DON FAGERQUIST 「EIGHT BY EIGHT」
寒い!ですが寒いと冬らしくて、どこか安心したりします。苦手ですけどね。雪国の人たちは雪かきばかりで堪ったもんじゃないか、、、
テレビのコメンテーターの人が昔はこんなもんじゃなかったと言ってましたが、確かにそうかも。ガキの頃は顔が固まったり、手足が霜焼けになったりしてたけど、今はないですね、コチラでは本当に雪が降らなくなりました。
寒気が居座ってるだけで今年も暖冬だそうな、地球温暖化か、、、どうすりゃいいんですかね、車に乗らなければいいのか(運転はしませんが。)、暖房をしなければいいのか(つい点けてしまいます。)、煙草を吸わなきゃいいのか(乗り物やウチの中では吸いません。)、、、
七年ほど前にカナダのエンジェル氷河に行ったことがあります。鳥が翼を広げているような美しい氷河でした。ツアー・ガイドさんが、自分が行きたいからといって本部に内緒で連れて行ってくれた所(もう時効でしょう。)。昔は氷が下まで大きく繋がってたそうです。最近の様子をネットで探してみたら私が行った時より、氷の解けた下の池(湖?)にゴロゴロと、転がってたり浮かんだりしてた氷があまりないし、地面の土も赤みを帯びて様子が変わってるように見えました。いつかエンジェル氷河があった所と紹介されてしまうのかなぁ、、、
ウェスト・コーストの名トランペッターでありながらリーダー作は本作しかない、DON FAGERQUIST 「EIGHT BY EIGHT」、様々なセッションに参加している名脇役です。彼の魅力は涼やかで明朗な歌いっぷり、程ほどを知ったクールな味わいですね。パリッと小気味良いトランペットがいい。
- AREN'T YOU GLAD YOU'RE YOU (VAN HUESEN,BURKE)
- EASY TO LOVE (COLE PORTER)
- SMOKE GETS IN YOUR EYES (KERN-HARBACH)
- ALL THE THINGS YOU ARE (KERN-HAMMERSTEIN Ⅱ)
- THE SONG IS YOU (KERN-HAMMERSTEIN Ⅱ)
- TIME AFTER TIME (STYNE-CAHN)
- EASY LIVING (ROBIN-RAINGER)
- LULLABY OF BROADWAY (WARREN-DUBIN)
本作はウェスト・コーストのスマートな雰囲気がとても良い、今の私のようにちょいと気持ちにゆとりがないと感じてる人には嗜みのある粋な感じが気持ち良いと言うか、我に帰れるというか、、、
特にアンサンブルを抑えてトランペットが切々と歌う3、7曲目辺りはちと心に沁みます。滑らかなHERB GELLERのアルト、寛いだMARTY PAICHのピアノもすばらしい。そう、他にもBOB ENEVOLDSENやMEL LEWISとウェストの名手が熱気溢れるイーストとは一味違う洗練された趣で何だかとても癒されます。
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