BARNEY WILEN 「JAZZ SUR SEINE」
明月院に一昨日行って来ました。天気も好く、ジックリと紫陽花を堪能、いや~、いいですねぇ、、、
アジサイ寺に行く途中、二人の女性が「明月院 の紫陽花、何だかつまらないわ、、、」何て話しているのを小耳に挟みました。あらら、、、解ってないなぁ、、、明月院を期待するのも勿論ですが、そこに向かう過程がまたいいんじゃないですか、和やかに時が流れる北鎌倉のな~んにもない風情、散歩の醍醐味でしょ?明月院の紫陽花、そこはかとなく咲き誇っていて勿論良かったですよ、人が多いなんて全く気にならないし。猫が昼寝してるのもちょいとした風情があったし、、、粋を感じられないセッカチ者にゃ、解らないんだろうなぁ、、、可愛そう、、、
いつもお世話になっているシルヴァーウルフが、私が行った前日に明月院を訪れていたらしい、写真が趣味なのでお互いそういう風情のある話でいつも盛り上がります。「あそこ、綺麗だったよ。」、「ははは、私も昨日行ってきましたよ、よかったですよねぇ、」、「何だ、オレは一昨日行ってきたよ、こっちも綺麗みたいだよ、新聞に写真載ってた、今度新聞の切り抜き持ってくるよ。」いいでしょ?何てことないこういう会話。ピリッとした仕事をしながらも、こういうちょっとしたゆとり、清々しい気分にさせられますなぁ、、、
今日はスカッとしたワンホーンで決まりです。BARNEY WILEN 「JAZZ SUR SEINE」、テナーの歌いっぷりが何とも気持ち良い快作、フランスを代表するテナーマンですね。この流れるような骨太のテナーが堪らなく良い!1曲目SWING 39から摑みはOK!跳ねるように歌うBARNEY、MILT JACKSONのピアノはとても余芸とは思えない手練っぷり。3曲目MENILMONTANTでもストレートなプレイに只々気持ち良いとしか言えません!
こういう真っ向勝負のワンホーンは最近のプレイヤーでは味わえません、奇を衒った所がなくノビノビと歌う、サイコーです!
私が持っているのはJAZZ IN PARISのシリーズの一枚で録音は1958年。オリジナルのジャケットで出したら(多分出てないですよね?)名盤といわれる事間違い無しの傑作だなぁ、、、出来れば紙ジャケで、如何ですか、ユニヴァーサルさん?
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