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JOHN SURMAN 「HOW MANY CLOUDS CAN YOU SEE ?」

 湘南モノレール大船駅の向かい側にある飲んべビルの5Fに串べえずという居酒屋があります、久しぶりに行きました。でもスタッフの皆さんは相変わらずの元気印、体育カイ系のノリが信条らしく、テキパキ、シャキシャキ、小気味良くて皆さん明るくて、兎に角働いているのが楽しそう(大変なことも多いでしょうね)、何だか気分の良くなる場所です。さすがに串モノがとても美味しい。200804_006

 でもって、サラダも食べたくて「トーフの黄金ジュレサラダ」を頼んだら、感じの良い青年スタッフさんが「ちょっと苦いんですけど、そういうの大丈夫ですか?」と何となく心配そうに言うので「何か面白そうだから、お願いします。」とオーダー。持ってきてくれた女性の方も「ちょっと、苦いですよ~、、、」と気にしている。何だろう、益々気になったので早速頂いてみると凄く美味しい!チコリの苦味と和風ジュレの甘味、更にミョウガの苦味がとてもイケる、今どきはこういうの好まれないのかなぁ、、、何を食べているか自分で判るでしょ?ピリッと引き締まってこういうのを美味いと感じます。後で先ほどの青年スタッフさんが「どうでした?」と来たので美味いと言ったら、ニッコリして、自分も美味いと思うんだけどスタッフの間では好みが分かれるところなんだそうです。チコリとミョウガだけ残しちゃうとか、、、それじゃあ、このサラダの良さは解らないですね、、、

 昨日のHARRY BECKETTを聴いて、それじゃコイツはどうだ!っと引っ張り出したのがJOHN SURMAN 「HOW MANY CLOUDS CAN YOU SEE ?」、BECKETTをはじめ、JOHN TAYLOR、ALAN SKIDMORE、MIKE OSBORNEと「FLARE UP」のサイドマンが参加。疾風怒濤の演奏の嵐に悶絶するしかありません!John_surman_how_many_clouds_can_you

  1. GALATA GRIDGE (SURMAN)
  2. CARACTACUS (WARREN)
  3. PREMONITION (SURMAN)
  4. EVENT (a)GATHERING (b)RITUAL (c)CIRCLE DANCE (SURMAN)
  5. HOW MANY CLOUDS CAN YOU SEE ? (SURMAN)

 14分58秒の1曲目の凄味が堪らない!壮絶、出だしのスピリチュアルなSURMANのバリトンからグーの音も出ない、壮大なアンサンブルが加わった後のSURMANの咆哮はホントにバリトンなのかと疑いたくなる程の迫力です!OSBORNEのアルトも加わりBECKETTも加わり、もう洪水溢れんばかり、パワーが蓄積されていく。ALAN JACKSONがその流れを引き継ぐドラム・ソロ、益々パワーを溜め込み、突然のチェンジ・オブ・ペース、インドを思わせるメロディにナヌ?!

 ところがココからが正に疾風怒濤、TAYLORの切れ味鋭いピアノがバッサ、バッサと切れ込んでくる、彼のアコースティックでの凄味は正にコレ!カッコイイぜ~!!SKIDMORE、OSBORNEが溜め込んだパワーで白熱のソロを展開する、ウラで叩き続けるドラムは無我夢中、聴いてる方も次第に陶酔の域に入ってしまう、フリー・スタイルのアンサンブルでフィニッシュ、心が騒めきながらも次第に静まっていく圧巻の演奏!これだけでも本作は買って良かったと言えます!

 バリトンをまるでテナーか、アルトのように自在に吹き倒す、凄いな、2曲目のドラムとのデュオもシンプルながらパワフル。4曲目の大作18分半はビギナーにはかなりキツイでしょう、静まり返った心の旅、見事なバス・クラリネットの演奏を堪能して、ベースのリフレインに導かれ、バリトンが力強いメロディを同じくリフレイン、ドラム・ソロで盛り上げてからバリトンが再び切れ込んできます。迫力があって知的なクァルテット演奏ですぞ!そのままの編成でタイトル曲はソプラノがユッタリと心地良い。 

 「FLARE UP」にもSURMANは参加していましたが、全く目立っていなかったと思います。そういう意味では確かにサイドマンの力を引き出していなかったかもしれませんね。

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