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2008年12月

ROY HAYNES 「WE THREE」

 JFYKBECKさんからあり難~い、富士の写真が送られてきましたので、無断で拝借いたしまして、ちょいとお目に掛けましょう。

 先ずは朝富士、電線がなくて良いロケーションですね、絵に描いたような御山が何とも美しい。前の廃車が何となく面白いです。018

 もう一つ朝富士、これも同じ場所かな、ちょいとピンク掛かった感じが良いですねぇ、、、021

 コレが夕方になるとこんな感じ。025

 横田基地のフェンス越しに取った朝富士、しわ加減がコチラから見るのとは違うんだなぁ。049

 雲が旅する夕方の富 士、仕事帰りにこういう富士の姿を見ると癒されちゃいますねぇ、、、003

 私も通勤時に朝夕の富士は堪能してましたが、今は朝夕真っ暗で見れません。15分遅く出勤して、30分早く帰れば見れるとは思いますが、ソレはチョット無理。冬至も過ぎたし、一ヵ月後にはまた見られるようになるでしょう。

 BECKさん、いつもアリガトさんです。

 今日は本当は全然違うのを聴いて途中まで書いてたんです。で、肩の治療のためにいったん止めて、診療所に行ったんですが、途中電車の中で全然違うメロディが浮かんできて頭から離れないんですね、何だっけ?、、、チョット考えてたら思い出しました。Roy_haynes_we_three

 ROY HAYNES 「WE THREE」、頭から離れなかったのは1曲目REFLECTION、哀愁のテーマ・メロディがずっと鳴ってました。いい曲だよなぁ、、、

 ROY HAYNESは名手と言われながらも意外と目立たないドラマーですよね、でも演奏は常に素晴らしい、スウィングを知っているし、バップを知り尽くしている名手。怒涛の、、、と言うほどの感情がむき出しになるような演奏は聴いた事がありません、何処か冷静で繊細な部分もあって、ドラム自体が歌っているようなプレイが最高に粋です!

 PAUL CHAMBERSのベースは正に縁の下の力持ち、家を支える大黒柱のように演奏がぶれる事がなく芯があります、今更私如きが言うまでもないことですね。

 PHINEAS NEWBORNは超絶の指使いは勿論ですが、私はこの人のブルース・フィーリングがとても好き。4曲目AFTER HOURS、11分と長いという人もいるかな、サイコーだな、私には!

 とまぁ、チョット寄り道をした気分、突然思いがけないメロディが鳴って気になってしょうがない時ってありませんか?私はよくあります、結局何だか判らなくて気持ち悪い思いをする事もショッチュウですよ。

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KENNY WHEELER BRIAN DICKINSON 「STILL WATERS」

 昨日は凄い風だったなぁ、昼頃までは少し風吹いてるな、くらいでしたが、夕方からビュービュー吹いちゃって、うちに帰ってきたら家中の窓の隙間からいろんな音を立てて風が入ってくる始末。もう大分古いマンションだからなぁ、雨漏りもしたことあるし、、、

 で、そんな強風の中、ちょっと仕事帰りに江の島へブラリ。前に日曜日の夕方に行ってみた時は凄い人だかりでしたが、昨日は何となく落ち着いてました。前日は花火を上げたそうな、観てみたかったな、、、

 ヨット・ハーバーもライトアップ、何となく暗くて、、、でも写真にするとなかなかの趣。Photo

 ワザとぼかしてみたりして。Photo_2

 妻の手、持っているのは蛸せんべい。Photo_3

 神社の境内。佇む狛犬。Photo_4

 風も強いし、仕事の疲れがドッと出てしまって、奥までは行かず。この次はもうチョット穏やかな日に行きたいですな。

 ちょいとユッタリトした気分になりたくなって棚を覗いて目に入った作品、Kenny Wheeler / Brian Dickinson/Still Waters。フリューゲルホーンとピアノのデュオ、ジャケット写真の山と湖の風景そのままの静寂が漂います。波はおろか、波紋すら広がらない静まり返った水が鏡のように山や空を映し出す、、、う~む、美しい、、、演奏にピッタリだ。Kenny_wheeler_brian_dickinson_still

 カナダ、ノルウェー、北海道でもこういう情景に出合ったことがある。只そこにいるだけで満たされていくような心静かな瞬間。遠くを見つめるようなホーンの音色と美しくも儚いピアノの旋律、人に対してというより、自然に捧げているような、澄んだ空気が感じられる、こういう気分を祈りと言うんじゃないかな。自分はちっぽけな存在で、だからこそ自由で無限、みたいな感じ。荘厳な大聖堂や静かで優しい表情の仏像に思わず手を合わせてしまうのとはまたチョット違う。

 いい音楽、自分だけの心の旅にお出かけ出来ちゃいますよ。

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BOBBY JASPAR 「NEW JAZZ VOL. 1」

 マズイなぁ、、、歯が痛い。先日からの三箇所の治療はとりあえず問題なし、今はセメントで仮埋めしてあって、年明け早々に強化プラスティックを入れる予定、そっちはいいんです。

 二年前に一度腫れ上がった下の奥歯がまた疼いてきまして、根っこで炎症を起こしているようです。疲れが溜ってくるとどうもこの歯がおかしくなる。

 忘れもしない二年前のちょうど今頃、夜中に遅い夕飯を食べていたら、突然ぶん殴られたように激痛が奔る!「イッテェ!なんじゃコリャ~!!」硬いものでも噛んで歯が欠けて、神経が剥き出しにでもなったのかと思うくらいの痛みがビンビン脳みそにダイレクトに響く。

 その日はあまり眠れなくて、朝起きたら顔の形が変わっていました。「マジ痛ぇ、どうしよう、、、」とりあえず出勤したら仲間から、お客さんから「ナニその顔?!」と突っ込まれ、「歯が痛いのよ、、、」というと皆から「ヤバイよソレ、医者行ってきなよ。」と口を揃えて言われる始末、、、それでも我慢して休みの日に歯医者さんに行くと「よく我慢してましたねぇ、、、痛かったでしょ?とりあえず薬は出しておくけど、疲れたり、体調が悪いとまた出るよ、、、」と言われ、どうやら治しては貰えないらしい、永久歯の下だからね、仕方がないか、、、

 そのまま薬のおかげで何とか痛みは治まり、騙し騙しやってまいりました。昨年の今頃は浪人中で、疲れなど何もなかったので忘れてましたが、社会復帰した今年は流石に出てしまいまして、ジワジワ痛めつけられています。参っちゃったなぁ、、、折角一段落したと思っていたのに、、、

 なんて書いてたら、あっという間に一枚終わっちゃった。今日はですね、渋いところ、SWINGの名盤、(元はVOGUEかな、、、)、BOBBY JASPAR 「NEW JAZZ VOL. 1」、若干ですが、線の細いテナー、でもとてもクールに響いて気持ち良い逸品ですな。BOBBY JASPARはベルギーの名手、本作はフランスのこれまた名手達と録音した知られざる名盤です。1954年録音。10インチなので内容は24分、短いはずだわ、、、Bobby_jaspar_new_jazz_vol_1

 2曲目CORALINEの作曲者はフランシー・ボランの事かな、イイ曲書くねぇ、スリリングで解り易いテーマ、曲がカッコいいからアドリヴも冴えてきます。NAT PECKのトロンボーンが印象的、短いけどまとまっていて心地良いです、ピアノのMAURICE VANDAIRはマーシャル・ソラールと並ぶフランスの名手です、全くと言っていいほどリーダー作に出会えませんけど(FONTANAの「JAZZ AT BLUE NOTE」くらいですか、、、VEGA盤の2枚はかなり素晴らしいんですが、、、)、、、

 5曲目MAD ABOUT THE BOYSの物悲しい雰囲気、枯れた味わいが心に滲みます。6曲目のKABASOUTRAもボランの曲、テーマが何となく可愛らしいリラックスした小唄です。

 全体的に白人系、クールに響くアンサンブルと滑らかなアドリヴが上手くブレンドされた作品です。ROGER GUERINのそこはかとない、でも張りのあるペットの響きがオーソドックスで非常に好みですな。

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EHUD ASHERIE 「SWING SET」

 もう一つ忘年会がありました。そちらは会社のほう。何となくやろうかね、何て話になり、「くしべぇず」でやりたいなぁ、なんて言ったら「それイイねぇ、、、」ってことになり、「じゃあ、私がセッティングしますかな、、、」となりました。

 旨いんですよ「くしべぇず」さんは!でも大船はよく知ってるけど、藤沢は行ったことがなかったので早速一人でリサーチ。料理はやはり文句なし!スペースがちょっとどうかな、とは思ったんですが、お店側で色々相談に乗ってくれてやっぱりお世話になろうという事になりました。

 当日は社長も来てくれたり、若大将の婚約発表があったりで大変な盛り上がり!専務はお酒を飲む前からハイ・テンションだったなぁ、、、「爺を囲む会」の寛ぎ感とはまた違ったパワー全開の宴、こういうのもまた良いですね。吹き荒ぶ不況の嵐の中、苦しいながらもウチの会社は元気です!

 コレはかなり良いピアノ・トリオですね、EHUD ASHERIE 「SWING SET」。なかなか多彩で豊かな表情、スタイル豊富で小粋な演奏が詰っています、全編飽きが来なかった久々の快作でした。ジャケットは公園にあるブランコ、中の写真はジャングルジムに座るEHUD、ちょっとした遊び心を感じます。雨でそぼ濡れたブランコに落ち葉が一枚、大人の黄昏も感じない事はない、、、Ehud_asherie_swing_set

 小ジャレた雰囲気でスタートする1曲目YOU AND MEの軽快なピアノ捌きに快感。よく歌うね、キミキミ、なかなかヤルじゃない、、、お蔭様で非常に気分が良いぞ!

 そんな気分のまま迎える4曲目のオリジナルSLIP `N STRIDE、寛いだスウィング感と軽快な歌いっぷりの中、ちょいと入れてくるラグの味付け、おお!やってくれるね!良いじゃな~い!!こういう演奏は仮に使い古された手法だったとしてもキラリと心に響きます、こういうの大好き!

 もう一つのオリジナル7曲目A QUICK ONE、饒舌ですな、スピード感が堪らんし、テーマ・メロディがカッコいい!ジャズを感じさせながら印象的なフレーズで気を引かれる、最近あまりなかった感覚です。

 前作と言うのもあるらしいんですが既に入手困難、残念だ、注文ハジかれました。チョット探しちゃうよ~!

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THE CEDAR WALTON TRIO 「A NIGHT AT BOOMERS, VOL. 1」

 9ヶ月ぶりに「爺を囲む会」に参加、こじんまりした忘年会となりました、ッと言うか、私はほとんどゲストみたいなもんでしたが、皆元気そうで何よりでした。相変わらずの居心地の良さで何となく酒が旨い、癒されるんですよねぇ、私もJFYKBECKさんもスッカリ痩せちゃって、ちょっとシャープに変身しちゃったかな。

 BECKさんは毎年続いていた香港旅行が今年仕事が忙しくて途切れてしまった事に非常に腹を立てていました。会社の上司達がそういうことにもっと積極的にならないとね、部下にいい仕事をして欲しいのなら、自ら休みを取って部下にも取りやすい状況を作ってあげないといけないと思う。そうする事で仕事のモチベーションもグンと上がるし、助け合おうという気持ちも会社の中で生まれてくると思うんだな、、、

 休んじゃえ、休んじゃえ!仕事はバリバリ出来るんだし、仕事の同僚達もきっと3連休くらいは欲しいと思ってるはずなんだから。

 今回はほとんど手ぶらで行ってしまったので、次回は沢山土産を持参しよう。

 THE CEDAR WALTON TRIO 「A NIGHT AT BOOMERS, VOL. 1」、棚を眺めていて目に入る。渋い、、、知られざる隠れた名盤です。The_cedar_walton_trio_a_night_at_bo

  1. HOLY LAND (WALTON)
  2. THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU (BACHARACH)
  3. CHERYL (PARKER)
  4. THE HIGHEST MOUNTAIN (JORDAN)
  5. DOWN IN BRAZIL (BURROWS)
  6. ST. THOMAS (ROLLINS)
  7. BLEEKER STREET THEME (WALTON)

 全体的に躍動する生々しさ、ライヴの偶発的な魅力に溢れていますな。1973年の録音。何と言っても1曲目のテーマ・メロディが往年のバピッシュなジャズの魅力を孕んでいます、ちょっと泣きのペーソスがあって、ブルーに心に響く哀愁、こういうグッド・メロディを聴くとジャズって何だか難しいんじゃない?!何て言って更なる一歩に踏み出せないでいる人たちに、「コレならどうでぃ!」なんて言いたくなります。

 スペシャル・ゲスト、CLIFFORD JORDANのテナーは実は本作の主人公ですね。彼無しではここまでエキサイティングにはならなかったかも、3曲目はチャーリー・パーカーの曲、JORDANがいなければここまで生な雰囲気は出せない。バップの、自由に奔るメロディ・ラインの醍醐味はピアノだけでは難しいと思う。そうは言いつつもピアノはかなりの聴き応え、リズム隊のSAM JONES、LOUIS HAYNESの煽りがあったればこそだと思います。

 ボッサな雰囲気、且つスピーディで軽快な5曲目。JORDANオリジナルのスリリングな演奏の4曲目、歌い捲くるJORDAN、ソレと平行して微妙な愁いが何となく滲み出る双方のサジ加減、隠れたキラーだな、スピリチュアルと言ってもいい、でもその伝わり方はダイレクト、プレッシャーを感じません。

 私が買ったのがちょうど10年前、そろそろ再発してもいい頃ですよね!

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BROWNE HAYWOOD STEVENS 「KING, DUDE & DUNCE」

 クリスマスも間近だと言うのに街のイルミネーションが何となく寂しい今日この頃、、、今って実は世界恐慌なのって気が付いてます?多分そうなんですよ、80年前の世界大恐慌が今私達の時代にも起こりつつあるんですよ。インフレ、デフレ、スタグフレーション、、、何が起こっても不思議じゃない!

 おまけに我々には政治不安などと言うオマケまで漏れなく付いて来ています。テレビをつければウンザリする事ばかりですね。

 最近気になったニュースの一つが新卒の内定取り消し騒ぎ、確かに理不尽ですよね、可哀相だとは思いますよ、取り消されちゃった学生さんたちは。でもさ、考えてみようよ、まだ会社に何も貢献してない時点なのに「やっぱ、会社が苦しいから君達要らないわ、、、」なんて言ってくるような会社にホントに入りたい?入ったら更なる理不尽が待ってると思うし、或いは入った途端に「やっていけなくなりましたから、解散!」なんて言われるかも、それよりはマシだと思いますよ。こんな状況に立たされて文句の一つも言いたいのはよ~く判りますけど、、、(でも、世の中理不尽で成り立ってる所もあるんだよ、、、)

 企業は今ホントに苦しいんだと思う。状況の悪化に全く着いていけないよね、あまりにも目まぐるしい。我が国だけで言えば、バブルが弾けて以降、15、6年前からジワジワと経済は下降線を辿り、最近のサブプライム問題を切っ掛けに原油高やら、世界金融破たんやらで一気に急降下。流砂に飲み込まれるが如く、人々の心も荒んでいく、理解しがたい犯罪、おまけに政治不安、、、完全なる負のスパイラル、誰が悪いってんじゃないです、何が出来るのかはまったく判らんけど、自分の心の声にジックリと耳を傾ける、人の立場になってものを考えてみる、思いやり、、、そんなところから始めないと再生の道はないような気がする、、、今は世界恐慌なんです。

 ヤットコサ手に入りました。BROWNE HAYWOOD STEVENS 「KING, DUDE & DUNCE」、前にインフォが流れてきた時に直ぐ予約したのにハジかれて悔しい思いをしてました。彼らの作品は実はほとんど聴いた事があります、レコ屋時代に、廃盤、レア盤フェアを企画した時、コメントが書きたいから全部開けて聴きました。確かこの作品もあった。イイなぁ、なんて思ってコメント書いて出したらその場で売れちゃって(正に棚に置いてコメントをセットしてる所で持ってかれました。コメント書く意味ないじゃん、、、)、まぁ、ソレくらいレア盤だったワケでして、、、Browne_haywood_stevens_king_dude_du

 クールでスマート、ハッキリ言って一発目でインパクトなんて何もありません。ソコハカとない味わいが滲み出る演奏、1996年モノです。オーストラリアはあまり詳しくは知りませんが、結構知的な演奏が日本には入ってきてますね。ああ、明るい表情で上っていく4曲目SINGING THE BLUESはピアノの歌いっぷりがイイね。音使いが全体的に端正なんだな、所謂スルメです。スゲ~、というのではなく、ジワジワ、、、気が付くと聴き終わった後の感じがスキッとしてます。幾ら飲んでも悪酔いしない「久保田」の後味に似てますな。6曲目SMASH UPのピアノの麗しさ、7曲目RECOVERYのシャープさも躍動感があって気持ち良いです。

 つい何度もリピートして聴いてしまう、その度に好きな所が発見できるイイ作品ですね。

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MARTY PAICH 「I GET A BOOT OUT OF YOU」

 我が社の専務はさ、とても細やかな人で、自分が使っているスタッフに大変気を使う人。上機嫌、不機嫌、、、仕事上ソリャ色々あるさ、、、ムカつく話も取引先から言われるだろうし、苦しい現状をどうプラスに展開していくか、何て考えて頭を悩ます事もあるでしょう、、、

 でも、俺らにはそういう悩みや苦労は極力見せないように凄く自分を制御して、明るく振舞おうとしてくれます。勿論、専務のイメージするレベルをはっきりアナウンスしてくれて、俺らにガツンとリクエストしてくれたりもします。イイよね、こういうのって、、、だから、任されている仕事に関しては即答できるように、常に準備をしておかなければいけません、当たり前ですよね、そんなこと、、、だって任されているんだから、、、

 そういう方なので、会社として取引先やら何やらの関係上、色んな引き出物が挨拶代わりに送られてくるみたいなんですが、そういうものはぜ~んぶスタッフに分けてしまう人なんです。それ以外にも、「チョット出張行って来たから、、、」と言っては何かとお土産をくれる。何て心遣いをする人なんだろう、、、とちょっと驚かされます。あっ、こんな風に言うと、モノをくれるからイイ人って言ってるように聴こえちゃいますね、そうじゃなくて人の立場に自分を置き換えて物事を考えられる人、だから心遣いが温かく感じられるんだな。

 今回は凄く美味しそうな醤油を頂きまして、、、こういうものって凄く有り難いです。毎日使っているものですし、どう考えたって腐らせない。しかも良いものならジックリ味わいたい。嬉しいねぇ、、、以前にも高級な醤油やお酒等など、何かというと「チョットおいで」といっては分けてくれます。何だか恐縮です、貰ってばかりじゃ悪いんで、個人的に滅茶ウマのケーキを差し上げたりしましたけど、、、食べ物に気を使っている最中なのに喜んで食べてくれました。いや~、良い人だよなぁ、、、

 また買っちゃった、、、コレで3枚目。MARTY PAICH 「I GET A BOOT OUT OF YOU」、所謂「お風呂」ですね。だって、SHM-CDって気になってたものですから、ついつい、、、Marty_paich_i_get_a_boot_out_of_you

 楽器の音の輪郭がよりハッキリしたように感じます、しかもナチュラルに響く。まだ爆音で聴いてないですが、音を大きくしてもきっと煩く感じないんじゃないでしょうか。また少しアナログに近づいたように思います。

 デジタル・リマスターだ、24BITだとココ10年以上前からよく出ますが、意外とアララ、、、となるCDって多いんですよね、エンジニアの好みがモロに出ちゃって、バランス悪!ウルさ!っていうのが結構あったりします。例えば、スコット・ラファロのベースなんだからちょっと強調してみるみたいな感じ(実際どうやってるのか見た事ないですけど、、、)。酷かったのは普通のボリュームなのにベースがビリビリ割れちゃって、何でやねん!となったエヴァンス・トリオの諸作品。あったなぁ、、、一応いまだに持ってます、気持ち悪いから聴いてないけど、、、

 化学調味料で味覚中枢を刺激して、美味しいと勘違いさせてから、素材本来の味を誤魔化しちゃうっていうのに似てますね。ベースがでかい=音が良い、ではないと思う(この場合ベースが化学調味料か、、、)。全ての楽器がナチュラル且つバランスよく耳に響く、私にとってはコレが素材本来の味を味わうという事(おおっ、今日は何だか語っちゃってるな、、、)。高音質を実現することは飽くまで、残されたマスターをいかに復元して、原音に近い状態で聴く事が出来るか、であって欲しい。まるで古代の遺跡や中世の絵画を修復するかのようにネ、化学調味料は要らないですよ。

 アレ、作品については一切書かなかったな、大名盤です!!(チョット誤魔化しました、、、)

 以前に紹介しました「THE BROADWAY BIT」(踊り子)も買ってしまいまして、完璧に金欠です。

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GIOVANNI MIRABASSI 「OUT OF TRACK」

 いや~、久しぶりの更新。参った、参ったです。パソコンはこの一週間3分毎に落ちるし(もう駄目なんだなぁ、、、更新できなかったのはそのせいなのです。今日は何とか動いてます。)、仕事から帰ってくるのは遅いしで、身動き取れませんわ~~~。

 昨日は会社~江の島~藤沢~吉祥寺~渋谷と回ってきて非常にタイト、疲れましたよ。

 会社では休みにも拘らず、忘年会の段取りを軽く打ち合わせして、帰りに江の島を眺め、久しぶりに昔、お世話になった人と会話を交わし(どうしても挨拶したいと思っていた人だったので会えてホントに良かった。何度行っても空振りだったので、、、)、吉祥寺まですっ飛んでって、前の会社の仲間の様子を伺って(励ましに行ったつもり、でも凹んでたなぁ、、、)、で渋谷でベルボトムを購入、鏡に映るベルのシルエットの美しさに惚れ惚れして、店長のIKA ROCKさんとの会話を楽しんで帰ってきました。

 っで今日、休み明けのいつもとは違うタイトな仕事内容に、ヤバイ、、、かなりコンガラガって、ホウホウの態、、、参った、、、今コレを書いていてもかなりガックリ来ています。 何だか疲れが取れないなぁ、もう年なんだな。

 GIOVANNI MIRABASSI 「OUT OF TRACK」、何で澤野さんから出さなかったんだろう、、、勿体無いなぁ、そりゃ、ヴィデオアーツさんなら全国のレコ屋さんに置いてもらえる可能性は増えますけど、結局置きっ放しで、単純にばら撒かれた状態で実際聴き手となるお客さんの手元までは届かないだろうなぁ、、、その点澤野工房さんなら売り手の意気込みも加わって、限られたお店にしかなくても確実に聴き手のお客さんの手元に届くんじゃないかなぁ、、、よく分かってないお店にアナウンスしたって「何だか判らんけど、とりあえず1枚。」のオーダーが落ちでしょうね。ソレくらい今のレコ屋さんのレベルははっきり言って低い。個性が出せないんですから、売り手を育ててないんで、、、オット、愚痴っちゃいました。Giovanni_mirabassi_out_of_track

 さて本作、私が持っている曲のイメージとは違う1曲目DEAR OLD STOCKHOLMのシャープで軽快なプレイにアレッとなりました。テーマの美しさはそのままに叙情に溺れない、ああ、こういうDEAR OLD STOCKHOLMも良いのかも、、、

 ちょっと驚きは2曲目PIERANUNZI、中盤の軽快で晴れやかな雰囲気は正にエンリコに通じますが、まさか今だご存命の名手にオマージュなど、MIRABASSIがヤルとは全く考えもしなかった。MIRABASSI自身が既に独自のリリシズムを持っているピアニストなので物凄く意外です。

 彼の作品には「AVANTI !」というソロの傑作があるんですが、5曲目LE CHANNT DES PARTISANSはそのトリオ・ヴァージョン、流麗に歌い捲くるピアノは小気味良いですね、表情が明るい。「AVANTI !」の曲でキラーは実はJE CHANTE POUR PASSER LE TEMPS。胸を掻き毟られてしまうような叙情が溜らんのですが、是非トリオで表現してもらいたいです!

 ちょいとスタンダードも交えつつ、彼の美のセンスは健在です、6曲目のシャープにスウィングするJUST ONE OF THOSE THINGSのドライヴ感はピリッとしてる、叙情派でもジャズの真髄はスウィングにアリ、ですね!

 軽快だなぁ、8曲目IMPRESSIONS、コルトレーンの演奏のように心の隙間に滲み込んでくる様な呪術的な雰囲気はなく、ひたすら奔る感じ。シャキッと引き締まる良い演奏です。

 本作の私のキラー・チューンがここで登場です。10曲目INTROから11曲目HERE'S TO YOU、ソロ・ピアノなんですな、何という物語の切なさなんだろう、切々と語りかけつつ、クライマックスへと上り詰めていくこの妙技、う、美しい、、、なんという素晴らしさ、、、JE CHANTE POUR PASSER LE TEMPSに通じる叙情に思わず、涙が出て来そうになります。

 

 

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