FREE AVANTGARDE SPIRITUAL

JOHN COLTRANE 「SELFLESSNESS feat. MY FAVORITE THINGS」

 M. C. エッシャーはお好きですか?だまし絵の達人ですな。横浜のそごう美術館で今エッシャー展をやってます。久しぶりにカミサンと美術観賞とシャレ込んできましたよ、昔はよく行ったもんです、何だか久々だったんでとても楽しかった、、、

 私が好きだったのは「滝」という作品、水の流れを辿っていくと錯覚しまくって変な気分になる絵ですね。あと「爬虫類」も大好き。ワニが絵から抜け出してグルッと一周するヤツ。ホント不思議な気分にさせられます。Image0050_s Image0051_s

 でも今回観ていて凄く良かったのはだまし絵を描く前のエッシャーの作品群、特にイタリア、カラブリア州のスケッチは不思議な国に迷い込んでしまったかのような気分にさせられました、独特の丸みがあって観た事のない建物と自然の不可思議な調和があって、、、ココは生きてるうちに一度は訪れてみたいと思いましたよ。Image0052_s_2

 カミサンと街に出かけるのも久しぶり、思い切って外食したり、ぶらりと街歩きして買い物を楽しんだり、楽しい一日でした。何とか頑張って、こんな休日がもっと増えるようにしていきたいなぁ、、、何てね、、、ゼニコもっと稼がにゃイカンなぁ、、、

 ヤッパリさ、原点ってわけじゃないんですけど、ジャズを聴くならこういうものに自分の感動のルーツを求めてしまいますね!

 今日はJOHN COLTRANE 「SELFLESSNESS feat. MY FAVORITE THINGS」を聴いて恍惚としています。本作のミソはドラムがエルヴィン・ジョーンズではなくてロイ・ヘインズだってこと。重厚に煽るエルヴィンと違い、ロイはスタッカート気味で跳ねるようにスウィングさせますな、このドラミングがメッチャ気持ち良い訳ですよ!1曲目のMY FAVORRITE THINGSは三つあるリアル・タイムの正規音源の中でも最もバランスが良い、屈指の名演です!!Image0053

 無調と有調の可能性の狭間で揺れ動いていたCOLTRANEの演奏の中で、1963年というのはとても興味深いものがありますね。凄い綱渡りをしているように感じてしまうんだな、正にギリギリの緊張感があって、、、

 2曲目I WANT TO TALK ABOUT YOUのぶっ壊さない有調の中で吹きまくるCOLTRANEの饒舌さが痺れる!バランス感がとても気持ちいい!!

 3曲目SELFNESSNESSは1965年の演奏、ココではエルヴィンがドラムですが、もう一線は完璧に超えていて、他のパーカッショニスト達の原初的なアクセントが本能的な快感を弄って来ます。万華鏡のようなピアノのアドリヴといい、PHAROAHの咆哮といい、もうどうにでもして、、、というくらい怒涛のサウンドの奔流に揉みしだかれてしまいます。それがまた気持ち良いんですけどね。

 

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MILES DAVIS 「PANGAEA」

 ウザ~イお話をイッパツ。テレビでたまに街歩きの人様のファッション・チェックなんてやってるでしょ?別にそれをやるのはイイと思うんだ、なるほどなぁ、と思う事も多いし、色遣いってなかなか素人じゃわからない事ばかりだし、専門家の目線だとどう映っているのかを知るって事は有難い事ですよ。

 只、頭に来るのはそういう番組企画に招かれて、チェックしてる専門家の中に時々とんでもなく奇をテラッたTVアイドルまがいな奴がいてイラッと来る事。人の反応を伺って、だったらちょいとこんな事言ってやろう、みたいな気の利いた事や意外な事を言って、周りが驚いてるのを観て悦に入ってるヤツ、ミエミエなんだよ。しかも本人はメッチャカッコ悪いし、センスもケバいだけでダッサダサなんだもん、うんざりだね。

 例えば、本業はファッションでもテレビに出てくる時は結構突っ込まれキャラなゲイの人でも、いざ本業の話になると凄くシャープで要点をビシビシ突いてる姿を見る、しかも目がギラッとしてるんだな、職人の目、プロの目だな、カッコいい~!って思いますよ。

 でも私が嫌いなその人の目にはギラッとしたものがない、説法鋭い割にニヤけた温い態度なんだな、遊びなんですよ、テレビで言いたい放題言う事が。果たしてどうなんだろうかと思う、こんな奴に金を払ってテレビでファッション・チェックさせる事がね、最近はソイツの名前が出るとチャンネルを変えるな。

 ギスギスしてるのさ、最近気持ちが、、、何だかスゲー貧乏だし、、、ついこういう気分の悪い話をしてしまう、読んでいて気分悪いよね、申し訳ないです、、、

 心の浄化が大切だな、そんな時気分を変えてくれる、棚にゴマンとある我がCD達に感謝しないとね。今日はそうだなぁ、、、すんごい王道を聴いちゃおうかなぁ、、、MILES DAVIS 「PANGAEA」、この作品を聴く時は大抵1曲目のZIMBABWEでお腹いっぱいになっちゃうんですが、今日もそんな感じです。すげーハイテンションで燃え尽きてしまうんですもん、、、Miles_davis_pangaea

 本作を発表後MILESは長き沈黙に入ってしまいますが、判る気がします、だってやり尽くしてるもの、しかも後進の若き連中から何のインスパイヤも受けなければ、牽引し続けるのはしんどいでしょ?結局引っ張り出されたとは言え、若き才能に出会うまでに6年も掛ったって事です。

 昔、MILESのサウンドは目まぐるしく変わるのでなかなか理解できないと言った人が知り合いでいたんですが、確かに全体、グループとしてのサウンドは時代や、先を行く新しい問題定義としては変化していますが、MILESの演奏自体はどうかというと、それほど大きくは変わっていないというのが私の印象でして、、、

 優れた演奏者であると同時に、強烈に優れたサウンド・プロデューサーなんですよね、ロック界で言うとリッチー・ブラックモアがそんな感じ。だから表現したいサウンド・イメージに合わせてグループの中身(メンバー)を、イメージに近くなるようにドンドン変えていく事に全く躊躇しない、そこが凄い!

 っで本作なんですが、ぶっ飛んでるんですよね、弾け飛ぶリズム隊をバックに線の細~いMILESのトランペット、コレが逆にガツンと来るんだな!神憑ってるデカイ存在感!!転調してアルトを吹きまくるSONNY FORTUNE、ノイジーで情を叩き付けるREGGIE LUCAS(あれ?!どっち??PETE COSEYなのかな、、、)のギターが呪術的、演奏に身を委ねて、只々揺れている自分がいます。正にスピリチュアル!

 瞑想へと導く演奏、1曲40分は決して長くないです、×2は厳しいですけど、、、

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HANNIBAL MARVIN PETERSON 「TRIBUTE」

 日に日に空気が変わってきましたなぁ、大好きな秋がやって来ました。そろそろ金木犀の良い香りが其処ら中で香るんでしょうねぇ、、、

 昨日映画を観てきました。デンゼル・ワシントンとジョン・トラヴォルタの丁々発止を期待して観に行った「THE TAKING OF PELHAM 123(サブウェイ・123・激突)」、感想はまぁまぁ、かな。トニー・スコット監督の作品てさ、いつもこんな感じで何となく円く納まってしまって、後に何も残らないんだよな、、、ドキドキさせられたのに観終わった途端に後の祭りっていうか、何の感慨も無ければ考えさせられることも無い、忘れちゃうんですよ、どんな話だったか、、、映像が斬新って言うけどハッキリ言っていつも同じ、ただ目まぐるしいだけで毎回同じなら斬新とは言えんでしょ?何て言いつつ、「デジャヴ」、「マイ・ボディ・ガード」は感情があって好きなんですけどね。

 「ドミノ」を観てるみたいだったなぁ、キーラ・ナイトレイのヤツ。派手なんだけどだから何?って感じを受けたのと同じように今回も、ワシントンとトラヴォルタの会話はちょっと面白かったけど、っで何?って感じ。全体の粗筋はワクワクするんですよ、スリリングで。でも観てみると何かピンボケなんだよなぁ、、、DVD?買わないだろうなぁ、どんなもんか一度観れば十分かな、、、Image0049

 BAYSTATEってレーベルは評価がまずまずあるようですけど、自分にとっては何となく煮え切らないレーベルでして何度か再発になってますが、全然手が出なかったんですよね。でも今回はホントに久しぶりに出るという事で買ってしまいました、HANNIBAL MARVIN PETERSON 「TRIBUTE」

 いやぁ、、、良かった!!マグマのように蠢くサポートをバックにブリリアントに吹き倒してますぜ!!特にレコードの所謂A面、EVEN STEVEN、DAHOMEY DANCEはPETERSON ならではのスピリチュアルな演奏で気持ち良いったらありゃしません!Hannibal_marvin_peterson_tribute

 前にも書いたかもしれませんが、彼のトランペットは難解じゃないんだな、しかも美しい!人の心の小宇宙が爆発していく様を表現したいと思ったら贅肉など付けずに誰が吹いてもこうなって行くんじゃないか、と思わせるほどストレートに表現しているように感じます。理論がどうじゃなくて、そんな事を考える前に音は出てしまいました、的な剛速球!このガッツリ抜けた感じが堪らなく気持ち良いですよね!、、、

 後半B面はスタンダードなんですが、コイツらでのトランペット演奏が頗る分厚い!高らかに歌い、そして粘っこい、、、

 アヴァンギャルドな演奏をする人ほどプリミティヴな初期のジャズの香りが漂うのは何故なんでしょうね?

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 THE AWAKENING 「HEAR, SENCE, AND FELL」

 涼しいですねぇ、、、ココ二、三日で空気がガラッと変わりましたな、、、今年は結局、猛暑、酷暑の言葉は聞かれず、過ごし易い秋への移行が期待できます。これが普通だったんじゃない日本の夏って、、、多少作物の出来が遅くなっているので、野菜等の価格が上がっているのが厳しいところですが、、、

 先週のお休みはかなり活動的で充実していましたが、今週はまたグダグダ、、、アザラシのように寝込んでしまう始末でヤンなりましたよ。何だろうねぇ、、、年を感じるなぁ、、、気持ちは前向きでアレもやりたい、コレもやりたい、、、なんですが、ちっとも体が付いて来なくて結局アザラシ状態、こういうのって凄くストレスが溜まりますわ。

 などと言いつつ、月曜日はカミサンと鎌倉までプラッと散歩。長谷寺まで歩いたり、普段は乗らないバスに乗ったり、気分転換が出来ました。ウィンドウ・ショッピングは楽しいですな。職人が作るカバンのお店とかがあって、ちょっといいのよ、長谷寺に続く御成り通り。だんだん変わってきたように感じます、ジワジワ個性的なお店が並んできて何となく楽しいんだな。最近までは閑散とした不景気な雰囲気が漂っていてね、小町や大通りに比べるとシラッとしてました。でも昔から反対側のコッチの方が好きでね、こちらの方が鎌倉の落ち着いた感じが味わえます。等身大の鎌倉って感じ、、、いや良いんですよ!メイン通りを楽しんで鎌倉を満喫していただければね!!、、、(などと取り繕って、反対側の魅力を何となくかわしてみるつい閉鎖的になる私、、、)

 BLACK JAZZがユニオンさんのおかげで再発になってますな!ちょっと嬉しいです。前はP-VINEさんが出してくれてましたけど、当時は全く無知だったせいで触手が全然動きませんでした。

 BLACK JAZZとは何ぞや?という問いに答える為にちょいと、小川充さん監修の「JAZZ NEXT STANDARD SPIRITUAL JAZZ」から引用致しましょう。

 アフロ・アメリカンの誇りに根差したドス黒く骨太な作品を残す、西海岸の黒人専門レーベル

 ちゅー事なんです。詳しくはこの本を買って、BLACK JAZZの概要をお書きになっている塚本謙さんの解説を楽しんでくださいな。

 正直言ってつい最近まで私の狭いジャズ感ではこの世界は未聴の物が多すぎて話にならなかったんですが、ココ一年ほどで何となく増えております。「スピリチュアル」には大いに興味があったし、メディテーションの味には癖になる魅力を感じていたんですが、そこに「クラブ」という形容詞が付くとスンゴク引いちゃう自分もいたりして、、、

 っで、何を買ったかというと、THE AWAKENING 「HEAR, SENCE, AND FELL」、ハッキリ言って軽く聴けちゃいます、不思議なんですよね、、、繊細でスピリチュアルなんですけど、馴染んでくる感じです。例えばコルトレーンみたいな呪術的で心の奥底から絞り出してくるようなヒリヒリした演奏ではなく、ちょびっとアンビエント、ちょびっと実はバピッシュ、何だかこう、実はかなり微妙な綱の上を渡っているようなバランス感覚を感じまして、コイツら凄くセンス良いんじゃないか!っという印象ですよ!The_awakening_hear_sence_and_fell

  1. AWAKENING-PROLOGUE SPRING THING
  2. WHEN WILL IT EVER END
  3. CONVULSIONS
  4. KERA'S DANCE
  5. JUPITER
  6. BRAND NEW FEELING
  7. AWAKENING-EPILOGUE

 なんだろうねぇ、、、エレピは万華鏡の移り変わりのように美しいし、フルートもクールに飛翔する、、、70年代のフリーソウルの感覚ですわ、う~ん、モドカシイ!言葉で表そうとしてもカッコが着かない、ごめん、、、この作品大好きだ!っと言うしかないです

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SAHIB SIHAB + GILSON UNIT 「LA MARCHE DANS LE DESERT」

 今日ってどうなんですか?暑い事は暑いけど比較的過ごし易くありません?例年ならこの時期は朝っぱらから風もムワ~っとしててグダグダになるんですが、今日は違ったな、風が爽やかでした。

 今年は猛暑、とか酷暑っていう言葉が聞かれませんね、こういう年は久しぶりです。ここ3,4年は気が狂ってましたね、まるで南国の亜熱帯気候状態、うんざりしてましたが、今年は本来の熱さなんじゃないかな、日本らしいというか何というか、、、鎌倉近辺では少なくともそんな風に感じられるお天道様ですよ、若干愚図つく事も多かったですがね。

 こういうものを日本盤の帯をつけてリリースすることになる時代なんですね、恐れ入っちゃうし、売り手も、買い手もさぞかし楽しいだろうなぁ、、、なんて思っちゃうのは私だけ?そんな事ないよね、などと思いつつあまりに店頭に置いてない様子を見ると、フ~、、、やれやれ、、、でございます。

 SAHIB SHIHAB + GILSON UNIT 「LA MARCHE DANS LE DESERT」、これは一度現役時代に発注した事がありますが入らなかったな。だから私も本作を聴くのは今回が初めて。スゲ~カッコいいさ!やっぱりな!!でもジャズ=50~60年代に凝り固まってる単純なバイヤーやリスナーには先ずどうしようもないだろうね。研ぎ澄まされた感性を得たい輩には必聴の一枚だと思いますぜ!Sahib_sihab_gilson_unit_la_marche_d

  1. LA MARCHE DANS LE DESERT
  2. LES TOUCHES NOIRES
  3. MIRAGE Ⅰ
  4. MIRAGE Ⅱ

 本作は小唄1、2曲目のSAHIBのバリを楽しめば良し!2曲目のシャープでポリリズミックな演奏に期待は膨らみますな!

 そして3、4曲目の約40分間がグイグイと瞑想の世界へと誘います!不可思議なホイッスルの響き、躍動するリズム隊、内に籠ったようなフルートやソプラノ、囀るようなオルガン、何か聴き手の感性を試しているような内相的なメロディ。正にメディテーション、その音楽を単純に楽しんでいる自分と何処か飛んで行こうとする自分、人格が分離したかのような感覚だな、それでいて心に安らかな風が吹いているような醒めた感じ。堪らんね!私にとってはこれぞヒーリングですな。

 

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CLIFFORD JORDAN 「GLASS BEAD GAMES」

 一昨日は何気に忙しかった。仕事じゃないですよ、お休みです。

 先ずは渋谷までIKAさんの所まで行って、ベルボトムのリペアをお願いしたついでに、また一本ベルボトムを購入し、横浜に戻って前にお世話になったうどん屋さんで腹ごしらえして、それから歩いてハマスタ近くに、前の仕事でお世話になったクラシックの大家が一年前からお店を出してるのを思い出し、探し回ってビールの差し入れと、、、何だかんだで19時くらいまで掛かってしまった。本当は色々やりたい事もあったんですが。

 このクラシックの大家、正に生き字引みたいな人でちょっと質問すればポンポン即答が帰ってくる脅威のクラシック・ホリック、前の会社でもこの人のために店を一つ作ってしまうくらいの実力者だったんですが、残念ながら前の会社は経営状態に問題ありで結局、所謂有識者を皆追い出してしまったわけですな。例え、売ってくれても、もう有識者に投資は出来ませ~ん、って事になったわけ。私もJFYK beckさんも、このクラシックの大家も全く同じタイミングでお払い箱になったわけですな。

 っで大家のお店、とっても寛いだ雰囲気があって、しかもお店に大家のクラシックに対する世界観みたいなものが漂っていて、とても良い、カラーがあるんだな、個性というかね。クラシックの事はよう判らんけど、どうやらかなりコアな品揃えみたい、でも良い物を厳選してるはずなのでビギナーにもきっと判って貰えるんじゃないかな、、、

 敷居は確かに高い、そう感じるのは仕方ないけど、実は敷居を高くしてるのはお店ではなくて、構えてしまう自分です。ジャズでも、高尚な感じ、、、何ていう人がいるけどそうじゃありませんよ。音楽の楽しみ方は人ソレゾレ、聴いてみたい!そう思う気持ちに素直になってくれれば、ちょいとカジッてる私からすると、ウェルカム!!なワケです。

 っということで大家のお店、「プレミアムジーク」っていいます。クラシックを味わいたいと思うなら、ヘタな大手のレコ屋さんに行くより、大家に相談した方がいいと思いますよ、、、

 しかしまぁ、凄いなぁ、、、私もこんな雰囲気でジャズのお店をやりたい!と正直思いました、辞めた時、、、でも出来なかったなぁ、自信ないですよ、、、大家は何の迷いもなく立ち上げた、色んな苦労はあったんでしょうけどね。夢を実現した大家を私は尊敬しますよ、これから応援もしていきます、いいお店だもん、、、紋切り型の、店員の顔も見えないレコ屋が多い中、こういうお店こそ存在する意味があると私は思います。

 一音を聴いてどうしようもなく好きになる作品ってありませんか?結構私はありますね、最初の頃ブログで書いていたものは皆そう、、、そしてココにもう一枚加わりました、Clifford Jordan/Glass Bead Games (Ltd)(Pps)(Rmt)、テクじゃない、滲み出てくる演奏の雰囲気、チャラい気持ちで演ってない感じ、自分の身を削ってしまうほどの生々しい語り口調、聴き手の胸を締め付けるような遣る瀬無さ、何だろうね、、、心に響きっぱなしで凄いとしか言えませんな、、、

 「イン・ザ・ワールド」を聴き直して、改めて欲しいと思いました。早速買いにIKAさんの所の序でに渋谷に行けばあるんだな、コレが、、、Clifford_jordan_glass_bead_games

  1. POWERFUL PAUL ROBESON (JORDAN)
  2. GLASS BEAD GAMES (JORDAN)
  3. PRAYER TO THE PEOPLE (JORDAN)
  4. CAL MASSEY (STANLEY COWELL)
  5. JOHN COLTRANE (BILL-CLIFFTON LEE)
  6. EDIIE HARRIS (BILL LEE)
  7. BISKIT (BILL LEE)
  8. SHOULDERS (CEDAR WALTON)
  9. BRIDGEWORK (WALTON)
  10. MAIMOUN (COWELL)
  11. ALIAS BUSTER HENRY (BILLY HIGGINS)
  12. ONE FOR AMOS (SAM JONES)

 1曲目はアレかい?!公民権運動家にしてバスバリトンの黒人名歌手をトリビュートしたのかい?、、、やるねぇ、、、聴いた事あります?ポール・ロブソン、すんばらしい声の持ち主ですよ!パワフルの形容詞が正に似合う凄い歌い手、この曲で先ずはブラック・アイデンティティを本作に感じますね。コルトレーンばりの孤高を感じさせるJORDANの吹きっぷり、後に続くCOWELLのピアノが心のヒダまで掬い取るような麗しさでゾクゾクします。

 2曲目、ワンホーンが縦横無尽に駆け巡るのはタイトなリズム陣のサポートのお蔭だな、ココではCEDAR WALTON、SAM JONES、BILLY HIGGINSがシャープな切れ味。

 一つの山場はやはり5曲目です。ポリリズミックなHIGGINSのドラミング、哀愁と力強さを感じさせるJORDANのテナーがテーマからジワジワと胸に迫ってきます。コルトレーンと完全に同化してしまったかのような雰囲気、ヴォーカル・リフレインの呪術的な「ジョン・コルトレーン」のコール、蠢くベース・ラインはBILL LEE、一聴、ふ~ん、、、って感じかもしれませんが、コレが後々ボディ・ブロウのように脳天に効いて来る、まるで麻薬だね。

 もう1曲、10曲目は私の好きな曲、マリオン・ブラウンの演奏、前に紹介しましたが、本作では何処か日が暮れていくイメージ、マリオンの演奏は夜が明けるイメージでした。何れにしてもベース・ラインが印象的で心に残ります。

 1973年作品、ボンバさんから出てた紙ジャケで買いました。他にも色々買ってしまったのよ、、、こういうのがお店で買えるって何だかとても嬉しいなぁ、、、

 

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CLIFFORD JORDAN 「IN THE WORLD」

 ウ~ム、、、凄いアルバムだ!久々に聴いてまたも痺れてしまった!Clifford Jordan/In The World (Pps)!!Clifford_jordan_in_the_world

 コレはレコ屋時代、2006年に紙ジャケで復刻されたものなんですが、注文書に乗っていたのを全く見落としてまして(って言うか、この作品がどんなに凄いものなのか全く知らなかったんですが、、、)。何故気が付いたんだっけな、メーカーさんが電話をくれたんだったかな、、、

 いや違うな、お客さんが教えてくれたのかも、ウン、そうだった気がする、確か一度、発売が延期になったんじゃなかったかな、それで「入ってないの?」って訊かれて、メーカーさんに発売の確認をして「延期になっちゃったんです~、、、」何て知ったかぶり、その後慌ててまたメーカーさんに電話!「コレ何???」って訊いてみて、大変な復刻だと判明した、、、そんな感じだったと思います。

 この作品の復刻の経緯はライナーに詳しい。レコーディングは1969年ながら発売されたのは1972年、ストラタ・イーストからのリリースでしたが、何故かそれ以降復刻はされなかったようです。原版の所有権をJORDANの奥様が持っていると判明して日本のP-VINE RECORDが連絡したことから世界初CD化が実現したという事です、ジャズ好きの復刻への情熱が奇跡を生んだと言えますね。

 実は似たような経験を何度かしたことがあります。エヘヘ、、、ちょっと自慢話しちゃいますと、LONE HILL JAZZから出てる「THE PIANO SCENE OF DAVE McKENNA」のリリースには私もちょびっとだけ絡んでます。「LONE HILLに復刻してほしい作品を投げるからネタをくれないか。」とメーカーさんに相談されて、選んだのがソレ。「出してくれるなら一ヶ月で60~80は何とかしちゃうよ。」何て言ったら数ヵ月後に、「出すことになったよ~!」って連絡が来て、とても嬉しかった!勿論沢山のお客様にご紹介できましたよ。

 はい、脱線!詰らん余談です。

 本作は何と言っても1曲目VIENNA!もう殆どコレで決まりだね!!スピリチュアルで、思わず瞑想に耽る逸品です、JORDANの情熱のテナーとDON CHERRYの哀愁のトランペットが入り混じった演奏に胸を掻き毟られます!WILBUR WAREとRICHARD DAVISのダブル・ベース、ALBERT HEATHのドラムが地響きを立てて迫ってくる!驚きはWYNTON KELLYが場違いのように見えて、彼の粘り強いブルージーな演奏がバッチリ嵌っている事。この泣きの味わいには欠かせない存在です!凄い曲、演奏です、これほどの生々しさにはなかなか出会えません!

 心に汗を掻かされる1曲目の17分間の後、2曲目DOUG'S PRELUDEは骨太なスロー・バラード、少しだけ光が差してくるような印象で、JORDAN~KELLY~PRIESTER~JORDANがソロをユッタリと聴かせてくれます。骨太なのはDAVISのベースが強靭だからですね。

 3曲目OUAGOUDOUGOUではJORDANのバップ魂が炸裂する燻し銀の演奏、ココではKENNY DORHAMが粘りのあるトランペットで渋みを増します。柔らかく、よく歌うPRIESTERのトロンボーン、KELLYのピアノは饒舌で熱い!贅沢なダブル・ベースに、更にココではED BLACKWELL、ROY HAYNESのダブル・ドラムとなって益々重厚なリズムの嵐が展開します!

 4曲目872は3曲目と同メンバー、全員が一丸となって押し寄せてくるアンサンブルとソロが怒涛の如く押し寄せてきます!

 いや~、エライ長ったらしくなった、、、今日はレヴューだけにします。

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THE ENSEMBLE AL-SALAAM 「THE SOJOURNER」

 何でこんなに聴くべきものに当らないんだろう、感性が衰えているのか、本当にないのか、、、ストレスが溜ります。買っても買っても、「あ~、はいはい、、、」っていうのばかりです。

 そんな中、随分前に買ったコレは何かというとよく聴いています。

 THE ENSEMBLE AL-SALAAM 「THE SOJOURNER」はストラタ・イーストの中でもかなりのレア盤、まぁ、普通こういうものをCD化しようなんて思うのは日本人の通な人だけでしょうな。The_ensemble_alsalaam_the_sojourner

  1. MUSIC IS NOTHING BUT A PRAYER
  2. ECSTASY
  3. THE SOJOURNER
  4. CIRCLES
  5. TRACES OF TRANE
  6. VIBRATION LOVE CALL
  7. MALIKA
  8. OPTIMYSTICAL
  9. PEACE

 当然、全てメンバーのオリジナル、なんだろうねぇ、、、ジャズじゃないですよ、音的にはプログレッシヴ・ロックに近いですよね。でも何で聴いちゃうかというと、ピュアで生々しくて、作為的なところがない純化した音楽の、等身大の魅力が溢れているとでも言いますかね、ダイレクトに心に訴えかけてくる音楽の前では、ジャンルがどうのこうのというのはあまり意味がないですね。渦巻く音世界にその身を任せるだけです。

 全編に透明感を漂わせるBEATRICE PARKERのヴォーカルと、グルーヴィーなLEROY SEALSのベースが頭から離れなくなります。

 1974年の作品、本作を聴いてイメージとして浮かんでくるのが、1970年代のアメリカ映画、例えば「マンハッタン無宿」、クリント・イーストウッドのヤツね、昨日偶々観たんですが、今で言うクラブで、犯人のガールフレンドを訪ねるシーン。カラフルな色に埋もれながら、裸同然でゴー・ゴー・ダンスに興じている若者達の陶酔感。本作にはそういう陶酔を促す媚薬のような働きがありますね。

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MARION BROWN 「VISTA」

 奥様に上着を買ってもらった、凄く嬉しかった。実はその上着、合皮のジャケットなんですが、前からカッコいいなぁ、と思っていて、、、でも稼ぎも悪いし、こんな高いもの買うわけにはイカンなぁ、、、なんて思っていたんです。そう言いながら2回も見に行ったりしてね。カミサンは「気に入ってるみたいだから買おうよ、」何て言ってくれてたんですが、なかなかね、そうもイカンでしょ。「うんにゃ、こんな贅沢なもの、買うわけにはいかん。」と頑なに、「NO~!」といってきたんですが、冬のセールも終わり、カミサンと久々の外歩きのついでにまた、ちょいと見に行ったんですな。

 そしたらまだあるんです。カミサン曰く、「今時期にまだ冬物が店頭においてあるなんて、普通考えられない。」ンだそうな。不景気なんですねぇ、、、

 価格が何と、最初に見たときの半額以下、正に信じられない程の不況の嵐、いいもの出しても売れないのは辛いよねぇ、、、カミサンが「このジャケットとは結局、縁があるんだよ。」の言葉に負けて、遂に買っていただきました。本当は、買うなら自腹でと言ったんですが、別に大したことじゃないとカミサン、、、あり難し、、、

 ウチはお金にはそれ程執着が無い、二人ともね。(ある範囲においてですよ、勿論。)だから欲しいと思ったらお互いに、よし!行っちゃえ!という方です。でも今回のジャケットに関しては欲しいけど、う~ん、、、と思っていただけに、凄く嬉しいです。ウチは大らかだ、あまり聞かないよないよなぁ、こんなこと、、、

 とりあえず、今日はハードなのがいい、でもちょいと癒されたい気分、で、選んだのはMARION BROWN 「VISTA」。コイツは1曲目MAIMOUNが美しいですね、コンガっぽいリズムと遠くを見詰めるようなアルト・サックス、アフリカのイメージを思い浮かべつつ、整然とした雰囲気でジャジーではないけど、何となく心に引っかかります。STANLEY COWELLのエレピがいいですね。Marion_brown_vista

 2曲目VISIONSはスティーヴィー・ワンダーの名曲、上手いってワケではありませんが(いや、味があって上手いな。)、何となく心地良い男性の歌声が心に残る。

 ジャズの範疇を越えてフュージョン的とも言えますが、本作は決してスウィートではない。ユッタリした癒しの中に何処か深遠な、心の旅のようなスピリチュアルな世界が広がります。たうたう味わい深さ、心が浄化されていく、、、所謂ヒーリング・ミュージック、スムーズ・ジャズとは次元が違います。只心地良い、聴き易いなんてことじゃない。深化した世界に身を委ねる事でしか得られない爽快感、正に心のラマダンが本作の最大の魅力です。

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MATT LAVELLE TRIO 「SPIRITUAL POWER」

 仕事帰りに遂に富士山とご対面、大分日が伸びてきましたからね、、、凄く得した気分です。

 江の島に向かう桟橋の下で撮った富士山。スゲー綺麗でした。Img_3886

 でも、ここで気が付いたことは、腕をもっと磨かなきゃならない事と、望遠レンズが欲しいと思った事。こんなもんじゃなかったですよ、富士山の美しさは、、、

 今日は猛烈なヤツを聴きたくなって取り出したるはMATT LAVELLE TRIO 「SPIRITUAL POWER」、フリー・ジャズです。1曲目のタイトル曲からフリューゲル・ホーンがグイグイ泣き叫ぶ!Matt_lavelle_trio_spiritual_power

 MATT LAVELLEはどうやらN.Y.辺りで活躍しているようです、凄くアンダーグラウンドな雰囲気、でも力強さと共にハッとするメロディが聴こえてくるんです、そういうところはハンニバルと共通する魅力ですね。

 3曲目SI SE PUEDE(YES WE CAN)はMr. プレジデントのスローガンみたい、オバマさんがこんな風に言ってたらちょっと怖い。暗示に掛けられるような催眠効果がある演奏、シャープなトランペットと跳ねるようなリズム、‘‘SI SE PUEDE’’のリフレイン、かなりスピリチュアルです。

 5曲目I WILL HAVE LOVE IN MY LIFEは13分を越える呪術的快演!多彩なドラム・ソロから黄昏たフリューゲルのテーマにオヤ?!っと思いきや、やはり徐々に壊れていく!そして再構築、、、ベースが凄くカッコいい!汗が出てきます。

 LAVELLEはバス・クラリネットも吹きます。不穏な空気が広がる4曲目END TIMES、物悲しげな雰囲気から突然激しくクラッシュする6曲目HEY LIDUVA、まるで地響きのようなリズム隊、本能の赴くままに楽器に込められるパッション、堪りません!

 頭の中がスッキリします、聴き終わった後の脱力感が何とも心地良いです。でも、一般ウケはしません、ジャズ・ビギナーにはお勧めできません、、、が、ひょっとしたら面白いかも、トライしてみます?

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SIRONE BANG ENSEMBLE 「CONFIGURATION」

 すっかり早起きするのが体に馴染んでしまって、休みの日でも5時には起きてしまいます。この季節は日が長いので朝もとても気持ち良いですね。ウチの目の前は山があって新緑の季節らしい木々の色が眩しい、でもって、ホーホケキョ、ツピー、ツピー、ツピ、ピピピピ、、、色々な鳥の声が聞こえて来て、晴れた日はとても幸せな気分です。目の前で、カー、カー、も鳴いてますけど、、、鳥の声を聴きながらベランダで一服、ちょっとした寛ぎのヒトトキですな。

 で、聴いてるのがコレっていうのもどうも変なんですが、、、SIRONE BANG ENSEMBLE 「CONFIGURATION」、アヴァンギャルドです!CHARLES GAYLEのサックスが我が物顔に吹きまくる、BILLY BANGのヴァイオリンがこのセッションに陶酔させられるような浮遊感を感じさせます。TYSHAWN SOREYのドラムはフリー独特の揺れ動くような躍動感に溢れ、もう一人のリーダー、SIRONEは太い音でベースを奏でる縁の下の力持ち、オレが、オレがと前に出ては来ません。Sirone_bang_ensemble_configuration

 1曲目JUPITER'S FUTUREの次第に凶暴になっていくドラミングとアルコで狂気を帯びるベースがかなり不穏な空気を醸しだしています、3曲目WE ARE NOT ALONE, BUT WE ARE FEWは更に不安に駆られるダークな雰囲気、朝っぱらから何を聴いてるんだと私のジャズ師匠なら苦笑いするでしょうね。でも何だかサウナから上がってきた後のようなスッキリした気分に似てます、体から悪いものが汗と一緒に流れ出ていったような感じですな。

 ちょっと聞きなれない方にはキツいところもあるとは思いますが、意外とメロディは分かりやすい、私としてはもっとダムが決壊した様な怒涛の攻撃があったらもっと良かったんですが、BILLY BANGのヴァイオリンがMAGMA時代のディディエ・ロックウッドを思い出させてくれて、コレはコレで好きな作品。

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JOHN CARTER-BOBBY BRADFORD QUARTET 「SEEKING」

 先週レコ屋さん帰りに町をふらついていて、フッと見つけたイチョウの若葉、可愛らしいですねぇ、、、恥ずかしながらイチョウの若葉なんて意識して見た事が無かったのできっと初めて見たということになります。そうだよなぁ、元々黄色い訳ではないんだよなぁ、、、こういうことに気が付くことが出来るのも、前の仕事を辞めて、ブログを始めて、妻にカメラを買って貰ったお陰だなぁ、、、アリカタヤ、アリガタヤ、、、 Img_1021

 もっとフリー寄りの演奏なのかと思っていたら、ちょいとフィルム・ノワール的でハードボイルドの香りが漂うカッコイイ作品。JOHN CARTER-BOBBY BRADFORD QUARTET 「SEEKING」、1969年の演奏です。ピアノレスなだけに音が硬派で、ヴァイブはいませんが、何となくドルフィーの「アウト・トゥ・ランチ」を思い出してしまいました。John_carterbobby_bradford_quartet_s

  1. IN THE VINEYARD (CARTER)
  2. KAREN ON MONDAY (CARTER)
  3. STICKS AND STONES (CARTER)
  4. THE VILLAGE DANCERS (CARTER)
  5. SEEKING (CARTER)
  6. SONG FOR THE UNSUNG (BRADFORD)

 CARTER、BRADFORDは共にオーネット・コールマンと活動していたことがあって、BRADFORDはコールマンの「サイエンス・フィクション」でトランペット演奏を聴くことが出来ます。この作品でのロウ・イヤーズという曲はビリビリと脳を刺激してきて大好きです!

 本作でも1曲目での疾走感、CARTERのテナーがグイグイ引っ張った後のBRADFORDの演奏はアグレッシヴでブリリアントな響きが最高にカッコイイ、こういう生々しい演奏は痺れますね!

 CARTERはアルト、テナーも自由自在、でも最も刺激的なのは3曲目のクラリネット、柔らかい音色でありながらCARTERの演奏は力強く躍動するリズム隊に乗って高く飛翔するかのようです。5曲目ではCARTERのフルートが物寂しげ、でもベースのメロディが内省的な心の迷宮へジワジワと誘います。

 ラストはBRADFORDのオリジナル、アヴァンギャルドながらバピッシュな雰囲気を感じさせて、ちょっと女性がらみでほろ苦い思いをした探偵が煙草の煙るBARから立ち去るようなクールなシーンを思わせます。

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THE PETER BROTZMANN OCTET 「MACHINE GUN」

 困ったもので休みの日でも夜の9時にはもう眠くて仕方ない。まだまだこの生活に慣れていないということなんでしょうね。先輩たちに訊いてみたら、午前様とはいかないまでも、結構遅くまで起きている、11時とかは当たり前、凄いな、アレだけ動いたり、考えたりしながら、クタクタになるまで仕事してるのによく眠くならないねぇ、、、

 先日、新人の歓迎会が催されて(私のほかに新人は二人)、社員だけでウェルカムをしていただいたんですが、何だか盛り上がる、盛り上がる!(一番テンション高いのは社長、まだまだお若い55歳!見た目は40歳でも充分イケる!!)ホンじゃ次行こうか、なんてなんて言われて付いていくのが我々製造部とこれまたハイテンションな営業部だったりする。メチャクチャ楽しかったけど、まぁ、眠い眠い。でも無理強いするようなお子様な人は一人もなく、とてもいいお酒でした。

 これでシルヴァーウルフが加わるとかなり面白いことになるようで、朝近くまで遊んで、次の日、昨日は楽しかったね~、なんて写真見せ合いながらケロッとしているらしい、、、流石にツワモノ、社員はとても付き合いきれないというウワサ。

 更に調子に乗って引っ張り出したのがTHE PETER BROTZMANN OCTET 「MACHINE GUN」、そんなに沢山アヴァンギャルドな作品を持っているわけではありませんが、恐らくこれ以上破壊的なサウンドを聴かせてくれる作品はないと思います。The_peter_brotzmann_octet_machine_g

 1968年という時代に何が起こっていたのかについてはライナーノーツが簡単に教えてくれていますが、それを知った上で聴いてみると、とても恐ろしい気分になります。銃口の先には何があるのか想像してみましょう、、、怖いでしょ?リアル・タイムでこの時代を経験した人は日本人でもきっとその怖さが解るのではないでしょうか、、、欧州ではアメリカのフリー・ジャズへの返答という意味を込めてフリー・ミュージックという言葉を使います。

 地響きのような三管の咆哮と二つのリズム隊、受けるイメージは戦争、核爆弾、絶滅への不安、、、でも決して自暴自棄なモノではなくて、立ち上がろうという強い意志が感じられます。ダイレクトにぶち当たってくる生々しい演奏は全く色あせる物ではありませんね!

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SUNNY MURRAY 「SUNNY MURRAY」

 何だか痩せてしまって、仕事を始めてから4キロ減、このままでは繁忙期にきっと体力が持たない。ココは一つ奮発して焼肉でも食いに行こうということになり、ウチの近くにある焼肉屋さんへ行くことになりました。このお店、かなり美味いです、地元ではかなりの有名店で土、日は家族連れで大変な賑わいです。

 普段はあまり牛さんは食べないようにしているんですが、ココは特別、鶏さん、豚さんもイケてます。久しぶりだなぁ、最後に来たのは多分妻の誕生日辺りだから半年以上来てなかったか、、、霜降りなどという贅沢なお肉を注文したりして、食べられることの有難みを痛感しながら頂戴いたしました。200804_016 

 私は食べ物を残したり、食い散らかすことが大嫌いで、飲屋さんとかでお刺身とかがポツンとテーブルに取り残されてたりすると、とても嫌な気分になります。コレは今の仕事に就く前からそうで、食べ物には感謝と敬意を払わにゃイカンと思ってます。という事で、皿にある食べられる物は全て平らげ、テーブルまで拭いてお店を後にしたのでした。はぁー、美味しかった!

 今週はキケンな世界に突入してるなぁ、かなりアヴァンギャルドな作品を聴きまくっています。本日はSUNNY MURRAY 「SUNNY MURRAY」、ESPの名盤です!!が、とりあえずビギナーの方はなんじゃコリャって事になるので気を付けましょう。かく言う私も本作についてどうこう細かくは言うことが出来ません。体調の良い時は音の洪水に身を任せると只々気持ち良くなるということぐらいで、、、その日の気分で全く聴く気になれない、体力が続かない、キツイ!何てこともしばしば。Sunny_murray_sunny_murray

 そうですねぇ、最初は多分聴こうとしてはいけないのかも知れませんね、聴くというよりは演奏に身を任せる感じ。

 「バガボンド」という宮本武蔵の面白い漫画で、沢庵和尚が言う名セリフに「見るともなく全体を見る、それがどうやら、、、見るということだ」というのがあるんですが、何というか、そんなイメージかな、、、(あれっ?!、判りますかね、、、ちょっと違う?)

 その内にJACK GRAHAMがこうやってた、とか、単純にBYARD LANCASTERってカッコイイかも、とか、叩きまくるSUNNY MURRAYは迫力あるなぁ、とか、何となく興味が湧いてくるかもしれません。そうなるとそれまでは気が付かなかったメロディが聞こえて来て、アレ?!って思うかも。さぁ、大変です、そこまで来るとキケンな世界の門をいつの間にかくぐってしまったということになります。もしご興味がおありならトライしてみるのもいいかも知れませんね。

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JOHN SURMAN 「HOW MANY CLOUDS CAN YOU SEE ?」

 湘南モノレール大船駅の向かい側にある飲んべビルの5Fに串べえずという居酒屋があります、久しぶりに行きました。でもスタッフの皆さんは相変わらずの元気印、体育カイ系のノリが信条らしく、テキパキ、シャキシャキ、小気味良くて皆さん明るくて、兎に角働いているのが楽しそう(大変なことも多いでしょうね)、何だか気分の良くなる場所です。さすがに串モノがとても美味しい。200804_006

 でもって、サラダも食べたくて「トーフの黄金ジュレサラダ」を頼んだら、感じの良い青年スタッフさんが「ちょっと苦いんですけど、そういうの大丈夫ですか?」と何となく心配そうに言うので「何か面白そうだから、お願いします。」とオーダー。持ってきてくれた女性の方も「ちょっと、苦いですよ~、、、」と気にしている。何だろう、益々気になったので早速頂いてみると凄く美味しい!チコリの苦味と和風ジュレの甘味、更にミョウガの苦味がとてもイケる、今どきはこういうの好まれないのかなぁ、、、何を食べているか自分で判るでしょ?ピリッと引き締まってこういうのを美味いと感じます。後で先ほどの青年スタッフさんが「どうでした?」と来たので美味いと言ったら、ニッコリして、自分も美味いと思うんだけどスタッフの間では好みが分かれるところなんだそうです。チコリとミョウガだけ残しちゃうとか、、、それじゃあ、このサラダの良さは解らないですね、、、

 昨日のHARRY BECKETTを聴いて、それじゃコイツはどうだ!っと引っ張り出したのがJOHN SURMAN 「HOW MANY CLOUDS CAN YOU SEE ?」、BECKETTをはじめ、JOHN TAYLOR、ALAN SKIDMORE、MIKE OSBORNEと「FLARE UP」のサイドマンが参加。疾風怒濤の演奏の嵐に悶絶するしかありません!John_surman_how_many_clouds_can_you

  1. GALATA GRIDGE (SURMAN)
  2. CARACTACUS (WARREN)
  3. PREMONITION (SURMAN)
  4. EVENT (a)GATHERING (b)RITUAL (c)CIRCLE DANCE (SURMAN)
  5. HOW MANY CLOUDS CAN YOU SEE ? (SURMAN)

 14分58秒の1曲目の凄味が堪らない!壮絶、出だしのスピリチュアルなSURMANのバリトンからグーの音も出ない、壮大なアンサンブルが加わった後のSURMANの咆哮はホントにバリトンなのかと疑いたくなる程の迫力です!OSBORNEのアルトも加わりBECKETTも加わり、もう洪水溢れんばかり、パワーが蓄積されていく。ALAN JACKSONがその流れを引き継ぐドラム・ソロ、益々パワーを溜め込み、突然のチェンジ・オブ・ペース、インドを思わせるメロディにナヌ?!

 ところがココからが正に疾風怒濤、TAYLORの切れ味鋭いピアノがバッサ、バッサと切れ込んでくる、彼のアコースティックでの凄味は正にコレ!カッコイイぜ~!!SKIDMORE、OSBORNEが溜め込んだパワーで白熱のソロを展開する、ウラで叩き続けるドラムは無我夢中、聴いてる方も次第に陶酔の域に入ってしまう、フリー・スタイルのアンサンブルでフィニッシュ、心が騒めきながらも次第に静まっていく圧巻の演奏!これだけでも本作は買って良かったと言えます!

 バリトンをまるでテナーか、アルトのように自在に吹き倒す、凄いな、2曲目のドラムとのデュオもシンプルながらパワフル。4曲目の大作18分半はビギナーにはかなりキツイでしょう、静まり返った心の旅、見事なバス・クラリネットの演奏を堪能して、ベースのリフレインに導かれ、バリトンが力強いメロディを同じくリフレイン、ドラム・ソロで盛り上げてからバリトンが再び切れ込んできます。迫力があって知的なクァルテット演奏ですぞ!そのままの編成でタイトル曲はソプラノがユッタリと心地良い。 

 「FLARE UP」にもSURMANは参加していましたが、全く目立っていなかったと思います。そういう意味では確かにサイドマンの力を引き出していなかったかもしれませんね。

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ALBERT AYLER 「MUSIC IS THE HEALING FORCE OF THE UNIVERSE」

 鎌倉の報国寺、竹の庭もまた好きな場所です。昨日の雪でどうなっているかと思い、行ってみました。Img_0657_2

 それにしても今日は非常に暖かな日差しでしたね、ほとんど雪は溶けてしまったようです。竹林の中、太陽の木洩れ日と昨日の雪の雫が舞ってとても美しく、心穏やかな趣き。

 今日はALBERT AYLER 「MUSIC IS THE HEALING FORCE OF THE UNIVERSE」、1969年作品。竹の庭から帰ってきて何故コレ?!と思われるかな、う~ん、私にとっては何とも癒される、心が浄化される作品です。逆巻く音の洪水の中、解放を促すMARY MARIAの歌声に感動と共に、何か気持ちが解き放たれる爽快感を感じます。Albert_ayler_music_is_the_healing_f

 ちょっとお堅いコトを、、、ヒーリング・ミュージックっていうカテゴリーがあるじゃないですか、私はちょっと解らなかったんです、、、ヒーリング・ミュージックを聴けば、癒されるのではなくて、音楽を聴いてその音楽に何かを感じた、という事が癒されるということだと思うんです(出来れば聴いた人にとって、いいと思えるものなら正に癒しとなりますね。)。聴いてもらう前からヒーリングって何だろうとレコ屋時代に真面目に考えました。今ではまぁ、「ヒーリング・ミュージック=ゆったりした音楽、美しいメロディの音楽」という意味で使っているんだと理解していますが、、、何だか感性を狭める言葉です、好きじゃないなぁ、、、

 おっと、何を真面目に、、、本作をきっと嫌う人も多いでしょう、キョトンとしてしまうかも。ただわが身を任せてしまえる、そんな作品なんです。

 

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PHAROAH SANDERS 「ELEVATION」

 昨日の治療のせいか肩に疲労感が残り、ちと辛い一日でしたが大船に買い物に行く用事があり体に鞭打って出かけました。(大げさな、、、)

 当然いつもの様に散歩も兼ねて歩いていくと、途中でギヌロ、っと猫に睨まれました。カメラを構えましたが怪しいものでは有りませんよ~。Img_0578

 正月が明けて仕事も始まり、意外なほど町は人出がなく落ち着きを取り戻していました。こんなに歩きやすい仲通商店街も珍しいなぁと思いつつ、目的のものを購入し早々と退散しました。

 久しぶりに包丁を研いで、妻になんぞ気の利いたものでも食べてもらおうかな、、、う~ん、どうしよう、、、

 今日は何となく癒されたい気分、色々悩んで引っ張り出したのがPHAROAH SANDERS 「ELEVATION」でした。普通は重いのかも、でも何かこういう気分、冒険心のある方以外はちょっとお勧めしてはいけないと思います。Pharoah_sanders_elevation

  1. ELRVATION
  2. GREETING TO SAUD
  3. ORE-SE-RERE
  4. THE GATHERING
  5. SPIRITUAL BLESSING

 1973年の録音、3曲目以外はPHAROAHのオリジナルで本作は何処かアフリカの原初の儀式を体感しているような不思議な気分に誘われます。18分の1曲目の呪術的なベース・ライン、チラチラと舞うクリスタルな音は何と表現したらいいんだろう。PHAROAHの咆哮が五分過ぎから始まって混沌の嵐が吹き荒れます。正に本能の赴くままに荒れ狂う様は快感です。マイルス、モンクから多くを学び、ドルフィーと共感しつつも圧倒され、PHAROAHの音に演奏者としての限界を悟ったのでは、と勝手に考えている私としてはコレを聴いてると何故かジョン・コルトレーンの苦悩を感じてしまう。コルトレーンは悩む感じがまた大きな魅力なんですが、、、

 大好きなのは3~4曲目、盛り上がりまくったゴスペルを聴いてるようなアフリカンな歌声、リズミカルに叩かれるドラム、打楽器に乗ってピアノがとても陽気な気分にさせてくれます、テナーは叫ばず吹かれず。同様な雰囲気で4曲目は中盤からテナーが舞い降りてきて壊れていきます。ピアノの狂おしさといい、後半の伸びやかで優しく響くテナーといい、何か心があらわれるようです。

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TED CURSON 「POP WINE」

 昨日の忘年会、別名「爺を囲む会」はとても楽しいヒトトキでした。Sさん、体にはくれぐれもお気をつけて。Kさん、次はちゃんと肩をお揉みいたしましょう。Nさん、香港の写真凄く面白かったです。Tさん、忙しいところわざわざ、久しぶりに飲めてとても嬉しかったです。N女子、お騒がせしてすみません、でもまたお邪魔します。最後に当会を開催してくれたJFFYKbeckさん、いつも有難うございます。土産に頂いたプーアル茶を妻と今飲んでます、ヘ、ヘ、ヘ、激ウマ!皆さんまた是非囲みましょう! 2_21_6  

 「爺を囲む会」は国分寺で行われたんですが、スタート前に武蔵野のかほりを一服喫して参りました。駅南口を出て直ぐの憩い処、殿ヶ谷戸庭園、ここはすばらしい紅葉を味わえます。朱に染まるもみじの木の枝ぶりといい、鮮やかな黄色のイチョウといい、なんとまぁ、、、ベスト・スポットは竹林を背に、まるで谷間から見上げているような一面の朱と隙間から覗く一点の黄のコントラスト。下手な写真ばかりだったのでお見せできないのが何とも残念、来年は晴れた日に観に行きたい、出来れば写真も上手くなってね。 Photo_4 Cimg4781                                                                              

 ハンニヴァル・マーヴィン・ピーターソンに通じる熱狂の嵐!1971年、当時フランスで最も強力なGEORGES ARVANITASのトリオをバックに、強烈なトランペットを聴かせるTED CURSON 「Pop Wine、この息も吐かせぬ興奮、思わずトリップしてしまうスピリチュアルな世界、ガップリ四つの傑作です!Ted_curson_pop_wine

  1. QUARTIER LATIN
  2. FLIP TOP
  3. POP WINE
  4. L.S.D. TAKES A HOLIDAY
  5. LONELY ONE

 正直全曲カッコよくて、捨て曲が有りませんが、一番のお気に入りを敢えて申し上げれば4曲目。タイトルからして何かデンジャラスな予感、スリリングな怒涛の12分45秒!アヴァンギャルドが苦手な方はどうかと思いますが、熱くなりたい方にはお勧めですぞ!

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JOHN HANDY 「LIVE AT THE MONTEREY JAZZ FESTIVAL」

 今日はどうしても夕飯はお刺身が食べたくなって、歩いて大船の商店街へ、ここは昔から野菜、果物、肉に魚と安く手に入る活気溢れるちょい市場。4時ごろ行ったら、まずまず豪華な刺身5点盛り合わせ1000円、う~ん、もうちょいかな、、、

 ブラブラとルミネをほつき歩いて、本屋さんで塩野七生さんの中世三部作「コンスタンテCimg4491 ィノープルの陥落」、「ロードス島攻防記」、「レパントの海戦」を購入。この方の「ローマ人の物語」は文庫で出るのをいつも楽しみにしています。何でしょう、ダイナミックで繊細、読んでて、古代ローマの英雄や愚帝に限らず、凄く良くやった人から逆にやらかしちゃった人、何もやらなかった人まで、とても身近に感じるお話で、今の世の中と比べてもとても面白いシリーズです。中世はどうなんだろう、とても楽しみ。

 で、5時15分ごろ、また行ったら刺身盛り合わせ1000円が900円に。そ~だなぁ、時間ないし、コレで手打ちとしようか!購入、結構主夫やってますでしょ?まだ甘い?

 突然ですが、ハンニバル・マーヴィン・ピーターソンのあの凄味、堪りませんなぁ!では他にそう感じさせる人はいないかと言うとちょっといます、まぁ、楽器はJohn_handy_live_at_the_monterey_jaz 違うんですが、、、

 JOHN HANDY 「LIVE AT THE MONTEREY JAZZ FESTIVAL」、1965年作品。ああ、でも結構耐え難いという方も多いかもしれません。1曲目IF ONLY WE KNEWは27分の演奏で一体何やってんだろうと思われてしまうかも。往年のプログレッシヴ・ロックに精通されてる方は全く問題ないと感じられるでしょうけれども。HANDY のアルトが特別凄いわけではなく、演奏から醸し出される雰囲気が非常に熱いです、深遠でミディアムなテンポの中で、爆発しそうでしない、抑制された、それでいてやはり熱気がどうしても漏れてしまう各人のソロ・パート、ヤバイですね、MIKE WHITEのヴァイオリンが凄いアクセントになってる、それとギターですね、JERRY HAHN、技など何もない、でも無くてはならないすばらしい存在感です。

 そして2曲目、聴き手としても爆発させたい、その興奮を一気に発散させるSPANISH LADYの白熱のアルト!それに続くヴァイオリンの強力なソロ、いや~、燃えます!さらにギター・ソロ、キテます!もうこの段階で生粋のモダン・ジャズ・ファンにはかなりキツイでしょう!怒涛のエンディング、凄すぎる!約10年後フランスのプログレッシヴ・ロック・バンド、MAGMAがこの興奮を再現してくれます!

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HANNIBAL MARVIN PETERSON 「HANNIBAL」

 ワールド・シリーズを見終わった後、台所、トイレ、お風呂場をピカピカに磨き上げ、主夫らしいことが出来て妙にご満悦!主夫は意外と性に合ってます。台所は一時期はやってたオレンジの洗剤で油汚れをゴシゴシ、意外とこの洗剤落ちが悪い。テレビのデモンストレーションではまぁ、撒いてふき取るだけでラクラク洗浄!何てやってましたが当てにはなりませんね、最近宣伝してませんし。とりあえず、綺麗になったから良しとしよう。近いうちレンジフードと窓ガラスをやっつける予定!

 ワールド・シリーズはコロラド3連敗、いや~な予感が当りそう、、、

 久々に聴いてしまった、HANNIBAL MARVIN PETERSON 「HANNIBAL」Hannibal_marvin_peterson_hannibal ガンガンに吹き倒す激アツのトランペット、汗が出ます!ファラオ・サンダースの「ELEVATION」もすばらしいけど、コレもやっぱり凄い!2曲目REVELATION、5曲目SOUL BROTHER-IN DEDICATION TO MALCOLM Xで燃え上がります!ハンニバルのトランペットの魅力は延々と吹けば吹くほどもっと聴きたくなる迫力がありながら、音がスムーズでとても美しいこと。こんなカッコいいトランペッターはそういないですぞ、吹いてる時の立ち姿もいい!!スタンダードも上手い、3曲目MISTYのバラードプレイの味わい深さときたら、もうビックリですよ!

 MPSは結構再発されてきてるのに、何故かハンニバルの二作品は忘れられているようで何とも残念ですね、10年前の初CD化の時、師匠に薦められたのはとても幸運でした!

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