JOHNNY GRIFFIN 「NIGHT LADY」
今日はジャズ三昧、宿題になっていたCDを沢山聴いて、机を片付けて、ブログを書いて、やっと落ち着いてジェリー・バーガンジの新作、「TENOR TALK」を聴こうとしたら、突然コルトレーンの「MY FAVORITE THINGS」が頭の中を駆け巡って、聴かずには置けない気分になりました。タマ~に起こる現象です、経験ありませんか?コレを聴こうと思ったら、アレが聴きたくなるみたいな、、、
一度聴いたら落ち着いた。多分この間飲みに言った時にお店で掛かってたからだな、一番ポピュラーなアトランティック時代の演奏、インパルス時代の「セルフレスネス~」での演奏が一番好きですが、コチラも良いですね。
でも今日はコルトレーンではなく、JOHNNY GRIFFIN、亡くなってしまったということでご冥福を祈りたい。激アツに吹きまくるテナー・タイタンでしたね、大好きです。以前に愛聴盤「ザ・ケリー・ダンサーズ」について書きました、哀愁のメロディが心に沁みる傑作。今日はやはり彼のパワーがより感じられるものにしよう、どうしようかと棚を見てて目に入ったのが、「NIGHT LADY」、ああ、コレはいいなぁ、、、ということで早速久々にトレーに乗せる、、、
1964年、クラーク=ボラン・ビッグ・バンドの鉄壁のリズム隊が支える強力なワン・ホーンの快作!1992年のアナログ復刻時にかなり話題になったらしい、私が持っているのは1997年の紙ジャケで世界初CD化された時のもの。この時は既にレコ屋さんでしたので随分売りましたよ。
- SCRABBLE (GRIFFIN)
- SUMMERTIME (G. & I. GERSHWIN)
- OLD STUFF (FRANCY BOLAND)
- NIGHT LADY (FRANCY BOLAND)
- LITTLE MAN YOU'VE HAD A BUSY DAY (SIGLER-WAYNE-HOFFMAN)
- ALL THE THINGS YOU ARE (KERN-HAMMERSTEIN)
KENNY CLARKEとJIMMY WOODEのガンガンの煽りに身を任せ、次第に熱気を帯びてくるGRIFFINのテナー、何かこのひたすら前進する姿勢が快感ですね!2曲目でもスロウにはせずに力強くスウィングする、CLARKEのドラミングもすばらしいです。タイトルの4曲目はクラーク=ボラン・ビッグ・バンドでも演奏してましたね、ワルツ調で吹き倒すGRIFFIN、表情は明るい、唯一のスロウ、5曲目でもセクシーだが甘くはならない骨太のテナー、いいねぇ、、、ラストは全員が一丸となって突進するスリリングな快演です!
今年も悲しい知らせが多いですね、、、JOHNNY GRIFFIN、リトル・ジャイアント、R. I. P.
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