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LUIS PERDOMO 「PATHWAYS」

 私は結構な映画好きでもあります、もっぱら洋画を好んで観てまして、仕事が休みで、「今日は何もしないぞ!」と決めるとスター・チャンネルを一日中観っ放しです。前はDVDもよく買ってたんですが結構高いし、待っていればスター・チャンネルで放送してくれるので最近は買わなくなりました。

 只、スター・チャンネルはハリウッドものの派手なものばかりを繰り返し放送するのが売りのチャンネルなのでタイミングが悪いと、な~んにも観るものがない事もあります。そうなるとDVDの棚から何か気分に合うものを引っ張り出して観るんですが、まぁ、一度は観てる物だし、それ程楽しい時間とは言えなくなりますね。

 さて、最近映画で私の興味が湧いているのが日本映画、仕事の先輩とDVDの貸し借りをしているんですが、私が洋画派に対して先輩はどちらかと言うと邦画派なんですな。で、タイトルは知っていたけど観た事ないものを貸してくれて観てみると凄く面白い事に気が付いた。皆個性的で、え?!そんな事がストーリーになっちゃうの!という話が多く、ニヤリとさせられる。昔は物凄い男女の愛憎劇が多くて、文学的なイメージ、それでいて話題になる事と言えば、やれあの女優が脱いだとか、濡れ場があるとか、そんな事ばかりで、ちっとも面白くないと言うのが邦画の印象だったので、邦画と聞くと拒絶反応を起こしていました。伊丹十三と黒澤だけだったな、好きなのは。ところが最近の邦画は兎に角話が面白い、目からウロコですな。何故一時期全くダメだった日本映画がここ数年話題になっているのか、よ~く解りました。DVD買うのはちと辛いので、スカパーの邦画チャンネルでも探してみようかなぁ、何て思ってます。

 きょうもGRAHAM COLLIERにしようかと思ったんですが、久しぶりにユニオンさんに行ったらイイのを見つけてしまったのでちょっとCOLLIERは小休止(なんつって、実は言葉が出てこなくてちょっと困っていたところだったりします。)、で、何見つけたかというと、LUIS PERDOMOの新作「PATHWAYS」。彼の新作はチョット待ってました。「AWARENESS」の強力なインパクトが忘れられなくて、、、あれから2年も経ったんだなぁ、、、Pathways

  1. SPEAK LOW (NASH-WEILL)
  2. UNEXPECTED (PERDOMO)
  3. SHINE (PERDOMO)
  4. FULIA CHANT (PERDOMO)
  5. ALMOST LIKE BEING IN LOVE (LERNER-LOEWE)
  6. PIENSA EN MI (LARA)
  7. CHIMANTA (WEIL)
  8. BABY STEPS (SULLIVAN)
  9. SUNRISE (PERDOMO-GLAWISCHNIG)
  10. SLAP (PERDOMO)
  11. OBLIVION (POWELL)

 今回はご覧の通りオリジナルで固めてないので、良く言えば聴きやすくなった、その代わり、あの強力なインパクトはなくなりましたね、チョット残念です。メンバーも同じだったので熱い期待があったんですが、、、でも考えてみたら怒涛の演奏はHENRY GRIMESがベースを弾いていた曲が多かったかも。レーベルがRKMからCRISS CROSSになってる事も考えれば予想できた事かもしれませんね。CRISS CROSSはオリジナルも尊重するレーベルですが、サウンド・イメージは結構固まってますから、、、そういえばCRISS CROSSを買うのは久しぶりだなぁ。(蛇足ですが、CRISS CROSS何でこんなに高いんだ?!ユーロは私が現役の頃より、40円は少なくとも円高なのに更に高くなってる???)

 それでもなかなか聴かせる作品になっている事は確かです。1曲目の名曲をモダンでシャープな雰囲気で演奏していて、メロディアスなアドリヴが気持ち良い!跳ねるような演奏で引き締まってますな!2曲目のオリジナルは軽く叙情が滲み出て悪くない、淀みなく流れていくアドリヴは数々の山場を聴かせ、やはりシャープにスィングするところが良い!これでもっと猛烈にアタックしてくる迫力があれば、申し分なしだったんですが。

 叙情と言えば4曲目が素晴らしいです、哀愁のメロディ・ライン、特にベース・ソロが良いねぇ、「AWARENESS」ではこういう美感はあまり感じなかっただけにハッとさせられました。この曲はもうチョット聴きこんでみよう、凄く好きになる予感がします。

 5曲目は小気味良し!こういう軽快な演奏も上手いんですな!9曲目の雰囲気は凄く好きかも。ベースと共に地を這うような、ジワジワと雪崩れてくるような旋律が胸を締め付けます。一転して複雑に絡まるリズムの10曲目、もっとグワッと来てくれたら(全く、40近くなって表現力がないなぁ、、、)ベタ褒めしてたでしょう。でも私が勝手に抱いていたPERDOMOのイメージに最も近い演奏でした。懲りずに次も出たら買いますぞ!

 

 

 

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