« 2013年9月 | トップページ | 2013年11月 »

2013年10月

TIGRAN HAMASYAN 「RED HAIL」

 「変化その3」については私もかなり意外でして、ある意味1や2よりも驚いています。カミサンもかなりビックリでして、、、

 別に止めたわけではないんですが、25年間飲み続けていたアルコールを一滴も飲んでません、既に2ヶ月半。

 若いころなら一升瓶、朝方までにペロッと飲んじゃって10時ごろには爽やか~、何て感じ。さすがに30歳を過ぎたころからはそうはいかなくなりましたが、最近だったらほぼ毎日、ビールだったら3リッターは飲んでいたんです。

 仕事が掃けると帰り道のスーパーで先ずは500缶を2本でしょ、駅近くのスーパーでまた1本、地元に帰るとコンビニで1本、ブ~ラブラ歩きながら家近くのコンビニで2本、つまみも買って家に着くころには結構酔ってる。酷い時は更に出かけて行ってもう2本みたいな、、、

 大分身体もいう事を利かなくなりましてね、気分が優れない。10年ほど前から気性も気のせいか荒くなり、あまりお行儀のいいお酒ではなくなってました。ストレスのせいか過ぎると大抵意味も無く怒ってる。グダ巻いたり、説教たれたり、結構覚えてるだけにシラフになるとそんな自分にゲンナリすることが増えました。

 っで、ある日突然、「コレは性も無いわ、、、もういいや、、、」って気分になりましてね。それ以来続いてます。意外なのはスーパーとか、コンビニとか、そういうお酒のアイコンの前を通っても全然飲みたくならない事。自分ではアル中だと思っていたので発作みたいなものが起こるのかと思っていたんですが全く来ない、更はライヴハウスみたいなところに行ったんですが、みんな飲んでるのにソフトドリンクで済ませちゃったこと、これには驚きました。

 おかげで最近体調も良いし、気が付いたら5キロも痩せてしまいました、一体どれだけ飲んでたんだか、、、今度飲みに行く機会があってその時はお酒を楽しもうと思ってるんですが、どうなる事やらです。だらしないお酒にはしたくないですな。

 ジャズというフィルターを通して自国、というか自分のルーツを表現するプレイヤ―が随分増えたように感じます。60年代にもいたとは思いますが、あまり知識も無く、すぐに浮かぶのはポーランドのコメダぐらいでしょうか、、、

 アルメニアのピアニスト、TIGRAN HAMASYAN 「RED HAIL」は物凄く自分と自国のルーツを感じさせる作品だと思います。アルメニアの民謡?を交えながらのオリジナル作で、ちと耳馴染みのないメロディが印象的。Berndt0003

 演奏がウネッてます、メロディだけを追いかければ、異国情緒が漂い、物悲しかったり、切なかったり、特に女性ヴォイスが摩訶不思議な雰囲気を醸し出してます。しかしコレはまぁ、、、

  ハッキリ言えば、コレは所謂ジャズではありません。曲によってはプログレ・ハード、ドリーム・シアターみたいです。一昔前ならフュージョンって事になるんでしょうけど、テクニックではなくて自分のルーツに根差した音楽なだけに個人的にはビンビン響いて来るし、何といっても面白い!個性的な音楽、言葉にはできない思いが頭の中を駆け巡って何度も聴いてしまいます。オーセンティックなジャズを追いかけていた昔の自分だったらこの作品にはかなり抵抗感があっただろうな。

 

| | トラックバック (0)
|

MARTA SANCHEZ 「LA ESPIRAL AMARILLA」

 そしてある日、妻がネットを見ながら、少し興奮気味に「この子たちすごくかわいいとおもわない?!」と言うじゃありませんか!確かに可愛いのが4匹、みんな女の子で毛の色も様々、色々見た中で何かピンッと来るものがある。

 ブリーダーさん宅への面会の日取りを決めて、いざ会いに行きました。四匹のうち一匹は既に家族が決まっていて、残りの三匹と会ったんですが、更にそのうちの一匹もおそらく家族が決まるということらしい。ふ~ん、まぁいいか、三匹ともかわいいし、特に選ぶ気はなかったので、、、何て思って様子を見ていたらホントに遊ぶ姿が可愛い!それぞれ何となくコロコロ走り回ってる。その中で一匹、何となく動きが違うというか、二匹が母犬を追いかけまわしてるのに(おっぱいが欲しいらしい。)、途中で何か別の事に気を取られた動きをする子に興味が湧きました。よく見るとなんとショップで惚れ込んだ子に何処となく顔が似てるじゃないですか!変わり者だしこの子に決めた!って事になりました。

 そこまでは想定内だったんですが、ココからが私のイカンところというか何というか、、、沸々と浮かぶある想像、、、

 「二匹いたら、もっと楽しいかも、、、」

 というのも、遊んでる様子が何ともイイ。ウチは二人とも働いていて留守時間が長い、一人で留守番するには辛かろう、もし二匹なら遊び相手がいて社会性も多少は身について良いのではなかろうか、、、しかも姉妹をバラバラに引き離しては人としてムゴいのではなかろうか、、、などと考えたわけです。

 さぁ、こういう事を言い出すとカミサンが、またか!というリアクション(でもこの反応は至って正常だと自分でも思う。)、ブリーダーさんもその方がこの子たちにとっても悪くはないけどどうなの?的な雰囲気(そりゃそうだ、、、)。多頭飼いについては家族でじっくり相談した038上でという事でその場は決めずにお暇する事になりました。

 結果的には私の我がままで二人迎えることになり現在に至るといった具合で、ブリーダーさんも驚いていました。初めてでいきなり多頭飼い、いない事はないけどかなり珍しいらしい。じゃぁ、後悔してるかというとそれが全くしていない!

 二人の遊ぶ様子や性格の違い、喜んでる顔や、叱られてシュンとしてる顔、お互いに気を使ってるかと思えば、おもちゃの取り合いして大ゲンカしたり、自分も生きてる感じがする、一気に家がにぎやかになりましたよ。この子たちの御蔭で少しは思いやりのある人間になれればいいなぁ、などと思う毎日です。

 あまり当たりがない最近の作品の中でコレはリピートして聴いてます。MARTA SANCHEZ 「LA ESPIRAL AMARILLA」、よく存じません彼女自体は。バックのプレイヤーも知らないけど1曲目の変拍子と女性ヴォーカルのハミング(スキャット)が印象的でなかなかスリリングなんです。スペインのプレイヤーと聞いて何となくアンダルシア地方の爽やかな空気をイメージしてしまいます。Berndt0002

 2曲目の切ない曲想、儚いピアノとテナーの響きにたそがれ、3曲目で再びスリリングに、ソプラノよく歌ってますが、音を埋め尽くさずに演奏しているせいかシャープなドラミングが際立ちますな。

 全体的に緩急を付けた曲構成で、最後まで飽きさせないのもリピートで聴いている原因かな、軽いけど悪くないですよ。

| | トラックバック (0)
|

BERNDT EGERBLADH 「THEY ALL LAUGHED AT ME WHEN I SAT DOWN AT THE PIANO...BUT, WHEN I STARTED TO PLAY !」

 続きです。

 毎日その子の顔を見ては可愛いなぁ、、、家に帰ってカミサンに如何に可愛かったを語り(カミサンは、ふ~っやれやれって感じ。)。私の両親まで連れて見せて、可愛いだろと我が子のように語り(父が満更でもないのには驚いた!)、カミサンもしょうがないなぁ、そんなに云うのならと諦めかけたある日、二週間くらい経った頃か、迎える覚悟を決めてショップに行ってみると店員さんが「昨日、家族が決まってしまいました。」の衝撃の言葉。「可愛い子だったからね、それは良かった!」などと複雑な心境で言った後、ショップを出てガックリ、、、暫く落ち込みましたよ。

 その後もショップに顔を出してはその子の面影を探して切ない思いをする日々、やれやれ、、、、

 落ち着いたら、自分でもワンコ熱は冷めるんじゃないかと思っていたんですが、コレがなかなか冷めない。かなり現実的にわんこと暮らす事の大変さを考えていたカミサンもコレは本気なのかもと思ったらしく、インターネットで色々探すようになってしまいました。

 そんなこんなで気が付いたらワンコ熱から五カ月が経っていました。その頃には二人とも結構本気と言うか、真面目に探してて、ネットを見ながらこの子はどうかな?あの子はどうかな?をカミサンと毎日話す始末。ネットは実際会ってるわけではないので判断がとても難しい(というか、そもそも何を基準に判断しようというのか、、、)。

 はい、更に続きます。

 モーダルな雰囲気に酔いますぞ、幻の逸品が出ています!こういうのも聴けるようになったんだなぁ。レコ屋現役だったらもっと大騒ぎでしたね、何枚取ろうかなとか考えて、自信を持ってお薦めしちゃうところです。

Berndt0001 BERNDT EGERBLADH 「THEY ALL LAUGHED AT ME WHEN I SAT DOWN AT THE PIANO...BUT, WHEN I STARTED TO PLAY !」、エゲルブラダの全編オリジナルで、夜のリラックスタイムにピッタリ嵌ります!

 アルトのモーダルながらも何処か溌剌とした歌いっぷりが気持ち良いです。このアルト、ラ―ス・リーステットのアルバムでも聴けるんですが、結構良いんだよね!本作はほとんどの曲がワンホーン・カルテットなので見せ場も充実、ラースのアルバムより聴きやすいと思います。

 若き日のエゲルブラダの音楽スタイルは晩年と随分違うのですが、ピアノそれ自体は実はあまり変わっていないような気がする、盛り上げ方とかメロディの良さは既に完成されてますな。

| | トラックバック (0)
|

PHIL WOODS AND HIS EUROPEAN RHYTHM MACHINE 「AT THE FRANKFURT JAZZ FESTIVAL」

 前回の続きです。

 変化「その2」 家族が増えた。

 子供が産まれたわけではありません、わんこが家に来ました、しかも娘がふたり。

 大変ですけど、かわいいんだコレが、、、023

 もともとカミサンと、いつか飼いたいねぇ、なんて話はしてたんです。でも忙しいし、賃貸だし、お金も無いし、家と同じでまだまだ先のことだと思っていたんです。ところが家が建っちゃったじゃないですか、家の整理もついてないし(未だに物置状態の部屋があります。)、別にすぐじゃなくていいけど、ペットショップにでも遊びに行ってみるか、、、などとカミサンと出かけてしまったのが拙かった。

 「可愛いの沢山いるねぇ。」なんて話しながら暫く眺めて、それじゃ帰るかとその場を立ち去ったわけです。そしたら何と、70メートルくらい離れたところで「ちょっと、お客さ~ん」と呼び止める声が、、、俺らの事かと振り返ると、子犬を抱えた店員さんが「抱いてみませんか~」と走って追いかけてくるじゃないですか!そんなのありか?!

 フッと見ると切ない顔して子犬がこっちを見てる(ような気が、、、)。まぁ、触るだけならと(コレがイケない!)店頭まで戻り、椅子に腰かけ、はいどうぞと渡される、、、完全に罠にハマりましたね!あまりの可愛さにその場から動けなくなりましたよ。何とかその場はカミサンの現実的な言葉(可愛いけど何の知識もないし、衝動飼いはできないでしょ的な言葉)に我に返り、立ち去ることができたんですが、それ以来毎日ショップ通いの日々が始まりました。

 この話は結構長い、次回に続きます。

 こんなものが1000円盤で出ちゃうんですね。PHIL WOODS AND HIS EUROPEAN RHYTHM MACHINE 「AT THE FRANKFURT JAZZ FESTIVAL」、強力です!哀愁を帯びながらも激しく吹きまくるウッズのアルト、まるでハリケーンですな!0007

 ジョルジュ・グルンツからゴードン・ベックにピアノが替わり、更に70年代らしい熱い緊迫感が迸っているように感じる。激しく浮遊するエレピ、静と動を繰り出す多彩なリズム、幻覚を見るかのような恍惚感に襲われます。そう、コレは身体を蝕むことのない麻薬です!

 

| | トラックバック (0)
|

IVAN PADUART 「IBIZA」

 この3年半の間に色々と生活スタイルが変わりました。激変と言っても良いくらい、今日は何が変わったかについて書いてみますか。

 「その1」 家を建ててしまった事。

 大借金生活の始まりです! 最初は手ごろなマンションなり、建売り一戸建てだったりを何となくネットや不動産屋さんで見てたんですが、どうもシックリこなくて、まぁ、当分先だなぁ何て思ってたんです。

 ところが、不動産屋さんでカミサンがバイヤーさんに声を掛けられたのが運のツキ、店頭情報だけでは分からない土地につれて行かれたり、ちょっとした諸事情を聞かされたりしているうちに俄然本気モードになりましてね。で、遂に土地を買ってしまいまして。

 しかもその土地、私にとっては縁のある懐かしいところでして子供のころからよく知っているところだったんですな。正直、あらら、出会っちゃったなって感じでした。001_s_2

 そこからがまあぁ、大変でした、建築屋さんとの打ち合わせ。何回やりましたかね、セッション。ふふふ、、、勿論プロの意見をよく聞きながらでしたけど、ほとんど私とカミサンのデザインですよ。今生活してみると、やっておけばよかったと思う事が沢山出てくるんですが、とても満足していましてやっと帰って来たくなる家に住めるようになりました。カミサンと口癖のように「いい家だなぁ、、、」と呟きあっている次第です。

 久し振りにトリオ作が出てたんで買ってみたんですがやっぱり、この人はイイですね、IVAN PADUART 「IBIZA」0006_2

 前にも言った気がしますが、メロディメイキングが素晴らしいですね、むちゃくちゃ耽美って訳でもなく自然に紡ぎだされるようなメロディがいい、クドくないんですな。何となく気分が良くてリラックスしている自分に気が付きます。

 決してテクがある訳ではありません、つい聞き流してしまう人もいるでしょう、でも私は聴き終わった後の余韻が味わい深くてとても好きです。全然スタイルは違いますが、この人を聴いていると、フレディ・レッドを思い浮かべてしまいます。

 

 

| | トラックバック (0)
|

« 2013年9月 | トップページ | 2013年11月 »