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ROSEMARY CLOONEY AND DUKE ELLINGTON 「BLUE ROSE」

 夜の10時頃フラッと大船の駅を通り掛かると「よぉ!」の一声、何じゃいなと振り向くと地元の友達がニコリとしてる、「おお!久しぶりだなぁ!」、、、こんな時間にはあまり縁がない、だってもう寝てる時間ですもん。ちょっと酒が入ってていい塩梅だったので、「ちょっと来いよ、今やってんだ、、、」の言葉に「いいねぇ、久しぶりだし、、、」と次の日も仕事だってのにツイツイね、ノコノコ付いて行くともうヒトカタ、、、風貌が変わりすぎてちっとも思い出せなかったんですが、高校の時の同期生、あまり社交的ではなかった自分なので思い出すのに苦労しましたが、そういう言えば面影あり!「おお!どうも、、、」何て中途半端ですね、でもそんな感じ。先方もそうだったようで「やぁ、どうも久しぶり、、、」誰だか判らなかったみたい、ソリャそうだわ、20年ぶりですからね。

 ところがその彼、私が辞めた前社の仕事にちょうど私が辞めた頃から深く関わっているらしく、懐かしい名前がポンポン出てくるもんだからえらい盛り上がってしまった!話を聞いてると、ああ、ヤッパリなぁ、、、という感じ、要は販売力のある人がいないんですよ、仕入れるセンスもないからニッチもサッチもね、お客さんの顔が見えてない、セントラルバイイングなんかにするから結局現場は学ばないし、ニーズが何かも判らない、判ってはいても仕入れられない、何てこともあると思います、レコ屋さん全体の問題ですね。数字ばっかり追いかけてたらお客さんに満足までは買ってもらえないよ、会社に余力がないという理由でそうするなら、一生余力なんて得られないと思うんですが、、、まぁ、何故私が大好きだったレコ屋を辞めたのかはここら辺に疑問を持ったからなんですけど、、、同じタイミングで辞めたJFFYKbeckさんも全く同じ気持ちだと思うんですが、、、

 あまり辞めた人間が偉そうに言う事ではないですね、嘗て仲間だった連中で心ある人達もまだ現場で残って頑張ってますから、、、そういうヤツラのために自分は何が出来るのか微力ながら考えて行きたいなぁ、、、何て思ってしまいます、それも余計なお世話か、、、

 ちょいとゴージャスな気分に浸りたい、ほんじゃヴォーカル物でしょ!ということで悩んで引っ張り出したのがRosemary Clooney / Duke Ellington/Blue Rose、良い感じなんですわ、コレが!デダシHEY BABYのレイジーな雰囲気を匂わせながら、リラックスした雰囲気、このテナーはJIMMY HAMILTONかな、導入部の温かなバッキングがいいじゃない!ッて感じ、ロージーが歌うバックでのELLINGTONのピアノが全くもって粋、ちょっとこういう、小鳥が羽ばたこうか、どうしようか、みたいな個性的な演奏はモダンな感覚を持っている当時のプレイヤーでは出来ないんじゃないかな。Rosemary_clooney_and_duke_ellington

 ROSEMARY CLOONEYは優秀なヴォーカリストではあるけど、ジャズ・ヴォーカルでは如何なの?というのが当時の受け止め方だったらしい、その印象を覆したのが本作なようで、ELLINGTON楽団の演奏がピカイチ、ロージーの歌わない4曲目PASSION FLOWERなど最高の雰囲気、JOHNNY HODGESが分厚いアルトを聴かせてくれる、そして伸びのあるHODGES独特の歌いっぷり、ELLINGTON楽団の醍醐味が味わえますね!HODGESと掛け合う6曲目IT DON'T MEAN A THINGは最高に小粋!HARRY CARNEYのバリトンが渋いですぞ!

 更にスゲー、ゴージャスです!7曲目GRIEVIN'、レイジーな歌声と対比するように熱く吹っ飛ぶようなソロを聴かせてくれるトランペットのCAT ANDERSONのプレイが素晴らしい!ああ、これも気持ち良いですぜ、9曲目I'M CHECKIN' OUT~GOOMBYE、ガッツリとスウィングして小粋、JIMMY HAMILTONのクラリネットがサイコーに気持ち良く、ロージーもジャズの真髄を聴かせてくれます!

 何だろう、モヤモヤした気分が吹っ飛びますな、切なかったり、ノリノリだったり、、、気分が良いですわ!

 

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