KAREL KRAUTGERTNER ORCHESTRA 「JAZZ KOLEM KARLA KRAUTGERTNERA」
ちょっと心のダメージが大きく、何も手に付かない日々でしたが、やっと何とか立ち直れそう。コレも周りの人たちの励ましのおかげですね、感謝、感謝です。
心機一転、髪の毛をバッサリ切ってやり直しです。実は30cmくらいあった長髪を切りました。10年以上こんな頭だったので何だかとても寂しい気もしますが仕方ない。失恋した女性はよく髪を切るといいますが、どうなんでしょう、気分としては似たものがあるんですかね。折角切ったんだから世の女性みたいにスカッと行きたいところです。
妻が切った髪の毛持って帰って来いですって、どうするんですかね、、、
久々だ、どうしよう、、、な~んてね!凄い作品に出会ってしまいました!! KAREL KRAUTGERTNER ORCHESTRA 「JAZZ KOLEM KARLA KRAUTGERTNERA」、1961~1965年の演奏を集めたということになるのかな、チェコのオケらしい。英語のライナーが全く読めてないので詳しくは何も言えませんが、クラーク・ボラン並みのインパクトが背筋を襲います!スゲー、1曲目31⁰ VE STÍNUの出だしのドラムから絶対何かが起こる予感がします、直ぐに続くピアノのハード・ボイルドなアドリヴで、コレは間違いなし!という確信に変わり、テーマ・アンサンブルのカッコいいこと!メロディがいいねぇ、トランペットがビッグ・サウンドのツボを突いています。続く短いアルト・ソロはリーダーのKAREL 、シンプルで熱い!更にテナー・ソロ、徐々にアンサンブルと呼応して来るところがカッコイイ!ミュートからオープンへ、ギラギラしながらも哀愁を誘うトランペット、そしてヴォカリーズが重なってフィニッシュ、う~む、やりますな!
抽象的になりそうで、迫力の演奏とメロディのカッコ良さが小難しさを感じさせない、予測のつかないこの快感、すばらしいです!チェコにこんなモダン・ビッグ・バンドのツワモノがいるとは全く驚き、ヴァイブが入ればもっと面白いぞと思ってたら、来ましたよ4曲目ZCISTA JASNA、クールでスウィンギーなヴァイブがアンサンブルとマッチして気持ち良いです。
7曲目OPOJENIは小粋なピアノ・トリオの演奏、作品の中では一服の清涼剤のような役割で明るい気分にさせてくれます。RUDOLF ROKLというピアニストは全く知りませんが全編でとても良い演奏をしてます。ベースも心地良い。再びたたみ掛けるビッグ・バンドのゴージャスなサウンド、9曲目PORTRET、ラストのKONCERTINO PRO ALTSAXOFON A JAZZOVY ORCHESTRがこれまた強力です!
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