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2009年2月

MARION BROWN 「VISTA」

 奥様に上着を買ってもらった、凄く嬉しかった。実はその上着、合皮のジャケットなんですが、前からカッコいいなぁ、と思っていて、、、でも稼ぎも悪いし、こんな高いもの買うわけにはイカンなぁ、、、なんて思っていたんです。そう言いながら2回も見に行ったりしてね。カミサンは「気に入ってるみたいだから買おうよ、」何て言ってくれてたんですが、なかなかね、そうもイカンでしょ。「うんにゃ、こんな贅沢なもの、買うわけにはいかん。」と頑なに、「NO~!」といってきたんですが、冬のセールも終わり、カミサンと久々の外歩きのついでにまた、ちょいと見に行ったんですな。

 そしたらまだあるんです。カミサン曰く、「今時期にまだ冬物が店頭においてあるなんて、普通考えられない。」ンだそうな。不景気なんですねぇ、、、

 価格が何と、最初に見たときの半額以下、正に信じられない程の不況の嵐、いいもの出しても売れないのは辛いよねぇ、、、カミサンが「このジャケットとは結局、縁があるんだよ。」の言葉に負けて、遂に買っていただきました。本当は、買うなら自腹でと言ったんですが、別に大したことじゃないとカミサン、、、あり難し、、、

 ウチはお金にはそれ程執着が無い、二人ともね。(ある範囲においてですよ、勿論。)だから欲しいと思ったらお互いに、よし!行っちゃえ!という方です。でも今回のジャケットに関しては欲しいけど、う~ん、、、と思っていただけに、凄く嬉しいです。ウチは大らかだ、あまり聞かないよないよなぁ、こんなこと、、、

 とりあえず、今日はハードなのがいい、でもちょいと癒されたい気分、で、選んだのはMARION BROWN 「VISTA」。コイツは1曲目MAIMOUNが美しいですね、コンガっぽいリズムと遠くを見詰めるようなアルト・サックス、アフリカのイメージを思い浮かべつつ、整然とした雰囲気でジャジーではないけど、何となく心に引っかかります。STANLEY COWELLのエレピがいいですね。Marion_brown_vista

 2曲目VISIONSはスティーヴィー・ワンダーの名曲、上手いってワケではありませんが(いや、味があって上手いな。)、何となく心地良い男性の歌声が心に残る。

 ジャズの範疇を越えてフュージョン的とも言えますが、本作は決してスウィートではない。ユッタリした癒しの中に何処か深遠な、心の旅のようなスピリチュアルな世界が広がります。たうたう味わい深さ、心が浄化されていく、、、所謂ヒーリング・ミュージック、スムーズ・ジャズとは次元が違います。只心地良い、聴き易いなんてことじゃない。深化した世界に身を委ねる事でしか得られない爽快感、正に心のラマダンが本作の最大の魅力です。

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FAY CLAASSEN 「RED, HOT & BLUE」

 映画をもう一本、「ディファイアンス」よりコチラのほうが印象に残りました。

 「フェイク・シティ ある男のルール」、ジェームズ・エルロイものも結構観ています。「L. A. コンフィデンシャル」、「ブラック・ダリア」、「ザ・コップ」、皆警察モノですね、ヒロイックどころか、何処か凶悪犯と同じくらいワルで、汚い事に手を染める事を当たり前としている生々しいデカの人間模様が描かれたものばかり。Image0039

 「ブラック・ダリア」は小説も読んでみましたけど、あまりにも重い、気が滅入るばかり。小説は一人称で、主人公の心理が赤裸々に綴られていて厳しかったなぁ。でも面白いのはワルがワルを追いかけながら、事実はいつも意外なところにあって、結局はソレを許す事が出来ない、怒りが無念さに勝ってしまうところかな、、、(う~ん、何言ってんだろう、、、上手く言えないなぁ、、、)、謎を追いかけていくうちに、やらざるを得ない状況に置かれてしまう、凄くシリアスな必殺仕事人みたいな感じかな。

 本作も正にソレ、誰が味方で、誰が敵なのか、主人公がどういう行動をするかによって決まってくる非常にスリリングな話だったと観終わった後に気がつきました、凄くよく出来ている。キアヌ・リーヴス、久々の当りでした!冒頭の登場シーン、安宿だか、自宅だか覚えてませんが、出てきた時の、「マトリックス」ばりのサングラスと、赤い龍の刺繍の入った黒いシャツを着た姿に、コレは来たぞ!と思いましたよ。

 FAY CLAASSEN 「RED, HOT & BLUE」、昨年の8月に出ていたことに全く気付きませんでした。本作はコール・ポーター作品集、相変わらずの麗しい歌声、スキャットも健在、ステキでございます。Fay_claassen_red_hot_blue

  1. I GET A KICK OUT OF YOU
  2. EASY TO LOVE
  3. LOVE FOR SALE
  4. RIDIN' HIGH
  5. DREAMDANCING
  6. ANYTHING GOES
  7. YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO
  8. I CONCENTRATE ON YOU
  9. ALL THROUGH THE NIGHT
  10. TOO DARN HOT
  11. SO IN LOVE

 ヴォーカルについては何にも言う事はありませんな。兎に角私はこの人が好き。懐の深い、心地良い気分にさせてくれる歌い手さん。何を唄っても多分買うと思います。

 、、、これじゃ、レヴューになりませんか、、、ほんじゃ、敢えて2曲目、ユッタリ寛ぐ切ない歌声、紡ぎだすように言葉を奏でる(変な言い方、、、でもそんな感じ。)彼女の表情豊かな声に酔い、よりムーディに侘び寂を醸し出す3曲目でググッと来ちゃいます。

 もう一つ注目はピアニスト、ドイツのレーベルだったかな、SATIN DOLLっていう王道を行く素晴らしいレーベルがあるんですが、ソコの看板ピアニスト、OLAF POLZIEHNがバックを努めています。「AMERICAN SONGBOOK」の最初のトリオ作品(ハリー・アレンが参加してVOL. 3まで出てます。)は小粋でサイコーですよ!

 

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PLUMSTEAD RADICAL CLUB 「THE COAST IS CLEAR」

 では、先日の映画ハシゴについて、ちょっと書こうと思います。一つは「ディファイアンス」、ナチスからユダヤ人を救ったユダヤ人兄弟のお話。ダニエル・クレイグは大好きな俳優さん、体も凄いけど、顔つきがハードでカッコいいでしょ?ちょっと影のある雰囲気が渋くて、久々の男前、「ロード・トゥ・パーディション」の時のセコイ小悪党ぶりや、「ミュンヘン」での単純だけど意志の強い真直ぐなキャラクターで、コイツ絶対クルなっ!って思ってました。そしたら007のボンドだもん。あんなにアグレッシヴで厭らしくないジェームズ・ボンドは初めてですね、哀愁があるんだな。Image0038_2

 監督のエドワード・ズウィックさんは、意識して無いんですが何故か好きでして、映画を観に行ったり、DVDを持ってたりします。後で「あれ?!またこの人が監督だったんだ、、、」ってことがよくあります。「グローリー」が大好きでして、、、「ブラッド・ダイヤモンド」も考えさせられる作品だったなぁ、、、

 っで、本作、コレは映画として観るにはなかなか厳しいものがありました。限られた空間の中で動きを見せるのは難しい。二時間ちょっとじゃぁ語りつくせない重み、却って「シンドラーズ・リスト」みたいに三時間を越えたほうが良かったんじゃないかな。始めから動きが無くて、何となく動き出したと思ったら終わっちゃった感じ。作っている方は大変だったでしょうね、ズウィック作品としては落とし所が珍しく中途半端だったように感じました。

 でも仕方ないですね、コレはストーリーの素材自体がかなり難しい。娯楽映画の類では全く無いですから、、、キツイですけど、知っておくべきお話だと思いますよ。

 ヤンバイッす、久々に大ヒット!コレは良いわ~、PLUMSTEAD RADICAL CLUB 「THE COAST IS CLEAR」、トロンボーンが主役ってところが先ず気に入った!

 コレはウチの奥様が会社に着て行く服が何か足りない!という事で「TOMORROWLAND」なる洋服屋さんに行った時に流れてて、カミサンの洋服そっちのけで、これ何流してるんですか???って訊いたら美人の店員さんがご丁寧にもジャケまで見せて教えてくれた作品。

 私は今のクラブまで巻き込んだジャズの動向にはトンと疎いもので、こういうものがあるとは全くの盲点を付かれてしまった気分です。レコート・バイヤーでもある小川充氏が紹介されるものは最近かなり注目しておるんですが、本作の解説も小川氏。ジャズ・ネクスト・スタンダードの三冊はジャケを見てるだけでも楽しくなる本ですね。な~るほど、、、妙に納得してしまった。Plumstead_radical_club_the_coast_is

  1. THE COAST IS CLEAR
  2. I SHOT THE SHERRIF
  3. ONE WAY
  4. QUESTION
  5. SMOKE A ND MIRRORS
  6. ONE WAY-NATURAL SALF REMIX

 ガンガン躍動するリズム隊をバックに、柔らかい音色のトロンボーンが自在に歌い捲くる快楽の1曲目から、コイツは来た!と思わせるパワーがあります。

 2曲目はボブ・マーリーの名曲、解説が仰るとおり、中盤のレゲエ調になるまで全く気がつかなかった、あれ?!そうか!!と眼からウロコが落ちる思い、これまた躍動しててカッコいい!ピアノの奔りっぷりも心地良し!

 ちょいとトーン・ダウンして哀愁すら感じさせる3曲目のメロディラインの良さにも感動、そう、このアルバムは全体的にメロディがとても良い!印象的なリフレインがそこかしこに鏤められていて、重々しくなくても呪術的と言えるマジックがありますな。

 モーダルなスタートの4曲目も次第に心躍る躍動感、ここでもピアノ・ソロが素晴らしい!

 何でも本作は当初、アナログのみの500枚プレス限定という代物だったらしい。イングランド南部、ブライントンを拠点としたレーベルからのリリース、ヤッパリ英国は生々しい魅力が今も息づいているんですね。ちょっと学ばせていただきました、ベン・ラムディン、ノスタルジア77、、、クラブ系に強い方からすればお基本でしょうか?!私の好みからすると大分毛色の違うものもあるでしょうが、これから注目していこうと思います。

 

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DUSKO GOYKOVIC 「IN MY DREAMS」

 一つ種明かししちゃいましょうか、「何故CDは売れなくなったのか?」についての答えの一つ。なんだと思います?別にネット、配信のせいだけじゃありませんよ、ソレを言い訳にしている輩は多いけど、、、

 十数年前にEMIから「NOW 1」て出たでしょ?その後直ぐに「FEEL」ってヒーリングのコンピが出たでしょ?あと何で?というくらいのベスト・アルバムのリリース、ああいうものが大ヒットしちゃった事で、聴く方も出す方もオイシイ思いをしちゃって、ガックリ日本人の音楽に対する感性が衰えちゃったんですよ。

 アルバムというのはそのアーティストの、その時の思いとかが込められたものなんですよ、その中で判ってもらいやすいものをシングル・カットしたりしてアルバムの売れ行きの幸先を良くしようとレコード会社やアーティストが戦略を練っていくわけですな。最高の狙いは「シングルにはならなかったこの曲はサイコーじゃん!」何て言って作品から自分なりのフェイヴァリットを見つけてもらって、アルバム自体を好きになってくれること。

 ところがオイシイ処取りのコンピを乱発する事でそのアーティストの真意や本当の魅力に関心を待たないリスナーを増やしちゃったんだな、音楽をお手軽にしちゃったってこと。好きになったらかなり掘り下げていって、そのアーティストのルーツまでいってしまうのが昔のミュージック・ホリック、ソレが面白いし、そんなヤツばかりだった、嘗てはね。

 でもオイシイ思いに慣れた今のリスナーは必ずしもそうではない。本当はオイシくも何ともないのにオイシイと思わせちゃったのよ、売れるから、、、コレはレコード業界が全く危険な将来を思い描いてなかった証拠。いや、そうじゃないかな、メーカーは予測していたかもしれないけど、小売業界(レコ屋さんね。)が思い描いていなかったという方が正しいかな。

 メーカーのほうはダウンロードでシングルが10万件、例えば来ちゃったらその分銭が入ってくる仕組みは作ってる、逆に全国のレコ屋さんに少なくとも10万人のお客様がご来店しなくなったということが言える訳です。メーカーとしてはどうなんですかね、CDを作るより経費は全然掛かってないんじゃないかな、そうだとすれば物として作って売るよりおいしいんじゃないかなぁ、、、でもメーカーもこのままではドツボに嵌るのは確実です。音楽を扱う専門家としてのアイデンティティはドンドン失われていくはずですから。アーティストの方がイズレ見切りをつけるでしょう。そういうことなら自分でもできるから、自分でやった方がマシだってね。

 「ハイ、ビッグ・アーティストの新譜ダァ、売れ!売れ!」と言いながら期待したほどの売上は取れない。あまらすばっかりで、結局デッド・ストックになって行きますな、その分あるべき細かいメンテナンスが出来ないから店頭が金太郎飴になっていく。これを負のサイクルといいます。お店に来るお客様は目的のもの以外は全く興味を示してくれなくなるんですな、だって何もないんだから、あるべきものが。

 っで、ここでネットが登場、所謂オイシイ所だけでいいんだから自宅で充分、わざわざCDなんて買わんわな。その内コンピもベストも必要なくなる、だって自分で、自分だけのベストが自宅で作れちゃうからね。

 アルバムだと微妙に苦戦するのにベストを出すと大ヒットしちゃう、そんな悲しいアーティストが多いのも問題です。

 すげー矛盾してると思ったのは、アルバム1,2枚しか出してないのに、次はベスト・アルバムやらグレイテスト・ヒッツだって、、、おいおい、そんな売れてたか、しらねーよ、、、そんな感じでベストを売り切って消えていくアーティスト。可哀相に、、、何だったんだろうね。

 さて、、、恐ろしいですよねぇ、「何故CDは売れなくなったのか?」構造が見えてきましたかな?音楽は聴かれている(実は売れている。)、でもCDは、、、ね?でもコレは氷山の一角でしかありませんのよ、、、では如何すればレコ屋さんは生き残れるのか、、、フフフ、、、今日は私、ちょっと意地悪よ、、、

 意地悪な私が今日聴いているのはDUSKO GOYKOVIC 「IN MY DREAMS」、嘗てのスラヴの哀愁は今はソレほどもう感じられないけど、それでもバラードは上手いねぇ、、、黄昏たメロディ・ラインと叙情の演奏はグッと心に沁みてきます。Dusko_goykovic_in_my_dreams

  1. IN MY DREAMS
  2. ST. GERMAN DE PRES
  3. SEQUOIA SONG (DEGEN)
  4. INTRODUCTION
  5. SKYLARK (CARMICHEL)
  6. ONE MORNING IN MAY (CARMICHEL)
  7. ALL MY LOVE
  8. LITTLE THEO
  9. I MISS YOU SO
  10. BALLAD FPR BELGRADE
  11. AL MY LOVE (QUARTET VERSION)

 その他は全てDUSKOのオリジナル、4曲目のスウィング・ナンバーは何処かで聴いた事があるような、、、まぁ、ヨロシイ、今は寛ぎタイムなのだ。年をとっても乗ってくれば自然と滲み出るのはスウィンガーの性ですな。全体的にはスローで寛ぐ、トランペットの醸し出す独特の枯れた味わいで、ソレが本作をリピートする理由なワケです。

 本作のもう一人の主役がピアノのBOB DEGEN、いい所で良い雰囲気を滲ませるピアニスト、ちょいとミュージシャンズ・ミュージシャンなのかな、主役のバックでも聴かせ所を心得ているプレイヤーで、彼の名前があると何となく、聴かなきゃイカン!っと思わせます。

 ふ~、心地良いねぇ、、、

 是非お願いしたい!パドル・ホィールのDUSKOの一連の作品、どうか出して欲しいのだ!特にジャンニ・バッソとの二管フロントのヤツ、何て言ったっけなぁ、、、インターナショナル・クィンテットという感じだったかな、何故か買い損ねてるんですよ、、、(或いは失くしてるのかも。100枚くらい前の仕事の絡みで無くなってるからなぁ、、、)

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GEORGE ROBERT & KENNY BARRON 「PEACE」

  ナント、北海道に出張に行った奥様が雪で足止めを食って帰って来れなかった。あるんですねぇ、こういうことが、、、

 メールが飛んできて空港の写真を見ると、正に大雪、「ダイ・ハード 2」の空港のシーンを思わせる風景で、何だか面白かった。まぁ、こんな事もあろうかとホテルは取っておいたらしく、カミサンは余裕でした。次の日の飛行機も午後5時以降らしいので、「いい機会だから札幌の街を観光しておいで。」といっておきました。タナボタだね、まさか会社も「何としてでも帰って来い!!」とは言えんでしょ?飛べないものは仕方が無い。

 しかし、今年はヤッパリ久々に冬将軍が到来してるんですね、ニュースとかを見てると、ちゃんと色んな所で冬らしい光景を眼にします、オカシイのは関東だけみたい。春一番?!何だそれ?!早すぎ!

 寒いのは苦手ですが、でもヤッパリ冬は寒い方が良い、雪なんか降ると普段見慣れた景色が化粧をするでしょ?堪らないですよね、美しくて。是非関東にも雪が降って欲しい、あの静まりかえった朝の風景を味わいたいねぇ、、、

 ビール片手に徒然なるままに書き綴る、、、GEORGE ROBERT & KENNY BARRON 「PEACE」 。深い霧の掛かる森の情景と1曲目のタイトル曲のイメージがぴったり嵌る。ユッタリとしたソプラノの響きが遠くを見詰めていて、何とも言えない静寂の情景が心に浮かびます。George_robert_kenny_barron_peace

 本作の好きな所は続く2曲目I DIDN'T KNOW WHAT TIME IT WASの対照的な熱気、寛ぎを感じさせつつ、ジャズらしいスウィング感が感じられて、心地良い事この上なし!この二曲で私は大好きになりました。

 GEORGE ROBERTは私個人の見方としては、唯一フィル・ウッズの後を継ぐ事の出来る貴重なアルトマン、滑らかな歌いっぷりと、時に感情が噴出してしまったような熱く、メロディアスなプレイが堪らない!KENNY BARRONは長尺なプレイが多いのでメリハリが無い、垂れ流し、、、等といわれる事もありますが、そんな長尺プレイが私は好きだったりする。逆に本作ではデュオにも拘らず、良い感じでバランスを取ってるんじゃないかな。折角のライヴなんだし、もっとイケ!と言いたくなります。

 5曲目TRISTEZA、跳ねるようにスウィングし、哀愁のメロディが迸る!ラテン・タッチの逸品、10分を超えますが凄く短く感じます、中盤のピアノ・プレイはサイコーだな!8曲目A DAY IN PARIS、出た!ワルツ調、ヨワイ、、、こういう曲は私のツボです!くーっ、迸るねぇ、アルトの哀愁。二人の音が被らずに空間を生かした演奏で、湧き出る泉のようにメロディが紡ぎ出される、ピアノ・ソロも素晴らしい!

 普段はあまり、デュオとかソロとかは好んでターンテーブルには置かない方ですし、私が持っているものでは、コレは!と思わせるものはほとんどないんですが、コレは良いですよね!

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CORNEILLE ROELOFS TRIO 「AND THAT'S WHY」

 昨日は久しぶりに映画館をハシゴしまして流石に草臥れました。もう若くないんだなぁ、、、映画は面白かったけど、観終わった後ガックリ来てしまいました、疲れた、、、

 映画は何を観たかは後日お話しすることにします(別に聞きたくも無いですか!)。なかなか良かったのですよ、特に片方は。

 ウチの奥様、只今北海道に出張しておりまして、夜は私一人。まぁ、いつも先に私は寝てしまうので何なんですが、でもちょっと詰らないね、帰ってくると何となく面白い話を寝ている私の耳元で話してるので、たまに起きてしまう。それから二人で何となく大笑いする事もよくあったりしてね、私が起きない時でもカミサンは私の寝言を聞いて楽しんでいるんだとか、、、何言ってんだろう?!かなり変な人らしい。

 そんなうちの奥様が先日チョコをくれました。ヴァレンタインでしたね、お洒落な箱に入ったヤツ。去年もそうでした。「また~、サンキュ、高かったんじゃない?」と訊くと「う~ん、そうねぇ、、、」というお応え。そんで、こういうのって幾らなのか、無粋にも訊いてみると結構な値段を言うもんですから、ちょっとビックリ!

 薄~いチョコがヒラヒラと小さい箱に入ってウン千円ですって!!何か凄いとしか言いようが無い(そう言いながらCDを買い捲り、映画をハシゴする私も贅沢なんですけどね。)。あまりに有り難いプレゼントなので(気持ち的にも、金銭的にも、、、)ちょっと食べ辛いんですな。でも食べなきゃ意味ないんで有り難く頂きますけど。

 ということで、記念写真。Img_3973 カミサンの心遣いに感謝、感謝です。

 多分、オランダのピアノ・トリオだったと思います、何か今日は美しいメロディを聴きたいと思いまして、CORNEILLE ROELOFS TRIO 「AND THAT'S WHY」を選びました。2003年の作品。全編ヨーロピアンらしい美旋律とシャープなキレ、クラシカルでスマートな雰囲気が滲み出ている逸品なんですが、それだけだと多分、私の中ではワン・オブ・ゼムで終わっていたでしょう。こういうピアノ・トリオは本当に、氾濫している!っというくらい多いんじゃないかな。Corneille_roelofs_trio_and_thats_wh

  1. GRACE (BUCKLEY)
  2. AAGJE (ROELOFS)
  3. EVERLASTING QUESTION (CORNEILLE)
  4. ASTORIA (CORNEILLE)
  5. AND THAT'S WHY (CORNEILLE)
  6. VENLO (CORNEILLE)
  7. OBLIVION (PIAZOLLA)
  8. ELEANOR RIGBY (LENNON-McARTNEY)
  9. TIME WILL TELL (CORNEILLE)
  10. CELLILLAR CONTACT (CORNEILLE-ROELOFS-LAUSCHER)
  11. JUST TURN IT AROUND (CORNEILLE-ROELOFS-LAUSCHER)
  12. AAGJE (ROELOFS)

 こういうスタイルってエヴァンスから始まって、キース・ジャレットである程度突き詰めてしまったのかもしれませんね(かなり極論でしょうか?後は、それぞれのプレイヤーのメロディ・センスがモノを言う、、、オリジナルのメロディとか、取り上げる素材に対するアプローチの仕方とか、、、)。

 この作品は聴き進めていくうちに「そんな事はどうでもいいな、、、」と思わせてくれる切れの良い演奏とグッド・メロディを感じさせてくれます。6、7曲目なんか素直に、美しい!と言わせる何かがあるんだな。11曲目も何となく哀愁があって、ちょっと厳かな雰囲気というか、、、何か心に掛かってくる感じ。

 でも、この作品に一目置かせる原因になった曲は1曲目、この曲は早世してしまったジェフ・バックリーのあの歌声を聴いてしまった者にとっては、興味が涌かずにはいられない名曲なのですよ!聴いた事の無い方には是非聴いて欲しい、彼の歌声を!

 では、本作ではどうだったかというと、、、まぁまぁかな。オリジナルには勝てませんでした。でもこういう曲を取り上げる事が、私にとってはちょいと嬉しく、意味がありましたよ。

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JOHN LEWIS & SACHA DISTEL 「AFTERNOON IN PARIS 」

 日が伸びましたねぇ、ついこの間までは朝、出勤中は真っ暗で、帰りも5時近くなるとあっという間に暗くなってたのに今は夜明けの薄明かりも、5時以降のお日様もまだ感じられたりする。いい感じです。

 不思議なものでON DUTYの後にお日様を感じると翌日への意欲が湧いてくるんだな、家に着いても明るいと凄く得した気分になる。

 わたしはネイティヴ・アメリカンが大好きでね、彼等のマザー・アース、ファーザー・サンの感覚、教えが大好きなのだ。身の回りの全てのものに宿るグレイト・スピリットを感じること、ソレはすなわち感謝するという事。会社の行き帰り、何となくですが、そんなことを感じている自分が心地良い、、、

 それにしてもバレンタイン・デイに熱いと感じたのは初めてです、明らかに異常気象、今年は雪を拝めないのかなぁ、、、スキー場には早々と雪が降ったと聞いたので久々に冬将軍の到来かと思ってたんですが、、、

 ハイ、心地良い一枚。今では珍しくもなくなりましたが、ちょっと前までは幻だったんですよ、John JOHN LEWIS & SACHA DISTEL 「AFTERNOON IN PARIS 」、何だかんだ言いながら、本作の主役はテナーが熱いBARNEY WILEN,、いい歌いっぷりなんですわコレが!タメのある伸び伸びしたテナーが醸してますな、ジャズの醍醐味を。John_lewis_sacha_distel_afternoon_i

  1. I COVER THE WATERFRONT (GREEN)
  2. DEAR OLD STOCKHOLM (TRAD.)
  3. AFTERNOON IN PARIS (LEWIS)
  4. ALL THE THINGS YOU ARE (KERN-HAMMERSTEIN)
  5. BAG'S GROOVE (JACKSON)
  6. WILLOW WEEP FOR ME (RONELL)

 滑らかに歌うDISTELのギターとJOHN LEWISの何処かシャレたピアノがエスプリなんですがね、BARNEYが絡んでくるとちょいと熱を帯びます。特に後半の3曲はリズム隊がPIERRE MICHELOT、CONNIE KAYからPERCY HEATH、KENNY CLARKEに変わると心なしか、躍動するんですよね。何処かマッタリした味わい深い前半、それでも2曲目はかなりBARNEYの歌いっぷりがググッと来ます。

 キラーは4曲目、ハードボイルドな雰囲気から何処か切なく、優しいピアノの調べ、突然切れ込んでくるBARNEYのテナーがグングン上ってくる!このインパクト!BARNEYのテナーに快感を感じずにはいられませんよ!ジャジーなスウィング感を感じさせるリズム隊もサイコーです!1956年作品。

 

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STACEY KENT 「DREAMSVILLE」

 先日も早くあがれたので、休み前の仕事の帰り道に富士山を見に行ってきました。

 まだ日差しが高く、肉眼では何にも見えないほどの逆光だったのでこの写真は当てズッポでしたが、美しい写真が撮れました。20090208_001

 空のグラン・ブルーがエエですなぁ、、、日差しの加減も写真だと何とも深い陰影を醸し出していて、とても美しい。カメラの優れたところかもね、肉眼では判らなかった風景は実はこんなだったのかとちょいと感動です。薄っすら宙に浮かぶ富士山、判ります?

 仕事は一生懸命やって、帰りには空や花や海、富士山を眺めて、心に潤いを、、、何とまぁ、充実した人生。全ての人々が皆こういう充実感を得られたら、宗教の違いでいがみ合ったり、人から物を騙し取ったり、自分が気持ち良くなる為に殺したり、何てことがきっと無くなるだろうね。いかにアホらしい事か気が付くだろうな。

 何て事をビールを飲みながら書いていたら今日は寛いだ感じで行きたいな、できればヴォーカルがいいなぁ、、、なんてね。

 棚の背表紙をつらつらと見ていくと「ワタシ、わたし、、、❤」と呼ばれました(酔ってますから、、、)。おお~、キミかね!、、、いいねぇ、久しぶりにちょいと寛がせてもらおうかな、、、Stacey_kent_dreamsville

 STACEY KENT 「DREAMSVILLE」、彼女は軽くスウィングする歌いっぷりも魅力的、だから全部持ってます。旦那のサックス演奏も好きだしね。でもこの作品は全編スローでシットリ、わたしの中ではちょっと別格なのよ。そういえばこの作品を聴くのは久しぶりだなぁ、、、

 何曲目がどうのこうの、、、言いたくないなぁ、ターンテーブルに乗せてスタートしたら彼女の麗しい歌声に酔うのみです。エエなぁ、、、エエのぅ、、、ジャネット・サイデルも麗しいけど、この作品を聴くとSTACEYは妖精のように無垢ですな。

 ちょいと蛇足、ピアノはDAVID NEWTONです。ピンと来ます?歌伴でも上手いですねぇ、COLIN OXLEYのギターもこの無垢な雰囲気を醸し出す嗜みのある演奏。グッジョブ!です!

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T. R. E. 「VIAGGIO」

Img_3945  本牧に行ってきました。知ってる?横浜なんだけどちょいと行きにくい所。閑散としてるんですけど、私にとっては何となく居心地の良さを感じましたね。Img_3906

 ココには三渓園という素晴らしい所があります、パンフレットによると原三渓なる明治時代の実業家の邸宅が今こうなっているらしい。三渓さんがこうしたみたいです。素晴らしい感性の持ち主だったんですね。Img_3916

 国指定の名勝。Img_3919

 チイ散歩で紹介されているのを随分前に見て、行ってみたいと思ってたんですが、やっと行けました。ユッタリとした時の流れが感じられます。Img_3939

 季節ごとに色んな花が迎えてくれるようですが、今時だと雪が積もったら本当に綺麗だろうなぁ、、、

 何となく買ってしまいましたが、T. R. E. の新作は求めていたイメージにピッタリでした。彼等の作品を買うのは本作「VIAGGIO」で3枚目、要は全部持ってるって事になるのかな。

 最初の作品で「おお!コイツはエエ!」て事になったんですが、2ndで「あら?!ちと難しいなぁ、、、」となり、次は如何しようか、と考えていました。でも店頭に並ぶと悩んだ挙句にヤッパリ買っちゃうんだなぁ、、、だって普通の、所謂国内盤の価格より高いんですもん、悩みますよ、、、

 前作よりも何となく暗いんですが、メロディにピンッと来る感じがします。静まり返った雰囲気の中で滲み出る叙情、一瞬の静寂が心に沁みてきます。Viaggio

  1. DANZA (A. GIACHERO)
  2. CANICOLA (S. RISSO)
  3. LUDUS (A. GIACHERO)
  4. VIAGGIO (S. RISSO)
  5. CINICOLA (S. RISSO)
  6. CUNICOLA (S. RISSO)
  7. FUNERORLEANS (S. RISSO)
  8. POVRA MARE (S. RISSO)
  9. SENZA RITORNO (M. ZANOLI)

 ご覧の通りメンバーのオリジナルばかり、グループ名、正式にはTRI RAZIONAL ECCENTRICO(何ていうんですか、「理に適いつつ、風変わりなトリオ」とでも言うんですかね、こんなパラドキシカルな名前からして知的な演奏が特徴かな。)、最初のアルバムではエヴァンス直系、ベースが表だな、なんて思ったんですが、もっと何ていうか、我々聴き手の心に探りを入れてくるような、思索的な演奏。S. RISSOというのがベーシスト、実はかなりのイニシアティヴをグループ内で握っているのが作曲のクレジットで判りますね。

 本作も曲が進むにつれてかなり思索的になりますが、何だろう、、、今の私の状態に妙に合うんだな。メロディの流れに聞き流せないモノを感じて、いつの間にか引き込まれていく感じ。スウィングしなけりゃ意味がない人には退屈以外のナニモノでもない作品でしょうね。

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STEVE GROSSMAN 「. . . THE BIBLE」

 レコ屋の古巣がリニューアルすると聞いたもんでちょっと見に行ったんですよ、今日。昔の仲間達はまだ頑張ってるんでね、ズーズーしいかな、とは思いながらも労を労いに行った訳です。

 一人一人声を掛けて「良くやったねぇ、大変だったでしょう、まだ私の残した残骸(私自身はそうは思ってませんが、判らない人からすれば負担以外何物でもないでしょう。)かなり重いんじゃない?」なんていうと、「いや、もうほとんどないですよ、リニューアルのために値引きしたら売れちゃいましたから。」との事。私が選択したものは其れなりに価値があったんだなぁ、とツクヅク感謝したい思いです。

 一部を除いて勿論縮小、そりゃ、そうでしょう、今の景気では拡大なんて考えられない、そんな中、ココは!と思えるジャンルがそのまま残って、拡大できる見込みも残されたのは奇跡に近い。

 落語、純邦楽は前から素晴らしいものがあって、一緒にやってる時からお店の大きな特徴になると思っていたから、残されて本当に良かった。担当者が素晴らしいんですよ、前にも何度か彼のことは書きましたが、本当に気持ちが熱い!口調はちょいと荒いかもしれないけど、お客様第一の男が切り盛りしています。

 正直、彼さえ居ればこのお店は大丈夫と言えます、そんな男なんです。厳しい指導をしつつ、部下への気配りも忘れないしね。

 今日はホントはこのことを書くつもりじゃなかったんです、只、気になることを小耳に挟んで、大変腹が立ったんです。

 全てが出来上がってから、店を見て文句を垂れるバカな首脳陣がまだ居る。まぁ、私は既に部外者なのでゴチャゴチャ言う資格もないんですが、あまりにも腹が立ったんです!

 何故出来上がってからお店の人間にそんな文句を言うのか?その人間はお店がどうなっていくのかを当然、お店の人間よりも先に知っているはずだから、首脳陣なワケですよね?ところが出来上がった時点で文句を言う、、、おかしいと思うなら何故設計図なりを見た時に首脳陣内できちんとした意見交換をしていないのか?「どうなんですかコレって、自分だったらこうしようと思いますが!」ってさ。ソレをやったのかもしれない。でも現実こうなったんですよ。会社の意向じゃん、既に。だったら何故お店の人間に文句を垂れるのか?関係ないじゃん、現場ははっきり言って。結局はアンタ等首脳陣の意向に沿ってリニューアルを行ったんだから。

 実は文句を垂れたヤツは何にも知らなかったんじゃないか、そんな気がします。丸投げばかりして結果だけ見て有り難い批評を加えてさえいればいいと思っている大馬鹿者。給料を貰う価値がない怠慢だね。

 現場の人たちは頑張ったんだよ!縮小なんていうモチベーションのちっとも上がらない状況の中で、それでも協力し合って、いい店作りたい、お客様に楽しんでもらいたいと思って、今ある状況の中で必死にやってんだよ!私は途中で抜けてしまったから尚更、何処かで彼等に対して申し訳ない気持ちがあるんです。そんな自分が訪れると彼等はいつも何処か温かな態度で迎えてくれる。

 私は思うんです、上司としての厳しさと、人としての嗜みや、思いやりを履き違えている輩がなんと多い事かとね。経験値のなんと拙い事か、60代、70代の人達に囲まれて今私は働いていてますが、人として、この人たちから学ぶ事が何て多いんだろうとツクヅク感じます。

 今日は何となく弾けた音が聴きたくなって、STEVE GROSSMAN 「. . . THE BIBLE」を選びました。久々にレコ屋巡りをしたら、チック・コリアの新作が掛かってて、やたら気持ち良かった、アグレッシヴで。お金のゆとりが出来たらアレは買おう。Steve_grossman_the_bible

 っで、本作はストーン・アライアンス結成の切っ掛けになった作品と何処かで聞いた事があります。リズムの響きはエスニック、モーダルなGROSSMANのテナー、ソプラノが縦横無尽です。メロディのリフレインが呪術的で、プログレッシヴ・ロック大好きな私としてはJAN HAMMERのエレピはかなりの快楽です!

 演奏にパワーが漲っている、70年代はこういう生々しい音楽がたくさんありましたね、マグマ然り、E. W. & F.然り、コモドアーズ、曲によってはボビー・ウォーマック、、、サンタナ何てサイコーですね!ジェフ・ベックも凄い!おっと、マイルス・デイヴィスのジンバブエやザ・フィルモア・イーストの雰囲気は大好きですぞ!

 脱線しましたが、本作の勢いが伝わればと思いまして、、、ラテン・フージョンとでも言うのかな、ジャジーではありません、でも快楽を感じさせてくれる凄い作品だと思います。

 

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MATT LAVELLE TRIO 「SPIRITUAL POWER」

 仕事帰りに遂に富士山とご対面、大分日が伸びてきましたからね、、、凄く得した気分です。

 江の島に向かう桟橋の下で撮った富士山。スゲー綺麗でした。Img_3886

 でも、ここで気が付いたことは、腕をもっと磨かなきゃならない事と、望遠レンズが欲しいと思った事。こんなもんじゃなかったですよ、富士山の美しさは、、、

 今日は猛烈なヤツを聴きたくなって取り出したるはMATT LAVELLE TRIO 「SPIRITUAL POWER」、フリー・ジャズです。1曲目のタイトル曲からフリューゲル・ホーンがグイグイ泣き叫ぶ!Matt_lavelle_trio_spiritual_power

 MATT LAVELLEはどうやらN.Y.辺りで活躍しているようです、凄くアンダーグラウンドな雰囲気、でも力強さと共にハッとするメロディが聴こえてくるんです、そういうところはハンニバルと共通する魅力ですね。

 3曲目SI SE PUEDE(YES WE CAN)はMr. プレジデントのスローガンみたい、オバマさんがこんな風に言ってたらちょっと怖い。暗示に掛けられるような催眠効果がある演奏、シャープなトランペットと跳ねるようなリズム、‘‘SI SE PUEDE’’のリフレイン、かなりスピリチュアルです。

 5曲目I WILL HAVE LOVE IN MY LIFEは13分を越える呪術的快演!多彩なドラム・ソロから黄昏たフリューゲルのテーマにオヤ?!っと思いきや、やはり徐々に壊れていく!そして再構築、、、ベースが凄くカッコいい!汗が出てきます。

 LAVELLEはバス・クラリネットも吹きます。不穏な空気が広がる4曲目END TIMES、物悲しげな雰囲気から突然激しくクラッシュする6曲目HEY LIDUVA、まるで地響きのようなリズム隊、本能の赴くままに楽器に込められるパッション、堪りません!

 頭の中がスッキリします、聴き終わった後の脱力感が何とも心地良いです。でも、一般ウケはしません、ジャズ・ビギナーにはお勧めできません、、、が、ひょっとしたら面白いかも、トライしてみます?

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