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GREGORY CHARLES ROYAL 「DREAM COME TRUE」

 お彼岸です。先日墓参りに行くことが出来ました。昨年も行ったし、前の仕事を辞めてからというもの、なかなか人間らしい生活が出来ています、良い事だ。

 父の車に乗って早稲田と渋谷の本家の墓参り、車から見る風景は電車とは一味違って面白い発見が沢山あります。墓参りが目的ではあるんですが、父や母の戦争体験が色々語られて驚いたり感心したり、「ココは前こうだった、ああだった、、、」と当時の話が沢山聞けてとても良かった。ちょっとした東京観光も兼ねてますね、焼け野原だった東京が今や世界を代表する大都会、よくもまぁ、こんな近代都市を作っちゃいましたね。

 父の母校、早稲田大学の有名な大隈講堂をチラッと観てたらそこでトラブル発生!妻が写真を撮りながら歩いてたら突然、大隈講堂の短い階段をコロコロと転げ落ちた!写真に気を取られて妻は何かというと転んだり、躓いたりします。前は円覚寺で両膝を血だらけにして帰ってきましたが、今回は右足首から脛に掛けて酷く擦り剥いた、チョット痛そう、、、ビール片手に階段に座っていたおやじさんもビックリしてた。若い頃の父のお気に入りの喫茶店「BARON」で(何とまだある!)氷を貰って冷やしてました。擦り剥きも酷いですが、打撲もシコタマしてますからね、「あらら、、、痛そうねぇ、、、」なんて言いながら親切な女性主人で惜しみなく氷をくれて紐で固定してくれた。こんな所に江戸っ子の下町気質を感じたりなんかして、、、20080923_009

 墓参りが済んでそのまま本家に直行、池ノ上にある本家は年に一度、お正月に行くか行かないかという所なんですがいつも温かく迎えてくれる、どんなにご無沙汰でもね。居心地が良い大好きな場所。皆でご馳走食べて、ああだ、こうだとお喋りして、何だかお正月みたいだ。ベルボトム買いに行ったついでに近い内にまたヒョッコリ顔を出そう、、、

 今日はね、ヘルゲ・リエンと共に久しぶりにCDを買いましたので色々とワクワクしながら封を切っているところでして。そんな中の一枚がGREGORY CHARLES ROYAL 「ドリーム・カム・トゥルー、全らないトロンボニストだったんですが、コレ、なかなか良いです!オリジナルで固めているのでチョット通好みではありますが、聴いてみると知られていないというだけで、内容はビギナーでも大丈夫です。ゆったりしたトロンボーンの響きも充分に堪能できますよ!1979年の作品。Gregory_charles_royal_dream_come_tr

  1. DANCER
  2. TRYING
  3. SPIRIT CRY
  4. CURTIS
  5. FOR YOU
  6. DREAM COME TRUE

 ワルツ調でスタートするオープニング・ナンバーの哀愁のあるメロディでいきなり、オオッ!っと思わされます。程好い緊張感と柔らかいトロンボーンの音色、テーマから力強くスウィングするピアノは何とGERI ALLEN!こんな所で何やってんだ?!と言いたくなる活きの良いアドリヴで短いのが残念なくらいだ!テナーのWARREN TAYLORは全く知らないプレイヤー、ROYALと楽器が違うけどプレイスタイルがとても似ている、丸みのある音使いでトロンボーンと何処か被る、油断してるとうっかり聴き逃してしまいます。

 キラーチューンは3曲目、少しずつダウンしてくる哀愁のテーマ・メロディが喧騒感のあるリズム隊のパワーに乗って何度も繰り返される、呪術的な魅力を放つ隠れた名曲です!コードを打楽器のように打ち付けるピアノがカッコいい!

 ゆったりとした雰囲気のスロー・バラード5曲目の何処か物悲しいトロンボーン、ポツンと取り残されてしまったかのような切なさが心に響きます。後半には歌も披露、コレは飽くまで余芸ですが、雰囲気を壊さず良いアクセントになっていると思います。

 本作のリリースはいつも何かやらかしてくれるCELESTE、毎回よくもまぁ、ネタを見つけてくれる事、感心しちゃいますね!

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コメント

こんばんは。
これいいですね。全てジャズカバさんの批評と同感です。
私は、LPを購入しました。試聴時、最初、ピアノ演奏にインパクトを受けて、
むっむっ!このピアノはいいぞ!好みだ!誰だ!
そう、GERI ALLENでした。彼女のピアノいいですねぇ。
彼女のピアノを最初聴いて好きになったのは、ラルフ・ピーターソンの”V”
というレコードで、アグレッシブなピアノを弾いているのを聴いてからです。
遅くなりましたが、ROYALが吹くこの柔らかな優しいトロンボーンと
この硬質なGERI ALLENのピアノの相乗がとても良く、私も発売と同時に
即購入した次第です。

投稿: JAZZきち | 2008年9月29日 (月) 21時55分

 JAZZきちサン
 どうもお手数掛けてごめんなさい、、、先ほど気が付いてスッカリ公開が遅れてしまいました。
 ところで、、、そうなんです、ピアノがGERI ALLENだったのには驚きました!私がGERI ALLENを意識したのはユニオンから出た「SEGMENTS」が紙ジャケで再発された時、だから結構最近ですね。6,7年位前かな、レコーディングは1989年ですけど。1曲目LAW YEARSを聴いてその蠢く衝動的なプレイに、何じゃコイツは?!とかなりビビリましたよ!後で気が付いたんですがリズム隊がガッチリ彼女のプレイとハマッてるからピアノが益々精気を帯びているとでも言いますか、、、分厚いという印象です。でも何故かTELARCに行った後の彼女に興味が持てませんでした。
 私が持っている「SEGMENTS」のジャケット、女性の目なんです、巧くいえませんけど、、、凄く気に入ってます。最近出回ってるのは違いますよね。

投稿: ジャズカバ | 2008年9月30日 (火) 21時03分

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