HENRYK MISKIEWICZ & SIMPLE ACOUSTIC TRIO 「LYRICS」
先週、仕事の帰りに妻から電話が、、、「円覚寺の盆踊りに行くから良かったら来ない?」、ほ~う、楽しそうだね、明日も仕事だけど行ってみっか、ということで待ち合わせをして行ってみると妻が浴衣姿でヤル気満々、初めて見たさ浴衣姿、へ~、結構似合うんだねぇ。
私は盆踊りに行く習慣が全くないので、只ひたすらビールを飲んで、妻が踊っているところを眺めていました。夏らしい雰囲気でいて、それ程騒がしくない、居心地が良いのでついついビールを飲みすぎてしまいました。
今日はガツンと来るサックスがいいなぁ、、、皆さん、持っていますかな、HENRYK MISKIEWICZ & SIMPLE ACOUSTIC TRIO 「LYRICS」!1曲目HALF NOTEのアルトの歌いっぷりが素晴らしいんですよね!しかもメロディに何処と無く愁いがある、ああ、何か今日はこういう気分だな、、、
躍動感のあるS. A. T. のバッキングも気持ち良し、合間合間にズダダダン!と入るドラムのカッコいいこと!奔放だけどメロディアスで完結したMARCIN WASILEWSKIのピアノも光りますな、はじけた演奏に最近出会えないだけにこういうのを聴くと熱くなります!
HENRYK MISKIEWICZの経歴はあまりよく判りませんが、風貌からするとかなりのベテラン、ソプラノ、バスクラも吹きますがそれらは余芸、アルトが彼のメイン楽器ですね、歌いっぷりはアルトがピカイチです。洗練されていて、時に弾けるように熱を帯びますが、メロディにロマンがあって正にヨーロッパのエスプリですな。本作ではS. A. T. が影の主役、MARCIN WASILEWSKIは最近自分の名前で作品をリリースしています、ECMから。でも私はS. A. T. で作品を出していた頃の方が好き、三者のバランスが良いし、メロディもより印象的だから。ECMは抑制された美感が漂うレーベルですが、個性がありすぎてアーティストの魅力を殺してしまう制約がありすぎるように思う、ヴィーナスもそう、誰がやっても同じなんて詰らないでしょ?またS. A. T. で、しかも他のレーベルから出して欲しいトリオです。
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