「JACQUES PELZER QUARTET」
何から話そうかな、、、とりあえず、怒涛の繁忙期の後、いきなり早い夏休みを取りまして、北海道に久しぶりに行ってきました。3年ぶりかな、前回は知床を中心に羅臼に当然行って海の幸を満喫しましたが、今回は美瑛、山の幸とノンビリした時間を満喫したといったところでしょうか、、、
美しい十勝連峰を望むペンションで、田畑のパッチワークを楽しみながら、、、
北海道はイイねぇ、、、暑苦しくなくて、、、かなり日差しは強かったんですが、カラッとしてるし、夜は肌寒いくらい、泊まったペンションはフランス料理にかなり精通していまして、毎晩贅沢な気分で舌鼓、肉に、魚の味付け、シンプルな温野菜が兎に角美味かったなぁ、、、
大変お世話になりました、ペンション「TRADING POST」のお二人、またお邪魔します!
すんげぇーリイシューだ!ちょいと探してましたよ、「Jacques Pelzer/Jacques Pelzer Quartet Featuring Dino Piana」!!1961年の幻です。
JACQUES PELZERって、今やどの音源も貴重扱いされてますな。IGLOO盤ももう駄目でしょう、私が現役の頃は時間は掛かるけどオーダーすれば何とか入ってましたけど、、、コレは見た事がなかった!
本作の基本はアルト、アルトは結構苦労するんですよ、居そうで居ないんです、キタッ!っていうプレイヤーがなかなか。
ヨーロピアン・リズムマシーンの頃のウッズを思わせる叙情を感じます、なんだろう、、、歌い出すとグワァ~と気持ちが盛り上がってくるような感じで、それでいてちょいと泣きがある、、、
- DAY BY DAY
- BABY
- STRICTLY ROMANTIC
- WORK SONG
- IT MIGHT AS WELL BE SPRING
- I DIDN'T KNOW WHAT TIME IT WAS
- MINORITY
- JUST ONE OF THOSE THINGS
- I SHOULD CARE
- STORK BLUES
奔放で所狭しと歌う1曲目、これぞアルトの醍醐味ですな!2、3とDINO PIANAのトロンボーンが入ってなかなか熱いんですが、どうしても耳が行くのはアルトの情熱的な演奏、泣きのアルトはイイねぇ、、、余韻に引き摺られるんだなぁ、、、4曲目のハードな雰囲気ではピアノのMAURIZIO LAMAとベースのBENOIT QUERSINにもガツンと来ます。
私の大好きな曲5曲目、コイツはフルートできてます、イヤイヤ、IGLOO盤でも吹いてますが余芸で終わりませんな、短いながらも分厚いね、気持ちイイや、、、
何だろうなぁ、、、1961年でしょ?、モダン・ジャズの王道ですな、ヨーロッパの幻盤にしてはいけない作品ですよ。素晴らしい!!
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