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STEVE GROSSMAN 「. . . THE BIBLE」

 レコ屋の古巣がリニューアルすると聞いたもんでちょっと見に行ったんですよ、今日。昔の仲間達はまだ頑張ってるんでね、ズーズーしいかな、とは思いながらも労を労いに行った訳です。

 一人一人声を掛けて「良くやったねぇ、大変だったでしょう、まだ私の残した残骸(私自身はそうは思ってませんが、判らない人からすれば負担以外何物でもないでしょう。)かなり重いんじゃない?」なんていうと、「いや、もうほとんどないですよ、リニューアルのために値引きしたら売れちゃいましたから。」との事。私が選択したものは其れなりに価値があったんだなぁ、とツクヅク感謝したい思いです。

 一部を除いて勿論縮小、そりゃ、そうでしょう、今の景気では拡大なんて考えられない、そんな中、ココは!と思えるジャンルがそのまま残って、拡大できる見込みも残されたのは奇跡に近い。

 落語、純邦楽は前から素晴らしいものがあって、一緒にやってる時からお店の大きな特徴になると思っていたから、残されて本当に良かった。担当者が素晴らしいんですよ、前にも何度か彼のことは書きましたが、本当に気持ちが熱い!口調はちょいと荒いかもしれないけど、お客様第一の男が切り盛りしています。

 正直、彼さえ居ればこのお店は大丈夫と言えます、そんな男なんです。厳しい指導をしつつ、部下への気配りも忘れないしね。

 今日はホントはこのことを書くつもりじゃなかったんです、只、気になることを小耳に挟んで、大変腹が立ったんです。

 全てが出来上がってから、店を見て文句を垂れるバカな首脳陣がまだ居る。まぁ、私は既に部外者なのでゴチャゴチャ言う資格もないんですが、あまりにも腹が立ったんです!

 何故出来上がってからお店の人間にそんな文句を言うのか?その人間はお店がどうなっていくのかを当然、お店の人間よりも先に知っているはずだから、首脳陣なワケですよね?ところが出来上がった時点で文句を言う、、、おかしいと思うなら何故設計図なりを見た時に首脳陣内できちんとした意見交換をしていないのか?「どうなんですかコレって、自分だったらこうしようと思いますが!」ってさ。ソレをやったのかもしれない。でも現実こうなったんですよ。会社の意向じゃん、既に。だったら何故お店の人間に文句を垂れるのか?関係ないじゃん、現場ははっきり言って。結局はアンタ等首脳陣の意向に沿ってリニューアルを行ったんだから。

 実は文句を垂れたヤツは何にも知らなかったんじゃないか、そんな気がします。丸投げばかりして結果だけ見て有り難い批評を加えてさえいればいいと思っている大馬鹿者。給料を貰う価値がない怠慢だね。

 現場の人たちは頑張ったんだよ!縮小なんていうモチベーションのちっとも上がらない状況の中で、それでも協力し合って、いい店作りたい、お客様に楽しんでもらいたいと思って、今ある状況の中で必死にやってんだよ!私は途中で抜けてしまったから尚更、何処かで彼等に対して申し訳ない気持ちがあるんです。そんな自分が訪れると彼等はいつも何処か温かな態度で迎えてくれる。

 私は思うんです、上司としての厳しさと、人としての嗜みや、思いやりを履き違えている輩がなんと多い事かとね。経験値のなんと拙い事か、60代、70代の人達に囲まれて今私は働いていてますが、人として、この人たちから学ぶ事が何て多いんだろうとツクヅク感じます。

 今日は何となく弾けた音が聴きたくなって、STEVE GROSSMAN 「. . . THE BIBLE」を選びました。久々にレコ屋巡りをしたら、チック・コリアの新作が掛かってて、やたら気持ち良かった、アグレッシヴで。お金のゆとりが出来たらアレは買おう。Steve_grossman_the_bible

 っで、本作はストーン・アライアンス結成の切っ掛けになった作品と何処かで聞いた事があります。リズムの響きはエスニック、モーダルなGROSSMANのテナー、ソプラノが縦横無尽です。メロディのリフレインが呪術的で、プログレッシヴ・ロック大好きな私としてはJAN HAMMERのエレピはかなりの快楽です!

 演奏にパワーが漲っている、70年代はこういう生々しい音楽がたくさんありましたね、マグマ然り、E. W. & F.然り、コモドアーズ、曲によってはボビー・ウォーマック、、、サンタナ何てサイコーですね!ジェフ・ベックも凄い!おっと、マイルス・デイヴィスのジンバブエやザ・フィルモア・イーストの雰囲気は大好きですぞ!

 脱線しましたが、本作の勢いが伝わればと思いまして、、、ラテン・フージョンとでも言うのかな、ジャジーではありません、でも快楽を感じさせてくれる凄い作品だと思います。

 

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コメント

リニューアル後、ジャズ売場は普通のCD屋さんになってしまって残念でした。。。
“私の残した残骸”残骸なんて、とんでもない! お宝の山でしたよ。
私もDOCTOR3を3枚とJIMMY BRUNOのGUITAR DUO、DICK HINDMAN「LIVE AT THE JAZZSCHOOL」を購入しました。
“店を見て文句を垂れるバカな首脳陣がまだ居る。”恐らく文句を言うことによって仕事をした気になっているのでしょう。そして、それは、もし失敗した時の言い訳にするのでしょう。(私は言ったのに現場が言うことをきかなかった)どこのような上司は結構いますね。

投稿: kazaguruma | 2009年2月10日 (火) 14時51分

 kazagurumaさん
 ジャズカバです。コメント有難うございます、、、
そんな、宝の山とは何とも、、、です。
 私が何者か、kazagurumaさんにはバレテしまったようですね、DOCTOR3を3枚ですか、どうも有り難う御座います(って、今更お礼を言うのはオカシイですね。)。
 私があのお店のジャズ・コーナーを預かった時、私はサロンを作りたいって思ったんですよ。ジャズ・ファン達が集う楽しい会話の場所。そんな雰囲気はなかなか作れませんでしたけど、、、
 でも楽しかったです、kazagurumaさんもきっとちょいちょい覗いてくださってたんでしょうね。当時のあのコーナーは私が作ったものでは無いと思ってます。訪れてくれるお客様が作ってくれたもの、私はお客様から、「こうした方がいいんじゃない?」とか「アレ、いれといてよ。」って言って下さったことをやっただけです。
私は只の仲介者、あのコーナーはお客様のものだったんですよ。だからkazagurumaさんにとっては宝の山だったんだと思います。
 

投稿: ジャズカバ | 2009年2月12日 (木) 20時20分

確かにあの時、あの場所は楽しかったです。誰も知らないようなイタリアのマイナー ピアノトリオなど見ると嬉しくなって、ついつい購入してしまいました。記事にある「T. R. E.」も良かったので、2NDが入荷した時、購入しようと思ったのですが、手作りコメントにはあまりオススメではないような事が書いてあって購入を思いとどまったこともありました。(あなたは何て正直なんだ!) ですから、すすめてくれた作品は信用して購入しましたし、またこれが、私の“ツボ”をついたものばかりで、本当にその節はお世話になりました。ジャズカバさんも元気に第2の人生を歩んでいらっしゃるようで、嬉しく思います。貴ブログはCD購入の参考になりますので、また立ち寄らせていただきます。

投稿: kazaguruma | 2009年2月16日 (月) 16時03分

 kazagurumaさん
 ジャズカバです。コメントどうも有り難うございます。あの場所は楽しかったなんて言われてしまうと、ちょっと涙が出そうになります。私の方こそ大変お世話になりました、お店を支えて下さって、本当に有り難うございます。
 あのコメント書きというのは楽しいからやってるというところもあったんですが、お客様がどういうことを知りたいのかという事も考えながら書いたりもしていたのでなかなか骨が折れる作業でした。基本的には紹介している自分が好きか嫌いかだったんですが。
 一聴してハッキリ感じることを書けるのが最も楽でして、気に入ったらベタ褒め、気に入らなければ批判的か書かなければいい、と単純なんです。時にはケナスのも悪くないなんて思ってました。好きな作品をけなされて気分が悪い何ていうお客様もきっといらしたでしょうね。
 難しいのは、何か引っかかる所があるんですが、どう表現してよいのか言葉が見つからない時で、こうなるとかなり苦しかったです。書き上げて読んでみると何だか的外れのチンプンカンプンで、、、そんなことのほうが多かったように思います。
 最近はなかなかガツンと来るものに出会えなくて、寂しいんですが、決してジャズ魂は失いませんのでどうぞこれからもよろしくお願い致します。
 

投稿: ジャズカバ | 2009年2月17日 (火) 08時26分

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