ADA MONTELLANICO 「IL SOLE DI UN ATTIMO」
妻から料理禁止命令が下されてしまいました。別に不味いわけではありませんよ、かなり危険な事が起こったから。
例えば、定時で帰ってきたとするでしょ?大体18時前後、その時間から夕飯を作りながら何かやってるんだな(カミサン帰ってくるのは大体私が既に寝ている22時過ぎ、ソレにあわせて夕飯を作るわけですが、、、)、ブログだったり、ブログを書くためにジャズのCDを聴いたりネットで調べ物をしたり、意外と忙しいんです。でもかなり疲れてるんですね、仕事のあとは。っで、20時くらいになると必ずブラックアウトしちゃうわけです。キーボードに手を添えながらいつの間にか寝てるわけ。そんな時にうっかりガスレンジで何か作ってたりしてると危ないという事なんですね。
で、実際起こってしまった、フッと気が付くと何かがピーピー鳴ってるんです、「ウルセーなぁ、何だよ、、、あれ?!っていうか寝てたのか、何?何でこんなに煙いの???」、、、
えらい事になってました、スープを作ってたんですが、カラカラの真っ黒こげ、わかめが消し炭になってモウモウと煙を放ってました。ウチ中クサイの何の、、、危なかった、もう少し気が付くのが遅ければ火事になってましたよ。
妻に散々叱られて、シュンとしながらも、いや、偶々そうなっただけだよ、なんて軽く考えたのが間違いで昨日もやらかした。「ダーク・ナイト」のDVDを観ながらブラックアウトして、鍋が黒焦げになってしまった。もう駄目だな、飯は作っておいてやりたいけど、住み家を無くす危険があるのは頂けない。何か一つ、帰ってきた後の自分の作業を止めるしかないなぁ、、、
アンニュイ感じが非常にヨロシイ、ADA MONTELLANICO 「IL SOLE DI UN ATTIMO」イタリア語っていうのはチョット違和感がありますが、何となく言葉の余韻が良いですね、PIERANUNZIのピアノと共にソプラノ・サックスが滑らかに響いてエレガントです。ジャズのイメージとは明らかに違いますね、2曲目L'A IBA DI UN INCONTROがいきなりキラーだな、ピアノを軸にオーボエに持ち替えて歌うPAUL McCANDLESS、名手BEBO FERRAが裏で良いギターを聴かせ、STEFANO CNTINIが熱くテナーを吹き倒す!スリリングなソロの応酬に温さはない!すっきりとした叙情を感じさせるADAのヴォーカルは心地良い締めくくりです。
そう、この人はボサノヴァが似合うと思う、4曲目のROMANCEのサラリとしたサウダージは彼女のユル~イ感じにとても合っています。そうするとギターは欠かせない、目立たせない所が逆に光るBEBOのギターはサイコーだな、、、
別に国内盤で出して欲しいとは言いませんが、確実に輸入盤をチェックした方がジャズ世界は広がりますね、予想通り、細やかなセンスを感じられる優しげで麗しい作品でした。
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