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2010年1月

KALTENECKER & DES 「IN THE BEGINNING THERE WAS THE RHYTHM」

 実は、仕事上大変な変化がありましてね、、、

 私、今までの一年九ヶ月、タイミングを見計らいながら豆を炊いて効率良く、しかも状況に応じて最もベストな状態でウルフさん達に炊いた豆を引き渡す役目の釜番という役割を果たす製造部にいたんですが、この度、人事異動がありまして、製造されて美味しい納豆になった商品をお客様のもとに間違いのないよう届けるための重要な部署、「仕分け及び物流管理課」に転属となりました。ロジスティックってやつね。

 正直言って全く私が目指していた人生設計とは異なる部署で(私は納豆作りの職人になりたかったわけですからね、、、)、なんでやねん???という気持ちも多々あるんですが、まぁ、現状を見回してみれば、いたしかたない状況もありまして、気持ち良くお受けすることとなりました。それだけ私の性格を見て頂いた上での苦肉の策であったんでしょう、会社側としてはね。

 っと言う事で私、今かなりテンパッてます!全てイチからの再スタートですからね、全く、、、細かすぎてワケ分からんわ、、、

 それでも会社の沢山の人達が色んなアドヴァイスを下さったり、実際に手を貸してくれたりして、とても有難い。工場長を筆頭に工場の仲間たちや営業部の人達、一緒に働く事になった「仕分け及び物流管理課」の精鋭たちには本当に人としての繋がりを感じるし、感謝に堪えませんわ。それだけ重要な仕事であり、私に対する期待も高いものがあるんだな、ってことだと思います。

 作る事からはちょいと離れてしまいましたが、御客様にお届けするダイレクトな立場として「鎌倉山納豆」を大切にしていきたい、これからもどうぞ宜しくお願い致します!

 今日は懐かしいのを一つ。やっぱり愛聴盤だな、KALTENECKER & DES 「IN THE BEGINNING THERE WAS THE RHYTHM」 、コレは世紀に残る名盤と言えるんじゃないかな、2000年の作品です。Kaltenecker_des_in_the_beginning_th

 ANDRAS DESの多彩な打楽器のリズムに乗ってZSOLT KALTENECKERのピアノが縦横無尽に駆け巡るデュオ作品、この作品を聴くとピアノトリオに拘ることが馬鹿馬鹿しくなります、ベース?いらないね。ベースがないから却ってピアノとパーカッションに広がりがあって自由奔放、リリカルなメロディが却って際立ちますな。

 この作品に出会った時、ドップリ嵌りました。レコ屋現役時代は毎日17時以降はコイツのリピート、店頭演奏ね。そうすると「今何かけてるの?」の問い合わせがジャズコーナーを眺めている御客様全員から殺到したモノです。ちょっと厭らしい話をすると御客様の動きを見て、どんなものを探してるのかなぁ、、、何て思うじゃない?

 この人はピアノで探してるのかなぁ、、、何て察知してコイツをかけると100%、「何これ?」って言われてしまう代物でした。

 ずっと垂れ流ししても良いんですが、本作の中でも最もお薦めが6曲目ETERNAL ENERGY、この曲のストーリーは天下一品だな、静かに始まるテーマ・メロディと寛いだパーカッション、ピアノがアドリヴ・ラインに入り徐々に盛り上げていく曲想、リリカルな事この上なし!圧巻は4分過ぎからの抒情の盛り上がりから4分30秒当たりのクライマックス!打楽器的に打ち鳴らされていくピアノの感情の迸りが堪らんね!!

 そこから積み上がって行くメロディに込められた抒情が更に素晴らしい!心が顕れるね。

 他にも好きになれる曲が沢山あると思います、未だに聴くと、アレも良い、コレも良いとなってしまう作品で、聴く度に心への響き方が違うのも本作の魅力かな

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MARIELLE KOEMAN & JOS VAN BEEST 「FROM THE HEART」

 「AVATAR」を観てきました。ナルホドな、ストーリーも破たんなくよく出来ていると思います。映像も素晴らしいし、パンドラと呼ばれる星の美しさには圧倒されます。Image0054_s

 只、アメリカの裏の歴史を熟知しているモノにとってはちょいと子供騙しな所があるわな。このストーリーは現代に生きるモノだからこそある程度理解できる話、キャメロンさんはアメリカ人でしょ?アメリカ人の心の傷がこんな形で出てくるのは今に始まった事ではありませんね。つまりネイティヴ・アメリカンに対するアメリカ人の反省みたいなものが込められているんですよね。

 「スパイダーマン3」観ましたか?物凄く言い訳がましい、湾岸戦争から9・11以降のイラクに対するアメリカの行いに対して言い訳してましたよね?ハッキリ言ってそんなんじゃ済まされんよ、あれ以降どれだけ多くの人が命を失ってると思う?アメリカの若者だってどれだけ亡くなっているんですか?映画一本で済ますんじゃないって気分に却ってさせられます。全ては銭の問題なんだから、、、発端は石油だろ、、、まぁ、そういう事。ネイティヴ・アメリカンに対しての当時の要因は土地と金ですね。

 「AVATAR」を観てるとウチのアニキも言っていましたが、「人間は原点に帰れ!」って言っているような気がします。「生きる」とか「幸福」って銭で何とかなるもんじゃないって事を言いたいんだな、と思いました。銭じゃないという生き方の選択をアメリカ人は今までしてこなかった、そのせいでどれだけ酷い事を平気でしてきたか、、、そういう反省が何となく見えてくる、メッセージだな、アメリカンがどう捉えて行くのかは別にして、私自身はこの映画にそんな思いが込められていると思いましたね。

 などと言いつつだ、超一流のエンターテインメントに仕上げてるもんだからジェームズ・キャメロンさんは天才だな、とも思うわけです。

 今日はスッキリとした軽く聴けるヴォーカルものでいきたい、棚を観て目に入ったのがMARIELLE KOEMAN & JOS VAN BEEST 「FROM THE HEART」。本作のMARIELLE女史の歌声は何だろうなぁ、、、全く気張ってない感じね、自然体がコレって感じで単純に寛げます。Marielle_koeman_jos_van_beest_fro_2

  1. EARLY AUTUMN
  2. MOOLIGHT IN VERMONT
  3. I'VE GOT THE WORLD ON A SPRING
  4. CORCOVADO
  5. BROADWAY
  6. ESTATE
  7. DEIN IST MEIN GANZES HERZ
  8. RETRATO EM BRANCO E PRETO
  9. EVERYTHING HAPPENS TO ME
  10. YOU MUST BELIEVE IN SPRING

 歌声の寛ぎ感も勿論ですが、彼女のダンナのJOSのピアノが小粋でね、ギターが入る曲も小粋さが増してとても心地良い。とても良い作品だと改めて思います。

 本作はちょいと思い出がありましてね、澤野工房さんからある日電話を貰って「歌もので迷ってるんですが、どう思うか聴いて感想を教えてくれ。」と言われましてね、聴いてみたらこんな感じじゃないですか、「コレはメッチャエエですからすぐ出して!今ある在庫は引き取りますよ。」と言いたんですが、半年待たされました、多分他の耳の肥えたバイヤーさんにも聴かせながらあらゆる準備をしていたんでしょう。

 ライヴにも行きましてね、アルバムの寛いだ雰囲気に更に気安い身近な感じを漂わす素敵な人たちで、とても良かったのを覚えています。何でもオランダを出るのは初めてだったとか、、、

 そうですね、オール・シーズン楽しめます、出来れば夕方から夜のヒトトキ、ほろ酔い気分で聴くにはサイコーですなMarielle_koeman_jos_van_beest_fro_3

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DINO MASSA-PIERO LEVERATTO-CLAUDIO BORRELLI 「UN PO COME...NOI」

  先日小田原まで観に行った映画、スゲー怖かった~~~!横浜でもやってたんですけど、状況的に小田原の方が近いという事で行ってきたんですが、小田原、良いねぇ、、、富士山が凄く大きく見えて、何か「抱かれてる」感がありましたな、カメラ持っていけばよかった、、、

 っで、昨日何を観たかというと「THE 4TH KIND」っていう映画。第四種接近遭遇っていう意味から取られたタイトルなんですが、コレが実際の映像もウマく交えた半ドキュメンタリー的な作品でして、このナビゲーター的主人公の体験がもし、本作が提示しているある仮説(敢えてそう言わせてもらいます、地球外生命体がやっていることなんだとしてね、)通りだとするならば、ちょっと眠れなくなるくらい怖い話、というかこの体験者(アブダクティ)は正に寝かせて貰え無いんだけどね。Image0050

 正直、どう考えていいのかまだよく判らない、この映画で使われているドキュメンタリー映像は実は65時間にも及ぶアラスカのある町でのカウンセリングの記録のホンの一部に過ぎないので、それをすべて見ないと良く判らないし、かなり時間を掛けて突き詰めていく、正に研究する時間と根気がないと上っ面ばかりで何も本当の事は判らないだろうと思います、それでもかなりインパクトのある映画でしたよ。

 しかも良い意味で物凄く後味が悪い。こういうのは久しぶりでしたよ。

 コレ、私の愛聴盤の一つです。ピアノ・トリオ、イタリアものです。当時、一聴して3曲目で入荷日に50枚追加オーダーしたもの。多分日本にある全てのストックを買い占めたんじゃないかな。だって「有りったけ送ってくれ!」って言ったから。

 DINO MASSA-PIERO LEVERATTO-CLAUDIO BORRELLI 「UN PO COME...NOI」、所謂イタリア系美旋律なんですが、どんなに美しくても作品としてフックがなければ詰らないじゃないですか、大抵は垂れ流しで終わっちゃうんですが、本作は違ったんだな。この曲が聴きたい!って思わせてくれる1曲に出会うとそれだけで買いなわけです。Dino_massapiero_leverattoclaudio_bo

 本作は10曲あるんです、演奏も全体的にバランスが取れていて作品全体がピアノ・トリオの醍醐味って感じです。

 言いたかないけど、上っ面だけエヴァンス系ってヤツですね。でもどうなんでしょう?エヴァンス系って聞いて、満足できる作品に幾つ出会えました?あたしゃ、ほとんど無いですね。運指を真似出来ても内面的なものはエヴァンスとは全く違います。結局エヴァンス系と言えば分かりやすい、、、と言うに過ぎない売り文句なわけですが、、、

 まぁ、ともかく安直に言えばエヴァンス系って事です。でももっとメロディ・ラインが小気味良くて親しみやすい作品ですな。程良い抒情と親しみやすさ、ピアノ・トリオのツボを押さえています。

 で、先ほど言った所謂キラーチューンが3曲目SAILOR-MAN、ピアニストDINO MASSAのオリジナルで、愁いのあるメロディと起承転結のある演奏構成、徐々に迫ってくる感情の迸りが押さえられなくなるような瞬間を迎える時の快感がこの曲にはあります!

 最近の作品ではこういう曲にトンと出会わなくなりましたよ、、、

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明けましておめでとうございます。

 昨年は仕事が忙しくなり、更新できない日々が続く事も多々あり、、、ジャズ的にもなかなかコレだ!というものに恵まれず、、、という一年でした。

 今年も多分更新ペースは上げられないとは思いますが、コツコツ書いていくつもりでございます。どうぞ宜しくお願い致します。Cimg9187

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