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2008年2月

KAREL KRAUTGERTNER ORCHESTRA 「JAZZ KOLEM KARLA KRAUTGERTNERA」

 ちょっと心のダメージが大きく、何も手に付かない日々でしたが、やっと何とか立ち直れそう。コレも周りの人たちの励ましのおかげですね、感謝、感謝です。

 心機一転、髪の毛をバッサリ切ってやり直しです。実は30cmくらいあった長髪を切りました。10年以上こんな頭だったので何だかとても寂しい気もしますが仕方ない。失恋した女性はよく髪を切るといいますが、どうなんでしょう、気分としては似たものがあるんですかね。折角切ったんだから世の女性みたいにスカッと行きたいところです。

 妻が切った髪の毛持って帰って来いですって、どうするんですかね、、、

 久々だ、どうしよう、、、な~んてね!凄い作品に出会ってしまいました!!Karel_krautgertner_orchestra_jazz_k KAREL KRAUTGERTNER ORCHESTRA 「JAZZ KOLEM KARLA KRAUTGERTNERA」、1961~1965年の演奏を集めたということになるのかな、チェコのオケらしい。英語のライナーが全く読めてないので詳しくは何も言えませんが、クラーク・ボラン並みのインパクトが背筋を襲います!スゲー、1曲目31⁰ VE STÍNUの出だしのドラムから絶対何かが起こる予感がします、直ぐに続くピアノのハード・ボイルドなアドリヴで、コレは間違いなし!という確信に変わり、テーマ・アンサンブルのカッコいいこと!メロディがいいねぇ、トランペットがビッグ・サウンドのツボを突いています。続く短いアルト・ソロはリーダーのKAREL 、シンプルで熱い!更にテナー・ソロ、徐々にアンサンブルと呼応して来るところがカッコイイ!ミュートからオープンへ、ギラギラしながらも哀愁を誘うトランペット、そしてヴォカリーズが重なってフィニッシュ、う~む、やりますな!

 抽象的になりそうで、迫力の演奏とメロディのカッコ良さが小難しさを感じさせない、予測のつかないこの快感、すばらしいです!チェコにこんなモダン・ビッグ・バンドのツワモノがいるとは全く驚き、ヴァイブが入ればもっと面白いぞと思ってたら、来ましたよ4曲目ZCISTA JASNA、クールでスウィンギーなヴァイブがアンサンブルとマッチして気持ち良いです。

 7曲目OPOJENIは小粋なピアノ・トリオの演奏、作品の中では一服の清涼剤のような役割で明るい気分にさせてくれます。RUDOLF ROKLというピアニストは全く知りませんが全編でとても良い演奏をしてます。ベースも心地良い。再びたたみ掛けるビッグ・バンドのゴージャスなサウンド、9曲目PORTRET、ラストのKONCERTINO PRO ALTSAXOFON A JAZZOVY ORCHESTRがこれまた強力です!

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TRIO PIM JACOBS 「COME FLY WITH ME」

 あまりの風の冷たさに全く外に出る気になれず、ボーっとウチで過ごしています。

 昨日の強い風は春一番ですってね、昼前から突然、ウチがガタピシいい出したから何かと思いました。重たそうな雲も広がって雪の結晶がパラパラ降ってきたのには驚きましたよ。今日は折角の良い天気ですが、この風は堪りません、外出たら風邪引いちゃいますよ、、、

 で、久しぶりにテレビを目的もなく観てたら、「ホリディ」という映画をやってました。二人の女性が二週間だけ住み家を取り替えるロマンスもの。あまりこういう映画は観ないんですが、結構元気が出ました。小粋で温かいお話ですね、何だかすっきりしました。

 本当は昨日記事を書いていたんですが、何となく気が進まなくて、途中で止めてしまいました。昨日聴いていたCDも大好きな作品だったんですが、上手く言えなくて、、、結局気が散ったまま四時間ぐらい格闘して敗れ去りました。

 「ホリディ」のおかげで何だか凄く小粋で洒落たものが聴きたくなって、選んだのがTRIO PIM JACOBS 「COME FLY WITH ME」、いや~、コイツはやっぱり気持ち良い!嘗ては幻といわれた名盤で、オーディオ・ファンがサウンド・チェック用に使っていたという逸品。

 今日はタイミングよく日曜日、現役時代はお客さんに「夜聴くのも勿論いいですけど、日曜の昼下がりにリラックスして聴くのが似合いますよ。」なんて言っていました。日曜日に聴くのは実は初めて、休みませんでしたからね、仕事。フ、フ、フ、、、やはり似合う、、、Trio_pim_jacobs_come_fly_with_me

  1. I'VE GOT THE WORLD ON A SPRING (KOEHLER-ARLEN)
  2. SPRING WILL BE A LITTLE LATE THIS YEAR (F. LOESSEER)
  3. COME FLY WITH ME (CAHN-VAN HEUSEN)
  4. AUTUMN LEAVES (KOSMA-PREVERT-MERCER)
  5. WHO CAN I TURN TO (BRICUSSE-NEWLEY)
  6. I LOVE YOU (C. PORTER)
  7. BODY AND SOUL (GREEN-SOUR-HEYMAN-EYTON)
  8. SULTRY SERENADE (ELLINGTON-GLENN)

 どの曲も心地良く、は~、とため息が出てしまう。1曲目の小粋で遊び心溢れる雰囲気からして言うこと無しに気持ち良いですな、ダラダラしちゃいます、ゆったりしてて、とても表情が優しいですよ、聴いているうちにストレスが溶けてなくなるような、、、そんな作品。

 ucchiさんも最近紹介されています。おおっ~と凄い、もう書いてしまった!昨日の格闘の1/4か~、、、

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JOHNNY GRIFFIN 「THE KERRY DANCERS」

 さて、一日遅れてしまいましたが、河津町は山あり、海あり、川ありで、既に空気は春、歳を取ったらこんな所に住みたいと思わせてくれる谷間のとても良い町です。Photo

 桜はまだ三、四分咲き、今年は遅れているそうで、先週まで雪が地面を覆ってたらしくまだ寒さが残っているとのこと。咲いてる木々もありますが、ピンクがもう少し鮮やかになるのは三月に入ってからかな。並木道の中を歩くのもいいですが、露店が並ぶ隣り道から眺める方が綺麗でしたよ。緑の覆う山をバックに何とも清々しい気分です、空気もいいしね。メジロが沢山来てて、みんなで花をついばんでる。メジロがとまっている桜にはそこかしこに大変な人だかりが出来てました。ついでにテレビの取材も来てたようで、喫茶店に入ったらちょうど、みのさんの昼の番組で放送してました、渋い俳優さんの姿もチラリと見かけたりして、、、(声のすばらしい、ネジネジしたマフラーが印象的な男優さんです。)Photo_2

 それにしても平日なのに凄い人の多さです、歩き難いという程でもありませんが、かなりの賑わい、ウィークエンドは元旦の鎌倉か花火大会かということになりそうです。

 伊豆急河津駅が近いので電車で行くのもいいですね。祭りは三月十日までやってるようですが、ひょっとしたら桜のピークは十日以降かも知れません。早い春を感じられた良い一日でしたな。

 今日は愛聴盤の一つ、JOHNNY GRIFFIN 「THE KERRY DANCERS」、テナーの歌心が堪らない逸品です!大好きな作品で音が良いと聞くとつい買ってしまうので複数持ってたりします。前半は世界の民謡、後半はそのままの雰囲気でオリジナルも聴かせる、流れがスムーズでよく練られた作品ですね。Johnny_griffin_the_kerry_dancers

  1. THE KERRY DANCERS (IRISH TRAD.)
  2. BLACK IS THE COLOR OF MY TRUE LOVE'S HAIR (AMERICAN TRAD.)
  3. GREEN GROW THE RUSHES (SCOTTISH TRAD.)
  4. THE LONDONDERRY AIR (ENGLISH TRAD.)
  5. 25 1/2 DAZE (SARA CASSEY)
  6. OH, NOW I SEE (JOHNNY GRIFFIN)
  7. HUSH-A-BYE (FAIN-SEELEN-THOMAS)
  8. BALLAD FOR MONSIEUR (SARA CASSEY)

 速射砲のようにアドリヴを吹きまくるパワーが魅力で、シカゴに凄いのがいるぞ!ってことで、モンクかブレイキーか忘れましたが、紹介されて一気に知られる存在になった、みたいなことを何かで見ました。当時、彼の登場はかなり衝撃的だったそうで、同世代のプレイヤーはみんな注目していたようです。ブルー・ノートの「A BLOWING SESSION」は圧巻で、さすがにコルトレーンもこの時は押されてる印象、渡り合っているのはリー・モーガンだけという快演です。

 では本作はというと速射砲のようにアドリヴを吹きながらも、すばらしいメロディを聴かせてくれる、力強い歌いっぷりが感極まったように熱い思いを表現しているような、、、特に2曲目はサイコーに泣けます!この出だしの哀切、何処か遠くを見つめるような感じからバックの物静かなサポート、嗜みを知る男たちの名演だ!終わり方が更に切ないです、、、3曲目のガッツ溢れる演奏も快感だなぁ、BARRY HARRISのピアノも気持ち良い!

 名曲7曲目の軽快なプレイから、8曲目のググッと抑えた語りかけてくるようなバラードがこれまた郷愁を誘います、作品の最後を努めるのに相応しいシットリした余韻が心に響きます。

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JILL SEIFERS/MICHAEL KANAN 「BIRDLAND SESSIONS」

 今日は河津桜を観に伊豆まで行ってきました。父の車で朝6時半に出発、久々のドライブで、助手席に乗ってるとスピードが結構怖い。天気がすばらしく良く、西湘バイパスを通って行くと美しい富士山が見えてきました。早起きは三文の徳とはこのことですな。Photo

 その後にアレは何という道ですか、、、ターンパイクとかいったかな、富士を横に観たり、前に観たりとかなり雪の残る気持ち良い坂道を上っていくと、これまたすばらしい朝日が、、、海に反射した日の光が寒さも吹っ飛ぶ美しさでした!Photo_2

 父は伊豆もとても詳しく、地元の人しか使わないような裏道に入っては、中伊豆の寛いだ田舎の風景を見せてくれたり、大きなワサビ田を案内してくれたりと、それはまぁ、年季の入った旅人ぶりで恐れ入るしかない。普段車に乗らない私には新鮮な風景ばかりでしたよ。

 あれこれと寄り道をしつつ、天城を越えて、11時過ぎについに河津町に到着。平日にも拘らず、河津桜並木の人通りはかなりのものでした、観光バスは沢山来てるし、露店も沢山出てて大賑わい、正に河津町挙げての一大イベント!コレは凄いですわ、、、という事で、桜の様子はまた明日にでも、、、

 朝が早かったので今日は既に眠いです、なので更に眠気を誘うJILL SEIFERS/MICHAEL KANAN 「BIRDLAND SESSIONS」を聴きながら寛いで書いております。

 これは多分あまり知られていない作品だと思います、買ったときは既に廃盤で、しかもカット盤(メーカーの諦め商品、或いはサンプル扱いのもの。ジャケットなどに穴を開けたり、端をカットしてあるものです。)でした。あまり評判にならなかったのかな、、、でも凄く良い作品なんです。バックはピアノのみで透き通る歌声が切なく、軽く黄昏を誘います。Jill_seifersmichael_kanan_birdland_

  1. MOON & SAND (WILDER-PALITZ-ENGVICK)
  2. NEVER LET ME GO (LIVINGSTON-EVANS)
  3. HOW LONG HAS THIS BEEN GOING ON (G . & I . GERSHWIN)
  4. THE NIGHT WE CALLED IT A DAY (DENNIS-ADAIR)
  5. EVERYTHING HAPPENS TO ME (DENNIS-ADAIR)
  6. IMAGINATION (BURKE-VAN HEUSEN)
  7. THE TALK OF THE TOWN (LIVINGSTON-NEIBURG-SYMES)
  8. BEWITCHED (RODGERS-HART)
  9. TEA FOR TWO (CAESAR-YOUMANS)

 歌伴がピアノ一本というとエラの傑作「SONGS IN A MELLOW MOOD」を思い出しますが、あれほどの貫禄はありません、でも狙いは似ている様に思います。共にIMAGINATIONをシットリとした雰囲気で聴かせてくれますしね。実はライヴ作でしわぶき一つ聞こえない、観客もジックリと耳を傾けているといった趣、1998年の録音です。

 

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LOREZ ALEXANDRIA 「MORE OF THE GREAT」

 先日履歴書を送った会社さんから不採用の通知が、添え状と共にすべて帰ってきました。結果は残念でしたが、何だか見てもらえただけ良かったと感謝したい気分。ダイレクト・メールだったので見て貰えるかどうかさえ疑問でしたから、、、きちんと何かしらの返事が頂けただけでも有り難い。

 ココで一つ気になることが。このように丁寧に送り返すということは先方にもそれなりのお金が掛かってしまったわけで、それはちょっと申し訳ない。これからは返信用の切手なども一緒に送るべきなんじゃないだろうか、、、一度就職支援のブレーンに相談したんですが、もう一度訊いてみよう。

 仕方ない、今日はちょいと落ち込んだ気分を更に黄昏させる極上の逸品を聴いちゃおう、、、

 当時お客さんには「四番目に来る黒人女性名歌手」と紹介していました。ビリーは別格として、その前に来る三人とはエラ、サラ、カーメン、判りますかな?「四番目だけに意外と知られていないんですよ~、、、」などと言いながらこの作品のすばらしさを散々に宣伝しまくったのが今では懐かしい、、、

 LOREZ ALEXANDRIA 「MORE OF THE GREAT」、1964年の名盤です。Lorez_alexandria_more_of_the_great

  1. BUT BEAUTIFUL (BURKE-VAN HEUSEN)
  2. LITTLE BOAT (BOSCOLI-MENESIAL-KAYE)
  3. DANCING ON THE CEILING (RODGERS-HART)
  4. IT MIGHT AS WELL BE SPRING (RODGERS-HAMMERSTEIN Ⅱ)
  5. ONCE (MOGENTA-MARNEY-GIMBEL)
  6. THE WILDEST GAL IN TOWN (YELLIN-FAIN)
  7. ANGEL EYES (DENNIS-BRENT)
  8. THIS COULD BE THE START OF SOMETHING BIG  (STEVE ALLEN)
  9. NO MORE (RUSSELL-CAMARATA)
  10. THAT FAR AWAY LOOK (FAIN-M . & A . BERGMAN)

 正直に言って1,4曲目だけでもいい、是非聴いてもらいたい泣きの名唱です!この二曲を聴いて電車の中で思わず目頭が熱くなり、イカン~!と堪えた事も何度か、、、

 私の苦手な黒人らしい粘りはあるんですが、そんなことよりもこの溢れる情感が心にグッと迫ります!ひょっとしたら何となく軽快なボッサ調の2,5曲目が気持ちにゆとりを与えてくれているのかも。そして小粋な6曲目、ゆったりと寛いだ雰囲気の中、やはりLOREZの歌声が沁みてきます。ヤバイな、、、、またもや、ちょっと目頭に来てます。

 叙情という意味では四番目どころかナンバー・ワンの名歌手ですよ!

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JOE LOCKE GEOFFREY KEEZER GROUP 「LIVE IN SEATTLE」

 たまにこういう背筋に電撃が走るような快感を与えてくれる作品に遇います。コレだからジャズは止められません!

 メタルを聴かなくなったのは、いつの間にかそういう作品に出会えなくなったから。メタリカの「ST . ANGER」以来、メタルでは感動していませんね、、、凄く生々しくて、人間臭い苦悩が滲み出た傑作です!DVD「メタリカ:真実の瞬間」(SOME KIND OF MONSTER)を観るとアルバム制作時の緊迫感が伝わって更に作品に凄味を感じます。

 という事で、JOEさんの新作と共に買った一枚、JOE LOCKE GEOFFREY KEEZER GROUP 「LIVE IN SEATTLE」。いつか買えればいいや、、、なんて思ってましたが、その‘いつか’というのがついに来た訳で、買って聴いたらあまりのカッコ良さに愕然!もっと早く聴けば良かったのに、とちょっと後悔の念が、、、Joe_locke_geoffrey_keezer_group_liv

 もういきなり1曲目VAN GOGH BY NUMBERSで痺れまくってグウの音も出ません!滅茶苦茶カッコイイ緊迫感溢れるリフレイン、マレットが軽やかに舞い、アコースティックの伴奏から一転、エレクトリック・ピアノがギラリ!おおっ!ドラム、そこで入れてくるかね!再び舞うヴァイブラフォン、う~む、華麗なマレットさばきにゾクゾクします、正に拍手喝采!

 ググッと抑えた雰囲気で何処か物悲しいメロディをヴァイブが奏でる2曲目HONDU、ジワジワと緊張感が増したかと思うとフッと抜けて、流麗なアコースティック・ピアノのソロ、コレもイケる!

 私が最もヤラレタ3曲目FRACTURED、どの曲もメロディが良いですが、コレがサイコー!何処か愁いがあって、ハード・ボイルドで堪りません!そして舞いに舞うマレット、凄い、、、ヘッドバンギングしちゃいますよ、ヴァイブの演奏でこんなに心が熱くなったことがない!続くアコースティック・ピアノの激しい歌いっぷりもすばらしい!きっちり裏に徹してたベースもソロで頑張りを見せる、それを引き継いで竜巻のように入ってくるヴァイブ、興奮も最高潮!テーマ、スリリングでダイナミックなドラム、既に名曲、名演です!

 ふ~、4曲目NATIVE SONのうねりのある演奏でありながら、凄く優しく心に響く旋律、5曲目MIRAMARの空間を感じる味わい深さ、中間でのアコースティック・ピアノが何とも美しい。6曲目TULIPAも大好き、TOTOとかMARC JORDANみたいな洒落たセンスを感じます。ラスト7曲目THE KING  (FOR T . M . )で再び、スピーディな力強い怒涛の演奏が炸裂!実はこの曲が一番ジャズっぽいかも。

 万事こんな感じで褒め殺しの一枚、クドくなりそうだったので、4曲目以降は一言コメントでご勘弁を、、、作品ごとに違う顔を見せてくれるJOE LOCKE、これからも期待は大きいですね。

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DICK JOHNSON

 久々にのんびりした時間を満喫中。今日は天気も良く、雲ひとつない快晴ですね、ひんやりした空気がとても気持ち良い、、、おっ、日の光を浴びてジャンボ・ジェット機が飛んでる。何か綺麗だなぁ、、、

 ウチから空を眺めているとよく飛行機が飛んでいます。多い時は四機くらい同時に目に入る。どこ行くんだろう、ベルゲンまた行きたいなぁ、、、ちょうど去年の今頃は長崎に行ったんだった、そういえばベルゲンに何処か雰囲気が似てました。昨年は色々悲しい事件がありましたが、長崎は海があって、山があって大好きな町です、、、一二三亭の砂ズリのお刺身、あれは衝撃の美味さだった、名物のおじやも最高にウマし、、、落ち着いたらまた必ず食べに行こう!

 昨日からまたラックを眺めて色々物色していますと、こういうものが出てくる。アルトの幻の名手、DICK JOHNSONの名盤「MOST LIKELY . . . DICK JOHNSON」。再発したらきっと喜ばれるだろうなぁ、、、ピリッとしたシャープなアルトの響き、アドリヴに全精力を傾けたアート・ペッパー程ではありませんが、厳しい表情が何処か漂う隠れた逸品です。久しぶりに聴きました、すばらしかった!Most_likely_dick_johnson

  1. LEE-ANTICS (DICK JOHNSON)
  2. IT'S SO PEACEFUL IN THE COUNTRY (ALEC WILDER)
  3. AW C'MON HOSS (DICK JOHNSON)
  4. STELLA BY STARLIGHT (YOUNG-WASHINGTON)
  5. ME 'N' DAVE (DICK JOHNSON)
  6. IT'S BAD FOR ME (COLE PORTER)
  7. THE END OF A LOVE AFFAIR (EDWARD REDDING)
  8. FOLDEROL (DICK JOHNSON)
  9. THE LOOP (DICK JOHNSON)

 1957年の作品。ビッグ・バンドで活躍していたために、ほとんど知られていない人、1曲目のスタートからアルトの音色にドキッとさせられます。饒舌で淀みなく歌われるワン・ホーンの醍醐味、サイコーだ!バックがこれまた名手揃い、切れがあって力強いPHILLY JOE JONES、堅実なWILBUR WARE、スマートなセンスで、どの作品でも演奏が光る大好きなDAVE McKENNA、彼らの見せ場も随所に鏤められて、引き締まった好サポートの連続です!PHILLY JOE JONESは本当にカッコイイですね、ドラムが歌ってますな!

 更にもう一つ。1956年の「MUSIC FOR SWINGING MODERNS」もすばらしい!2002年に紙ジャケで再発された時に大喜びしましたが、当時は新店準備で忙しく、ほとんど紹介できなかったのが心残りです。

 コチラは、よりリラックスした雰囲気で演奏の切れはそのままに、厳しさと言うよりは甘美なアルトが心地良い!オリジナルは一曲もなく、小粋で肩の力が抜ける演奏。あっ、いいねぇ、、、6曲目の歌心が堪りませんよ。Music_for_swinging_moderns

  1. THE BELL OF THE BALL (ANDERSON-PARISH)
  2. THE LADY IS A TRAMP (RODGERS-HART)
  3. HONEY BUN (RODGERS-HAMMERSTEIN Ⅱ)
  4. WHY WAS I BORN (KERN-HAMMERSTEIN Ⅱ)
  5. POINCIANA (BERNIER-SIMON)
  6. THE THINGS WE DID LAST SUMMER (CASH-STYNE)
  7. LIKE SOMEONE IN LOVE (BURKE-VAN HEUSEN)
  8. STARS FELL ON ALABAMA (PARRISH-PERKINS)
  9. YOU'VE CHANGED (CAREY-FISCHER)

 印象が多少違うのはバックのサポートの雰囲気の違いもあるでしょうし、二つのレコーディングの間に何かあったと想像するのもとても楽しい。レーベルが違うので音作りの違いもあるのかな。共にまた注目されて欲しい作品です!

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THE JOE LOCKE QUARTET 「STICKS AND STRINGS」

 求職活動ぶっ続けの一週間があっという間に終わり、草臥れました。(最近こんなセリフばっかり、、、)今日は赤羽まで直接履歴書を持って行ったりして、もうヘトヘト。さて、どうなりますやら、、、月曜日からまた缶詰の日々になるので週末はちょっと羽を伸ばすつもりです。Img_0715

 妻からチョコレートを貰いました。結構高いらしい。

 昨日いつものレコ屋さんに気晴らしに寄ったら、発見しました。THE JOE LOCKE QUARTET 「STICKS AND STRINGS」、出たんですね!楽しみにしてました。以前JOEさんのマネージャーさんからコメントを頂いて、年明けに出すと仰られてた新作です。いけね、そういえば「REV・ELATION」の記事を書かなかったな、、、The_joe_locke_quartet_sticks_and_st

  1. TIME LIKE THE PRESENT (JAY ANDERSON)
  2. THE ROSARIO MATERIAL (JOE LOCKE)
  3. SWORD OF WHISPERS (JOE LOCKE)
  4. TERZANI (JOE LOCKE)
  5. ALL OF YOU (COLE PORTER)
  6. A WORD BEFORE YOU GO (JOE LOCKE)
  7. APPOINTMENT IN ORVIETO (JOE LOCKE)
  8. A FALL IN LOVE TOO EASILY (JILIE STYNE)
  9. SIXTH SENSE (JOE LA BARBERA)

 本作はオリジナル曲中心でギター、ベース、ドラム、ヴァイブのクァルテット。ちょっとフュージョンよりの軽快なサウンドですが、疲れきった今の私の状況にはもって来いの心地良さです。

 ベース・マンのオリジナル1曲目、いいメロディだなぁ、寛ぎと哀愁とハード・ボイルド、ヴァイブという楽器はギターととても相性がいいですね。伸びやかなヴァイブの音の余韻と円く、くぐもったギターの軽快な響きが気持ち良いです。より力強く、クールにスウィングする2曲目はなかなか切れ味があってカッコいい!そして本作のキラー・チューンが哀愁の3曲目、美しいメロディとヴァイブの響きが堪らなく良い、後に続くアコースティック・ギターがこれまた郷愁を誘います!いや~、何だか心に沁みますなぁ、、、スタンダードをゆったりとシンプルに演奏した5、8曲目、ピリリとスピード感のある7曲目辺りもジャジーな雰囲気があっていい感じ。

 これでもしピアノが入っていたらもっとマイルドでジャズっぽかったかも、ゲイリー・バートンの「LIKE MINDS」が好きなので、ついそんなことを言ってみたりして、、、

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THE JACK BROWNLOW TRIO 「SUDDENLY IT'S BRUNO」

 いや~、さすがに今日は草臥れました。最近休日を除いて毎日、就職支援の会社さんの事務所を借りて仕事探しに没頭する日々が続いておりますが、最後の最後で履歴書で字を間違えてしまった!あ~もう、何てこった!五時間缶詰でもうちょっとという所で、、、 

 ガックリ力尽きましてお茶を飲んでたら、所長さんに「うん、もう大詰めだし、、、まぁ、頑張って!」と軽くイナされ、何とも悔しく、遣る瀬ない気分です。私の担当のカウンセラーさんは「絶対そうなりたいって思ったら、どんなに時間が掛かっても必ずなれますから、色んな道を探りつつ、へこたれずに一緒に頑張りましょう!」なんて言ってくれる有り難い方。 う~む、悔しい、明日こそ絶対仕上げてやる!っという事で明日も缶詰ですな。

 音楽ファンならレア盤の記事や冊子って堪らなく魅力を感じますよね、私も大好きで、そういう特集が組まれたものって必ず買ってしまう者の一人です。自分が見た事もないジャケットが載ってて、ちょいとそそられるコメントが書いてあって、、、想像するだけでワクワクしてきます。

 でも反面、困ったことが起きたりします、レコ屋だったから言える事かも知れませんが、こういう記事や冊子に載るとそれまで普通に入ってきてたものが突然入らなくなって、入ってきたと思ったら値段がドーンと上がってる。結構これってキツイなぁ、なんて思ったことも多かったりして、、、

 何故そんなことを言い出したかというと、マイ・ラックを見てて目に入った作品が正にそういう作品でした、THE JACK BROWNLOW TRIO 「SUDDENLY IT'S BRUNO」。たぶん1999年辺りの作品です。「こういうすばらしい作品を教えてもらったんだけど、おたくはやってる~?」なんて当時のジャズ好きの他店の担当者に訊いたのは2001年くらいだったと思います。残念ながらやってなかったのでその時は諦めました。(当時、私は直接輸入盤を発注する権限を与えられていませんでした。)後に輸入盤を堂々と扱える立場になって随分と紹介しました。ところがレアといわれてから本当にレアになってしまいまして、、、The_jack_brownlow_trio_suddenly_its

 JAZZ FOCUSというレーベルなんですが、要するに、日本からオーダーが沢山来てるようだからプレスしておこう、なんて事になるといいと思うんですが、なかなかそうもいきませんかね。

 味わいのある寛げるピアノ・トリオ、ジャケットから感じられるベテランの雰囲気。百戦錬磨の顔つきが間違いないよと語りかけてくるようです。

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RICHARD WILLIAMS 「NEW HORN IN TOWN」

 今日は雨の中をモンモンとウチで過ごすのを避けるべく、求職活動の下準備に行って参りました。重い腰がやっと上がったといった感じですが、やっぱり私が世の中に恩返しをするにはジャズしかない!と決意も新たにしたところ。迷いの多い半年間でしたが、そう決意して天気とは裏腹にどこか晴れ晴れとした気分です。厳しいのは百も承知、自分が自分でなくなることに比べれば何をかいわんやです!

 さて、今日はRICHARD WILLIAMS 「NEW HORN IN TOWN」、何故か三枚も持ってます。その内一枚はキズが付いてしまって聴けなくなってしまったからなんですが、、、

 1960年の作品で私が買ったのは1996年の紙ジャケ、そうですか、あれから11年以上も経ってしまいましたか、、、時の流れは速いものですね。ジジ・グライスのグループで活躍していたトランペッターで正にB級の名手。ペットの響きにブ厚い張りが有ってよく歌う、聞き流せない演奏です。Richard_williams_new_horn_in_town

  1. I CAN DREAM, CAN'T I ? (KAHAL/FAIN)
  2. I REMEMBER CLIFFORD (BENNY GOLSON)
  3. FERRIS WHEEL (RICHARD WYANDS)
  4. RAUCOUS NOTES (RICHARD WILLIAMS)
  5. BLUES IN A QUANDARY (RICHARD WILLIAMS)
  6. OVER THE RAINBOW (HARBURG/ARLEN)
  7. RENITA'S BOUNCE (RICHARD WILLIAMS)

 しみじみと遠くを見つめるような2曲目に何とも言えない寛ぎを感じ、私の愛するブッカー・リトルをつい思い出してしまいます。そのバックで寄り添うLEO WRIGHTのフルートがこれまたすばらしい!叙情を抑えつつも、ついこぼれてしまう激しい歌心、何という深い情感でしょう!更に叙情という意味では6曲目が堪りません!「なごみ」という形容がされていますが、この曲がそれに相応しい!存分に歌い、かつ哀愁溢れるワンホーン、目を閉じて思いを伝えているWILLIAMSの姿を想像してしまうではないですか!RICHARD WYANDSを中心にバックがWILLIAMSを引き立たせていますね。

 他にも小気味良くスウィングしながらもWILLIAMSが艶やかに歌う1曲目、クールにいきたいけど艶が出てしまう感じをLEO WRIGHTのアルトが土臭いながらも軽やかに演じ、WILLIAMSの艶を挟んで、WYANDSがすっきりと収めていく3曲目、4曲目でもLEO WRIGHTのアルトが軽やかに歌い、バピッシュにWILLIAMS、WYANDSが引き継いでいくスリリングな演奏が続き、全体的にもマッタリした作品にならず、ジャズの醍醐味を存分に味わえる傑作ですぞ!

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GIANNI BASSO 「QUARTET」

 さて昨日は姪っ子の合格祝いの食事会、一族総出でイタリアンなどを食しに逗子の海岸沿いにあるCANTINAなるレストランへ行ってきました。

 ソコは前から父が、「気になる~、気になる~、、、」と通り掛かる度に必ず言っていた所で、(まるで、初めて言うんだけどさぁ、という勢いで惹かれる思いを熱く語る、毎回セリフが同じなので何となく面白い。)先日ついに母と二人で行ってみたら、これは美味しい!ということになり、合格祝いに連れてくることになったらしい。

 何かコースで頼んだらしく、大量のピザとスパゲティでテーブルはごった返し、しかもオードブルとメインディッシュは別にあるという豪華さ。残さず食べられるのかと心配しましたが意外とペロリと平らげてしまいました。重たくなくあっさりと食べられるものばかりでとても美味しかったです。写真はメインディッシュ、手前が骨付きの鶏肉をソテーしたもの、奥はぼやけてますがブリだったかな。タイミングよく入れましたが、出る特は相当混んでました。お店の雰囲気もとても良かったですよ。Img_0696

 目の前が海岸です、夕日がこれまた美しい!Img_0681

 単純に嬉しい再発!GIANNI BASSO 「QUARTET」、MOONKSで紹介されてからずっと聴いてみたかった!1992年の作品らしい。寛ぎのワンホーン、いいねぇ、、、全曲オリジナルなんですね、意外な感じがしましたが、燻し銀のテナーの魅力に酔います、、、ちょっとダメだな、ただ良いという以外何も思い浮かびません、ツボに入ってしまいました。ボブ・ライターやラリー・マッケンナに並ぶ生涯の宝がまた一枚増えてしまいました。Gianni_basso_quartet

  1. MISTER DU
  2. MISS BO
  3. FILL BOSSA
  4. JACK LA MONELLA
  5. TO LOVE
  6. JA-JAZZ
  7. THREE SONS
  8. SONNY SIDE
  9. SVETLANA
  10. OSCAR MY FRIEND

 

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STEWY VON WATTENWYL 「EVERYTHING I LOVE」

 シアトル・マリナーズがついに先発の柱を手に入れましたね、エリク・ビダード!彼のことは昨シーズンから注目していたのでこの話が浮上してからずっと気になっていました(と前にもチラッと書きましたな。)。中継ぎの好投手シェリルと若手のホープだったアダム・ジョーンズの放出はちょっと痛い気もしますが、これでストットルマイヤー・コーチがいる内に投手王国を作れる可能性が大きくなって非常に楽しみです。

 スイスのピアニスト、STEWY VON WATTENWYL 「EVERYTHING I LOVE」は1999年の作品で、後にエリック・アレキサンダーとも共演して徐々に注目されるようになりましたが、本作が日本盤で紹介された2001年にはコアなファンに知られるのみの人でしたね。私も本作ではじめて知って、コリャ~、いいのがいるなぁ、と感心した思い出があります。もともとはアート・ファーマーが彼をとても気に入ってよく共演していたそうで、オリジナルが魅力的な演奏者であると共にスタンダードがとても気持ち良いです!Everything_i_love

  1. I'LL REMEMBER APRIL (DE PAUL/FAY/JOHNSON)
  2. TAKE CARE (PETER HORISBERGER)
  3. EVERYTHING I LOVE (COLE PORTER)
  4. VOICES (DANIEL SCHLAPPI)
  5. I FALL IN LOVE TOO EASILY (CAHN/STYNE)
  6. YES FOR YOU (STEWY VON WATTENWYL)
  7. SPEAK LOW (KURT WEILL)
  8. LUSH LIFE (BILLY STRAYHORN)
  9. O GRANDE AMOR (ANTONIO CARLOS JOBIM)
  10. DANCE ON THE HILL (STEWY VON WATTENWYL)

 実を言えば1曲目は今でもあまりピンと来ないのですが、曲が進むうちにどんどん好きになっていった作品で、メロディと共にベースがすばらしく、ヨーロピアンらしい、麗しくも切ない2曲目、がっつりスウィングする3曲目に惹き込まれました!リズム隊にビリビリとした緊張感が走る4曲目から一転してグッと抑えた雰囲気で叙情的な5曲目、ここでもベースがカッコイイです。アレンジで多少工夫を加えつつ、ソロ・プレイではシンプルで、何というか、盛り上げ方が上手いといいますか、勘所を押さえたセンスの良さが光ります。そういう意味では7曲目が私の最大の山場です!

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DYLAN CRAMER 「REMEMBERING SONNY CRISS」

 あらゆる意味での気分転換が必要になり、今日は横浜へ。ふ~、はっきり言って凹んでる暇はありません、飽くまで前向きに、前向きに、、、

 仕事の情報をもう一度、イチから見つめ直して、何とかお世話になった人たちに少しでも恩返しがしたい。そう思いつつも非常に厳しい現実。もう半年も経ってしまった、何とかしなきゃ、、、

 予約をしたものを引き取るため、お馴染みのレコ屋さんに行ったら、いいのがありました。DYLAN CRAMER 「REMEMBERING SONNY CRISS」、NAGEL HEYERでもお馴染みのアルト・プレイヤーですね。本作は1997年、幻といってもいいです、何しろ初めて目にしました。こういう物が突然再発されるんですね、MOONKSに載ってるジャケットとは違いますが、直ぐにピーンと来ました。最近はあまりこういうアルトらしい物になかなか出会えないのでとても気持ち良いです。Dylan_cramer_remembering_sonny_cris

  1. SATURDAY MORNING
  2. I THOUGHT ABOUT YOU
  3. THE DREAMER
  4. THE ISLE OF CELIA
  5. HAM'S BLUES
  6. BROTHER CAN YOU SPARE A DIME
  7. TIN TIN DEO
  8. MY IDEAL
  9. JEANNIE'S KNEES
  10. THE FIRST ONE

 アルトらしいというと私としては、よく歌うということ、小難しくなってしまうのも演奏次第ではイケる!何てありますが、そういうものは滅多に出会えません。

 本作はベースにLEROY VINNEGARが参加していることにとても意味があります。SONNY CRISSのXANADUのあの名盤、「SATURDAY MORNING」でベースを弾き、しかも本作で3曲(1,7,9曲目)再演しているからです。正にリメンバリングですね。貴重なアルト・マンです、どうか迷わず王道を突き進んで欲しい人ですね。

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IGNASI TERRAZA 「IN A SENTIMENTAL GROOVE」

 昨日は主夫を休み、代わりに妻が肉団子のスープを作ってくれました。美味しいんですコレが。白菜タップリ、椎茸もドッサリ、団子は牛豚合びきで作ってしまいましたが、本当は豚だけ、或いは鶏だけのほうが臭みがなくてより美味しいです。合びきは私がうっかり間違えて買ってしまいました。

 そういえばウチは牛はほとんど口にしない、肉ならメインは豚。カオリ、味どちらも普通に売っている肉なら断然豚の方が好き、高級な牛はよく知りませんが、どうも牛さんは嫌なアクが出て、あまり食べたいとは思いません。

 更に我が家はマツタケの季節にマツタケが食べられなくても全然ヘッチャラ、と言うか、はっきり言ってかなり無関心!今年はマツタケがタイリョウとか、逆に高いとか言われても、「ふ~ん、、、」。それよりも美味しい椎茸が市場に並んでないほうが「いや~、今年は厳しいなぁ、、、」とか「もう、最悪!」という感じです。美味しいですよね、椎茸って。ちょっと肉厚でどんな味にも馴染んで、しかもほんのりと香りが良い。この間大量の、旨そうな椎茸を袋一杯250円で手に入れて、かなりご満悦、これがとても美味いです!

 う~む、やはりコレはいい作品です!IGNASI TERRAZA 「IN A Ignasi_terraza_in_a_sentimental_gro SENTIMENTAL GROOVE」、久々に聴きました。「エディ・ヒギンズがお好きなら、お勧めのがありますよ、、、」なんていうセールス・トークをコッソリよくやってました。改めて聴いても本作に関してはエディよりずっと好きですね。目の不自由をものともしないスウィングのセンスとメロディの麗しさ。ジャケットの青、白、そしてレンガの赤、多少ラフな雰囲気で椅子に座るTERRAZA、凄く印象的です。更に中を開けばサグラダ・ファミリアが向こうに見える、ああ、そこはバルセロナなんですね、、、

 何という寛ぎ、そして優しさなんでしょう、この前作、TCB盤を聴いた時に一体どうしてしまったんだろう?!と思った、らしくない違和感が本作では全く感じられない。いつ聴いても何となく優しい気持ちにさせてくれます。

 ucchiさんからトラックバックを頂戴いたしました、どうもありがとうございます。是非そちらもご覧ください。

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MARCO TAMBURINI 「THINKING OF YOU」

 昨日は報国寺参りの後、近くにある杉本寺にも立ち寄りました。十一面観音像で知られています。藁葺き屋根が鄙びた佇まいのいい雰囲気です。写真は本堂の手前にある仁王門。屋根の先から雪解け水が大量に滴り落ちてて、くぐる時にザッとひと被り。藁葺き屋根って何故水を中に通さないんでしょう、、、Img_0670

 更に印象的だったのはよくリスに遭遇したこと、至るところにいました、鎌倉らしい、、、きっと前日の雪のせいで腹を空かせていたんでしょう。Img_0665

 さて今日はまた気分を変えてMARCO TAMBURINI 「THINKING OF YOU」、1991年作品。幻のPENTA FLOWERSの中でも出会うことを待ち望んでいた逸品がついに手に入ってとても嬉しい!Marco_tamburini_thinking_of_you

  1. LIVING LEGEND
  2. THINKING OF YOU
  3. MISTER D
  4. STILLORGAN
  5. NEW YORK CITY
  6. BOSSA TO CRIS
  7. TURN BACK
  8. ESTRELLAS
  9. DOCTOR HYDE
  10. THE BLACK HOUSE
  11. THE PRESIDENT

 全曲TAMBURINIや他のメンバーによるオリジナル、溌剌としたトランペット・ワンホーンが何とも気持ち良いです!「FEATHER TOUCH」というトロンボーンが入った2001年の作品を持っていて、結構凝った雰囲気とトランペットの柔らかさはそのままに、なかなか聴き応えのある力作でしたが、本作の方がシンプルでジャズらしい魅力を感じてしまいます。決定的なリード・トラックはないんですがね、フッと気が付くとよくターンテーブルに乗せています、スマートな中に何となく小気味良かったり、哀愁を感じたり、、、うむ、私には本作はスルメなのかも知れません。

 

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ALBERT AYLER 「MUSIC IS THE HEALING FORCE OF THE UNIVERSE」

 鎌倉の報国寺、竹の庭もまた好きな場所です。昨日の雪でどうなっているかと思い、行ってみました。Img_0657_2

 それにしても今日は非常に暖かな日差しでしたね、ほとんど雪は溶けてしまったようです。竹林の中、太陽の木洩れ日と昨日の雪の雫が舞ってとても美しく、心穏やかな趣き。

 今日はALBERT AYLER 「MUSIC IS THE HEALING FORCE OF THE UNIVERSE」、1969年作品。竹の庭から帰ってきて何故コレ?!と思われるかな、う~ん、私にとっては何とも癒される、心が浄化される作品です。逆巻く音の洪水の中、解放を促すMARY MARIAの歌声に感動と共に、何か気持ちが解き放たれる爽快感を感じます。Albert_ayler_music_is_the_healing_f

 ちょっとお堅いコトを、、、ヒーリング・ミュージックっていうカテゴリーがあるじゃないですか、私はちょっと解らなかったんです、、、ヒーリング・ミュージックを聴けば、癒されるのではなくて、音楽を聴いてその音楽に何かを感じた、という事が癒されるということだと思うんです(出来れば聴いた人にとって、いいと思えるものなら正に癒しとなりますね。)。聴いてもらう前からヒーリングって何だろうとレコ屋時代に真面目に考えました。今ではまぁ、「ヒーリング・ミュージック=ゆったりした音楽、美しいメロディの音楽」という意味で使っているんだと理解していますが、、、何だか感性を狭める言葉です、好きじゃないなぁ、、、

 おっと、何を真面目に、、、本作をきっと嫌う人も多いでしょう、キョトンとしてしまうかも。ただわが身を任せてしまえる、そんな作品なんです。

 

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JOHNNY RADUCANU 「JAZZ IN TRIO / JAZZ IN TARA MEA」

 いや~、ついに本降りだ~、一面真っ白。普段見慣れている山も全く違う趣ですね。森閑と何処か厳かな佇まいで、黙々と雪かきをする町の人々、雪をかき集めている子供たち、久々に味わう雪景色です。Img_0646

 ウチの目の前が電車の線路なのでヤカンを持った駅の職員さんの一団が歩いています。ポイントにお湯でもかけているのかな。大変そうですよ、タダでさえ歩き辛いのに。

 白が目に眩しくとても風景が明るく感じます。またお雑煮が食べたくなってきました、妻が寝てる間にコッソリ作っておこう。

 今一歩レコーディング・デイトがはっきりしませんが、聴き応えのあるすばらしい内容です。JOHNNY RADUCANU 「JAZZ IN TRIO / JAZZ IN TARA MEA」、一応1957-1985と書いてありますが、う~ん、よく判りません。JAZZ IN TRIOの方は1966年に発表、ルーマニアの名盤だそうです、知らなかった。Johnny_raducanu_jazz_in_trio_jazz_i

  1. ROUND ABOUT MIDNIGHT (piano POPP)
  2. HAITIAN FIGHT-SONG
  3. ELEGIE (piano MALTOPOL)
  4. LIMELIGHT (piano KOROSSY)
  5. IF YOU COULD SEE ME NOW (piano POPP)
  6. WORK SONG (piano KOROSSY)
  7. SATIN DOLL (piano COLAN)
  8. BLUES MINOR (piano POPP)

 何はともあれ、ベースの鳴りの気持ち良いこと!骨格のしっかりした骨のある演奏でハード・ボイルドなピアノ・トリオが味わえます、2曲目のドラムとのズシリと響くデュオ、6曲目WORK SONGがサイコーにカッコイイ!ピアニストはMARIUS POPPの3曲を中心にRADU MALTOPOL、CHRISTIAN COLANなる二人が1曲ずつ、YANCSI KOROSSYが2曲、YANCSIの演奏は前にもCDになって持っていますが、コチラの方がヴォリュームが大きい、くっきりとした音で粒だってます。4曲目LIMELIGHTはベースと共に小唄の魅力が光りますぞ!ISRAELとして知られている8曲目BLUES MINORもスウィンギーで良い!

 さて、ここからの9-14曲目までがJAZZ IN TARA MEAという事で、ギターや管が参加した、RADUCANUのオリジナル曲集。9曲目BLUES UNISONはベースの後にギター、フルート、テナーのアンサンブルからスタートするリラックスしたセッション風の約8分間。のびのびとしたソロ・リレーが楽しげです。フルートPETER WERTHEIMERがいい味出してるなぁ、、、10曲目はEVERYTHING HAPPENS TO MEかと思ってしまった、なかなか寛いだ雰囲気でやはりフルートに耳が行きます。11曲目BALADAでクレジットが完全なものではないとはっきりしました。ゴージャスなアンサンブルでビッグ・バンドのような快感が走ります、これはカッコイイです!見事なベース・ソロ12曲目FLAGEOLETTEも聴き応えアリ。

 という事で非常に面白い本作、ルーマニアが少し垣間見えたような、、、他にも本作後半で活躍しているDAN MANDRILAの作品も面白そうです。

 

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JESPER THILO 「TRIBUTES」

 2月1日に我が一家のアイドル、姪っ子(私の兄夫婦の娘)が希望通りの学校に早々に合格。もう中学生か、、、月日の経つのは早いものです。お正月に応援メッセージを鉢巻?(旗かな、、、)に皆で書いて渡しましたが、まぁ、要領の良い頑張り屋さんなので、大丈夫だろうと思い、「頑張らなくていい。」と書いたらみんなに笑われてしまった。だってもう頑張ってるんだし、全員に頑張れって言われるのもねぇ、、、

 もう今頃は何事もなかったかのように日々のハード・スケジュール(習い事やスポーツで一週間の予定がビッシリ埋まってる。)を黙々と楽しんでこなしている事でしょう。何にしてもご苦労様、おめでとーさんね!

 さて、今日は色々聴いてしまってどうしようか迷った挙句、寛ぎのテナー、JESPER THILO 「TRIBUTES」にしました。デンマークの名手です、2005年録音。スマートで豪快さも兼ね備えたスウィンガーで、数枚しか持ってませんがみんな気持ち良い、リ-ダー作は豊富です。本作はピアノがJAN LUNDGREN、ベースJESPER LUNDGAARDのドラムレスのワンホーン、小気味良いスウィング・ナンバーからムーディなテナーの歌心まで、キュッと一杯やりたくなる隠れた名盤ですな!Jesper_thilo_tributes

  1. LET' FACE THE MUSIC AND DANCE (BERLIN) (trib. to ZOOT SIMS)
  2. FOUR (DAVIS) (trib. to BREW MOORE)
  3. I GOT IT BAD AND AIN'T GOOD (ELLINGTON/WEBSTER) (trib. to JOHNNY HODGES)
  4. YOU STEPPED OUT OF A DREAM (BROWN/KAHN) (trib. to STAN GETZ)
  5. THAT LUCKY OLD SUN (SMITH/GILLESPIE) (trib. to GENE AMMONS)
  6. SWEET GEORGIA BROWN (BERNIE/PINKARD/CASEY) (trib. to DON BYAS)
  7. SMOKE GETS IN YOUR EYES (KERN) (trib. to BEN WEBSTER)
  8. C'EST SI BON (HORNEZ/BETTI) (trib. to SONNY STITT)
  9. DAYS OF WINE AND ROSES (MANCINI) (trib. to PAUL GOSALVES)
  10. I'M CONFESSIN' (DOGHERTY/REYNOLDS/NEIBURG) (trib. to LUCKY THOMPSON)

 と、ご覧のとおり偉大なるテナーマンにそれぞれ捧げられていますが、思いを込めただけで真似をしている訳ではありません。でもJESPER に通じるスタイルの名手ばかりですね。ふ~、テナーの醍醐味、いい歌いっぷりだなぁ、、、5曲目の艶っぽさが堪らなく好き!後はジャケット、凄くいいでしょ?MODE盤を思い出させます。

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CHARLIE VENTURA 「CHARLIE VENTURA CONCERT feat. THE CHARLIE VENTURA SEPTET」

 今日は治療の日。これからの人生をどう過ごすべきか、先生に相談してみたりして、、、色々考えすぎで、なんと2キロも体重が落ちてしまった。不器用なんですよねぇ、、、Img_0644

 写真はライト・アップされた観音様、もっと本当は美しいですよ!

 きたきた~!やっぱコレだな、最高に気持ち良い!昨日の「SERGE & MUSSULLI」のおかげで聴き直してしまいました。CHARLIE VENTURA 「CHARLIE VENTURA CONCERT feat. THE CHARLIE VENTURA SEPTET」!こんなに楽しい気分になるビ・バップはちょいとないですね、思わずニヤリ。Charlie_ventura_charlie_ventura_con

  1. INTRODUCTION AND THEME MUSIC INCLUDING:

  • YESTERDAYS (KERN/HARBACH)
  • THE PEANUT VENDOR (SIMONS)

  2.EUPHORIA (KRAL/VENTURA)

  3.FINE AND DANDY (SWIFT/JAMES)

  4.EAST OF SUEZ (STEIN/VENTURA)

  5.IF I HAD YOU (SHAPIRO/CAMPBELL/CONNELLY)

  6.I'M FOREVER BLOWING BUBBLES (KENBROVIN/KELLTE)

  7.PENNIES FROM HEAVEN (JOHNSTON/BURKE)

  8.HOW HIGH THE MOON (HAMILTON/LEWIS)

 コレはMR. ジーン・ノーマンがアナウンスされているんでしょうか、テーマ曲YESTERDAYSをゆったりと奏でた後、ドキドキするようなED SHAUGHNESSYのドスンと響くドラムをバックに、多分VENTURA がメンバー紹介、もうこの時点でワクワクしてきます!

 「トゥ・ベース・ドラムを奏でる若きドラマー、ジャージー・シティのエド・ショーネシーです!」ズドン・ズドン・チャカチャカ・ドン、、、おお、ヤバいっす!めちゃカッコイイ!そして登場するベースのKENNY O'BBIEN、ピアノ、アレンジャー & ヴォイス、ROY KRAL、、、どんどん登場するヒーロー達、興奮の中ガツンと入る2曲目EUPHORIA(ちょびっとアナウンスをカットしてますが)、きた~、JACKIE & ROYのゴキゲンのコーラス(楽器のようにハミング、これをヴォカリースというんですね!)、最高にクール、後に続くBENNY GREENのトロンボーン・、CONTI CONDOLIのトランペットの鮮やかなこと!グイグイ盛り上がるVENTURAのテナー、もう盛り上がるしかありません!

 3曲目の見事に弾け飛ぶトランペット、エキゾティックな4曲目、ここでもJACKIE & ROY、CONDOLIが最高に光り、アーシーな熱気のテナーが心を騒がせます。6曲目の主役はやはりJACKIE & ROY、ヴォカリースではない、心地良い歌声も披露してビ・バップの雰囲気とは違う寛ぎが滲み出てますね!同じく寛ぎの7曲目の後、ラストは気持ち良いスピーディなHOW HIGH THE MOON セッション!豪快に吹き継がれるソロの応酬に興奮冷めやらず!BOOTS MUSSULLIの弾けるアルトが最高さ!

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