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2008年3月

GRANT STEWART「YOUNG AT HEART」

 折角の休みなのにまた雨だ、、、先週の休みも大雨でした、どうもツイてない。ウチで疲れを癒せと言うお告げかな、、、

 昨日は妻が一人で鎌倉を散歩してたらしい、桜が咲いてて春らしくなってきているようです。Img_0868

 いいなぁ、、、明日晴れたら絶対散歩しよう!

 という事で、ゆっくりウチで過ごすことに、、、先週買ってきた作品が今日のノンビリ気分にとても合います。

 GRANT STEWART「YOUNG AT HEART」は1曲目のタイトル曲の麗しい雰囲気から小気味良くスウィングする寛ぎの演奏、艶やかにテナーが歌っています。ジックリ聴かせる2曲目、ストレートなバラード演奏は物悲しいけど、コッテリし過ぎないところが良いです。これで旨い酒がほんの少しでいいからあれば、幸せですな。(只今我が家では品切れ中。)Grant_stewartyoung_at_heart

  1. YOUNG AT HEART (LEIGH-RICHARDS)
  2. YOU'RE MY THRILL (CLARE-GORNEY)
  3. ROLL ON (HOPE)
  4. SHADES OF JACKIE MAC (STEWART)
  5. REPETITION (HEFTI)
  6. SERENADE TO SWEDEN (ELLINGTON)
  7. MODINHA (DE MOREAS-JOBIM)
  8. JET STREAM (BERNSTEIN)

 4曲目は最初のフレーズがマクリーンみたいなので名付けたというオリジナル曲、言われてみればそうかも、、、スピード感のある力強いナンバーで、アドリヴに突入すれば軽快なテナーが気持ち良い、TARDO HAMMERのピアノ、JOE FARNSWORTHのドラムも絡んできて、短いながらもスリリングなプレイ!

 6曲目、こういう小粋な雰囲気はワン・ホーンの醍醐味だなぁ、、、リラックスして心地良い、やはり艶のあるテナーがすばらしい!

  エリック・アレキサンダーとは同世代、共演盤も多数あり。エリックはそのパワフルなプレイが大好きで、初めて聴いた十数年前から大ファンですが、GRANT STEWARTはエリックみたいに突然弾け飛ぶようなフレーズが飛び出すようなことは無く、重心が低いとでも言いますか、テナーのドッシリした感じが魅力ですね、昔気質な王道を聴かせてくれます。無理が無く自然体、熱く吹いても太い芯が感じられて、何だか安心してしまいます。

 あれ、いつの間にか晴れてる、どうしよう、、、ちょっと行ってこようかな、、、

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PHIL WOODS 「MUSIQUE DU BOIS」

 手のアイシング、やってみました。ひゃ~、チベたい、ジンジン手に響く。人差し指から小指までの痛み、むくみは筋をストレッチすることで大分楽になれます。指を開かずに手を開く。チョップとか手刀の形で指先を下に向くようにして、腕を真直ぐにして壁にその手で寄りかかってみる。肘から小指側の腕の筋が伸びている感じが得られればOK。

 残りは他の4本の指とは全く違う動きをする親指の付け根、ココをストレッチすることはできないので、疲れ(炎症)を残したままだと、腱鞘炎になってしまうらしい。なので炎症を取るためにアイシングするのが効果的。ピッチャーが投げ終わった後に肩を冷やしているのはそのためですね。

 冷たいのを我慢してやってみると少しですがむくみが確かに無くなって、楽になりましたよ。

 一昨日、オール・アメリカン・リズムセクション何て事を言ってしまって思い出したのが、PHIL WOODS 「MUSIQUE DU BOIS」。1974年、ガンガンに吹きまくるWOODSもこのリズム隊じゃなければ、ココまで燃え盛っていたかどうか、、、スタジオ録音ですが、ライヴ感があって、実に良い!Phil_wwods_musique_du_bois

  1. SAMBA DU BOIS (WOODS)
  2. WILLOW WEEP FOR ME (RONNEL)
  3. NEFERTITI (SHORTER)
  4. THE LAST PAGE (BECK-WOODS)
  5. SUMMER KNOWS (LEGRAND)
  6. AIREGIN (ROLLINS)
  7. SAMBA DU BOIS(ALT. TAKE)

 40歳を超えて正に脂の乗り切ったWOODSの歌いっぷりは見事!歌いまくるプレイは緊迫した雰囲気でアルトが白熱しています!1曲目から太いベースに導かれて、ジワジワと盛り上がり、次第に熱い雄叫びになって行くWOODS、激しいビートを刻むドラム、多彩な表情のピアノ、全員がお互いの音に反応しあって聴いていて力が漲っています。

 LEGRANDの名曲5曲目、我がジャズ師匠によるとWOODSはLEGRANDのこの曲を完璧に理解しているんだそうです、アート・ペッパーのと比べるとよく解るらしい。非常に叙情的で遣る瀬無い表情と何処か希望を感じさせるアルト、エモーショナルで強さがあるすばらしいバラード・プレイです!

 ジャケットが滅茶苦茶カッコイイですよね、恍惚としながらも汗をかいている四人の表情を勝手に想像してしまうエネルギッシュな傑作だ!

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DAVID LINX AND THE BRUSSELS JAZZ ORCHESTRA 「CHANGING FACES」

 三週間ぶりに先生の所に行きました。肩は相変わらずだが、首の状態は非常に良いと言われ、腰もよく動いているのでそれ程悪くないとのこと。要するに単なる疲労で、体が自然に慣れてくるから心配はない。問題は手足で、疲労がひどく溜まっている状態、ほっとくと特に手は腱鞘炎になるから、、、という事で仕事の後は必ずアイシングしてその日の疲労を取り除き、手の筋を伸ばして溜まった老廃物を除けば手の痛みは徐々になくなるとのアドバイスを頂き、明日から早速実行することにしました。

 それにしてもいつもとは違う痛みが全身を覆い、普段はあまり痛みを口にはしないようにしているんですが、さすがに今回は「イテテテ、、、」を連発、キツカッタなぁ、、、でも治療のおかげで手は少しラクになりました。

 先週の心残り、DAVID LINX AND THE BRUSSELS JAZZ ORCHESTRA 「CHANGING FACES」を買って来てしまいました。男性ヴォーカルはあまり持っていませんが、店頭で聴いてかなり後ろ髪を引かれ、イヴァン・パデュアの新作でもすばらしかったので、買うことに決定!この一週間が待ち遠しかったです。David_linx_and_the_brussels_jazz_or

  1. DEEP NIGHT (R. VALLEE-C. HENDERSON)
  2. DOWN ON LOVERS LANE (D. LINX)
  3. BLACK CROW (J. MITCELL)
  4. BILHETE (V. MARTINS-I. LINS)
  5. THEN WE'LL BE HOME (S. SHEPARD)
  6. A DAY'S JOURNEY (D. LINX-D. WISSELS)
  7. HOME, IN THE SPRING (D. LINX-TRADITIONAL-S. LINTON)
  8. THE LAND OF JOY (D. LINX-D. WISSELS)
  9. POR TODA MINHA VIDA (A. C. JOBIM)
  10. MIZIANE (D. LINX)
  11. THERE IS YOU (D. LINX)
  12. SWEET SUITE (M. LAGINHA)
  13. FOR THE TIME BEING (S. SCRAGG-B. JORIS)

 歌声はセクシーで、しかもスキャットが上手い!12曲目聴き応えありです、ジャズのクールでスウィンギーなカッコ良さを伝えてくれますね、THE BRUSSELS JAZZ ORCHESTRA 全体がビッグ・スウィングを心得たゴージャスなプレイで攻めと守りの醍醐味を聴かせてくれます!ドラムのMARTIJN VINKが目立たないけど、躍動する煽りとタメが決まる良い仕事をしています。

 ノビノビと寛いだ歌声、それでいて哀愁があるヴォーカル・メロディの2曲目、名曲3曲目のメロディのクールなこと!分厚い管のアンサンブルが決まり、LINXの粋な歌が伸びやかに響きます。裏で叩くドラムの、ツカツカと跳ねてる感じが堪らなくカッコイイ!ピアノは NATHALIE LORUERSか?確かこの曲を店頭で聴いてヤラれたと思いました。ヴォーカル・パーカッションをバックにヒップな語り(ココはDARK AND RAGGEDというパート)を挟んで再び情感溢れるジャジーな雰囲気、終わり方が呆気ない気もしますが、本作で最もお気に入りの曲です。4曲目でIVAN LINSとデュエット、名前だけしか知りませんでしたが、彼がまた良い声なんです。何というか、線の細さが堪らなく良い、こういうのをサウダージと呼ぶのでしょうか、、、

 6曲目はかなりプログレッシヴなアレンジで王道ジャズ・ファンには「何だろう、、、」となるかも知れませんね、フュージョンにクロスオーバーしてるんですが、リズミカルで気持ち良い。ノリの良い10曲目では9曲目でもデュエットした、ちょいとロリータ・ヴォイスのMARIA JOAOとの声のコントラストが面白く、オケのスカッとした演奏も魅力的です。 

 

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BOOKER ERVIN 「HEAVY ! ! !」

 私が働く工場の裏手に咲く梅ノ木がまだとても綺麗で思わずカメラを持って行きました。昨日の雨でさすがに散ってしまったかな、、、Img_0854

 カメラを持っていったら工場のシルヴァーウルフの何人かの人とも、更に会話が出来て良かった。「おっ、いいカメラもってるねぇ、、、」とか、「桜は鎌倉もそろそろいい感じなんじゃないかな、、、」とか、色々教えてくれる。みんな季節感を大切にしていて、さすがに年季が違うね、何となく居心地が良いです。どうも近くの川(出勤の通り道なんですが)にカワセミもいる時があるらしい、これで毎日カメラは持って行かなければならなくなりました。カワセミはウチの家鳥です。(勝手にシンボルにしている、妻が好きだから。)

 迫力のハード・バップが聴きたくなりました。で、棚から引っこ抜いたのがBOOKER ERVIN 「HEAVY ! ! !」、燃えるぜ~!1曲目BACHAFILLEN、これで決まりです!テーマは熱くてカッコイイし、続くGARNETT BROWNのトロンボーン、JIMMY OWENSのトランペットが分厚い!吹き切る表情に聴いているコチラも汗が出てきます!そしてゴリゴリと無骨なBOOKER ERVINが炸裂する!更に言えばバックはJAKI BYARD、RICHARD DAVIS、ALAN DAWSONのオール・アメリカン・リズムセクション、迫力の演奏として選んだのならまだまだ私も感性は衰えておりませんね!(久々の我褒めです。)Booker_ervin_heavy

 2曲目YOU DON'T KNOW WHAT LOVE ISはERVIN のワン・ホーン、スローで粘っこいテナーの響きは重いというより厚い、ERVINが吹く度に石くれをガ~ン、ガ~ンとぶつけられているような印象です。3曲目ALUMINUM BABYも軽いアルミどころか、水分をタップリ含んだ粘土のように頑丈なテナーが堪能できます。

 モーダルな出だしの5曲目BEI MIR BIST DU SCHON、これはさすがにズッシリ来ますが、突然転調して猛烈に走り出す、ボクシングのラッシュ攻撃ですな、ERVINの重いパンチを受けまくり凄いダメージです!トランペット&トロンボーンが再び熱く、BYARDの万華鏡ピアノが随所にちりばめられて興奮せずにはいられません!マイッたな、この曲の凄さに今回初めて気が付きました。

 1966年、土臭くて垢抜けない、硬派な美学を感じる逸品ですね。

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EVGENY LEBEDEV 「FALL」

 一生懸命働いて(うむ、、、充実。)昨日家に着いたのは何と5時過ぎ、妻が休みなので、「そんじゃあ、眠くなる前に遊びに行ってみっか。」ということになり、大船で宴を催すことになりました。なかなか時間が合わせられないので、時間が合うときはなるべくこういうことはしていかないといけませんな。

 「FoodiunBar 一瑳」はチェーン店、幾つか行きましたが、大船が一番落ち着いていて居心地が良い、スタッフの人たちの雰囲気も好きだし、食べ物も美味しいし、ジャズが店内を流れていたりします。

 図らずも再就職のお祝いということになり、ちょいと贅沢に「スペイン産イベリコ豚のロースト」なんてお高いメニューも頼んだりして、、、ジューシーで、タレ、塩どちらも楽しめる、いや~、美味しいなぁ、、、他にも「7品目野菜と生ハムのシーザーサラダ」、「たたき鮪とアボカドの生湯葉巻き」、「山芋とオクラの磯辺揚げ」、「ずわい蟹のあんかけレタス炒飯」等など、自分では思いつかない味の数々、みんな美味しい。Cimg5117

 久しぶりに新しい仕事の話やフィギュア・スケートの話で会話も弾み、リラックスして、とても楽しかった。少なくとも週に一度はこんな時間が持てるといいです。妻も上機嫌だった、良かった、良かった!

 横浜HMVさんのジャズ・ニュー・リリース・コーナーの上に2~3枚、コメントつけて1枚ずつちょこっと紹介しているウラ物、行くと必ずチェックしています。好きな人いるんだなぁ、、、こういうの好きです。Evgeny_lebedev_fall

 そこで紹介されていたEVGENY LEBEDEV 「FALL」、ナニ?!ロシアの若者?知らないなぁ、、、じゃあ、買ってみよう!店で買う醍醐味はこういう出会いですね、たまにガッカリすることもありますが、それもまた楽しいです。

 本作は2005年、モスクワでの録音で、20歳にして非常に洗練されたピアノを聴かせてくれます。1曲目WAYNE'S FOOTPRINTSはウェイン・ショーターの名曲。躍動感溢れる力強いプレイで、グィグィ引っ張られます!2曲目YOU DON'T KNOW WHAT LOVE ISは原曲のメロディを大切にした演奏で、スタートの繊細でロマンティックな無伴奏のピアノは、「おお、なかなかやりおるではないか!」とかなり惹きつけられました。リズム隊が入って次第にスウィングしてくる、アドリヴのメロディ・ラインがドラマがあってすばらしいです。

 オリジナルの3、4曲目INTRO~24TH OF MAYも躍動しててシャープな熱気がカッコイイ、プレイに切れがありますぞ!流麗で寛いだ美旋律、ベース・ラインに緊張感を漂わす6曲目JOURNEY FOR TWO、う~む、彼のピアノは熱を帯びると美しく、迫力があってクセになる魅力があります。

 本作の山場は7曲目RUSSIAN DANCE、この曲を聴いて発注数を増やしたなんていうレコ屋さんのコメントがありました。気持ち、とても解ります、私にとってもかなりのキモでした!ジワジワ歌いだす旋律、泉の湧くが如し、3分過ぎくらいから燃えてきますぞ!4分近くにフッと力が抜けてアディエマスみたいなコーラスが、、、(ちょっと違いますか、、、)こういう演出はちょいと目先が変わってとても良い!LEBEDEVのセンスの良さを感じます。

 ロシアっぽいかどうかは判りませんでしたが、聴き応え充分!注目していきたいピアニストです。

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ERIC ALEXANDER 「PRIME TIME」

 たまには早く帰ってこれることがあるんだなぁ、、、5時半に家に着く日があるなんて思っても見ませんでした。

 先輩で、私の仕事修行の直接の師匠になる方は滅法仕事が速く、しかもチョイチョイ色んな事に気が付いてはシルヴァーウルフ達の手伝いをする。全体を見て気を利かせるなんて、かなりカッコイイですよね!「ココでそう動くのかい?!」と驚かされます。実はその先輩は歳は下、「ウフフフ、、」っていつも人と接する時は笑っているナイス・ガイで、この仕事を始めてから一年とちょっとらしい、、、いやいや~、いくら慣れているとは言え、なかなかできる動きではないなぁ、、、先ずは呼吸を摑んで、いいコンビと言われるようにしたいですな!

 あまりLIVEには行く機会がないのでCDにDVDが付いているのは非常に嬉しいですね、ERIC ALEXANDER 「PRIME TIME」はデカいナリでテナーを思う存分吹きまくるALEXANDER の立ち姿がカッコイイです。不動の立ち姿、正に現代のテナー・タイアンですね、凄いパワーで聴いている方が熱くなって行きます。Eric_alexander_prime_time

 CD

  1. BLUES LIKE (D. HAZELTINE)
  2. ONE FOR STEVE (E.  ALEXANDER)
  3. LITTLE LUCAS (E.  ALEXANDER)
  4. PEARLS (D. HAZELTINE)
  5. SOME OTHER TIME (L. BERNSTEIN/B. COMDEN/A. GREEN)
  6. WE ALL LOVE EDDIE HARRIS (D. HAZELTINE)
  7. NEMESIS (E.  ALEXANDER)

DVD

  1. PEARLS (D. HAZELTINE)
  2. ONE FOR STEVE (E.  ALEXANDER)
  3. NEMESIS (E.  ALEXANDER)
  4. LITTLE LUCAS (E.  ALEXANDER)
  5. BLUES LIKE (D. HAZELTINE)
  6. WE ALL LOVE EDDIE HARRIS (D. HAZELTINE)
  7. YASASHIKU(GENTKY) (E.  ALEXANDER
  8. FIRST IMPRESSION (E.  ALEXANDER)
  9. PRIME TIME (J. FARNSWORTH)

 とりあえずDVDで語りますと、1曲目ガンガンに歌いまくるERICが険しくも不動の立ち位置で炸裂!ユミズの如く湧き上がるメロディ・ラインがすばらしい、HAZELTINEはヴィーナスでは感じられない気合と熱気に溢れていて気持ち良いアドリヴが奔りますね!

 2曲目は出だしのハード・ボイルドなテ-マが良い、JOHN WEBBERの生々しいベース・ソロは堅実さが滲み出ています。ノラリクラリとした曲ですが、ウネリがあってジャズらしい味わいを堪能です。ドラムの力強いソロからERICがとまらない!3曲目「NIGHTLIFE IN TOKYO」でもワン・フォー・オールの「WIDE HORIZONS」でも感じられなかった白熱のプレイに、更に来たッ!と言う感じです!

 寛いだピアノのスタートから歌心の真骨頂を聴かせるERIC、7曲目は切ない、眉間にシワを寄せつつ、力いっぱい歌う、HAZELTINEの粋な寄り添いが大波に揺られているような気分にさせてくれます、YASASHIKUとはよく言ったものですね。

 テナーの醍醐味ココにあり!CDも良いですが、DVDの方が面白いと思います、結構高かったですが充分に楽しめました。

 

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IVAN PADUART 「IN EXILE OF DREAMS」

 久しぶりにCD買いました~!いや~、何だか嬉しい、とりあえず7枚、ざっと見ただけでもこれだけありました。200712_483

 それにしてもちょっと高いですね。まぁ、欧州モノが多いので致し方ないところかな、対ドルでは物凄い円高ですが、対ユーロでは円安傾向、輸入盤の価格は何だか上がるばかりです。数年前までは国内盤より(出てればですが、、、)輸入盤の方が安いというのは当たり前という認識が主流でしたが、今は逆転傾向です。ネットは確かに安い!でも未だにネットで買い物することに抵抗がある私にとってはレコ屋さんには頑張っていただきたいところなんですが、、、

 でもって、7枚買ったけど今はこればかり聴いてます、IVAN PADUART 「IN EXILE OF DREAMS」、私の愛するFAY CLAASSENが参加した非常に爽やかな後味のある逸品です。

 IVANはベルギーの名手、ピアノは凄腕と言うほどではありませんが、メロディ・メイカーとしては、かなりの腕を持つ才人です!程よく心に響いてくるリリシズムと曲の良さがいつも心に残る大好きなピアニストです。トリオですばらしい作品もありますが、共演者の魅力が引き立つ作品が多いですね。本作でサックスを吹いているTOON ROOSも滑らかなプレイが印象的で、やはり技らしい技は聴かせませんが何とも気持ち良い歌いっぷりです。

 そしてFAY CLAASSEN、その雰囲気から透き通るような声まで全て好き、言うこと無しです!Ivan_paduart_in_exile_of_dreams

  1. WATERFALLS (PADUART-LINX)
  2. MELANCHOLY BLUE (PADUART-KASA)
  3. CLAIR OBSCUR (I. PADUART)
  4. THE BRIDGE BETWEEN US TWO PART 1 (PADUART-LINX)
  5.                                      PART 2 (PADUART-LINX)
  6.                                      PART 3 (PADUART-LINX)
  7. ARVO ((I. PADUART)
  8. IN EXILE OF DREAMS (PADUART-LINX)
  9. STARA LANTERNIA (WISSELS)
  10. CROSSROADS (PADUART-LINX)
  11. THOUGHT OF YOU (T. ROOS)

 決定打を打たれたのが4曲目からの組曲、特に5曲目のCLAASSENとDAVID LINXのハモリが堪らなく心地良く、伸びのあるFAYの声が美しい! 更に驚いたのがもうひとりの主人公DAVID LINX、彼の歌声も雰囲気に溶け込んでると言いますか、力が入ってもとてもナチュラルで、洒落てて粋な伊達男の趣、すばらしい声の持ち主ですね、初めて聴きましたが、めちゃくちゃ気に入ってしまいました。

 DAVID LINXはリーダー作も最近出したのかな、店頭演奏ガンガン流してるお店がありました。カッコ良かったんですが、ゼニコがなく買いませんでした、来週まで有るかなぁ、、、 

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DUSKO GOYKOVICH 「GOOD OLD DAYS」

 昨日、隣の部屋で妻がまた「ひゃ~~~」の悲鳴、はいはい、何ですか、この度は、、、

 「いい旅夢気分」の再放送を見つけて録画してたらしく、観てたら自分が映っていたらしい(2/202/223/5)。ドラドラ、、、あら、ホントだ、小さく映ってる。

 ハ、ハ、ハ、、、嬉しいのはいいけど、何度もその場面を観て、座りながらピョコピョコ跳ね回るのは止めましょうね、怪しい動物みたい、、、

 ガックリと疲れきった、、、明日はお休み、改めて仕事と休みのありがた味が身に沁みますなぁ、、、今日はDUSKO GOYKOVICH 「GOOD OLD DAYS」の1曲目のタイトル曲が聴きたくなりました。哀愁をたたえる名曲。タイトル通り、過去の思い出に浸ってしまいたくなります。胸を締め付ける情感豊かなミュートの響き、静かに物思いに耽るには打ってつけですぞ!椎名豊のピアノがこれまた何とも美しく、静寂感に優しく包まれるような、ユッタリとした気分にさせてくれます。Dusko_goykovich_good_old_days_2

  1. GOOD OLD DAYS (GOYKOVICH)
  2. LITTLE TEO (GOYKOVICH)
  3. IN THE SIGN OF LIBRA (GOYKOVICH)
  4. SOMEDAY MY PRINCE WILL COME (CHURCHILL)
  5. HOW SENSITIVE (JOBIM)
  6. NO LOVE WITHOUT TEARS (GOYKOVICH)
  7. TOKYO SHUFFLE BLUES (GOYKOVICH)
  8. BALLAD FOR BELGRADE (GOYKOVICH)
  9. OLD FISHERMAN' S DAUGHTER (GOYKOVICH)

 1996年の作品。この頃のDUSKOはまだまだ今ほど知られた存在ではなかったように思います、この作品が人気が出る切っ掛けだったかもしれません。泣きの曲はさすがの貫禄で、3、6、8曲目もタイトル曲に負けない哀愁の美旋律です。

 できればジャケット、服までキメてくれればもっと良かった。でも雰囲気があってとてもジャズらしい、こういうのは最近あまり見かけませんね。

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MIKE CUOZZO 「MIGHTY MIKE」

 今日は仕事を解らないまでも、自分なりに積極的にやってみました。それはまぁ、無茶苦茶で商品は床に撒くわ、危うく違う所に品物をセッティングしそうになるわ、機械はガツンガツンぶつけるわでもうテンヤワンヤ、周りのベテランのシルヴァー・ウルフ(敢えてそう言ってみよう)には苦笑いされてました。でもみんな温かい人たちで「嫌でも覚えるようになるから、今出来ないからって焦らないで、兎に角ジックリおやんなさい。」と声を掛けてくれます、あり難い事です。ゆとりが出来たら仕事にも触れますが、この仕事、凄く面白いです!まだ二日目で何を言う!でもそうなんです。体がキツイから辞める?とんでもない!コレをこそ求めていたんだから、、、腰の痛みが再発して心配はしてますがね。

 私の愛するB級の名盤、MIKE CUOZZO 「MIGHTY MIKE」は寛ぎ感溢れるスマートな逸品です!MIKEのテナーは白人系の滑らかな雰囲気で歌心タップリ、何だかホッとしてしまいます。Mike_cuozzo_mighty_mike

  1. THERE'LL NEVER BE ANOTHER YOU (H. WARREN)
  2. WHAT IS THIS THING CALLED LOVE (C. PORTER)
  3. NANCY (VAN HEUSEN-SILVERS)
  4. WALK UP (B. EVANS)
  5. AN EVENING  AT PAPA JOE'S (J. JONES)
  6. UNDERSIDED (R. BALL)

 1曲目の軽快な滑り出し、EDDIE COSTAのヴァイブが心地良くスウィングします、COSTAはピアノを弾くと個性的で面白いですが、ヴァイブもとても良いですね。本作は3曲目がサイコーに良い!何とも鄙びたテナーの味わい、丁寧に一音一音を聴かせるヴァイブのブルーな感じ、トリスターノ門下のRONNIE BALLが地味ながらも、ゆったりとしたピアノで語りかけてくるような燻し銀のプレイです、、、いいねぇ、、、疲れた体に癒しの泉が滲み込んで来る様な演奏ですな、、、4曲目はあのビル・エヴァンスの曲、1955年当時はまだ無名だったはずですが、先見の明がありますね、COSTA絡みでしょうか、軽快なヴァイブがやはり気持ち良い!

 MIKE CUOZZOは結局リーダー作2枚で消えてしまいましたが、何とも惜しい逸材です!

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PIERO BASSINI 「MINOR CONTEXT」

 うん、まずスタートとしては上々、と言いたいところですが、教わった仕事の流れがまだまだ頭に入らない、当たり前かもしれませんが、早く頭ではなく体に覚えさせたい。とりあえずは今日の仕事の流れを思い出しつつ、早く寝ようと思います、明日もありますから。よりによって行き成り腰に来てます。暫く何も言わなかったのになぁ、、、

 一度は国内盤でも旧作がリリースされたイタリアのピアニスト、PIERO BASSINI、残念ながら一般的にはその名が大きく取り上げられることはなかったように思います。その作品「PORTRAIT WITH IN」は当時なかなかの幻だっただけに、きっとヘヴィなジャズ・ファンしかリアクションできなかったのではないかな、もし私だったら先にこの作品を聴いてもらいたいと思っていたのが、その次の「MINOR CONTEXT」、1998年の作品。メンバーは同じですが、私はこっちの方がカッコイイと思います。Minor_context

  1. AUTUMN WALTZ
  2. FOR MY FATHER
  3. MINOR CONTEXT
  4. WHAT IS THIS THING CALLED LOVE (C. PORTER)
  5. OPEN SPACE
  6. SOME DAY MY PRINCE WILL COME (MORAY-CHURCHILL)
  7. MADNESS BLUES
  8. NOTENBUCHLEIN

 2曲以外はオリジナル、5曲目のような奔放に動き回る即興中心の曲もありますが、本作には顔になるキラー・チューンがあります、それが1曲目、何と美しいメロディ、切ないじゃないですか、ベースとピアノがユニゾンするテーマの美しさに溺れますぞ!直ぐにピアノが歌いだす、小気味良いメロディが心地良く顔に当る水しぶきのよう、ドラムがスウィングしだして、段々熱気を帯びます。コレは名演だと思いますが、あまりそういう声は聞きません、、、コレは名演ですぞ!それともう一曲、タイトル曲がすばらしい!ピアノの尽きる事のないアドリヴと流麗で躍動するリズム隊の演奏は、進むに連れて何か胸を熱くします!

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BENNY BAILEY SEXTET 「SOUL EYES」

 早速ですが、明日から仕事が始まります。朝早いぞ~!4時半には起きないと。何せ、ちょうどいい時間に電車がない。寝坊だけは避けないといけませんね、ココ二、三日早起きの練習をしていたんですが、寝る時間も遅いせいか思っている時間に起きられず、どうもいけません。もう明日なのに、、、

 1968年というと本作の主人公BENNY BAILEYやJIMMY WOODEは、クラーク=ボラン・ビッグ・バンドで大活躍していた頃ですね。

 BENNY BAILEY SEXTET 「SOUL EYES」はドイツのミュンヘンでの熱気の溢れた、でも何処かダークな雰囲気が籠るライヴ作です。ピアノはMAL WALDRON、場の雰囲気がドルフィーのファイヴ・スポットの感じをフッと思い出させます。1曲目PROMPTがバップ魂を揺さぶります、BAILEYの肉厚なトランペットがカッコイイ!ゴリッとした無骨なNATHAN DAVISのテナー、独特のリフレインが呪術的なMALのピアノ、一筋縄ではいかない重厚なオープニングです!2曲目SOUL EYESは打って変わって軽やかなDAVISのフルートがよく歌い、CHARLY CAMPBELLのコンガが軽快さを更に演出していますね、ココでも量感豊かなトランペットが歌心を聴かせます。スピリチュアルとまでは感じませんが、摩訶不思議な祈りを思わせる3曲目RUTS, GROOVES, GRAVES AND DIMENSIONS、やはり何処かダークな世界のラスト4曲目WILD-EVIL DANCE、凄く変わった雰囲気なのに各人のソロが妙に熱い!いつの間にか罠にハメられたような快感が、、、

 この作品のキー・パーソンは明らかにMALですね、あの呪術的なプレイが全体を異空間に誘っているかのようです!

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ERIC CLAPTON 「ONE MORE CAR ONE MORE RIDER」

 昨日の続きです、そのもう一つのサプライズのお話。JFFYKbeckさん、以前にも忘年会やったり(12/9)、美味い物を教えてくれたり(1/28)、たびたび登場していますが、実は前職でお世話になった先輩です。

 三日ほど前に「第二回爺を囲む会」を開催するということでお邪魔したんですが、前日私は新たなる道が開けたんですね。JFFYKbeckさんも実は求職活動されていたんですが、何となく言い辛いじゃないですか、でも隠しておく訳にも行かないから、「いや~、自分も驚いたんですが、、、」と仕事のことを切り出したら、JFFYKbeckさんが「あっ、そうなんだ、、、いや、実はオレもね、、、」と言うことになりまして、何と同じく新たなる道に進むことになっていたんです!二人してこんなことってあるのかと驚いた次第で、、、

 何をそんなに驚くのかと言うと、示し合わせたかのようにタイミングがいつも合ってしまうからなんです。

 出会ったのは5年位前で、周りからは二人とも、一緒にやったら一癖も二癖もあるので、絶対ぶつかり合うと恐れられていたんですが、当の本人たちは「ふ~ん、、、」と言う感じ。逆にお互いのスタンスを重視しながら何か、考えているベクトルがいつも同じなので、とても意気投合してしまった方でした。(いちいち言わなくてもかみ合うので、私は凄く仕事がラクでした。何か困っても、そうしておいて欲しいということには必ずフォローが入ってる感じ、無駄なことで滞ると言うことは全くなかった。果たして自分にそれが出来ていたかどうかは疑問ですが、、、)JFFYKbeckさんを中心にフロアを切り盛りしていた時は、作業は多くてもいつも完結した感じがあってとても良かった。

 その後、JFFYKbeckさんが転勤してしまって、暫く会う機会がなかったんですが、自分が退職を決めた時に、同じく辞める事にしたと連絡が入りまして、それはまた、奇遇ですね~、、、ということになり、この時も何か考えていることは一緒だなぁ、なんて笑い合ってました。

 その後の浪人中の7ヶ月間はお互いに叱咤激励し、悩みなども打ち明け合いながら過ごしてきて、とても精神的にも支えられてきました。それが、音楽の仕事に見切りをつけて、話し合ったわけでもなく、新たなる道に行こうと決めたのも一緒なら、決まるタイミングも同じ、しかも「第二回爺を囲む会」でそのことをお互いに発表して喜び合って、おまけに相方から貰った一理あるアドバイスまで同じように言われて、その事でも悩んだと言うもんだから、「もう何だろうね、偶然?奇遇?、、、スピリチュアルというしかないねぇ、、、」ということになりました。

 何だか面白いですよ、JFFYKbeckさん!新たなる道、頑張りましょうね!

 という事で、すみません、今日はジャズではありません。かつてJFFYKbeckさんに、してヤラれた一枚、ERIC CLAPTON 「ONE MORE CAR ONE MORE RIDER」、二枚組のライヴです。ギターは歌うし、歌もサイコーに気持ち良い!コレ、もう名盤でしょ?言うことないですよね!Image0009

DISC 1

  1. KEY TO THE HIGHWAY (BROONZY-SEGER)
  2. REPTILE (E. CLAPTON)
  3. GOT YOU ON MY MIND (THOMAS-BIGGS)
  4. TEARS IN HEAVEN (CLAPTON-JENNINGS)
  5. BELL BOTTOM BLUES (E. CLAPTON)
  6. CHANGE THE WORLD (SIMS-KENNEDY-KILPATRICK)
  7. MY FATHER'S EYES (E. CLAPTON)
  8. RIVER OF TEARS (CLAPTON-CLIMIE)
  9. GOIN' DOWN SLOW (ST. LOUIS JIMMY)
  10. SHE'S GONE (CLAPTON-CLIMIE)

DISC 2

  1. I WANT A LITTLE GIRL (MENCHER-MOLL)
  2. BADGE (CLAPTON-HARRISON)
  3. HOOCHIE COOCHIE MAN (W. DIXON)
  4. HAVE YOU EVER LOVED A WPMAN ? (B. MYLES)
  5. COCAINE (J. J. CALE)
  6. WONDERFUL TONIGHT (E. CLAPTON)
  7. LAYLA (CLAPTON-GORDON)
  8. SUNSHINE OF YOUR LOVE (CLAPTON-BLUCE-BROWN)
  9. OVER THE RAINBOW (ARLEN-HARBURG)

 お客さんが引いてて落ち着いた時間帯に、ガチャガチャしたもん聴かせて、センスも何もあったもんじゃない!とJFFYKbeckさんがロック魂の何たるかを言うためにMDに編集したものをよく店頭で流していたんですが、販売員の私がかなりヤラれて、「何?ナニ?」と引っかかっちゃたのに本作の曲が入っていました。

 DISC 2の3曲目、HEAH!サイコーだぜ!黒人になりたかった英国人の生々しい思いを聴かせる事だってできるんだぜ、、、いや、もはや御大CLAPTONの思いを表す言葉ではありませんね、私はFLEETWOOD MACのピーター・グリーンが黒くて大好きでした。何か既にブルースは御大の体臭の一部です。次の4曲目で気だるさと共に、ほとばしる情感、ググッと来ます!そして後年の思いが滲み出た様々な名曲、やはり良いですね、素直な気持ちになれるのは何故なんでしょう、、、6曲目サックスの寛いだソロの後、パーッと光り輝く短いギターの音色に堪らなく胸を締め付けられます。

 前後しますが、JFFYKbeckさんが入れていたのがDISC 1の8曲目、いやもう、歌にも泣けますが、ギターの鬼気迫るような、それでいて遠くへと誘われる様な熱い語り口、すばらしいの一言です!

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FINN WIESNER TRIO 「LET'S FACE THE MUSIC AND DANCE」

 全くこんなこともあるのかと驚きの日々でした。実は仕事が決まってしまいました。初めて行った面接で採用されるなんて夢にも思っていなかったので、喜びと驚きがごちゃ混ぜで混乱気味でした。

 妻はもっと色々と会って、見て、経験を積んでから選択していく方法もあると、一理あることを言っていましたが、世の中コチラが選択肢を選べるほど簡単ではありません。中には試しに面接してみようという人もいるようですが、そんなに世渡りが器用ではありませんし、応募してみようという事、それ自体は自分にも思いや覚悟がなければ出来ないことだと思うんです。全くの未経験でトライしてみたところだったせいか、思いや覚悟は強かったと思います。

 興味の持てる仕事であるのか、続けていく覚悟はあるのか、生活の面ではどうなのか、色々考えました、、、これから沢山の壁にもぶち当たるでしょうし、妻との時間のすれ違いも起こってくるでしょう。今の妻の激務のことも考えた末、繁忙期を除けば早く帰って、食事や家事ができる、少しはラクをさせてやれるのではないかと思い、謹んでお受けすることにしました。

 決めたからにはやるしかない!頑張りますよ~!!

 マリナーズの守護神、J. J. プッツのテーマ曲、AC/DC 「THUNDERSTRUCK」聴いちゃってます!気合入ります!!

 実はもう一つ、人との繋がりを強く感じる不思議なサプライズもありまして、それについてはまた後日。

 懐かしいなぁ、コレは、当時は輸入盤もそんなに高くなく、しかも新しい物への興味がドンドン湧いていた頃に出会った1999年の作品。FINN WIESNER TRIO 「LET'S FACE THE MUSIC AND DANCE」、パワフルで太いプレイが魅力的なピアノレスのテナー・ワン・ホーンです、随分久しぶりに聴きました。Finn_wiesner_trio_lets_face_the_mus

  1. SPEAK LOW (K. WEILL)
  2. RHYTHM-A-NING (T. MONK)
  3. LET'S FACE THE MUSIC AND DANCE (I. BERLIN)
  4. INVITATION (B. KASPER)
  5. I THOUGHT ABOUT YOU (J. VAN HEUSEN)
  6. REMEMBER (I. BERLIN)
  7. MY LITTLE BROWN BOOK (B. STRAYHORN)
  8. HACKENSACK (T. MONK)
  9. SOON (G. GERSHWIN)
  10. STRAIGHT IN THE POCKET (F. WIESNER)
  11. MY IDEAL (ROBIN-WHITING-CHASE)
  12. TRINKLE TINKLE (T. MONK)

 何だか何処かのクラブで演奏しているような生々しさがあって気持ち良い、裏ジャケットの写真がイメージとピッタリ。(よく見るとこの写真ではチラッとピアニストも写っているんですが、、、)

 アドリヴは難しくならずストレートに聴かせるメロディ、スウィンギーなナンバーではリズム隊が躍動してて熱気が溢れます!上手く言えませんが、スロウな曲でもドラムに様々な表情があって、あ~、そうだった、そうだった!と甦る感動がありますね!2、8、12曲目のモンクの曲がいいところで挟まってて、ちょっと惹かれたのが切っ掛けだったかな。そして聴いてガツンと来たのが4曲目、跳ねるリズムからジワジワ熱気を帯びてくる演奏がカッコイイです!ドラム・ソロがなかなかの迫力。更に10曲目のオリジナルがスタートからスピード感があってスリリング、やはりココでもドラムにガンガン煽られて手に汗握ります!

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PINKY WINTERS 「LONELY ONE」

 昨日も一日求人情報を自宅で眺めて終わってしまった。世の中では梅が咲き誇っているというのに、、、あ~、観に行きたいなぁ、綺麗だろうなぁ、、、

 まだ学生だった頃、清掃のアルバイトをしていたことがありました。床の古くなったワックスを洗剤で落として、新しいワックスをかけたり(病院とか、なかなか一般の人が入れないような所、よくやったなぁ、、、)、これからオープンのお店を綺麗にしたりする(コレを引き渡しと言いまして、夜中に集まって朝までに仕上げたりすることもあります。)、そんな仕事、あれは楽しかった、すばらしい仲間もいたし、、、社長が運転する車の移動中が最高に可笑しくて、ボケと突込みが飛び交ってもう大騒ぎ、ウィットに富んでいて、はっきり言って今時のお笑いよりズ~ッと面白かった。これから大切な仕事に行くっていう雰囲気ではありませんでしたね、そうこうしている内にハンドルを握る社長が大笑いしながら本は読み出すし、かと思うと突然居眠りしだしたり、おいおいってまたみんなで突っ込んだりして、、、みんな元気かなぁ、、、

 で、そのバイトの時、何と甲府まで行ったんですね、高速道路に乗って。確か、引き渡しだったと思います。いつものようにバカ話をしていたら、突然甲府の町が見えてきたんです、パッと谷を抜けた感じ。そうしたら甲府の町が凄く綺麗なピンク色だったんです、梅が咲いてて。バカ話がいきなり歓声に変わりました。甲府というと盆地というんですか?その盆地全体が薄いピンク色で本当に綺麗でした。

 それと甲府の好印象がもう一つ、、、仕事を終えてみんなで仕事道具を持って街中を移動してたら、見た目にもとても綺麗じゃない仕事道具を落としまして、、、そしたら若いOLの方が何の躊躇もなく拾って渡してくれて、もうビックリ!「何かココ凄いな、、、」とみんなで感心してしまいました。帰りの高速道路でも美しい町のピンクを観ながら名残惜しく帰って来ました。ちょっとした思い出話です、、、

 それ以来梅は大好き、あの時の甲府を、梅と聞くと思い出します、何とか元気を出して観に行きたいものです。

 上記の思い出話はPINKY WINTERS 「LONELY ONE」を聴きながら思い出したこと、何となく穏やかな気分にならなければ言えない事だったかもしれません。この作品も何か優しさが滲み出た、心穏やかにさせてくれるモノですな。Pinky_winters_lonely_one

  1. LONELY ONE (SMALLEY-GROVE)
  2. POLKA DOTS AND MOONBEAMS (VAN HEUSEN-BURKE)
  3. CHEEK TO CHEEK (I. BERLIN)
  4. IT NEVER ENTERED MY MIND (RODGERS-HART)
  5. YOU SMELL SO GOOD (STONE-WOLF)
  6. EASY LIVING (RANGER-ROBIN)
  7. JEEPERS CREEPERS (WARREN-MERCER)
  8. I'VE GOT PLENTY OF LOVE (SMALLEY-GROVE)
  9. GONE WITH THE WIND (BOWMAN-BOLAND)
  10. PENNIES FROM HEAVEN (JOHNSTON-BURKE)
  11. MY HEART'S A CHILD (SMALLEY-GROVE)
  12. OCTOBER'S DREAM (SMALLEY-GROVE)

 バックは確かにすばらしい、GERALD WIGGINS(p)、HOWARD ROBERTS(g)、CHICO HAMILTON(ds)、JIM WOLF(b)と名手揃いで寛いだスマートなサポートです。でも何より良いのがPINKYの歌声とその表情、1曲目からトロケます。何とも遣る瀬無い雰囲気が胸を打ちますぞ。勿論スウィンギーな曲も魅力的で、3曲目の小気味良さは寛ぎつつもゴキゲンです!そして私の大好きな5曲目、なんて粋なんでしょう、メロディがサイコーに良い、こんなことを女性に言われたら、ちょっとヤバイですね!ジャッキー&ロイでも会話のように歌われててとても好きですが、ソチラはちょっとオノロケですね、PINKYの方が男としては嬉しくなります。

 本作もどうやら生産が終わっています、残念ですね。常に店頭にあってほしい名盤なんですが、、、

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JIMMY JONES 「JIMMY JONES TRIO」

 先日伊豆の河津に桜を観に行ったら、渋い俳優さんがいたと書きましたが、それはどうやら東京12チャンネルの「いい旅夢気分」の撮影だったらしいです。今日放送していました。隣の部屋で妻が大騒ぎをしているので何かと思ったらそういうことでした。ただ河津のシーンは残念ながら見逃したらしく、「再放送、再放送、、、」と夢中になって調べてる、桜祭りは今週末までだから金曜日までに放送がなければ多分やりませんね。残念でした、、、

 さて、こういう名盤は限定盤にしておかないで、是非カタログ化して欲しいです。JIMMY JONES 「JIMMY JONES TRIO」、歌伴の名手の幻の逸品ですね、解説をみると12インチ復刻レコードが中古市場では定価より高いので発売一年足らずで10インチレコードも出すことになったらしい。その時のレコードの状況は実は全く知りませんでしたが、CDも10インチと同じ年に出て(同時発売だったのかもしれません。)やはり大きな評判になりました。Jimmy_jones_jimmy_jones_trio

  1. EASY TO LOVE (PORTER)
  2. LITTLE GIRL BLUE (HART-RODGERS)
  3. LUSH LIFE (STRAYHORN)
  4. SQUEEZE ME (WILLIAMS-WALLER)
  5. MY FUNNY VALENTINE (RODGERS-HART)
  6. GOOD MORNING HEARTACHE (HIGGINBOTHAM-DRAKE)

 オリジナルが10インチなので22分半とすぐ終わってしまいますが、どういうわけか何度もリピートして聴いてしまいます。一度本作の寛ぎ感を耳にすると気の済むまで聴いていたくなってしまうんですね。歌伴の名手のリーダー作は何とも嗜みがあって粋で、心地良いです。ラルフ・シャロンやエリス・ラーキンスもそう。情感タップリの5曲目なんていいですねぇ、、、1954年、パリでの録音、そう言えばエスプリも感じます。

 CD化は既に10年以上前、そろそろ出てもいい頃ですね。

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SAHIB SHIHAB 「AND THE DANISH RADIO JAZZ GROUP」

 ふ~、イカン、既に緊張してる、明日は初めての面接です。会っていただけるだけでもあり難い事ですが、何だか大失態をやらかしそうで、どうも落ち着かない、、、いつまで経ってもドッシリ構えられないですね、繊細、神経質、根性なし、う~ん、こんな自分にとても草臥れる、、、

 書いてる場合じゃないんですが、ちょっと違うことを考えないとね、、、Sahib_shihab_and_the_danish_radio_j

 ピアノ・トリオの老舗といえば澤野工房さんですが、実は澤野さんが出す管モノは恐ろしくカッコイイ名演が多いです。以前に紹介したナウラやジャズ・クインテット60、他にもヨキ・フロイントなど、驚きの傑作ばかりです。出来ればタビー・ヘイズのテンポ作品はLPだけじゃなくCDにもして欲しいですね。

 で、本日はSAHIB SHIHAB 「AND THE DANISH RADIO JAZZ GROUP」、様々な楽器を駆使して表情を変えるSAHIBの演奏にデンマークの名手たちが重厚なバップの香りを演出するOKTAVの幻の名盤です!特にN. H. O. PEDERSENのベースに痺れます、ドッシリとしたウォーキング(自分もこうで在りたい、、、)が堪りませんね、1曲目DI-DAの厳かな雰囲気、ジワジワとジャズ魂が揺さぶられ、ガツンとテナーでソロを取るBENT JAEDIGの歌いっぷり、高らかに歌うPALLE MIKKELBORGのトランペット、何処かタドタドしいSAHIBのバリトンが生々しさを煽ります。

 飽くまで1曲目は小手調べ、快楽の山場は2,3曲目DANCE OF THE FAKOWEES、NOT YETで早くも最高潮です、踊りたくなるようなリフレインからNIELS HUSUMのソプラノが弾け、トロンボーン、ギターが短く歌う、そのバックのアンサンブルのカッコいいこと!ヴァイブの演奏は常にクールに響きます。疼いてくるドラムの見せ場を中心にスピーディなソロが交互に駆け回る演奏、これぞ醍醐味です!

 更には「OK! HERE WE GO!  MAI DING!!」から始まる5曲目、カウベルの軽い打ち鳴らしから、分厚いアンサンブル~バリトンのゴツゴツとした演奏がスリリングに響きます、一転してフルートは軽やかな6曲目HARVEY'S TUNE、アンサンブルが同じテーマを奏で、「ブーン」のSHIHABの一言から再び軽快なフルート、気持ち良いですねぇ、、、

 幾つかダブってしまうSHIHABのストーリーヴィル盤「SENTIMENTS」もいいですが、まとまりとしては断然澤野盤のほうが良いですよ。

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STAFFAN ABELEEN/LARS FÄRNLÖF 「QUINTETS 1961-66」

 いつだったか、大分暗くなり、霞掛かった月が綺麗だなぁ、なんて煙草を吸いながらベランダで寛いでいたら、月の前をスーッと飛行機雲が急上昇していきました。アレッ、何だろう、その時間はよく空を眺めているんですが、あんな角度で飛ぶ飛行機はまずない。ロケットでも打ち上げたのかな、それともひょっとして、、、coldsweats02Img_0798

 慌ててカメラを持ってきて撮ってみたんですが、酷い写真、、、(見様によっては幻想的かな。scissors)一体なんだったんだろう、、、

 編集物というのが残念ですが、60年代のスウェーデン・ハード・バップの息吹を感じることの出来る作品、最近また店頭に並んでいます、STAFFAN ABELEEN/LARS FÄRNLÖF 「QUINTETS 1961-66」。北欧の哀愁のメロディがとても良いですね、オリジナルで何か個性を出したいという意欲のような物が、この頃のヨーロピアンには感じられます。そんな作品は結構多い。本作でもアメリカ人とは違う、スマートでありながら、スウィンギーなジャズの醍醐味が滲み出ています。スタンダードとはちょっと違う、でもジャズらしいものを聴きたいなぁ、なんていう方にはちょっとトライしてほしい作品かも、、、Staffan_abeleenlars_frnlf_quintets_

 よく判らないことが多い作品ですが、「PERSRPOLIS」と「DOWNSTREAM」という名盤の音源がほとんど入っているようです。どうせならその二枚は全部聴かせて欲しいですね。あと、EPの音源が数曲。4曲目FARFARS VALSだけは直ぐに判りました。モニカ・ゼッタールンドの「OHH ! MONICA !」の1曲目ですね、グランドファーザーズ・ワルツです、いい曲ですよね、大好きです!

 「PERSRPOLIS」と「DOWNSTREAM」は昨年末にアナログが出ました、ということは近くCD化されるかも知れませんね、期待大です!

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