SIMON SPILLETT 「SIENNA RED」
仕事の帰り道は工場長がいるといつも、「ああ、いいよ、いいよ、ついでだから乗っていきなさい。」とクルマでウチの近くまで乗せてくれる。これ、モノ凄く助かります。工場長がお休みだと他のウルフが「じゃあ、今日は私が乗せていこう。」と言ってくれて、毎日誰かしら送ってくれます、あり難い事です。
で、車の中でジャズっぽいものがラジオでかかった時、工場長が「最近さぁ、こういうのよくかかってるよね、何かジャズっていいなぁ、なんて思うんだよね、、、」ほいほい、いらっしゃいませ~~~、お客様、ネタ充実してまっせ~っ!ということで、お気に入りの曲を集めたCDを作って差し上げることにしました。久々に腕を振るいましょうかね、前はよく作って人にあげてました。ジャケットもデザインしてね。(と言っても、画像を取り込んで、曲とタイトルをクレジットするだけですが、、、)さて、気に入ってもらえるかどうか、、、ジャズ・ホリックの腕の見せ所ですな!
キテルな~、期待通りの熱い出来!SIMON SPILLETT 「SIENNA RED」、やっぱり雰囲気がタビー・ヘイズに似てますね、前作ではオリジナルを積極的に入れていましたが、今回はオリジナルは無く、タビー・ヘイズの曲を中心に本作でもテナーの醍醐味を聴かせてくれてます!
- MINI MINOR (IAN HAMER)
- LIFELINE (TUBBY HAYES)
- SOURIYA (TUBBY HAYES)
- PEACE PIPE (ERNIE WILKINS)
- RUMPUS (TUBBY HAYES)
- RICARDO (TUBBY HAYES)
- PINT OF BITTER (CLARK TERRY)
- THE RIGHT TO LOVE (LALO SCHIFRIN)
- SIENNA RED (TUBBY HAYES)
- OLEO (SONNY ROLLINS)
前作同様、ドラム以外はメンバー変わらず相変わらずの王道、ピアノのJOHN CRITCHINSONがSPILLETTと共に全編良い雰囲気なんですわ!麗しげな3曲目のピアノ・ソロなんてなかなかのモノ。無骨な音、でも厚みがあって洗練されてる趣も感じさせるSPILLETTのスロウ・バラード・プレイ、いいねぇ、、、
ガツンと来るのは1曲目、ピアノがランニングしてハード・ボイルドなテナーが炸裂します!熱いねぇ、、、カッコイイねぇ、、、やっぱり期待を裏切らなかった、待ってた甲斐がありましたよ!走る感じ、疾走感が堪りませんね!同様に4曲目も小気味良さを感じつつ、走りまくるテナー!エリック・アレキサンダーと是非バトルして欲しいです、グラント・スチュアートとやり合っても面白そうですね!
今や英国ナンバー・ワンのテナー・マン(と、勝手に思ってます。)、既に次の作品に期待大です!
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