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2009年3月

THE ENSEMBLE AL-SALAAM 「THE SOJOURNER」

 何でこんなに聴くべきものに当らないんだろう、感性が衰えているのか、本当にないのか、、、ストレスが溜ります。買っても買っても、「あ~、はいはい、、、」っていうのばかりです。

 そんな中、随分前に買ったコレは何かというとよく聴いています。

 THE ENSEMBLE AL-SALAAM 「THE SOJOURNER」はストラタ・イーストの中でもかなりのレア盤、まぁ、普通こういうものをCD化しようなんて思うのは日本人の通な人だけでしょうな。The_ensemble_alsalaam_the_sojourner

  1. MUSIC IS NOTHING BUT A PRAYER
  2. ECSTASY
  3. THE SOJOURNER
  4. CIRCLES
  5. TRACES OF TRANE
  6. VIBRATION LOVE CALL
  7. MALIKA
  8. OPTIMYSTICAL
  9. PEACE

 当然、全てメンバーのオリジナル、なんだろうねぇ、、、ジャズじゃないですよ、音的にはプログレッシヴ・ロックに近いですよね。でも何で聴いちゃうかというと、ピュアで生々しくて、作為的なところがない純化した音楽の、等身大の魅力が溢れているとでも言いますかね、ダイレクトに心に訴えかけてくる音楽の前では、ジャンルがどうのこうのというのはあまり意味がないですね。渦巻く音世界にその身を任せるだけです。

 全編に透明感を漂わせるBEATRICE PARKERのヴォーカルと、グルーヴィーなLEROY SEALSのベースが頭から離れなくなります。

 1974年の作品、本作を聴いてイメージとして浮かんでくるのが、1970年代のアメリカ映画、例えば「マンハッタン無宿」、クリント・イーストウッドのヤツね、昨日偶々観たんですが、今で言うクラブで、犯人のガールフレンドを訪ねるシーン。カラフルな色に埋もれながら、裸同然でゴー・ゴー・ダンスに興じている若者達の陶酔感。本作にはそういう陶酔を促す媚薬のような働きがありますね。

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WBC、祝優勝!!!

 遅ればせながらWBC侍ジャパン、二連覇達成!興奮の20日間でしたね、何とも嬉しい!!どうも私がブログでWBCの話をすると負けてしまうので暫く遠慮してました。悪い方の予測ばかり当っちゃうんだもん。だから結果が出てから書く事にしてました。

 コレって本当に凄い事なんです!今回の優勝には物凄い意味がありますね、一つは野球がベース・ボールに名実共に勝ったという事、もう一つは宿敵韓国を倒しての優勝であるということ。サッカーを含めて全てのスポーツ国際大会に対してこの優勝は、先ずは何をすべきなのか、ということを示してくれたと思います。

 私が思うにこの二つのことを成し遂げた要因は、チームを一つに纏め上げたリーダーシップ、周りの人間の力を結集して目標に向かって全力を出させる指導者の在り方、今の不景気に対抗できる唯一の方向というものを侍ジャパンを通して日本人は学んだのではないかな、とも思うわけです。

 前回のWBCは世界の王貞治さんが率いつつ、チームを纏めていたのはイチローさんという印象が強かった。王さんは人柄的にも担ぐ御輿としてはサイコーですね、でも、「皆で担いで盛り立てようぜ!」という気持ちを最も示したのは、あの時はイチローさんだった。

 今回は勿論イチローさんがチーム・リーダーという立ち位置でしたが、何というか、侍達全員がリーダーというか、誰かに言われて盛り立てる、という感じじゃなかったですね、「盛り立てる?!当然だ!!今更何を言う。」という感じ。

 こういう感触は原監督の前向きな態度がモノを言ってますね、常にポジティヴに対応しようという姿勢、私はこういうところに人のパワーみたいなものを感じます。侍達に全力を出させるパワー、今回の優勝で最高のファイン・プレイを見せてくれたのは間違いなく原監督だった。どのような結果であったとしても、侍達の力を自分の力に変えて全力を尽くしてくれた、と原監督に対しては言ってたと思います。そもそも、原ジャパンと言わせなかったところからして驕りのない、勝負に対する真摯な姿勢が貫かれていてクールでしたよね。

 結果は二連覇、凄いよねぇ。いや~、ホントに希望を貰いましたよ!

 さて、次の2013年のWBCは多分大変な事になると思います、韓国は勿論更に凄いチームを作ってくるでしょう。そしてUSA。真のワールド・シリーズはWBCだと、今回の負けで認識してしまったUSAは、2012年の最高のプレイヤーを揃えて圧倒的勝利を狙ってくるでしょうね。

 多分間違いなくイチローさんは40歳になっても最高のプレイヤーでしょう、でもチーム・リーダーであってはいけないと思う。今回で言えば、村田選手、川崎選手、青木選手のような、より若くて頼れる男が引っ張って、世界一を奪いに行く!という姿勢をアナウンスできる選手がイチローさんからスピリットを受け継いでいくこと、そしてその目標に対して選手と一緒に戦っていける監督が選ばれること(西武の渡辺監督も面白い。個人的には原監督に率いてほしいですが、もしその時それに相応しい状況を作っていてくれてなければ、難しいんでしょうね。)、この最低二つの条件が噛み合わないと三連覇を奪うには大変な大会になるでしょうね。

 

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STANLEY TURRENTINE 「LET IT GO」

 随分日が伸びましたね、仕事が終わってウチに帰ってきても暫く明るいとすごく得した気分になります。

 仕事帰り、ブラブラとビール片手に歩いて帰ってくるんですが、最近すごく目に付くのが子供達がバットやグローブを持って外で遊んでいる事。ちょっとした広場があると野球をやってるんだな。幼い子でもお父さんとキャッチボールしてたりする。そういうシーンを見ると何となく微笑ましくて気分が良いです。

 コレってWBCの影響がありますよね。勝とうが負けようが、あの場で活躍している選手達って皆カッコいいもんね。そういうことに子供達は敏感だなぁ、と改めて感じます。イチロー選手がデビューして活躍した時、アメリカの子供達が皆、イチローさんのバッティング・スタイルを真似して遊んでいたのを思い出します。バットを右手で立てて、左手で右肩の裾を摘んで打席に立つあの独特の入り方、アリャぁ、カッコいいよねぇ、、、只の内野ゴロをヒットにしちゃうんだから余計インパクトあるよな。

 侍ジャパン、キューバには必ず勝つと思ってました。兎に角問題は韓国、恐らく実力は世界一だと思う、コレは認めなければいけない!凄いチームです。その上で韓国にどう戦いを挑んでいくのか、、、サッカーでもそうなんですけど、気持ちの上で全力でぶつかって来る相手に、此方も全力で跳ね返す事が出来るかどうか、、、これに尽きると思う。

 実は今日の韓国との第四ラウンド、まだ結果を知りません。さぁ、録画を観るぞ~~~!侍ジャパンが勝ち続ければ、どっちにしても決勝ラウンドでもう一度当る事になると思います、その時のためにも今日の試合、結果より過程が大事だと思います。

 おかしい、、、何故このアルバムの事を書いてなかったんだろう、、、今日は爽やかな気分でサックスを聴きたかったので棚を見てたんですが、フッと目に入ったコレ、STANLEY TURRENTINE 「LET IT GO」、前にも書いた気がするけど聴きたいんだから仕方ない、まぁ、いいや、と思って、前は何て書いてるんだろうと思い、ブログを見てみると書いてない!何故?コレは大好きな作品なのに、、、

 凄い歌っちゃってるんですよね、テナーが。全曲メロディが素晴らしく、STANLEYが晴れ晴れとしたプレイで気持ち良いの何のって!アーシーなんだけどスカッとする、哀愁の歌心もありますぞ!Stanley_turrentine_let_it_go

  1. LET IT GO (TURRENTINE)
  2. ON A CLEAR DAY YOU CAN SEE FOREVER (LERNER-LANE)
  3. CIAO, CIAO (TURRENTINE)
  4. 'TAIN'T WHAT YOU DO (OLIVER-YOUNG)
  5. GOOD LOOKIN' OUT (TURRENTINE)
  6. SURE AS YOU'RE BORN (BERDMAN-MANDEL)
  7. DEEP PURPLE (DeROSE-PARISH)

 今日もあまり曲がどうこう言いたくないです。垢抜けた爽快感が全編に漂う逸品、STANの歌心は勿論良いんですが、オルガンのSHIRLEY SCOTTだな、本作のキー・パーソンは。ホントはオルガンって苦手なんです、コテコテ、クドくて、ベタつく感じがどうにも馴染めない。でもココでのオルガンはサバサバしてるのに本作での存在感は大きい。洗練されたスマートな雰囲気が、聴いていて口当たりが好いというか、心地良いムードが寛ぎを誘います!STANの元ワイフ、この時は蜜月かな、、、

 観ました、録画で韓国戦。侍ジャパン、いい勝ち方でしたけど、どうも韓国の方がほんの少しだけ集中力に欠けていたような気がします。でもイチローさんのヒットといい、材料としては確かな手応えを感じましたよ。青木選手は凄いねぇ、、、彼は次のWBCでは多分リーダーとしてチームを牽引していくでしょうね。

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MELODY GARDOT 「MY ONE AND ONLY THRILL」

 侍ジャパン、キューバに完全勝利!観てましたよ、昨日朝の5時から。皆さん言っている事ですが、キューバ打線を手玉に取った松坂投手の快投と、ジャパン各打者の粘り強さが際立ちましたね。キューバは自分達の持ち味が全く出せず、根負けしてしまったように見えました。イライラしてたもんなぁ、、、

 そしてまたしても第2ラウンドの決勝は韓国。事実上の世界一決定戦第三戦目です。恐らく今世界で一番強い国はアメリカ、キューバではなく日本、韓国のどちらかでしょう。今度は絶対負けられない。イチロー選手が言うとおり、侍ジャパンは一番バッターが仕事をすれば最強のチームになるでしょうね。

 クリス・コーネル旋風がヤットコサ治まりつつあります、それでも一日に一度は聴かないと禁断症状が出ますけどね。でも他のも聴こうという気持ちも出てきました。

 MELODY GARDOT 「MY ONE AND ONLY THRILL」、待望の2NDアルバム、あれまぁ、実はゴージャスなレディなのね、ジャケが気に入った。香り立つ大輪の花、でもちょっと毒がありそう、ファム・ファタールってヤツですな。髪の毛の流し方が美しい、、、全く知らなかったんですが、事故による障害が残っているそうで、、、だからステッキを持っていたり、目元を隠したりしているのかな、、、Image0041

  1. BABY I'M A FOOL
  2. IF THE STARS WERE MINE
  3. WHO WILL CONFORT ME
  4. YOUR HEART IS A S BLACK AS NIGHT
  5. LOVER UNDERCOVER
  6. OUR LOVE IS EASY
  7. LES ETOILES
  8. THE RAIN
  9. MY ONE AND ONLY THRILL
  10. DEEP WITHIN THE CORNERS OF MY MIND
  11. OVER THE RAINBOW
  12. IF THE STARS WERE MINE (ORCH. VERSION)

 前作はGOODNITEがキラーでしたが、本作もありますぞ!先ずは4曲目、このブルージーな雰囲気が堪らんな!洗練されつつ1930年代のハードボイルドなフィルム・ノワールを思わせる逸品!ボサノヴァ調に物悲しいフランス語が乗る哀愁の7曲目、アルトのGARY FOSTERがこれまた良い感じです。

 そして孤独感を感じさせる切ないメロディが心に響くタイトル曲、ストリングスの演出が美しく儚い、、、絶妙な間が物悲しさを煽ります。

 1STの雰囲気に更にストリングスなんかも入れて益々ステキでリラックスできる本作、心穏やかなヒトトキを演出してくれる、、、今一番好きな歌い手の一人です。

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CHRIS CORNELL 「SCREAM」

 ヤバイ、一昨日ちょっとお話ししたクリス・コーネルの新譜、メッチャエエ!前作の100倍くらいイケてる!

 ジャズ・リスナーにはどうでもいい事なので、聞き流してください。

 そもそも、出会いは私が強烈なメタル・ファンを気取っていた頃、突然アメリカをオルタナティヴ、グランジが席捲して、シアトルが注目の的になった時に見つけたのがサウンドガーデンというバンド。Soundgarden/Badmotorfingerあのインパクトは今でも忘れない、ニルヴァーナより強烈だった、「ジーザスクライスト・ポーズ」、凄い曲です。

 歌っていたのが、ちょいひげを生やした端正な顔立ちの、ソバージュ掛かったロン毛の青年、でも醸し出すシャープなカリスマがあって一気に惚れ込んだ、ソレがクリスでした。スンゲーカッコいい!これが第一印象。早速、アルバム「バッドモーターフィンガー」を買うと何と、コレがメタル魂を揺さぶる凄いアルバムで、ブラック・サバスを感じさせるヘヴィ&グルーヴィな逸品、益々、気に入ってしまったもんです。

 決定的だったのが、マザー・ラヴ・ボーンMother Love Bone/Mother Love Bone(知ってます?実はパール・ジャムの前身バンドなんです。)のヴォーカリスト、アンドリュー・ウッドがオーヴァードーズで亡くなってしまった時に、追悼の意を込めてクリスとサウンドガーデンのドラマー、マット・キャメロンがマザーの連中と組んだプロジェクト、テンプル・オブ・ザ・ドッグの唯一の作品Temple Of The Dog/Temple Of The Dogが、超キラーだったんです!

 ウッドのことは知らなくてもこの作品を聴くと涙が出ますよ、、、ソレくらい良いメロディが詰っていて、しかもロック魂は70年代、グランジなんていう言葉で表現してるけど、シアトル・シーンは自分の感性を70年代に置き換えた、ロックの原点回帰運動のひとつだと当時思いました。グランジに対して当時のメタル・ファンは何処か冷たい感じでしたけどね、私は「BURRN !」を買いながら、「でも、70年代のロックってカッコいいって言ってるのに、何故グランジはダメなの?」なんて思ってました(確かにブームに乗っかっただけの詰らないバンドも多かったですけどね、、、)。因みに本作はエディ・ヴェダー(パール・ジャムのヴォーカリストね。)も素晴らしい歌声を披露しています。

 「シングルス」って映画観たことあります?ちょっとしたシアトルの青春群像劇なんですが(マット・ディロンの長髪にはかなりショックを受けます!)、ココで、クリスも知り合いのミュージシャンみたいな感じで、ちょいと出てきます。本業ではカリスマなのに映画では近所の兄さんみたいな感じが微笑ましい。

 その後、更に凄い二枚のアルバムを残してサウンドガーデンは突如解散、前にも何処かで言ったような気がしますが、ロックに興味を完全に失ってしまったのがこの出来事だったわけです。もう聴くべきものはこれから先、多分出てこないな、、、そう思わせるほどの衝撃でした(実際今も新しいバンドを聴いても、何のインパクトも無い。つまんえ~、っで何?、、、ふ~ん、、、って感じ、リンキン、ニッケルバックは好きだけど、サウンドガーデンほど感情移入は出来んです。)。

 1999年の最初のソロChris Cornell/Euphoria Morningスンバラシイ作品だった。暗いと一蹴する耳の悪い輩が多かったけど、兎に角、歌を聴かせる作り、そう、この人の魅力は聴かせるということ、耳を傾ければ常に嵌っていく自分がいる、声自体も好きだし、醸し出される雰囲気も大好き。

 ところが、一般的には人気があったオーディオスレイヴでのクリスは全くいただけなかった。こんなんでロック魂がどうのこうのと、何を語ってケツカル!大概にせぃ!!って感じ。曲も詰らなければ、クリスの個性もレイジの個性も相殺されてしまって、兎に角ツマラナイとしか形容の仕様が無い。

 長い前振りに自分でも呆れてしまいますが、新作Chris Cornell/Screamは嘗ての、歌う、聴かせる、が沁みてきます。今までのイメージを捨て去らないと本作のカッコよさは先ず判らんだろうナ、、、良いメロディをTIMBALANDに任せたことで、プログレッシヴな全体像。

 売れて、再び注目されたら自分も嬉しいだろうな、でもコレは日本ではまず売れない。アメリカではかなり弾けると思いますが。

 スタートはアイドリングですね、本領を発揮し出すのは6曲目から。最後まで一気に聴かせる高いテンションとグッド・メロディ、キラーは8、9、10曲目、TIMBALANDのセンスなのか?曲の終わりから次の曲のプレリュードを挟む手法。ノンストップで繋がっていく展開に本作の魅力が爆発!曲も素晴らしいし、歌声もサイコー!会社の行き帰りはこれしか聴いてません!

 ウチの奥様も超ご満悦、大好きなのよ、クリスが。私よりウルサイくらいです。会社帰り必ず、歌いながら帰ってきますよ。

Image0040

  1. PART OF ME
  2. TIME
  3. SWEET REVENGE
  4. GET UP
  5. GROUND ZERO
  6. NEVER FAR AWAY
  7. TAKE ME ALIVE
  8. LONG GONE
  9. SCREAM
  10. ENEMY
  11. OTHER SIDE OF TOWN
  12. CLIMBING UP THE WALLS
  13. WATCH OUT

 先入観を捨て感性を研ぎ澄ますべし! 

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「THE GELLERS」

 今日も記念すべき日なのだ!昨年の今日、今の仕事の初出勤の日、あっという間の一年間だった。右も左も解らずに大変だった一日目が何となく懐かしい。今も変わらないのが、面白い!ッということ。作っているものに誇りを感じるコトも変わらない。

 一年前の今日、一体何を書いていたかと思ってブログを見てみるのも面白いですね。早くも腰に来ていたかぁ~、そうだったなぁ、遅刻しないように兎に角早く寝ることもよく考えていたなぁ、、、

 最近は段取りも瞬時に決定できるほどの判断力は着いてきたと思います、タマに迷いますが、、、工場長が「作業の流れがいいかどうかは君に任せている仕事の段取り如何なのよ、逆に言えば、君が全てをコントロールしてるってこと!好きにやっていいんだよ。」と言われ、俄然ヤル気満々、やっちゃいますよ~、前の仕事でJFYKbeckさんから貰った呼名が何せ、「奉行」でしたからね。

 「この時間から始めてこういう風に進めれば、多分コノくらいには終わります。」何て言うと、工場長が最近ニヤッとします。同じことを考えていたんでしょうね。

 一年経って少しはまともに出来るようにはなったと思う。でも、まだです、もっと良くできる!日々、状況が細かく変わる中で、細かく対処していけるような感性、感覚は磨いていかないと仕事が惰性になる、コレは私が最も嫌う事です。

 「惰性で仕事をこなす」なんて最悪!ナニそれ???人生の無駄だな。限りある人生の、ある一日、拘束されて仕事をする時間が惰性で終わるなんて、信じられんよ。常に何かを発見して、改善していきたいと感じる感性を失ってしまったら、「生きる」って何?ただ年をとって後は死ぬだけ?そんなのナンセンスですよね。

 さ~て、二年目に突入です。重箱の隅を突付くかのように、仕事を身に着けていきますよ~~~!なに?ウザイ?!ウザくなきゃプロフェッショナルにはなれませんぜ!

 切れ味鋭いアルト、ウェスト・コースターでも彼にはバピッシュな演奏が似合います。「THE GELLERS」(Herb Geller / Lorraine Geller/Two Of A Kind: Complete Recordings 1954-1955)のHERB GELLER、鋭く切り裂くねぇ、、、コレって今手に入らない?何故?ワンホーンの醍醐味が詰まってるのにねぇ、しかも奥様LORRAINEがピアノを弾いてるんだぜ!The_gellers

 50年代のアート・ペッパーのような滑らかで甘い印象はないです(でも、ペッパーの凄い所は甘美な響きの中に、この人しか出せない雰囲気が食い込んできますね、堪えます、何せ、アドリヴの鬼でしたから。)、飽くまでスウィンギーで、スピード感溢れるアルトで存分に歌うのが持ち味です。ある意味、ペッパーよりジャズの王道を聴かせてくれてるんじゃないかな。

 本作は限定紙ジャケで出た時にかなり盛り上がりました。2002年の11月くらいですね、お得意さんとよくこの作品の話をしました、何故、出てこないのかってね、パット・モランのトリオ作品並ですね、当時は。そういう話をしたお客さんは皆、奥さんのLORRAINE GELLERが目当てなワケです。早世してしまったので、リーダー作がほとんどない、でもバップ魂を聴かせてくれる数少ない女性プレイヤー。

 夫を立てつつも本作での彼女の気迫のピアノ・プレイは素晴らしい!セッション自体が熱くなるんだな。

 やっぱり2002年以降出てないと思う。是非出そう!こういうものがないレコ屋さんのジャズ・コーナーは寂しいですよ、、、

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TERJE GEWELT WITH CHRISTIAN JACOB 「DUALITY」

 今日は夫婦の記念日なのです。16年間色々あったねぇ。奥さんへ、これからもよろしく頼みます。っということで今日は何故かハンバーグを作っちゃる!

 久しぶりに天気も好いし、部屋の掃除もして気分も良い、午前中に頼んでいたジャズCDも届いて、更にレコ屋さんのHさんにクリス・コーネルの新譜を買いに行ったら、何といつの間にかゴールド会員になってるし、何となく今日は良い日だなぁ、、、なんて思ってたら雨に降られました、、、

 クリス・コーネルは大ファンなのだ!オーディオスレイヴはギターが下手過ぎて、どうしようもなくつまらないバンドだったけど、サウンドガーデン、ソロ諸作品はみんな好きです。

 新作はサウンドがガラッと変わってしまったけど、クリスの歌声が昔に戻っていてとても気持ち良かったです、何て話してもよく判りませんか、、、ジャズとは関係ないヴォーカリストです。

 TERJE GEWELT WITH CHRISTIAN JACOB 「DUALITY」、今日午前中に届いたものの中の一枚です。レコ屋現役の時から、このデュオには興味があったんですが、何となく買いそびれていました。先日フッと思い出したので彼等の作品を3枚ほど取り寄せて今日届いた次第です。

 午前中、天気が崩れる前に掃除をしながら聴いていたらとても心地良かった。しみじみ、、、昨日のWBCの日韓戦のダメージを癒してくれましたよ。何でしょうねぇ、、、澄んだ水、透き通った青空に少し雪化粧をした山の連なり、、、シーンと静まった景色が目に浮かびます。

 美しい対話ですねぇ、、、今はもう既に日も暮れてる時間ですが、再び聴き直してみると、ユッタリした時の流れを感じずにはいられない。聴くほどに心の琴線に触れてくる美旋律、、、堪りませんねぇ、、、Terje_gewelt_with_christian_jacob_d

  1. THE WATER IS WIDE (TRAD.)
  2. LONELY WOMAN (H. SILVER)
  3. SLOW DANCE (GEWELT)
  4. CENTRAL PARK WEST (J. COLTRANE)
  5. THE GENTLEMAN (JACOB)
  6. HOPE (GEWELT)
  7. WILDER (JACOB)
  8. MUDDY SKIES (JACOB)
  9. TOUCH HER SOFT LIPS AND PART (W. WALTON)
  10. WESTWOOD (GEWELT)

 本作で唯一、寛ぎ感というより緊張感を感じさせる6曲目がキラー。ベースの入り方、ピアノとの絡み、コレは正に会話、胸を掻き毟られるような快感が奔ります!

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GIANLUCA RENZI 「CHARLES & JOE」

 いやぁ、オミソレシマシタ!侍ジャパン、韓国に7回コールドとは恐れ入った!いきなり火を噴いてたなぁ、打線大爆発、韓国も何だかワケのわからないうちにやられてしまった感じでしたね。

 2番ショートの中島選手の活躍が光りました、マリナーズにあんな2番バッターが欲しいなぁ、、、

 でもココまでの屈辱を与えてしまったからには今日の韓国戦は大波乱の予感です。韓国は強い、国の威信を賭けて挑んでくるでしょうね、一歩間違えば、ソックリそのままお返しを食らう事だって考えられます。侍ジャパン、叩き伏せる事が出来るか、とても楽しみです。試合始まったら何にもしないで観戦するぞ~!

 日本ではローマ・トリオやジョヴァンニ・ミラバッシのトリオのベーシストとして知られているかな、GIANLUCA RENZIのスモール・ビッグバンド作品「CHARLES & JOE」はミンガスとヘンダーソンの曲を取り上げてイタリアの名手と端正なサウンドを聴かせてくれる逸品。Charles_joe

  1. INNER URGE
  2. BLACK NARCISUSS
  3. PUNJAB
  4. DUKE ELLINGTON'S SOUND OF LOVE
  5. O. P.
  6. WEIRD NIGHTMARE
  7. BETTER GET HIT IN YOUR SOUL

 前半3曲がヘンダーソン、後半がミンガス、2007年のライヴですが、歓声は大きく音を拾ってないのであまりライヴっぽくはありません。

 テンテットなので重厚さより軽快さが気持ち良いです、1曲目で摑みはOK!もっとアヴァンギャルドな演奏をする人だと思っていたんですが、テナーのMAURIZIO GIAMMARCOのソロがガツッとよく歌ってます!ANDY GRAVISHは初めて聴きました、うん、キレがあるな、気持ち良い!

 2曲目は楽器が少しずつ折り重なって多彩に広がるテーマがカッコいい、丸みを帯びたリラックスしたトロンボーンはROBERTO ROSSI、ちょいと重鎮ですね、続くテナーはMAX IONATA、まだまだ日本では知られざる存在、堂々とした吹きっぷりは近い将来必ず注目されるでしょう!PIETRO LUSSUはLTCでお馴染みのピアニスト、エレガントで熱のこもった良いソロを聴かせてくれています。そしてFABRIZIO BOSSO、言う事無しにカッコいい!

 イカン、時間が無くなってしまった、、、ミンガスの曲もベーシストだけに面白いのに、、、

 (ココでWBC観戦のため一旦一休み、INTERMISSION)

 ふ~、、、厳しい試合だった。何とも言えん、、、

 やはり立ちはだかったか、、、ディフェンスは目一杯だった、韓国の攻撃ミスも多かった、どうしてもソレを攻撃に生かせない流れの悪さが最後まで後を引いてしまった。本当だったら大差で負けてる試合だったように思います。逆に一点差じゃなかったらもっと動きのある試合になっていたかもしれないですね。一点の重み、でもその一点を重くしたのは侍ジャパンの方だった気がする。

 大差で勝つより、無得点の一点差で負けるほうがダメージは大きい、次のラウンドでこの負けをどう生かしていけるかが、「世界一を奪いに行く」ためのカギになるでしょう。

 今日はすみません、レヴューの続きは書けません、、、

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LUIGI MARTINALE 「LE SUE ALI」

 WBC、一応勝ちましたが、どうも釈然としない感じでしたね、イチロー選手にばかり注目が行っていたようですが、問題はそんなことじゃなかった。全体的にピリッとしない雰囲気でソレが試合中も漂っていた事の方が危険です。勿論イチロー選手が当っていたら盛り上がっていたんでしょうけど、今は彼が当っていない分、誰かがココゾとばかりに前に出てこないと。

 北京五輪の負の影響をまだ引きずってるようなチームの雰囲気でしたね、前にイチローさんが言ってましたね。「オリンピックのリヴェンジなんて考えているのなら意味無い。」みたいなことを。一応ディフェンディング・チャンピオンなんだから、横綱相撲で行って欲しいものです。「俺等は滅茶強い!なに?文句ある?」みたいな感じ、、、侍ジャパン!「スラム・ダンク」を読みなさい!!(あの漫画は司馬遼太郎の「竜馬が行く」と同じくらい人生の必読本ですな!)

 間違いなく勝ち上がってくる韓国との戦、このままで大丈夫だと思います?原監督も何気に頭が痛いでしょうね。

 私の愛聴盤、「SWEET MARTA」って、ピアノ・トリオの隠れた名盤なんだ、、、結構気に入って買ってくれたお客様多かったんですけど、、、

 LUIGI MARTINALE 「LE SUE ALI」、久々の新作です。彼の「SWEET MARTA」はホントに良い作品よ。Luigi_martinale_le_sue_ali

 本作は、「SWEET MARTA」の時に感じた麗しさとか、盛り上がっていく時の叙情の発露とか、そういう意味ではかなり来た!って感じです。デモね、美しいんですけど熱くなりすぎないところが良いんですよ、頭に冷えたところがある分、その美しさをナチュラルに捉えることが出来るとでもいうんですかね、、、

 何だろう、、、凄く伸び伸びした雰囲気だなぁ、ベースのDREW GRESSの参加は非常に大きいようですが、そのせいか、ピアノの歌いっぷりに迷いみたいなものを感じないです。飽くまで私の印象ですけど、、、

 細かい曲のレヴューは、今はちょっと出来ません、、、アルバム全体が一つの曲のようで、流れに身を任せている段階です。制作サイドの意向みたいなものが感じられないのが嬉しい。2005年の録音、国内盤ですが日本人はほとんど関わってないですね、だから良いんだ、、、

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JOHN COLTRANE 「LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD」

 今日は良い天気でしたねぇ、、、月曜日以来。先週から気の滅入る天気ばかりでしたので、今日は気持ちよかったなぁ、、、

 今日からWBCの初戦ですね、何はともあれ楽しみ.です!

 前回は優勝はしましたが、何となく釈然としない結果でした。何だか優勝というエンブレムを掠め取ったという印象の方が強い。ドラマティックな展開だったのでかなり興奮はしたんですけどね。

 ヤッパリ韓国なんだな、サッカーでもそうなんですが、あの闘争心にガップリヨツが組めてないんですよ、日本は。前回の時点で私は韓国チームの方が、日本より強いと思いましたもん。一丸となって向かってくるあの姿勢、日本人がすでに失ってしまったものを韓国の人は持っていると思いました。

 今回はどうなんでしょう、選手の状態がどうのこうの、、、じゃないんです、真っ向勝負でぶつかって来る相手に日本チームはガップリヨツが出来て、尚且つ実力で叩き伏せる事が出来るんでしょうか?今、忍耐や寛容を失ってしまった日本人に、、、私は些か疑問です。

 今日は超王道です。無性に聴きたくなってしまったJOHN COLTRANE 「LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD」。いやぁ、ヤッパリ凄いね、などと軽く言う事は出来ません、この作品を聴きたくなる時の自分の状態って何なんだろう、、、John_coltrane_live_at_the_village_v

 音世界に浸りたい、、、そんな感じは凄くありますね、特に1曲目SPIRITUAL、このユッタリとした中にマグマが沸々と煮えたぎる感覚、決して爆発して感情を吐露しない所にゾクゾクと力が蓄えられていくような快感を感じます。発露しないで力を貯めていく時の冷静さ、意外と頭は冷めていたりする。バランスだな、本能と理性の微妙な駆け引き。マインド・トリップの最高の状態をこの曲では味わえてしまう、、、そんな感じです。

 COLTRANEはこんな呪術的なフレーズを紡ぎ出しながらも、何処かでDOLPHYを間違いなく意識している、方やバスクラで余裕綽々の表現。構えたまま見た目には動きは無いけど、気と気のぶつかり合いは凄まじい、、、そんな達人の勝負に似てるかな、実はDOLPHYがかなり譲っているように思いますが。

 COLTRANEはいい人との出会いをとても上手く自分に生かした人です、マイルスは勿論、モンクと出会って技術的な解釈を拡げてきたんですよね。よりその幅を広げていくためにインドやアフリカのような民族的、或いは無調の世界に突入するためには、DOLPHYやオーネット・コールマンとの出会いは欠かせなかったと思います。

 COLTRANEの凄い所は、出会った人達から全てを吸収してしまうような大きな懐を持っていたことだと思うんですよね、、、白いキャンバスがあるとします、いろんな人が様々な色で塗ったとしてもソレを自分の絵にしてしまう、しかもその絵は凄く魔力がある。

 ちょうど今、CHASIN' THE TRANEが終わった、何だかとても気持ち良かったです。

 

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ANDREA POZZA 「DROP THIS THING」

 今日はまた曇りか、、、先週から天気のスッキリしない日が続きますねぇ、、、何となく気が滅入る日々ですが、昨日だけは久々のまっぱれだったので軽くお散歩。凄く寒かったけどお日様が照っていると気分が違います。

 昨日は小田急線の高座渋谷駅(長後の隣)にある常泉寺というお花の寺まで、三椏の様子を見に行って来ました。20090302_008

 常泉寺は三椏で全国的に知られたお寺さんです。満開の時期にはライト・アップもされて大層な賑わいになるんだそうです。可愛い花ですよね、和紙の原料です、紙幣も三椏で出来ているんですな。つぼみの段階から何となく好いんです。20090302_023 20090302_027

 ポツポツと咲く表情も可愛らしい。20090302_033

 まだちょっと早かったかな、再来週辺り、もう一度様子を見に行こう、、、20090302_048

 コレは良いね、ANDREA POZZA 「DROP THIS THING」、前作「LOVE WALKED IN」もエレガントで麗しい作品でしたが、何となく決め手に欠けてしまって、良いピアノ・トリオ、ワン・オブ・ゼムになってしまった。

 本作はスタンダードは無し、オリジナルと私は全く知らない佳作で纏めたところにメロディの新鮮さを感じまして、非常に聴き応えがありました。Andrea_pozza_drop_this_thing

  1. NEBULOSA (TENORIO JR)
  2. YOU CAN'T GET WHAT YOU WANT (JOE JACKSON)
  3. ALICE IN WONDERLAND (HILLIARD-FAIN)
  4. DROP THIS THING (POZZA-FARRINGTON)
  5. PUSH THE PEDAL (POZZA)
  6. PERFECT DAY (BOBBY COLE)
  7. LIKE IN NIGERIA (POZZA)
  8. AND IT ALL GOES ROUND AND ROUND (BERNARD IGHNER)
  9. HOW DO YOU CALL IT ? (POZZA)
  10. SIR PENT (POZZA)

 1曲目の入りからしてピクッと来ます、弾むようにリズミカルで小粋なメロディラインが気持ち良いねぇ。

 2曲目には驚きました。ジャズにも精通した英国のポップ・アーティスト、JOE JACKSONの名曲、確かこの曲が入ってるアルバムはロリンズの「VOL. 2」のジャケットをそのまま頂いちゃったヤツじゃなかったかな。本作でのALAN FARRINGTONのヴォーカルがちょいとヴェルベットで粋、カッコいいんですよ!

 3曲目はこれまた小気味良く纏めた小唄、本作では最も有名な曲ですね。タイトル曲では再びヴォーカルがスウィンギーに決めてくれる、明るい表情でピアノが歌うところも良いですぞ!

 通して聴いていくと本作の良さは、ヴォーカルの曲に魅力があることですな、シャキッとスウィングするトリオをバックに男の色気があるハードな6曲目、切ないスタートから一転、スピード感のある演奏に乗って、歌い上げる哀愁がゾクゾク来る8曲目。これらの曲を挟む事でピアノ・トリオの他の曲もまた冴えてくる。曲の配置の妙ですな。全編楽しめる逸品でしたよ。

 

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