HARRY BECKETT 「FLARE UP」
昨日は仕事の帰りに珍しく遠回りをして稲村ガ崎まで行ってみました。改めてすっかり春なんだなぁ、なんて思いつつ江ノ電に乗ってトコトコ散歩気分。人が出てるなぁ、鎌倉はお祭りの最終日か、、、晴れてよかったねぇ、嵐みたいになったり、晴れと雨を繰り返す日があったり、変な一週間でしたからねぇ、、、
さざ波の音が何とな~く気持ちいい、、、
HARRY BECKETTは西インド諸島出身で英国で活躍、60~70年代の重要な作品にサイド・マンとして参加しています。「FLARE UP」は1970年の彼の代表作の一枚。アヴァンギャルドな雰囲気ながら決して小難しくない、楽器同士がスリリングにぶつかり合って、聴いてて燃えてきますな、70年代の息吹です!
切れ込むようにガンガン煽るJOHN WEBBのドラムが気持ち良く、BECKETTがスカッとした気分にさせてくれる1曲目のタイトル曲、ALAN SKIDMOREのテナーが短いながらも熱いソロ、全編を支配するJOHN TAYLORのエレピとFRANK RICOTTIのヴァイブが印象的です!同じく4曲目SCARLET MINEもスリリング、TAYLORのエレピがカッコイイ!当時のTAYLORはアコースティックも鋭いですがエレピも良いですね、高らかに歌いまくるBECKETT、ぬおおお~~~、熱い!引き継ぐMIKE OSBORNEのアルトが更に燃えています!!リズムを支配するドラム、ベースの躍動感、ウラで鳴っているヴァイブが何とも言えない浮遊感を醸しだしています、今正にマインド・トリップ中!ヤバイな、この曲は、、、
5曲目THIRD ROADも怒涛のリズムが襲って来るヘッドバンギング・チューンです!6曲目FLOW STREAM FLOWも熱い!すみません、言葉が尽きました。
モノの本によると本作はサイドマンの力を引き出し切っていないんだそうです。そうか~、かなり楽しめる演奏でしたが、サイドマンもっとホントは凄いのかぁ、、、また探す楽しみが増えましたなコリャ、、、
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コメント
仕事帰りに稲村ですか!ジャズカバさん、本当に前とは180度、違う仕事してるんですねぇ、と実感。夕暮れの稲村で、ほーっと一服(-。-)y-~な感じが羨ましいです。感性磨かれてジャズLIFEがまた充実しそう!また来ますね。
投稿: tak | 2008年4月22日 (火) 16時33分
takさん
ご返事遅れて申し訳ありません。
そうなんです、仰る通り180度変わりました。今の時期は日が長いので仕事が早めに終わると、とても得した気分です。明るい時間に仕事が終わるって幸せですね、晴れる日は朝出かける時も朝日がとても綺麗です。出勤途中、富士山とかが見える時もあるんです、いいですよ~、朝日に照らされた富士山!
感性は磨き続けます、お金が続く限りジャズLIFEも充実させていくつもりです。また宜しくお願いします。
投稿: ジャズカバ | 2008年4月24日 (木) 19時23分
例によって、「ボー」とUNIONにいったら、BECKETTの新譜がでていましたよ、ネットでも出ているので、ご確認を。
本職に来月から戻るかと考慮中。
投稿: ベンヤミン・スズキ | 2008年5月28日 (水) 20時02分