DAVE BAILEY 「ONE FOOT IN THE GUTTER」
油断して一日掃除機を掛けないとすぐにホコリが溜まります。以前だったら二、三日掛けなくてもヘッチャラでしたが、今はダメですね、髪の毛を一本でも見つけると直ぐに掃除機が頭に浮かびます。あまり潔癖になると病的になるのでそれもどうかと思うんです
が、、、
昨日は長谷寺の紅葉ライト・アップの最終日だったので行って来ました、さすがに混雑してましたね。大分色がくすんでしまってましたが、それでもライトに映えて鄙びた雰囲気がいとをかしでした。父曰く、例年に比べ今年はどうしても赤がでなかった、ということです。冷え込むのが少し遅かったし、色付くタイミングがなかったということかな。逆に明月院が例年になく美しかったらしい、見逃しちゃったなぁ、来年を楽しみにしよう。
いぶし銀!通好みの寛ぐライヴ・セッション、DAVE BAILEY 「ONE FOOT IN THE GUTTER」なんてどうでしょう。肩の力が抜けるブルージーな演奏は黒人独特の味わいです。DAVE BAILEYはミュージシャンズ・ミュージシャン的なドラマー、目立つテクなど披露せず、本作ではリーダーでありながら全く裏方に徹してしまう。CLARK TERRYの寛いだ遊び心、JUNIOR COOK、CURTIS FULLERの温か味溢れるソロ、ブルース・フィーリングが滲み出るHORACE PARLAN、20分弱の3曲目SANDUなど、ゆったりとしてちっとも飽きが来ない名演です!こういうのにまた痺れちゃうんだなぁ、、、
リーダー作は少なく5枚程、でもみんな気持ち良いモダン・ジャズの醍醐味があってすばらしい。サイドメンがのびのびと演奏してきっとやり易いんですね、メンバー紹介の時に周りに促されて、テレながら自己紹介するところなど、控えめな人柄がよく出てます。周りを活かす隠れた名手です。
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コメント
長谷寺行かれたのですね、ライトアップしていると聞き、私も先日行ってきました!入るまでに並んで10分くらい待ちましたが、それがかえって気持ちを盛り上げるというか、なんだか初詣の前哨戦のよう。でも、入るとゆっくり見れますよね。池に映った紅葉と、夜の観音様がとても素敵でした。ジャズカバさんの写真も素敵ですよぉ!
投稿: tak | 2007年12月10日 (月) 21時29分
takさん
お返事遅れてすみません。ライトアップされた紅葉はなかなか風情があって綺麗でしたね、例年通りの色が出てたら、もっと凄いのかと思うと来年が本当に楽しみです。
写真お褒め頂いて恐縮です、実は私が撮ったものはまたしてもヘタッピで妻が撮ったものを拝借いたしました。
投稿: ジャズカバ | 2007年12月12日 (水) 11時31分