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CLIFFORD JORDAN 「GLASS BEAD GAMES」

 一昨日は何気に忙しかった。仕事じゃないですよ、お休みです。

 先ずは渋谷までIKAさんの所まで行って、ベルボトムのリペアをお願いしたついでに、また一本ベルボトムを購入し、横浜に戻って前にお世話になったうどん屋さんで腹ごしらえして、それから歩いてハマスタ近くに、前の仕事でお世話になったクラシックの大家が一年前からお店を出してるのを思い出し、探し回ってビールの差し入れと、、、何だかんだで19時くらいまで掛かってしまった。本当は色々やりたい事もあったんですが。

 このクラシックの大家、正に生き字引みたいな人でちょっと質問すればポンポン即答が帰ってくる脅威のクラシック・ホリック、前の会社でもこの人のために店を一つ作ってしまうくらいの実力者だったんですが、残念ながら前の会社は経営状態に問題ありで結局、所謂有識者を皆追い出してしまったわけですな。例え、売ってくれても、もう有識者に投資は出来ませ~ん、って事になったわけ。私もJFYK beckさんも、このクラシックの大家も全く同じタイミングでお払い箱になったわけですな。

 っで大家のお店、とっても寛いだ雰囲気があって、しかもお店に大家のクラシックに対する世界観みたいなものが漂っていて、とても良い、カラーがあるんだな、個性というかね。クラシックの事はよう判らんけど、どうやらかなりコアな品揃えみたい、でも良い物を厳選してるはずなのでビギナーにもきっと判って貰えるんじゃないかな、、、

 敷居は確かに高い、そう感じるのは仕方ないけど、実は敷居を高くしてるのはお店ではなくて、構えてしまう自分です。ジャズでも、高尚な感じ、、、何ていう人がいるけどそうじゃありませんよ。音楽の楽しみ方は人ソレゾレ、聴いてみたい!そう思う気持ちに素直になってくれれば、ちょいとカジッてる私からすると、ウェルカム!!なワケです。

 っということで大家のお店、「プレミアムジーク」っていいます。クラシックを味わいたいと思うなら、ヘタな大手のレコ屋さんに行くより、大家に相談した方がいいと思いますよ、、、

 しかしまぁ、凄いなぁ、、、私もこんな雰囲気でジャズのお店をやりたい!と正直思いました、辞めた時、、、でも出来なかったなぁ、自信ないですよ、、、大家は何の迷いもなく立ち上げた、色んな苦労はあったんでしょうけどね。夢を実現した大家を私は尊敬しますよ、これから応援もしていきます、いいお店だもん、、、紋切り型の、店員の顔も見えないレコ屋が多い中、こういうお店こそ存在する意味があると私は思います。

 一音を聴いてどうしようもなく好きになる作品ってありませんか?結構私はありますね、最初の頃ブログで書いていたものは皆そう、、、そしてココにもう一枚加わりました、Clifford Jordan/Glass Bead Games (Ltd)(Pps)(Rmt)、テクじゃない、滲み出てくる演奏の雰囲気、チャラい気持ちで演ってない感じ、自分の身を削ってしまうほどの生々しい語り口調、聴き手の胸を締め付けるような遣る瀬無さ、何だろうね、、、心に響きっぱなしで凄いとしか言えませんな、、、

 「イン・ザ・ワールド」を聴き直して、改めて欲しいと思いました。早速買いにIKAさんの所の序でに渋谷に行けばあるんだな、コレが、、、Clifford_jordan_glass_bead_games

  1. POWERFUL PAUL ROBESON (JORDAN)
  2. GLASS BEAD GAMES (JORDAN)
  3. PRAYER TO THE PEOPLE (JORDAN)
  4. CAL MASSEY (STANLEY COWELL)
  5. JOHN COLTRANE (BILL-CLIFFTON LEE)
  6. EDIIE HARRIS (BILL LEE)
  7. BISKIT (BILL LEE)
  8. SHOULDERS (CEDAR WALTON)
  9. BRIDGEWORK (WALTON)
  10. MAIMOUN (COWELL)
  11. ALIAS BUSTER HENRY (BILLY HIGGINS)
  12. ONE FOR AMOS (SAM JONES)

 1曲目はアレかい?!公民権運動家にしてバスバリトンの黒人名歌手をトリビュートしたのかい?、、、やるねぇ、、、聴いた事あります?ポール・ロブソン、すんばらしい声の持ち主ですよ!パワフルの形容詞が正に似合う凄い歌い手、この曲で先ずはブラック・アイデンティティを本作に感じますね。コルトレーンばりの孤高を感じさせるJORDANの吹きっぷり、後に続くCOWELLのピアノが心のヒダまで掬い取るような麗しさでゾクゾクします。

 2曲目、ワンホーンが縦横無尽に駆け巡るのはタイトなリズム陣のサポートのお蔭だな、ココではCEDAR WALTON、SAM JONES、BILLY HIGGINSがシャープな切れ味。

 一つの山場はやはり5曲目です。ポリリズミックなHIGGINSのドラミング、哀愁と力強さを感じさせるJORDANのテナーがテーマからジワジワと胸に迫ってきます。コルトレーンと完全に同化してしまったかのような雰囲気、ヴォーカル・リフレインの呪術的な「ジョン・コルトレーン」のコール、蠢くベース・ラインはBILL LEE、一聴、ふ~ん、、、って感じかもしれませんが、コレが後々ボディ・ブロウのように脳天に効いて来る、まるで麻薬だね。

 もう1曲、10曲目は私の好きな曲、マリオン・ブラウンの演奏、前に紹介しましたが、本作では何処か日が暮れていくイメージ、マリオンの演奏は夜が明けるイメージでした。何れにしてもベース・ラインが印象的で心に残ります。

 1973年作品、ボンバさんから出てた紙ジャケで買いました。他にも色々買ってしまったのよ、、、こういうのがお店で買えるって何だかとても嬉しいなぁ、、、

 

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