MAXINE SULLIVAN 「LOCH LOMOND」
ウチの奥さんは天才だな、私にはちっとも解らなかった、AMAZONの商品プレヴューについてちょいと相談したら事も無げにやり方を把握して、幾つか貼り付けてくれた。別にコンピューターに詳しいわけじゃないんですよ。「よく解んないから、暇があったら見てみて。」、と言ったら事も無げに「とりあえず出来たよ。」とメチャクチャ早いリアクション。なんで?もう感覚的に理解できない。自分が底なしのバカに思えてきますよ、、、まぁ、イイや、多分底なしの馬鹿なんでしょう、出来たことだし有り難い事です、あまり気にしないことにします。
っという事で任命致しました、「暇があったら私が一年間紹介してきたものに商品プレヴューを付ける係」。大変だぞ~、この作業は、、、ひ、ひ、ひ、、、
今、繁忙期の真っ盛り、どうか死ぬほど忙しくなりますように、、、
今日はグッと落ち着いた歌声で癒されてしまおう、MAXINE SULLIVAN 「Loch Lomond: Greatest Hits 1937-1942」はASV、LIVING ERAから出ている古き良き時代を感じさせる逸品。貴重な音源が聴けるこのレーベルはジャケのセンスやら、色々と怪しげですが結構好き、内容はとても良い作品が多いですね。本作はたまたまMAXINEの歌うBLUE SKIESを探していて出会った作品。数年前にCMで使われて、レコ屋当時随分問い合わせを頂きました。何だったっけな、確かOA機器のメーカーさんだったような、、、自分でもスゲ~イイなぁ、、、なんて思っていたので早速調べて見つけたのが本作でした。
1930年代の空気感が滲み出ていて、聴いているとその頃に対するちょっとしたノスタルジックな気分に浸ってしまいます。複雑なメロディなど一切なく、鼻唄を聴いているような寛いだ雰囲気が何とも味わい深い。クレジットを見るとBOBBY HACHETT、BUDDY RICHなんて重鎮の名前がチラホラ。どうなんですか、かなり渋い実力派の好サポ-トが酔いと共にシミジミと体に沁みてきます。前半のBUSTER BAILEYのクラリネットがとても温かい、名コンダクターでもあるCLADE THORNHILLのピアノも柔らかくて、何だろうねぇ、この穏やかな心地良さは。
MAXINE SULLIVANは殆ど独学で歌を習得した人で、可愛らしさも滲み出る小気味良いスウィンガー、私はBLUE SKIESを目当てに買いましたが、彼女のヒット曲は1曲目のタイトル曲、日本ではそれ程名前の出てこない歌手ですが、粋なセンスが光る大歌手なんですよ、実は、、、
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