DICK JOHNSON
久々にのんびりした時間を満喫中。今日は天気も良く、雲ひとつない快晴ですね、ひんやりした空気がとても気持ち良い、、、おっ、日の光を浴びてジャンボ・ジェット機が飛んでる。何か綺麗だなぁ、、、
ウチから空を眺めているとよく飛行機が飛んでいます。多い時は四機くらい同時に目に入る。どこ行くんだろう、ベルゲンまた行きたいなぁ、、、ちょうど去年の今頃は長崎に行ったんだった、そういえばベルゲンに何処か雰囲気が似てました。昨年は色々悲しい事件がありましたが、長崎は海があって、山があって大好きな町です、、、一二三亭の砂ズリのお刺身、あれは衝撃の美味さだった、名物のおじやも最高にウマし、、、落ち着いたらまた必ず食べに行こう!
昨日からまたラックを眺めて色々物色していますと、こういうものが出てくる。アルトの幻の名手、DICK JOHNSONの名盤「MOST LIKELY . . . DICK JOHNSON」。再発したらきっと喜ばれるだろうなぁ、、、ピリッとしたシャープなアルトの響き、アドリヴに全精力を傾けたアート・ペッパー程ではありませんが、厳しい表情が何処か漂う隠れた逸品です。久しぶりに聴きました、すばらしかった!
- LEE-ANTICS (DICK JOHNSON)
- IT'S SO PEACEFUL IN THE COUNTRY (ALEC WILDER)
- AW C'MON HOSS (DICK JOHNSON)
- STELLA BY STARLIGHT (YOUNG-WASHINGTON)
- ME 'N' DAVE (DICK JOHNSON)
- IT'S BAD FOR ME (COLE PORTER)
- THE END OF A LOVE AFFAIR (EDWARD REDDING)
- FOLDEROL (DICK JOHNSON)
- THE LOOP (DICK JOHNSON)
1957年の作品。ビッグ・バンドで活躍していたために、ほとんど知られていない人、1曲目のスタートからアルトの音色にドキッとさせられます。饒舌で淀みなく歌われるワン・ホーンの醍醐味、サイコーだ!バックがこれまた名手揃い、切れがあって力強いPHILLY JOE JONES、堅実なWILBUR WARE、スマートなセンスで、どの作品でも演奏が光る大好きなDAVE McKENNA、彼らの見せ場も随所に鏤められて、引き締まった好サポートの連続です!PHILLY JOE JONESは本当にカッコイイですね、ドラムが歌ってますな!
更にもう一つ。1956年の「MUSIC FOR SWINGING MODERNS」もすばらしい!2002年に紙ジャケで再発された時に大喜びしましたが、当時は新店準備で忙しく、ほとんど紹介できなかったのが心残りです。
コチラは、よりリラックスした雰囲気で演奏の切れはそのままに、厳しさと言うよりは甘美なアルトが心地良い!オリジナルは一曲もなく、小粋で肩の力が抜ける演奏。あっ、いいねぇ、、、6曲目の歌心が堪りませんよ。
- THE BELL OF THE BALL (ANDERSON-PARISH)
- THE LADY IS A TRAMP (RODGERS-HART)
- HONEY BUN (RODGERS-HAMMERSTEIN Ⅱ)
- WHY WAS I BORN (KERN-HAMMERSTEIN Ⅱ)
- POINCIANA (BERNIER-SIMON)
- THE THINGS WE DID LAST SUMMER (CASH-STYNE)
- LIKE SOMEONE IN LOVE (BURKE-VAN HEUSEN)
- STARS FELL ON ALABAMA (PARRISH-PERKINS)
- YOU'VE CHANGED (CAREY-FISCHER)
印象が多少違うのはバックのサポートの雰囲気の違いもあるでしょうし、二つのレコーディングの間に何かあったと想像するのもとても楽しい。レーベルが違うので音作りの違いもあるのかな。共にまた注目されて欲しい作品です!
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