EJE THELIN 「AT THE GERMAN JAZZ FESTIVAL」
遂にやって参りました!新しい相棒、Nmodeのアンプです。オーディオ事情に精通してはおりませんので詳しくは知りませんが、何でも巷のオーディオ・ファンをかなり唸らせているモノのようで、シャープさんの1ビット・デジタルアンプからコチラのアンプに切り替えるという動きも起こっているらしい、おかげで随分待たされましたよ、、、
早速、色々お気に入りのCDをチョコチョコ聴いてみたんですが、我が家での第一印象は「あれ?!私のスピーカーってこんなに鳴らしてくれてたっけ?」でした。もう一枚薄皮が剥がれたような、霧が晴れたような、そんな感じ。高音から低音まで喧嘩せずに主張してくれてるとでも言いますか、調和が取れていて、とても気持ち良い。
良い買い物をさせて頂きましたよ!とても気に入ってしまいました!!今日からブログも仕切り直しです、また気になる物に出会ったらコツコツ書いていきます、どうぞよろしくお願い致します。
という事で早速一枚。Eje Thelin/At The German Jazz Festival 1964、コイツは名盤ですね、たまたま気が付いてCD化されてるか調べてみたら、DRAGONから2002年に出てました。よっしゃ!と早速購入、1曲目のTHE OPENERから力強く奔る演奏にバップ魂がときめきますな!
EJEのトロンボーンはちょいと細いという印象もありますが、なかなかどうして、スマートな中にも歌心と情熱は失ってない!相方のテナー、ULF ANDERSSONのモーダルで青白く燃える演奏もカッコいい!
だらしなくレイジーに寛げる2曲目IT AIN'T NECESSARILY SOの雰囲気はトロンボーンの音にはピッタリですね、3曲目ではフロントは一休み、ピアノ・トリオでユッタリと、、、
小気味良くスウィングする4曲目I'M OLD FASHIONEDでは、曲のメロディの良さと共に伸び伸びとした各人のソロが楽しめて、コレもとても寛げますね、あ~もう、ジャズが聴けて幸せ、、、
5曲目GASOLINE, MY BELOVEDは出だしのピアノが印象的、ユニゾンを決めてからテナーの晴れやかな歌いっぷり、長くはありませんが、なかなか複雑なテーマ、ソレがカッコいい、因みにこの曲の作曲者はスウェーデンのピアノの名手ラーシュ・ショステン、バピッシュなものは勿論ちょっと変わった曲も書いてしまう人かな、この曲のテーマの面白さは何というか、表情が多彩な所かな、メランコリックだったり、フワッと明るくなったり、、、凄く好きな曲です。ピアノのソロも素晴らしい!
6曲目MARQUESE DE VILLAMAGNAはスピード感がスリリングな演奏!ピアニスト、JOEL VANDROOGENBROEKが吹くフルートがアクセントになっていますな。
メトロノームって今何処か権利を持ってるんでしょうかね、国内盤で出たら嬉しいなぁ、紙ジャケなら迷わず買い直します!オリジナル・ジャケットはコレです。
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