CORNEILLE ROELOFS TRIO 「AND THAT'S WHY」
昨日は久しぶりに映画館をハシゴしまして流石に草臥れました。もう若くないんだなぁ、、、映画は面白かったけど、観終わった後ガックリ来てしまいました、疲れた、、、
映画は何を観たかは後日お話しすることにします(別に聞きたくも無いですか!)。なかなか良かったのですよ、特に片方は。
ウチの奥様、只今北海道に出張しておりまして、夜は私一人。まぁ、いつも先に私は寝てしまうので何なんですが、でもちょっと詰らないね、帰ってくると何となく面白い話を寝ている私の耳元で話してるので、たまに起きてしまう。それから二人で何となく大笑いする事もよくあったりしてね、私が起きない時でもカミサンは私の寝言を聞いて楽しんでいるんだとか、、、何言ってんだろう?!かなり変な人らしい。
そんなうちの奥様が先日チョコをくれました。ヴァレンタインでしたね、お洒落な箱に入ったヤツ。去年もそうでした。「また~、サンキュ、高かったんじゃない?」と訊くと「う~ん、そうねぇ、、、」というお応え。そんで、こういうのって幾らなのか、無粋にも訊いてみると結構な値段を言うもんですから、ちょっとビックリ!
薄~いチョコがヒラヒラと小さい箱に入ってウン千円ですって!!何か凄いとしか言いようが無い(そう言いながらCDを買い捲り、映画をハシゴする私も贅沢なんですけどね。)。あまりに有り難いプレゼントなので(気持ち的にも、金銭的にも、、、)ちょっと食べ辛いんですな。でも食べなきゃ意味ないんで有り難く頂きますけど。
ということで、記念写真。 カミサンの心遣いに感謝、感謝です。
多分、オランダのピアノ・トリオだったと思います、何か今日は美しいメロディを聴きたいと思いまして、CORNEILLE ROELOFS TRIO 「AND THAT'S WHY」を選びました。2003年の作品。全編ヨーロピアンらしい美旋律とシャープなキレ、クラシカルでスマートな雰囲気が滲み出ている逸品なんですが、それだけだと多分、私の中ではワン・オブ・ゼムで終わっていたでしょう。こういうピアノ・トリオは本当に、氾濫している!っというくらい多いんじゃないかな。
- GRACE (BUCKLEY)
- AAGJE (ROELOFS)
- EVERLASTING QUESTION (CORNEILLE)
- ASTORIA (CORNEILLE)
- AND THAT'S WHY (CORNEILLE)
- VENLO (CORNEILLE)
- OBLIVION (PIAZOLLA)
- ELEANOR RIGBY (LENNON-McARTNEY)
- TIME WILL TELL (CORNEILLE)
- CELLILLAR CONTACT (CORNEILLE-ROELOFS-LAUSCHER)
- JUST TURN IT AROUND (CORNEILLE-ROELOFS-LAUSCHER)
- AAGJE (ROELOFS)
こういうスタイルってエヴァンスから始まって、キース・ジャレットである程度突き詰めてしまったのかもしれませんね(かなり極論でしょうか?後は、それぞれのプレイヤーのメロディ・センスがモノを言う、、、オリジナルのメロディとか、取り上げる素材に対するアプローチの仕方とか、、、)。
この作品は聴き進めていくうちに「そんな事はどうでもいいな、、、」と思わせてくれる切れの良い演奏とグッド・メロディを感じさせてくれます。6、7曲目なんか素直に、美しい!と言わせる何かがあるんだな。11曲目も何となく哀愁があって、ちょっと厳かな雰囲気というか、、、何か心に掛かってくる感じ。
でも、この作品に一目置かせる原因になった曲は1曲目、この曲は早世してしまったジェフ・バックリーのあの歌声を聴いてしまった者にとっては、興味が涌かずにはいられない名曲なのですよ!聴いた事の無い方には是非聴いて欲しい、彼の歌声を!
では、本作ではどうだったかというと、、、まぁまぁかな。オリジナルには勝てませんでした。でもこういう曲を取り上げる事が、私にとってはちょいと嬉しく、意味がありましたよ。
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