の顔も持つ人ですが、演奏スタイルは難解さが全くなく、黒人音楽のカッコ良さをダイレクトに聴かせてくれる名手です。(ジャッキー・バイアードが強面の天才肌の博士なら、BILLY TAYLORは親しげに教えてくれそうな博士ですかね。)I_wish_i_knew_how_it_would_feel_to_

  1. PENSATIVA (CLARE FISHER)
  2. I WISH I KNEW HOW IT WOULD FEEL TO BE FREE (TAYLOR)
  3. MORNING (CLARE FISHER)
  4. T.N.T. (BEN TUCKER-GRADY TATE)
  5. HARD TO FIND (LEROY VENNIGAR)
  6. LONESOME LOVER (TEDDY CASTION)
  7. SUNNY (BOBBY HEBB)
  8. CAG (TAYLOR)

 どの曲もテーマ・メロディが取っ付き易くて、黒人らしいアドリヴが心地良く歌います。タイトル曲なんか途中から観客の「YEAH !」の掛け声と共に手拍子が入る、寛ぎ感タップリの名演!思わず小躍りしちゃう、ちょいとラテン風な3曲目、いいねぇ、、、ポリリズミックなGRADY TATEのドラムが冴える8曲目がピリリッとして熱気を帯びます、ラストを飾るに相応しい逸品!良い作品なのに今や廃盤というのは実に残念です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

ROSARIO GIULIANI 「LUGGAGE」

 実は今日でブログを始めて100回目の記事となりました。一ヵ月後も感慨深かったですが、100という数字もなかなか。よくもまぁ、くだらない事を書いてきたものだ、、、Img_0333

 今日は大船を軽く散歩、夕方に行ったせいかどこに行っても店先でよく声を出して活気に溢れてます。土曜日と重なって人がよく出てました。コリャ堪らんということで人ごみを離れ、厳かな観音様のお顔が見えるルミネの脇でちょいと一枚。巧く撮れませんでしたが、夕映えした観音様はいつものように静かな佇まい、ホッとしますな。

 2001年当時、ファブリツィオ・ボッソはROSARIO GIULIANIの良きパートナーLuggage みたいな目で見てましたけど、いつの間にかボッソの方が有名になってしまいました。注目されたのはROSARIOが先だったんですが。アルトでココまで吹き倒すような圧倒的なバッパーは知らなかったので追いかけましたよ。

 特に本作「LUGGAGE」はアルト・ワンホーンの快作!問答無用とでも言うような1曲目のタイトル曲の怒涛のアルトに当時痺れたものです。オリジナルを中心に非常に硬派なプレイの連続、自由自在に歌うアルトは滑らかで、最初は聴きなれないメロディに戸惑う人もいるかもしれませんが、力強さの中に潜む叙情も感じられれば、次第にワンホーンを聴いてる満足感が得られるのではないかな。久しぶりに聴いてみたら、どこか気だるい感じでアルトが歌い上げる6曲目ウェイン・ショーターのORIENTAL FOLK SONGから明快に聴かせる7曲目ウェス・モンゴメリーのROAD SONGの繋がり、落ち着いた雰囲気から始まって、中盤に短いながらダイナミックに聴かせる8曲目I HOPE YOU CAREと、前聴いた時と違う曲が好印象。こういうことはよくありますね。

 ちなみに本作のバックは昨日紹介したLTCがやってます。GIULIANIのせいか本作では小粋な印象はなく、よりシャープでダイナミックなプレイが楽しめます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

LTC 「HIKMET」

 全日本フィギュア、とても見応えがありますね、高橋選手のショートは何度見ても面白い!感性が新鮮ですね、ヒップ・ホップのステップですか、私のようなオッサンでもあのカッコ良さは解ります。それとジャンプですな、凄く綺麗だ、何となくロシアのヤグディンやプルシェンコ(我が家では失礼ながら彼のことをビッケと呼ぶ。)の完璧なジャンプを思い出します。前はよく転がってるのを見ていたのに凄い練習したんですね、今年は転がってるところを一度も見てません。GPファイナルではランビエールにしてやられたので三月の世界選手権では借りを返して欲しいですね!中庭さんは本当に残念だった、コレに賭けてる意気込みが誰よりも感じられたから、僅差の四位は見てるコチラも辛かったですよ。めげずに頑張ってほしいなぁ、オッサンは応援します!

 女子フリー、今放送始まりますな、妻が帰ってくるまで見れないので、それは後のお楽しみ、やっぱり村主さんだな、ショートで三位、テイク・ファイヴはGPシリーズの時より数倍良かったですね!ジャズ・ホリックとしても応援してます!

 只今私のちょっとしたジャズ友達の間では話題に上るLTC、2NDアルバムがHikmet_2 十一月に出て、コレがとても小ジャレたピアノ・トリオの逸品でして非常にいいですね、ジャケもカッコイイ。横浜ではタワーさんが最も力を入れているように見受けられました。LTCに朧げな記憶があった私は1STもついでに欲しくなり、行きつけのレコ屋さんで見つけたのが本作「HIKMET」。ここに参加してるMARK TURNERのテナーが明朗な歌いっぷりで、彼に対しての認識が変わってしまいました。難しいと勝手に思い込んであまり意識して聴かなかった人です、現代のテナーらしい重厚さと緊張感を伴うメロディをこんなに聴かせてくれるプレイヤーだったんですね、目が覚める思いです。小気味良くスマートにスウィングするLTCをバックに歌い上げるテナー、うん、コレはいい出会いでした!

 2ND「A DIFFERENT VIEW」に関してはucchiさんのところがストレートに魅力を言われてて,私が言うより解ります。私はコチラで見かけて欲しくなりました。

| | コメント (4) | トラックバック (1)
|

TRIO ACOUSTIC 「GIANT STEPS」

 喉が痛い時も有りましたが、インフルエンザは発病せず、ホッと一安心。昨日の楽しい忘年会の疲れがちょいと出て、今日は久しぶりに朝寝坊、爽やかな気分です。

 買い物ついでに銀行で、お年玉用のピン札を両替しに行くと結構な混雑ぶり、窓口の順番待ちの間にちょっと観察してるとATMと同じくらい両替機がフル稼働で、商い人よりも一般の方が多い、どうやら目的は私と同じの人たちのようです。こんな所にも年の瀬の雰囲気が漂いますな。

 珍しく今回はオリジナルを一曲も入れてないですね、TRIO ACOUSTICの新作「GIANT STEPS」Giant_steps

  1. BE-BOP (DIZZY GILLESPIE)
  2. BALLAD OF THIN MAN (BOB DYLAN)
  3. PRINCE OF DARKNESS (WAYNE SHORTER)
  4. ALWAYS AND FOREVER (PAT METHENY)
  5. GIANT STEPS (JOHN COLTRANE)
  6. MOSCOW NIGHTS (VASILI PAVLOVICH SOLOVIEV-SEDOY)
  7. IT'S ALL RIGHT WITH ME (COLE PORTER)
  8. SOME OTHER TIME (LEONARD BERNSTEIN)
  9. TIME REMEMBERED (BILL EVANS)
  10. WELL YOU NEEDN'T (THELONIOUS MONK)

 彼らのオリジナルは好きなので入ってないのは残念でしたが、いつも通り骨太なリズム隊と饒舌なピアノで期待に応えてくれています。1曲目など正にTRIO ACOUSTICらしい力漲るプレイ!「ALL OF YOU」でも演っていたタイトル曲は7分半と倍以上の力演、当時よりも更にダイナミックな演奏で聴き応えアリです。熱気を帯びる7曲目もさすがです、2分半の深遠なベース・ソロからテーマへ、徐々に盛り上がるピアノ、すばらしい歌いっぷりです!バランスも前作「GYPSY EYES」同様、コレくらいがちょうど良く、かえってベース、ドラムの迫力が伝わりますね、次回作ではまたメロディアスなオリジナルを期待したい!あっ、2曲目って凄くいい曲ですね、ボブ・ディランには全く疎いものでして、、、

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

EDDIE HARRIS 「EXODUS TO JAZZ」

 昨日お正月に東京の本家に持っていくお年賀を買いに横浜へ。何にしようか迷った挙句、去年と同じ高島屋さんの地下にあるオークスハートの飲むお酢にしました。3,4年前に妻が仕事先で貰ってきて以来のファンで、色んな香りがあってとても楽しい。私は4~5倍に割ってもムセてしまうので、もっと薄めます。250mlで1200円~1400円くらいと、ちとお高めなのでプレゼントとか特別な時に買うことにしてます。お酒を飲まない人、お酢が苦手な人にいいかも。Img_0310

 前回、デューク・ピアソンのEXODUSを聴いたら無性に聴きたくなってしまいました、EDDIE HARRIS 「EXODUS TO JAZZ」。やはり泣きの名演です。まるでアルトを吹いているような繊細さ、何とも言えない寂寥感が心に響きます。線が細いと言われる人もいるかも知れません。Eddie_harris_exodus_to_jazz

  1. EXODUS
  2. ALICIA
  3. GONE HOME
  4. A.T.C.
  5. A.M. BLUES
  6. LITTLE GIRL BLUE
  7. VELOCITY
  8. W.P.
  9. EXODUS (シングル・ヴァージョン)
  10. ALICIA (シングル・ヴァージョン)

 本作では更に物悲しいALICIAという曲もすばらしい、消えていく灯火のように切ない隠れた名曲です。何故そんなに悲しくなりたいのかと言われちゃいそうですね、いやいや、スカッとスウィングする4曲目、7曲目はバップ魂が炸裂!JOSEPH DIORIOのギター、WILLIE PICKENSのピアノがガッツ溢れて気分爽快です。さすがシカゴのプレイヤー、3曲目のブルージーな演奏は御手の物ですな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

DUKE PEARSON 「BAG'S GROOVE」

 妻がインフルエンザに罹ったようです。術後の定期検診に病院に行ったら貰ってきたようで、何とも本末転倒なお話。さっき若者を狂わすことがあるタミフルを飲んできたらしい。三日くらい前からなので多分私も菌を頂戴してる。やだなぁ、この年の瀬に寝込むのは、、、

 DUKE PEARSON 「BAG'S GROOVE」、このアルバムをレコ屋さんで見かけなくなってから、10年近く経つような気がします。多分、1997年に英国仕様のジャケット「ANGEL EYES」として紙ジャケでリリースされたのが最後だと思います。言い出したらキリがありませんが、こういう作品は出して欲しいものですね。

 フレディ・レッドと並んで良い曲が書けるPEARSONのトリオ作の中で、コレが最もすばらしいです。力強いリズム演奏に乗って、肩のこらない軽いタッチと豊かなメロディが堪らない。ブルーノートのトリオ作では感じられない決定的な美旋律が多く、捨て曲がありません。Duke_pearson_bags_groove

  1. BAG'S GROOVE
  2. LE CARROUSEL
  3. I'M AN OLD COW HAND
  4. JEANNIE
  5. SAY YOU'RE MINE
  6. EXODUS
  7. LE CARROUSEL (ALT. TAKE)
  8. I'M AN OLD COW HAND (ALT. TAKE)
  9. SAY YOU'RE MINE (ALT. TAKE)

 好きなのがオリジナル2、5曲目。2曲目はリズミックなドラムにピアノのメロディセンスが光るPEARSONの真骨頂。5曲目は胸に迫る哀愁の名曲、機会があれば是非、心穏やかに味わって欲しい。3曲目はテナーのソニー・ロリンズの朴訥とした名演に比べてスピード感があって、歯切れ良し!6曲目はポール・ニューマン主演の「栄光への脱出」のテーマ、エディ・ハリスの演奏が泣きの名演ですが、本作では侘しさを残しつつ、小気味良い小曲にまとまっててコレも良いです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

SHEENA DAVIS 「YOUNG AT HEART」

 今日は北鎌倉の実家で姪っ子と母の誕生日祝いを兼ねたクリスマスの食事会、誕生日は二人とも一月なんですけどね。で、プラプラと北鎌倉駅から歩くことにして、円覚寺前を通るとまた紅葉の名残を発見。散り際の桜にも感じますが、終わりかけの紅葉の風情もいいものです。Img_0267

 実家に着いて待っていたのが鎌倉、由比ガ浜にある宅配御膳、釜寅の鰻!たれの甘味がしつこくない、鰻は肉厚、あらら、コイツはイケる!しかも上げ底してないので飯がどんぶり盛り、量が見た目と違う!チラシには、最初は釜飯で、次に薬味を入れて、最後はだし汁でお茶漬けに、とのこと。どう食べても美味しかった。ついでに茶漬けは漬物、わさびでも色々楽しめます。Img_0295

 本日は英国の歌い手、SHEENA DAVIS 「YOUNG AT HEART」、ジャジーな歌声ではないかもしれませんが、癖のない素直な感じが耳に心地良い、優しさが沁みますな。Sheena_davis_young_at_heart

  1. YOUNG AT HEART
  2. IT MUST BE LOVE
  3. SEASONAL MEMORIES
  4. GET A FEELING
  5. I CRIED FOR YOU
  6. SENTIMENTAL JOURNEY
  7. SWAY
  8. ONLY YOU
  9. UP ON THE ROOF
  10. WHEN I GROW TOO OLD TO DREAM
  11. BUT HEY ! THAT'S LOVE
  12. WHEN YOU WISH UPON A STAR

 アップ・テンポでスマートにスウィングする5曲目のような曲もいいですが、私は1曲目の程よく切ない情感がとても好き、スーッと眠気に誘われてしまいます。3曲目は何処か哀愁が漂うオリジナル、GUY BARKERのトランペットの遣る瀬無い歌心が心に響きます。8曲目のバラードもイケます、やっぱりトランペットが切ない。何でしょう、メイン・ディッシュというより口直しの柑橘系のシャーベットのような作品ですね。2003年録音。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

THE JAZZ FIVE 「THE FIVE OF US」

 さむっ、、、コチラは生憎の曇り空、先ほど新聞のおばちゃんが今月早めの集金に来て、「雪降るかも、、、」なんて言ってました。今日は大人しく家事に勤しみますかな、足の裏まだ痛いし、、、

 今年はオイルの高騰で省エネ暖房器具が流行ってるそうですね、我が家でも寒い時期は湯たんぽが欠かせません。何でも昔九州の骨董市で買ったものらしく陶器製、なかなか趣があってお気に入り、湯たポンと呼ばれております。熱湯入れてフトンの中に転がしとけば一日中ポカポカだし、湯は温めなおして何度も使えるし、優れた省エネ暖房器具です。Img_0264

 澤野工房さんはコレも出しますかねぇ、THE JAZZ FIVE 「THE FIVE OF The_jazz_five_the_five_of_us US」。英国モダン・クラリネットの名手にしてテナー・マンのVIC ASHとバリトンのHARRY KLEINが結成した幻のグループ。コレしか見たことがありません。1960年、ちょうどタビー・ヘイズ&ロニー・スコットのザ・ジャズ・クーリアーズが解散した翌年の録音。二管テナーのクーリアーズとは一味違うサックスの醍醐味が味わえます。1曲目THERE IT ISは、ちょいとファンキーなテーマから溌剌としたテナー、バリトンのソロ・リレー、小粋に歌うBRIAN DEEのピアノも快調、この人は94年の「CLIMB EVERY MOUNTAIN」で通を唸らせたピアニスト、1960年当時は23歳で既に名手の片鱗が窺えますぞ。山場は2曲目のタイトル曲でやってきます!ピアノを皮切りに二管のテーマ・ユニゾンが決まる、後に続くテナーのハードな歌心が堪らなくいい!バリトン、ピアノのソロが更に追い打ちを掛けてテナー~ドラム~バリトン~ドラム×2の短い交換、ハードボイルドだぁ~、くーっ、カッコいい!!渋いミドル・テンポの3曲目’PON MY SOULでグッと気持ちを落ち着かせるも、ブルージーなBRIAN DEEがメチャメチャ光る!4曲目唯一のスタンダード、AUTUMN LEAVESではテーマでテナーを、ソロでは温か味溢れるクラリネットを披露、寛ぎの間を感じさせるすばらしい腕前を聴かせてくれます。5曲目HOOTIN'は須永さんのコンピにも入ってました、痺れるようなミドル・テンポでテナーの情感がタップリ、ここでもピアノが良い!ラストSTILL LIFEはアップ・テンポでバリトンがアンサンブルでも前に出てきた唯一の演奏、シャープにスウィングするもうひとつの山場ですぞ!

 久しぶりにエライくどくなってしまいました、、、

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

CHARLY ANTOLINI 「THE DRIVERS」

 よく歩いてヘトヘトです。今日の散歩ルートは横浜~みなとみらい~山下公園~中華街~元町~港の見える丘公園~山手駅、坂を上り下りしたせいか、足の裏がイテテ、、、

 港の見える丘公園から見える風景ってあんなに物々しかったかな、何だか随分印象が変わってしまったような、、、久しぶりに中華街の同發本店で焼きソバを食しまして大満足!ワンタンスープも付いてきて得した気分です。お店でカメラを出すのは結構はずかしいのでちゃんと確認しませんでしたが、この写真お手拭が邪魔だなぁ、、、Img_0251

 今日はちょっと元気が出るのを聴きたい気分、で、色々棚から引っ張ってみたCharly_antolini_the_drivers んですが何となくシックリ来ない。どうするかなぁ、、、ああ、足痛い、、、そこでふと目に留まったのが1988年録音のCHARLY ANTOLINI 「THE DRIVERS」、テナーがDANNY MOSS。お!コレはいいかも、という事で早速PLAY、今日の四枚目にしてやっと来ました!この無骨で逞しいテナーの歌いっぷり、稀代のスウィンガーですな!当時御年61歳、現役バリバリの迫力、吹いてる時の顔つきが渋い!ANTOLINIはあらゆるスタイルを演奏してきたスイスの名ドラマー、本作でもダイナミックなカッコいいオカズを入れながら、堅実さも忘れないプレイで気持ちよいサポート、縁の下の力持ちです。4曲目COTTON TAILでのドラム・ソロが痛快!ジャケットの裏に“TOTALLY JAZZ NO COMMENTS JUST LISTEN !!!”ときてます、なるほど、仰るとおり。

 そう言えばDANNY MOSSは最近どうしてるんでしょう、今年80歳、もう吹かなKeeper_of_the_flame いんですかね、1998年の「KEEPER OF THE FLAME」以来、レコーディングしてないかも。ANTOLINIも叩いてて、こちらもすばらしいです!

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

THE BAD PLUS 「PROG」

 今日は先日の雪辱を果たすべく、肩こり治療の先生に渡すCD作りに再チャレンジ、デスクトップの方はドライヴが怪しいので、仕事で使ってた小さい方でやってみたら、まぁ、早い早い!データ抽出から焼きまで20分くらいで終わってしまいました。なんだ、最初からこっちでやっとけば、バチ当らなかったなぁ、、、今日は治療は五時からなので、余裕を持ってジャケットまで作ってしまいました。早めに出て、カメラで遊んでよう。

 THE BAD PLUSはドラムのDAVID KINGがキー・パーソンですね、ドカドカとImage0005 まぁ、音がデカイ。でも手数が多くて小技も上手い、聴き応えのあるプレイヤーです。ツェッペリンのボンゾが引き合いに出されることも有るようですが、う~ん、どうかな、それだけじゃないような、、、「PROG」はプログレッシヴ・ロックの意味も込められていそうですね、RUSHのTOM SAWYERが7曲目でカヴァーされてるのにはちょっと驚きました。天才ニール・パートの切れ味鋭いドラミングが思い出される、しかもド迫力の音!かなりキテしまいました。DAVID KINGはどちらかというとニール・パートのようなスーパー・テクニシャンですな。2曲目PHYSICAL CITIESもプログレッシヴ・ロックのようなチェンジ・オフ・ペースがスリリングな曲、後半のドラムがカッコいい!本作ではティアーズ・フォーフィアーズの懐かしいEVERYBODY WANTS TO RULE THE WORLDやデヴィッド・ボウイのLIFE ON MARS ?なんてジャズでは取り上げられそうにない曲もドラマティックに演奏されて、昔ロック小僧だった私も思わずニヤリとさせられます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

BERT JORIS 「LIVE」

 コンピューターのドライヴが相変わらず不機嫌でしたが、カメラのソフトがやっと一部インストールできたので大画面で写真を見ることが出来ました。Juhuku

 

今日は鎌倉を少し散歩、秋の名残りを写真に収めて見てみるとさすがに良いカメラ、綺麗に撮れてて大変ご満悦!馬子にも衣装とは正にこのことですね。寿福寺に少し残ってた紅葉の名残り、なかなか際立ってて物悲しい風情がありました。Minato

  ついでにコチラは先日行った、みなとみらいの観覧車の様子。光がとても美しかったです。でもこの日は刺すような寒さで頭痛がしてきまして、手振れ写真がほとんどでした。気に入った写真が撮れると凄く嬉しい。ああ、こうやってハマって行くんですねぇ、、、

 ベルギーの名手、BERT JORIS!持ってるつもりが持ってなかった「LIVE」を見Live つけたのでつい買ってしまいました。2000年の作品。スマートで丸みのある、メロディックなトランペットが魅力的なワン・ホーン・プレイ、アップ・テンポの1曲目BLUE ALERTがカッコいいです!がっつかない演奏とでも言いますか、バックが熱くなってもBERTはとても冷静、恍惚としながらも我を失わない。ただ3曲目YOU AND THE NIGHT AND THE MUSICでは彼も熱が入ってます。もう一人の主役DADO MORONIと本作では四曲ドラムを叩いてるDRE PALLEMAERTS(この人はあまり知らないです。)が迫力の演奏で迫ってくるからでしょう、ここではフリューゲル・ホーンでガッツを見せる!聴き応えある10分間です!!逆に5曲目IT COULD HAPPEN TO YOUのどこか枯れた味わいも寛げます。ここでもピアノのすばらしいソロ、屋台骨というに相応しいリズム隊が徐々に盛り上げてくれます!へへへ、、、コレは良い買い物をしましたよ。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)
|

LARS DANIELSSON & LESZEK MOZDZER 「PASODOBLE」

 今日は先日しくじった煮物に再び挑戦、母にコツを訊こうと電話したら結局要領を得ず、「煮物だけは経験だから、作り方なんて説明できないものなのよ。」と来た。う~む、さすが、凄い適当に作るのに悔しいかな、いつも美味い!息子が母の料理を美味いと思うのは当たり前と思うでしょ?そうかもしれないけど、色々揉めた経験もあって、高校の時は昼飯抜きだったり、かなり厳しい大喧嘩もしました。まぁ、若気の至りですな。、最近では主夫をやってるせいか、さすがだと思うことが多い。妻が何故か母の料理が大好物、貰う料理を何気に楽しみにしているようです。電話をしたら、「あら、偉いわねぇ、、、やってるのねぇ、、、ちゃんと。」ですよ。主夫ですからね、やらせていただいてますよ!

 何か胸騒ぎがする、落ち着かない、、、今日はそんな気分だったので LARS Image0001 DANIELSSON & LESZEK MOZDZER 「PASODOBLE」でホッとすることにします。煮物の雪辱も何とか果たせそうですし。スウェーデンのベーシストとポーランドのピアニストによるデュオ作品。いつもはタイトル曲、5曲目のスリリングな美旋律を聴くために引っ張り出す作品ですが、今日はシーンとした他の曲が何ともシミジミしまして、最後まで美しい美旋律の宝庫。ジャズというにはあまりにも詩的すぎますが、静寂の中で奏でられるピアノとベースの対話は、厳かな雰囲気の中で思わず身を任せてしまってもいいような、味わうといった意識すら必要ない、そんな、たゆたう感じを味わうことが出来ます。

 

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)
|

BUNK JOHNSON 「THE KING OF THE BLUES」

 今年もまた、ノロ・ウィルスが蔓延しつつあるという情報が、、、前のシーズンにやられてしまった人の話によると兎に角酷い目に遇うらしい。外出後の手洗い、うがいは欠かさずやりましょう。

 今日は早速カメラを試しに夜景などを色々撮って来ました。まだコンピューターに繋がるようにセッティングしてないので今日のところはお見せしませんが、感触としては良い感じ。暗いのによく光を拾って、なかなか鮮明。逆にもうちょっと暗い方が雰囲気が出るなぁ、などと妻と確認したりして面白かった。とりあえずまだカメラにお任せの状態で、マニュアルで設定出来るようになるまでには時間が掛かりそう。デジタル・カメラの良いところは、いくら失敗してもいいことですね。気楽なもんです。

 昨日に続き、渋いのを再び。BUNK JOHNSON 「THE KING OF THE Bunk_johnson_the_king_of_the_blues BLUES」は後に起こるニュー・オリンズ・リヴァイヴァルの切っ掛けとなる録音のひとつ。多くの演奏者が繁華街、ストーリーヴィルの閉鎖でシカゴに行った中、BUNKはニュー・オリンズを出なかったトランペット走者、1940年代にウィリアム・ラッセルという人が再発見して注目を集めたそうです。ニュー・オリンズとディキシーランド、昔は違いがさっぱり判りませんでした、黒人ならニュー・オリンズ、白人ならディキシーランドということですが、白人のバンドに黒人が居たりすることも多いので、定義は曖昧になってます。

 録音は1944年、、GEORGE LEWISのクラリネット、JIM ROBINSONのトロンボーンと共に、ブルースの香り漂うノスタルジックかつ寛いだ演奏で、明るく生き生きとした雰囲気が元気をくれますぞ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

BOB CROSBY 「HIS ORCHESTRA &BOB CATS 1937/1939」

 ふ~、妻から大変なものをプレゼントされてしまった。一眼レフのデジタル・カメラ、かなり良い物です。猫に小判ですが、宝の持ち腐れにならないようにしっかり勉強して、使いこなせる様になるべし!Cimg4849

 たまにはこんなのを聴くのも気持ちの良いものです。BOB CROSBY 「HIS ORCHESTRA &BOB CATS 1937/1939」。まだまだ知らないことが多くて上手く言えませんが、ちょいと簡単に申し上げますと、お兄さんはハワイアンを世界に紹介したことでも有名なエンターテイナー、ビング・クロスビー。BOBも歌手を志しましたが、兄貴のようには行かなかったようです。30年代後半からオーケストラ、ディキシーランドのバンドを組んで人気を博したそうです。楽器も演奏しなかったそうで、歌も披露している訳ではないのに何故バンド・リーダーなのか不思議です(一応19曲目で歌声を聴けますが、、、)、良い人だったので御輿になっちゃったのかな。ラグタイム、ホンキー・トンクなピアノ、元気が出るストンプのリズム、賑やかに交錯するトランペットやクラリネットがとても気持ち良いです。Bob_crosby_his_orchestra_bob_cats_1

  1. GIN MILL BLUES
  2. SQUEEZE ME
  3. LITTLE ROCK GETAWAY
  4. FIDGETY FEET
  5. YOU'RE DRIVING ME CRAZY
  6. COQUETTE
  7. WHO'S SORRY NOW
  8. DOGTOWN BLUES
  9. SOUTH RAMPART STREET PARADE
  10. WOLVERINE BLUES
  11. YANCEY SPECIAL
  12. MARCH OF THE BOB CATS
  13. THE BIG CRASH FROM CHINA
  14. BIG FOOT JUMP
  15. FIVE POINT BLUES
  16. A HEAR YOU TALKING
  17. THE BIG NOISE FROM WINNETKA
  18. HONKY TONK TRAIN BLUES
  19. SWINGIN' AT THE SUGAR BOWL
  20. DIGA DIGA DOO
  21. SKATERS' WALTZ IN SWINGTIME
  22. STOMP OFF AND LET'S GO

 何か曲のタイトルがモダン・ジャズとはちょっと違ってて読んでみると妙にカッコ良く響きます。好きなのは9曲目、景気の良いオーケストラ演奏で、奔放な中にもカッチリまとまった良い曲です。12曲目は正にディキシーランド、オケから精鋭を引っこ抜いたスモール・グループの演奏、16曲目のEDDIE MILLERの熱いテナー、ガンガン叩きつけるRAY BAUDUCの短いドラム・ソロが快感!17曲目が変わってて、BOB HAGGARTのベースとホイッスルにBAUDUCのドラムのみ、両者の掛け合いが太く短い、迫力ある演奏です!

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

FRANK STROZIER 「CLOUDY AND COOL」

 今日は打って変わって爽やかな快晴ですね、妻の術後の経過もどうやら良いようなので、そろそろ本格的に求職活動をすべく、その下準備に横浜まで出かけることにしました。ウチでは気が散りますのでちょっとした事務所を訪れて、改めて自分を見つめ直す、これはとても大切で前にも一度やっていますが、結構骨の折れる作業です。早く決めることより、何をしたいのかを重視してじっくりやっていくつもりです。(別にわざわざブログで宣言することもないか、、、)

 事務所を出た後、折角だからとユニオンさんに寄って(まぁ、悪い癖かも)、物色してたら、この間書いたジュリアーノ・ペリンの新作を見つけちゃったので、買ってしまいました。他のお店は見てませんが、さすがユニオンさんですな。3140円と高かったですが、イタリアものは仕方ない、自国の文化は高く売るのがイタリアですから。内容良ければいずれ紹介いたします。(って、こういう宿題が増えてきたような、、、)

 またCDラックを眺めていたら、有るべきものがない!先日(今日じゃないですFrank_strozier_cloudy_and_cool よ。)いつものレコ屋さんに行って購入。何故かあるんだなぁ、こんなマイナーなものは普通はなかなか見つからないはずなんですが。FRANK STROZIER 「CLOUDY AND COOL」は当時、結局オクラ入りになってしまった作品。ワン・ホーンでソニー・クリスに通じる侘び寂び、伸びやかに歌うアルトがすばらしい。リズム隊はあまり知られていませんが、ピアニストのBILLY WALLACEは当時、マックス・ローチからメンバーとしてツアーに誘われたにも拘らず、結局シカゴから離れなかった隠れた逸材、凄味はないですが、フロントを引き立てる演奏で、ソロでは黒人らしいジャズの雰囲気を滲ませるセンスを持ちながら、飽くまで控えめ、嗜みのあるバッキングにとても好感を持ってしまいます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

BUDDY RICH & GENE KRUPA 「BURNIN' BEAT」

 あいにくの雨、う~、今日は寒いですねぇ、丸くなりますな、まだコタツは出してませんが。ウチから見える小さな山の紅葉の名残りと曇り空が何とも侘しげで、ちょいとした風情があります。カラスも鳴いてますし。(いつの間にやら柄にもなく、すっかり風流人になってる、やれやれ、、、)

 いかん、BSで昼と夜に一本ずつ出演映画を放送してて、完全に三船敏郎にハマってしまった。昨日は「風林火山」と「上意討ち 拝領妻始末」、両方とも大作でした。「風林火山」は前に観たことがありましたが、「上意討ち 拝領妻始末」は初めて、最後はちょっと予想と違うエンディングでしたが(言ってしまうと、ワザと斬られて友の仲代さんに向後を託した方が物語としては、よりドラマティック。でも現実的には禄を食んでる仲代さんが友のために藩を潰す真似ができるかどうか分からない。そうすると三船さんの最後はあのようなエンディングのほうが実際ありそうでリアル。)、後半までの物語は武士の意地が伝わって、思わず見入ってしまいました。今日もやります、凄く楽しみな自分が居たりして、、、

 ライナーノーツにいきなり、“ドラムスはジャズの花形楽器だ!!”と宣言されています。ジャズに限らず、リズム隊のかっこ悪いものはあまり聴きたくないものです。余談ですが、例えばレッド・ツェッペリン、ジミー・ペイジのギター・リフはどんなに古典と言われようが、未だに新鮮でカッコいいですが、バンドの原動力は常にボンゾのドラミング、曲を聴いてるとドラムのパワーとあのタイム感に圧倒されてしまいますね。あんな凄いドラマーは二度と現れないだろうなぁ。そう、コルトレーン・グループのエルヴィンもそんな存在。凄い演奏ってリズム隊が大きく左右します。Buddy_rich_gene_krupa_burnin_beat

 随分思わせぶりな書き出しになりましたが、本日はBUDDY RICH & GENE KRUPA 「BURNIN' BEAT」。二人ともスウィング時代からの大名手、何度も対決しています。ドラム・ソロの応酬は勿論、こんなにオカズが美味しいと感じられるプレイは滅多に味わえないですぞ!正にスウィング・ドラムの切れ味は気分爽快、ソロが退屈に感じられるなんて彼らの演奏には有り得ません!さぁ、どっちに軍配が上がりますか、私は甲乙つけ難いですが、切れとダイナミズムでBUDDYかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

GIULIANO PERIN 「FLEXIBILITY」

 昨日は完全な休養日、「士魂魔道 大龍巻」、「椿三十郎」、「侍」と三船敏郎の出演作を何故かず~っと観っぱなしでした。コレだけ何もしないでテレビを観てるなんて最近では珍しい。目が乾いてしまって、左目から涙が止まらない一日でした。おかげで今日は気分も一新、掃除、洗濯がサクサクと捗ってます。

 それにしてもやっぱり「椿三十郎」は何度観ても面白いですね、男衆は陰謀でドタバタやってるのに、女衆は何とも緩~い感じ、三十郎が襖に書いてあるやの字を、やれやれの態で指でなぞるシーンが最高に可笑しい。当時の脚本でリメイクしたんですよね、ちょっと観に行ってみようかな。

 おお!新作が出てるのか、コレは買いに行かねば!GIULIANO PERINは四Flexibility 本のマレットを巧みに捌くヴァイブの名手、艶やかなヴァイブがセッションに小気味良さと程よいスウィング感を感じさせてくれる。前作「FLEXIBILITY」はクィンテット演奏が中心で、軽いブルース・フィーリングが漂う4曲目SWEET LORRAINEはヴァイブが寛いだ歌心を披露。軽快に舞う7曲目FOR KEEPS、8曲目ROBA DA MALLETSも気持ち良い!ピアニスト、MARCELLO TONOLOが良い仕事をしてます。管が登場する曲ではフロントもなかなかの活躍ぶりで、1曲目SPRING BREEZEはヴァイブと共にトランペットのMAURIZIO SCOMPARIN、テナーのJACOPO JACOPETTIが溌剌としたソロを聴かせてくれる熱いスウィング・ナンバー、アルバムの顔ですな、5曲目STAR SOLOもテーマ・ユニゾンからテナーがガツンときてます、流麗なマレット捌きもカッコいい!

 新作ではどうやらテナーが交代してしまったようですね、ふむ、残念、でも良さそうなのは変りません。問題はレコ屋さんにあるかどうか、、、

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

DAVE BAILEY 「ONE FOOT IN THE GUTTER」

 油断して一日掃除機を掛けないとすぐにホコリが溜まります。以前だったら二、三日掛けなくてもヘッチャラでしたが、今はダメですね、髪の毛を一本でも見つけると直ぐに掃除機が頭に浮かびます。あまり潔癖になると病的になるのでそれもどうかと思うんですCimg4833_4 Cimg4830_3 Cimg4806_4 が、、、

 昨日は長谷寺の紅葉ライト・アップの最終日だったので行って来ました、さすがに混雑してましたね。大分色がくすんでしまってましたが、それでもライトに映えて鄙びた雰囲気がいとをかしでした。父曰く、例年に比べ今年はどうしても赤がでなかった、ということです。冷え込むのが少し遅かったし、色付くタイミングがなかったということかな。逆に明月院が例年になく美しかったらしい、見逃しちゃったなぁ、来年を楽しみにしよう。

 いぶし銀!通好みの寛ぐライヴ・セッション、DAVE BAILEY 「ONE FOOT Dave_bailey_one_foot_in_the_gutter IN THE GUTTER」なんてどうでしょう。肩の力が抜けるブルージーな演奏は黒人独特の味わいです。DAVE BAILEYはミュージシャンズ・ミュージシャン的なドラマー、目立つテクなど披露せず、本作ではリーダーでありながら全く裏方に徹してしまう。CLARK TERRYの寛いだ遊び心、JUNIOR COOK、CURTIS FULLERの温か味溢れるソロ、ブルース・フィーリングが滲み出るHORACE PARLAN、20分弱の3曲目SANDUなど、ゆったりとしてちっとも飽きが来ない名演です!こういうのにまた痺れちゃうんだなぁ、、、

 リーダー作は少なく5枚程、でもみんな気持ち良いモダン・ジャズの醍醐味があってすばらしい。サイドメンがのびのびと演奏してきっとやり易いんですね、メンバー紹介の時に周りに促されて、テレながら自己紹介するところなど、控えめな人柄がよく出てます。周りを活かす隠れた名手です。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)
|

TED CURSON 「POP WINE」

 昨日の忘年会、別名「爺を囲む会」はとても楽しいヒトトキでした。Sさん、体にはくれぐれもお気をつけて。Kさん、次はちゃんと肩をお揉みいたしましょう。Nさん、香港の写真凄く面白かったです。Tさん、忙しいところわざわざ、久しぶりに飲めてとても嬉しかったです。N女子、お騒がせしてすみません、でもまたお邪魔します。最後に当会を開催してくれたJFFYKbeckさん、いつも有難うございます。土産に頂いたプーアル茶を妻と今飲んでます、ヘ、ヘ、ヘ、激ウマ!皆さんまた是非囲みましょう! 2_21_6  

 「爺を囲む会」は国分寺で行われたんですが、スタート前に武蔵野のかほりを一服喫して参りました。駅南口を出て直ぐの憩い処、殿ヶ谷戸庭園、ここはすばらしい紅葉を味わえます。朱に染まるもみじの木の枝ぶりといい、鮮やかな黄色のイチョウといい、なんとまぁ、、、ベスト・スポットは竹林を背に、まるで谷間から見上げているような一面の朱と隙間から覗く一点の黄のコントラスト。下手な写真ばかりだったのでお見せできないのが何とも残念、来年は晴れた日に観に行きたい、出来れば写真も上手くなってね。 Photo_4 Cimg4781                                                                              

 ハンニヴァル・マーヴィン・ピーターソンに通じる熱狂の嵐!1971年、当時フランスで最も強力なGEORGES ARVANITASのトリオをバックに、強烈なトランペットを聴かせるTED CURSON 「Pop Wine、この息も吐かせぬ興奮、思わずトリップしてしまうスピリチュアルな世界、ガップリ四つの傑作です!Ted_curson_pop_wine

  1. QUARTIER LATIN
  2. FLIP TOP
  3. POP WINE
  4. L.S.D. TAKES A HOLIDAY
  5. LONELY ONE

 正直全曲カッコよくて、捨て曲が有りませんが、一番のお気に入りを敢えて申し上げれば4曲目。タイトルからして何かデンジャラスな予感、スリリングな怒涛の12分45秒!アヴァンギャルドが苦手な方はどうかと思いますが、熱くなりたい方にはお勧めですぞ!

| | コメント (2) | トラックバック (0)
|

TORE JOHANSEN 「LIKE THAT」

 今日はこれから忘年会、嘗てのお仲間やお世話になった方々と久しぶりに再会です。という事で妻の夕飯作りで朝から忙しい、主夫の務め、帰ってきたらチンするだけで食べられるようにしとかないとね。献立はバッチリ(だと思う、、、)、後は余計なことして失敗しないように心がけるのみ!

 丸みのある柔らかいトランペットが気持ち良い作品、TORE JOHANSEN 「LIKE THAT」、スマートな北欧らしい逸品です。本作を出したGEMINIはノルウェーのレーベルでなかなか厄介なところ、良い作品が多いんですが入荷し辛いので名盤がレア盤になってしまいます。EGIL KAPSTADやTOTTI BERGH、BJARNE NEREMなんか探してる人も多いのではないでしょうか。ネットでは試したことは有りませんが、現役時代は入らなくて苦労しました。Like_that_2

  1. THE INNER CHILD
  2. WALTZ FOR BILL
  3. I AM THAT
  4. NEW DAY TOMORROW
  5. LIKE THAT
  6. ALONE
  7. PRESENCE
  8. WATCHING SHADOWS
  9. NORTHERN SUN
  10. OLD LOUIS
  11. TO ALL FOUR WINDS
  12. UNTITLED MEDITATION
  13. THE END OF THE DAY SONG

 久しぶりに聴いてみたら師走に似合う温かい雰囲気で、ちょっとクリスマスに寛ぎたいですね、ストリングスが参加している1、4、5、6、8、10曲目が優しく、更に名歌手KARIN KROG(1964年のデビュー作「BY MYSELF」はすばらしいです!)が参加の4、5、8、9、13曲目での渋い味わいが師走気分を盛り上げてくれます。クィンテット演奏では2曲目が小気味良いスウィング感と優しいメロディが光ります!サックスのJUKKA PERKO、こんな良いプレイヤーだったか!持ってない、探してみよう。御大LARS JANSSONのピアノは言うこと無しにすばらしいですな!

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

MARCO DI MARCO 「UN AUTUNNO A PARIGI」

 昨日は肩こり治療の日。先日すっかり勘違いして、肩こりの治療をすっぽかしてしまいました。思い込みはいけませんね、先生は笑ってましたけど、結構予定に穴が空くのってイタイはず。ちょっとお詫びにお気に入りのベストCDでも作って、差し上げようと思ったのが昨日の苦痛の始まりでした、、、

 治療の予約は午後三時、四十分もあれば間に合うから、朝の九時からゆとりを持って作り始めよう。

 楽しい選曲、ジャズ分からないって言ってたから今回はピアノ・トリオでかためて、しかも新しめで、コレがジャズ?!と思ってもらえたらシメシメ、、、

 そんなことを思いながらササッと選曲、

 なかなかいいぞ、フ、フ、フ、さすがオレ!(我褒め)

 意気揚々とコンピューターでやき始めたら、途中でドライヴが、ブ~ン、ブブブ、シュン、シュン、シュンシュン、、、

 って、おい!この間修理出したばかりだろ、何止まっとんねん!

 時間ギリギリまでの悪戦苦闘の甲斐なく、結局ドライヴは甦らず、どうやら鬼籍に入ってしまったようです。

 治療院に行くと先生が「肩、重症だなぁ。」

 そりゃそうです、五時間近くもコンピューターにクギ付けだったんですから、、、

 訳を話すと「ああ~、別に気にしなくていいのに、でもそれは大変でしたねぇ。」と先生。トホホ、、、すっぽかしたバチが当りましたよ。

 1970年、GEORGES ARVANITAS の傑作「IN CONCERT」の翌年ですね、Marco_di_marco_un_autunno_a_parigi MARCO DI MARCO 「UN AUTUNNO A PARIGI」。リズム隊が「IN CONCERT」と同じ、GEORGESもMARCOとは友人、本作に賛辞を呈しています。JACKY SAMSONとCHARLES SAUDRAIS、この二人のバックの作品はまず間違いなくカッコいいです。ジワジワくるアルコ・ベースから呪術的なリフレイン、ブルースをベースにピアノが思索に耽る、多彩なドラミングが徐々に興奮を誘う1曲目FONTAINEBLEAU(オリジナル)、コレは痺れます!タイトル曲は晴れた日の昼下がりにちょっと散歩にでも出かけるような寛いだ感じに癒され、3曲目LE CHAT QUI PECHEはミドル・テンポの小気味良いスウィング・ナンバー、どこか憂いのあるメロディがとても素敵な小曲。4曲目では再び瞑想、不穏な空気が漂うダークな雰囲気で自由自在なベースがいい。5曲目の美しいピアノ・ソロで気分を変えて、ラストはハイ・テンポでピアノが絶え間なくアドリヴを弾きまくる、おお!「IN CONCERT」を思わせます、LIVEで演ったらかなり燃える曲でしょう!

 他にもいい作品あります、比較的手に入りやすくなって嬉しい限りです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

GIOVANNI MIRABASSI 「PRIMA O POI」

 妻が宝くじを買ってきました。今年は色々有ったし、厄落としみたいな気持ちも込めて買ってきたようです(何だそりゃ?!)。

 我が家に宝くじがあるのは初めて、子供の頃は年末は必ず買ってました。外れる度に「まぁ、やあねぇ、一億円なんて当らなくていいから、5万円とか、10万円とか、ちょっとでも当れば嬉しいのにねぇ、、、」とよく母がぼやいてました。ハ、ハ、ハ、いや全くだ。

 でも宝くじって凄いですね、当ったらどうしようか、結構ワクワクしちゃいます。最低300円で一ヶ月も楽しめる物なんて滅多にないですな。

 ゾクゾクするそのドラマ性、力強く、泉の湧き出るような美旋律の連続、Giovanni_mirabassi_prima_o_poi GIOVANNI MIRABASSI 「PRIMA O POI」、ちょうど2年前の今頃リリースされましたが、未だにそのすばらしさは色褪せません!既に知っている限りでも(リーダー作以外も)本作を含めて8枚出てますが、どれもカッコいい!その中でもコレは格別です、1曲目でいきなりヤラレてしまいます!アドリヴを聴いて思わず悶えてしまう程のメロディライン、盛り上がった時の快感はちょっと他では味わえません!5曲目ハウルの動く城のテーマなんて演ってしまいますが、滲み出る叙情が堪らないです。本作ではゲストにFLAVIO BOLTROが3曲参加、郷愁を感じる10曲目IL BANDOLERO STANCO、切ないミュートとエレガントなピアノ、ドラムまでそのシンバルの表情が麗しい7曲目L'INGENERE、極め付きはダイナミックなリズムでトランペット、ピアノが歌う3曲目SYMPHOMANIAX!そろそろ新作が出るんじゃないかな、まだ?首を長~くして待ってるんですけど、、、

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

refleks 「refleks」

 ちょっと妻の術後の経過をお知らせしようと思います。妻の病気は子宮筋腫、色々あるようですが、妻の場合はレモンくらいの大きいのが一つ、ひとまわり小さいピンポン玉くらいのものが十個ほどありました。それらを湘南鎌倉病院で取り除いたわけですが、まだ動きによっては多少の痛みがあるようです。病院や手術の程度によって長い所だと十日以上の入院もあるようですが、妻の入院は四日、会社復帰まで十三日でした。

 最近気が付いたのは両足が気のせいかすっきりしてること、「何か、足細くなった?」と訊いたら、「細くなったかどうか分からないけど、浮腫んでて疲れやすかったのに、今はそれを感じない。」とのこと。明らかに苦しんでた頃と雰囲気が違います。会社では肌の色艶が良くなったと言われたようで、少し嬉しそうでした。

 どれだけ筋腫が体に悪影響を与えていたことか、何もしなければ、閉経するまで大きくなる厄介者ですね。多くの女性が悩んでいると聞きました、プライドを傷つけるイヤな病気ですね、おかしいと思ったら兎に角お医者さんに相談して下さい。

 デンマークのピアノ・トリオ、refleks「refleks」は2006年に出ましたが、レコRefleks_refleks ーディング・デイトも分からない、ジャケットだけではピアノ・トリオかどうかも判断できない困った作品(多分、ピアノの前に座ってるのではないかと、、、)。2004年にデビュー作が出ているらしいです。出た時に、聴かなきゃお客さんに説明できないから、買っちゃおうと賭けに出たら、結構当たりでした。(賭けに出てハズレた時の悲しさときたら、、、)

 1曲目LOVESONGの耽美で叙情的なピアノのメロディ・ラインが非常に良いです。ヨーロピアンの美旋律ですね、楽器の音もよく録れてるんじゃないかな、ナチュラルに響きます。目立ちませんがベースが気持ち良くて好きだなぁ。3曲目THIS IS NOT THE END、力強いドラムから自在に拡がるピアノのアドリヴが饒舌だ!7曲目THOUGHTSも小気味良いリズムと流麗なメロディ。全体的に小難しくならずにしっとりとした雰囲気、スウィング感がもっと欲しいと仰る方もいるかも知れませんが、それは次回作に期待しましょう。メロディが味わい深いなかなかの秀作です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)
|

RITA REYS 「MARRIAGE IN MODERN JAZZ」

 近所に紅葉の綺麗な所はないかと、大船に買い物に行くついでにいつもとは違うルートCimg4764_2 を歩いてみたら、そのうちどこ歩いてるのか分からなくなって、結局大船着くまでに一時間半も歩いてしまった。コレといった紅葉にも出会えず残念でしたが、変なもの発見。何かの貯蔵タンクに見えますが既に使われてはいないようで不気味な感じ、色とりどりの木々に囲まれてちょいとシュールでした。(写真が下手でお恥ずかしい、、、)

 ホットにスウィングする名盤「JAZZ PICTURES AT AN EXHIBITION」もすばらしいですが、この「MARRIAGE IN MODERN JAZZ」の小気味良い寛ぎ感溢れる雰囲気も堪りませんぞ!RITA REYSは「欧州ジャズ界の大統領夫人」と呼ばれていたんですって、まともにライナー読んでなかったので知らなかった。歌声がセクシーという訳ではないですし、絶世の美女という訳でもない。歌声を聴くのが気持ち良いんですな、スウィング感が抜群でパンチあって、ピシッと決まってカッコいい、そんな歌手ですね。Marriage_in_modern_jazz

  1. SUMMERTIME
  2. BROADWAY
  3. I'VE GOT THE WORLD ON A STRING
  4. NO MOON AT ALL
  5. HOW DEEP IS THE OCEAN
  6. HAVE YOU MET MISS JONES
  7. TOO CLOSE FOR COMFORT
  8. LIKE SOMEONE IN LOVE
  9. I'M GETTING SENTIMENTAL OVER YOU
  10. THOU SWELL
  11. WILLOW WEEP FOR ME
  12. BUT NOT FOR ME

 本作は1960年、ドラムレスで代わりにギターが入るオールド・スタイルのピアノ・トリオがバック、程よい空間が生まれて何とも小ジャレてます。もう既に名手の片鱗を聴かせてくれるPIM JACOBSのピアノがすばらしい!歌いながらちょいと語りかけてくるようなRITAも最高にクール、これもほろ酔い気分の時の友になってくれる大好きな作品です。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

CHARNETT MOFFETT 「FOR THE LOVE OF PEACE」

 昨日は妻の復活祝いで、久しぶりに手間の掛かるスープと煮物にトライしました。スープはローリエやらブーケ・ガルニやらお金の掛かる小物が必要でとても面倒くさい、いつもはちょいと手抜きものにするんですが昨日はかなり本気モード、まぁいいか、大げさなこと言って実はただのヴィシソワーズなんですけどね。こちらは成功しましたが、煮物の方は、、、何だろうコレ、水分量を思いっきり間違えまして、見るも無残な物になってしまった。変なシチューみたいです。余計なことすると必ず失敗しますね、特に和食は危険。ところが結構味が悪くないので余計ガックリ、二度と作れない新メニューということにしておきました。

 CHARNETT MOFFETTはあまり知らないですし、関心を持ったことがないプFor_the_love_of_peace レイヤーだったんですが、「FOR THE LOVE OF PEACE」はたまたま出た時に聴いてしまって、一時期大変ハマリました。キャリアは既に長く、ジャンルに捉われないスタイルを志しているようです。本作では1970年前後のジャズを思わせるスピリチュアルな雰囲気とCHARNETTのブ厚いベースにヤラレてしまいます。コルトレーンの「至上の愛」に通じるコンセプト・アルバムですね、2分台以下の曲がほとんどでシンプルで美しいメロディ、女性のハミングや語りが神聖さを醸し出し、突然地響きのように展開するフリースタイルの怒涛の演奏に手に汗握ります! 圧巻は3曲目NUMBERS、吹きまくるMONDRE MOFFETTのトランペット、グィグィ引っ張る強力なリズム陣、ウッド・ベースが太い!聴き応えある7分15秒です。6曲目THE CALLING(2'25)がすばらしい!哀愁のメロディが重厚感溢れるベースとハミング、トランペットで奏でられる。ミディアム・テンポで力強い演奏ながら空間や静けさあって最も好きな曲。全曲オリジナルですが、アルコ演奏やフレットレス・ベースも出てきて、ベース好きにもかなり楽しめる作品です。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)
|

WEBSTER YOUNG 「FOR LADY」

 今日から妻が元気に会社復帰しました。ということで、また一人でウチを守る日々が再開です。何してたんだっけなぁ、、、まず掃除しますか。

 この間まで病院に行き来してたのは何故なのか、ちょっと明かしますと、妻が手術をしたから。初めての経験なのでさすがに心配でしたが、大変なのは本人なので、なるべくヘッチャラを装ったつもり、でも多分ビビってたのバレてましたね。妻の方が内心は兎も角、よっぽど平気な顔してました。体勢によっては多少痛いようですが経過も良好で一安心。今は切った後、癒着が怖いからすぐ歩かされるんですね、先生に何かというと「歩け~、歩け~!」って言われてました。う~、痛そう、、、

 今日は無理せず定時に帰るように言いましたが、どうなる事やら、、、まぁ、美味いもん作っておきましょう。

 今日も寛ぎの逸品でいきます。レコ屋さんに勤めてた時、我がジャズ師匠が「こういうのを置いてるお店がジャズを知っている良いお店。」と言ってました。WEBSTER YOUNG 「For Lady。なるほど、久しぶりに引っ張り出しましたが、ビリー・ホリデイに生前捧げられた作品にしてYOUNGの貴重なリーダー作、コルネットの鄙びた歌心が何ともいいですぞ!Webster_young_for_lady

  1. THE LADY
  2. GOD BLESS THE CHILD
  3. MOANIN' LOW
  4. GOOD MORNING HEARTACHE
  5. DON'T EXPLAIN
  6. STRANGE FRUIT

 1曲目はオリジナルで凛とした美しさと何処か切ないテーマがとても印象的、ビリーその人の雰囲気はきっとこういう感じだったんでしょう。ミュートを付けたコルネットの響き、ポール・クィニシェットの語りかけるような滑らかなテナーが寛ぎながらも堪らなく切ない。他はビリーの愛唱曲、更にグッと押えた心安らかな2曲目、古き良き時代を感じさせる3,4曲目、物憂げな味わいのミュート、シンプルなアール・メイのベースがとてもいい5曲目、実はとても怖い6曲目、ビリーの歌でのこの曲はあまりに壮絶でなかなか聴けませんが、遣る瀬無さや悲しみが滲み出る本作でのコルネットは味わい深いです。

 

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)
|

« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »