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ROLF & JOACHIM KUHN QUARTET 「EAST BERLIN 1966」

 最近気になっているモノがあります。先日アメリカで発売されたiPad、どうもまだよく解っていないんですが、昔からこういうものがあればいいなぁ、、、と思っていたモノにかなり近い気がしています。

 とりあえず、やりたいと思うことは全て出来て、コンパクトで使い慣れればとてもシンプル、音も聴けて、画も見れて持ち運びも当然便利。前から何かないかなぁと思ってました。携帯電話はとても嫌い、カメラなんかいらないし、、、でも文章が書けて、画面が大きくて、、、そんなもの。

 前から使っていたもう一台のパソコンはそんなものを求めて買ったんですが、最近ヘタレだし遅いし、イラッと来てました。ノートより電話の方が便利になっちゃってからは尚更。そこでこのiPadの登場、何かピンと来るものがあるんですよね、私にとっては。もう少しよく調べようとは思っていますが、多分買っちゃうな。高性能な教科書であり、参考書であり、ノートであり、愛読書であり、ウォークマンであり、スクリーンなわけでしょ。多分かなり理想的、、、自分の生活様式に合う様な気がしています。

 ROLF & JOACHIM KUHN QUARTET 「EAST BERLIN 1966」、金字塔の一枚です。東西冷戦の真っ只中、これほどまでに辛辣で青白い炎が燃えている作品にはなかなか出合えませんね。フリー・ジャズを消化しながら♪の難解さよりも心に響くのは演奏、表現する事に対する熱い魂。しかも冷戦最前線のベルリンでこの録音が残された事に驚くばかりです。Rolf_joachim_kuhn_quartet_east_berl

 実は現役時代はあまり興味を持てなかったのよ、沢山の情報を処理するのに一杯イッパイで結局当時は本作を見逃してしまった。こういう見逃してしまった作品て結構あるのよね。今改めて聴いてみるとゾッとするほど自分の知識の無さに呆れてしまいます。仕事と趣味を切り離したからこそ気が付く事なのかもね。

 万華鏡のように様々な表情のJOAHIMのピアノ、ROLFの鋭いコール、強力です。ROLFのクラリネット1本で勝負してるのも新鮮です。西欧なら絶対サックスを絡めてくるところでしょ?全体のサウンドがクラリネットのおかげで凄く新鮮なんです。

 演奏というよりは会話ですね、コールとレスポンスが鋭く生々しい、それでいて音を垂れ流している様子は微塵も無く、演奏に迷いもない、シャープに切れる演奏です。深層心理を深く抉り取る感じかな、、、甘くないし、慣れない人にはフリスビーかもしれませんね。でもコレなんです、予定調和的な音楽なんぞ糞喰らえ!コレを聴いてみ!!って気分、今日は非常に攻撃的な自分がいる、そんな今の自分にはサイコーの作品です。

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