LOREZ ALEXANDRIA 「MORE OF THE GREAT」
先日履歴書を送った会社さんから不採用の通知が、添え状と共にすべて帰ってきました。結果は残念でしたが、何だか見てもらえただけ良かったと感謝したい気分。ダイレクト・メールだったので見て貰えるかどうかさえ疑問でしたから、、、きちんと何かしらの返事が頂けただけでも有り難い。
ココで一つ気になることが。このように丁寧に送り返すということは先方にもそれなりのお金が掛かってしまったわけで、それはちょっと申し訳ない。これからは返信用の切手なども一緒に送るべきなんじゃないだろうか、、、一度就職支援のブレーンに相談したんですが、もう一度訊いてみよう。
仕方ない、今日はちょいと落ち込んだ気分を更に黄昏させる極上の逸品を聴いちゃおう、、、
当時お客さんには「四番目に来る黒人女性名歌手」と紹介していました。ビリーは別格として、その前に来る三人とはエラ、サラ、カーメン、判りますかな?「四番目だけに意外と知られていないんですよ~、、、」などと言いながらこの作品のすばらしさを散々に宣伝しまくったのが今では懐かしい、、、
LOREZ ALEXANDRIA 「MORE OF THE GREAT」、1964年の名盤です。
- BUT BEAUTIFUL (BURKE-VAN HEUSEN)
- LITTLE BOAT (BOSCOLI-MENESIAL-KAYE)
- DANCING ON THE CEILING (RODGERS-HART)
- IT MIGHT AS WELL BE SPRING (RODGERS-HAMMERSTEIN Ⅱ)
- ONCE (MOGENTA-MARNEY-GIMBEL)
- THE WILDEST GAL IN TOWN (YELLIN-FAIN)
- ANGEL EYES (DENNIS-BRENT)
- THIS COULD BE THE START OF SOMETHING BIG (STEVE ALLEN)
- NO MORE (RUSSELL-CAMARATA)
- THAT FAR AWAY LOOK (FAIN-M . & A . BERGMAN)
正直に言って1,4曲目だけでもいい、是非聴いてもらいたい泣きの名唱です!この二曲を聴いて電車の中で思わず目頭が熱くなり、イカン~!と堪えた事も何度か、、、
私の苦手な黒人らしい粘りはあるんですが、そんなことよりもこの溢れる情感が心にグッと迫ります!ひょっとしたら何となく軽快なボッサ調の2,5曲目が気持ちにゆとりを与えてくれているのかも。そして小粋な6曲目、ゆったりと寛いだ雰囲気の中、やはりLOREZの歌声が沁みてきます。ヤバイな、、、、またもや、ちょっと目頭に来てます。
叙情という意味では四番目どころかナンバー・ワンの名歌手ですよ!
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