ERIC ALEXANDER 「PRIME TIME」
たまには早く帰ってこれることがあるんだなぁ、、、5時半に家に着く日があるなんて思っても見ませんでした。
先輩で、私の仕事修行の直接の師匠になる方は滅法仕事が速く、しかもチョイチョイ色んな事に気が付いてはシルヴァーウルフ達の手伝いをする。全体を見て気を利かせるなんて、かなりカッコイイですよね!「ココでそう動くのかい?!」と驚かされます。実はその先輩は歳は下、「ウフフフ、、」っていつも人と接する時は笑っているナイス・ガイで、この仕事を始めてから一年とちょっとらしい、、、いやいや~、いくら慣れているとは言え、なかなかできる動きではないなぁ、、、先ずは呼吸を摑んで、いいコンビと言われるようにしたいですな!
あまりLIVEには行く機会がないのでCDにDVDが付いているのは非常に嬉しいですね、ERIC ALEXANDER 「PRIME TIME」はデカいナリでテナーを思う存分吹きまくるALEXANDER の立ち姿がカッコイイです。不動の立ち姿、正に現代のテナー・タイアンですね、凄いパワーで聴いている方が熱くなって行きます。
CD
- BLUES LIKE (D. HAZELTINE)
- ONE FOR STEVE (E. ALEXANDER)
- LITTLE LUCAS (E. ALEXANDER)
- PEARLS (D. HAZELTINE)
- SOME OTHER TIME (L. BERNSTEIN/B. COMDEN/A. GREEN)
- WE ALL LOVE EDDIE HARRIS (D. HAZELTINE)
- NEMESIS (E. ALEXANDER)
DVD
- PEARLS (D. HAZELTINE)
- ONE FOR STEVE (E. ALEXANDER)
- NEMESIS (E. ALEXANDER)
- LITTLE LUCAS (E. ALEXANDER)
- BLUES LIKE (D. HAZELTINE)
- WE ALL LOVE EDDIE HARRIS (D. HAZELTINE)
- YASASHIKU(GENTKY) (E. ALEXANDER
- FIRST IMPRESSION (E. ALEXANDER)
- PRIME TIME (J. FARNSWORTH)
とりあえずDVDで語りますと、1曲目ガンガンに歌いまくるERICが険しくも不動の立ち位置で炸裂!ユミズの如く湧き上がるメロディ・ラインがすばらしい、HAZELTINEはヴィーナスでは感じられない気合と熱気に溢れていて気持ち良いアドリヴが奔りますね!
2曲目は出だしのハード・ボイルドなテ-マが良い、JOHN WEBBERの生々しいベース・ソロは堅実さが滲み出ています。ノラリクラリとした曲ですが、ウネリがあってジャズらしい味わいを堪能です。ドラムの力強いソロからERICがとまらない!3曲目「NIGHTLIFE IN TOKYO」でもワン・フォー・オールの「WIDE HORIZONS」でも感じられなかった白熱のプレイに、更に来たッ!と言う感じです!
寛いだピアノのスタートから歌心の真骨頂を聴かせるERIC、7曲目は切ない、眉間にシワを寄せつつ、力いっぱい歌う、HAZELTINEの粋な寄り添いが大波に揺られているような気分にさせてくれます、YASASHIKUとはよく言ったものですね。
テナーの醍醐味ココにあり!CDも良いですが、DVDの方が面白いと思います、結構高かったですが充分に楽しめました。
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