JAZZ GROUP

復活できるかな。

 はや3年5カ月、日記を止めてからあっという間に月日が経ってしまった。厳しい日々でした、特に仕事がね。
 今読み返すと、後半は文句と不満ばかりで、読んでいて痛い感じがします。ちょっとカッコ悪いというか、恥ずかしい、、、
 コツコツ積み重ねてきたことが、やっとここ1年半で結果に結びついてきて今では有休まで取れるほどになりました。我ながらようやったよ、、、
 復活したいなぁと、何となく思っていたのですが、なかなか切っ掛けがなくて。そしたら一昨日かな、ジャズ師匠とこれまた久し振りに話をした時に「書かないの?」と言われましてね、他の人にも言われてたんですが、どういうわけか、師匠に言われて素直に重かった腰が上がったとでも言いますか、まぁ、そんな次第で再びキーボードをたたき始めた訳でございます。
 「ジャズカバ日記 セカンド・シーズン」とでも言いますか、続けられれば嬉しいな、なんて思ってます。

 何だかんだ言いながら、CDだけは買い続けてまして、ようも銭があるもんだと我ながら思います。買う枚数は激減したっ!と思いますが、、、(大当りは確かに激減しています。)
 1年ほど前に出会ってその頃毎日聴いていたのがコレ。
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 THIRD WORLD LOVE 「SONGS AND PORTRAITS」 イスラエルものが話題になってると聞いてチョイと興味を惹かれ、買ってみたら大当りでした!
 何がイイって、メロディがすばらしい!哀愁が漂うんだな、日本人の侘び寂びの心に通じるモノがあります。それをトランペットのワンホーン・カルテットで演られちゃ、敵いませんわ、、、
 イスラエルの土地柄というか、血が感じられます、中近東の響き、行ったことは勿論ないので勝手なイメージですが、イスラエルの繁華街をブラリとしたらフッと耳に入ってくるんじゃないかという様なメロディが全編に漂います。
 子供のころに彼らはこんな子守唄を母親から聴いていたんじゃないかな、、、

 

 

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THE ANNIVERSARY QUARTET LIVE AT THE CELLAR 「YOU'LL SEE !」

 ご無沙汰しています。今は母の日の準備から色々あって、父の日のスケジュールまでビッシリで、ちょっと身動きができません。

 今日はさすがにもう、「身が持たん!先上がります!!」と言って何とか帰って来ました。疲れ切ったさ、7月の頭まで休み1日返上でグダグダ、、、

 超人じゃないんでね、やるべきことは大いにやりますけど、会社側も何か対策を考えてくれないと誰か倒れますよ、全く、、、鈍感なのも大概にしとけっ!て感じです。

 今日はどうしようかな、、、最近買ってもハズレばかりなんですよね。

 そうそう、レコ屋と言えば残念なことに、もう現場の存続は難しいやね、、、プロがいない、ゼロからイチを作る人間がいない。現場を持つこと自体がレコード会社の負担となりつつあるわな。応援したかったけどもう駄目だ、という状況が、イチ一般ユーザーとしての正直な感想、行ったって何もねーんだもん!どうしようもないよね。

 そうなるとメーカーの方も大変だな、いいものを出すったってリアクションが現場から来ないわけだ。沢山プレス出来ないよね、そうするとレア盤になっちゃうわけ、レア盤になると詳しいエンドユーザーの取り合いが始まってグダグダ面倒臭い状況に陥るんだな。単純に音楽を愛する立場としては最悪にウザいのよ。

 決めた!今日は久々だけど凄く意地悪な気分なので絶対これからも入手困難な奴にしよう!!THE ANNIVERSARY QUARTET LIVE AT THE CELLAR 「YOU'LL SEE !」、コレだな、、、The_anniversary_quartet_live_at_the

 要はERIC ALEXANDERの絡みが濃くて、クリスクロスかヴィーナスからイチャモンが付いたんだろう、と私は勝手に思っています。禁止に近い販売停止アイテムです、2005年リリースのシャープな逸品。

 MIKE LEDONNEがオルガンで黒い雰囲気を醸し出しています、シャープなんだけど纏わりつくような粘りで、スカした感じがないところが何ともアメリカン・ジャズ!眉間にシワが寄りますな、ライヴだけに一球入魂の緊張感が演奏に漂っています。

 

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「MUSIC INC.」

 まぁ、今世間で関心が高まっている事について書いてみましょうか、、、

 政権交代が遂に実現していくわけですが、コレってさ、日本というちょいと傾きかけた企業があるとして、今の会社のトップ(与党ですな)ではもう立て直す事が出来ないから、会社再生を目指す幾つかのほかの企業(これが野党ですね)の中から新しいトップを引っ張ってきた、って感じですよね。我々庶民は差し詰め株主みたいなもんです。

 会社を再生するって実は凄く大変な作業なんですよね、トップが代わっても社員を引っ張っていく牽引力、社員に、どんなに大変でもやり遂げなければならないンだと自覚させるような厳しい指導力とほんの少しの思いやりがないと、まぁ何だかんだと不満ばかり漏らしてちっとも社員(これは官僚の人達かな)が動かないわけです。そこらへんの機微が分からないと会社だろうが国だろうが、より良い方向には向かいませんわな。

 様々な疑問点や政策に対する不公平さがあるように思われる中で、多くの株主さんは今回新しい会社のトップを選んだわけです。果たしてどうなっていくのか、その責任は株主の責任でもあるわけですね。

 かなり意地悪な想像を一つ。今回の組閣、多分唯一閣僚経験のあるあの女性にもう一度同じポストをやってもらってみたら果たしてどうなるのか、、、(フクマデンという名言を放った人です、、、)私個人としてはその結果を見て色々と結論が出せてスッキリするんですがね、、、

 いずれにしても一つの変化を迎えた記念として今日聴いているのはSTRATA-EASTの屈指の名盤「MUSIC INC.」(Charles Tolliver / Stanley Cowell)、1970年録音。自主製作する場というインディーズの先駆けみたいなレーベルです。このレーベルの出現は当時の世相と黒人ミュージシャンの苦境に大きな一石を投じたようですね、変革、再編の一歩ってヤツかも、、、(う~ん、かなり無理矢理な、、、)Music_inc

 本作はその第一弾、レーベル創始者のCHARLES TOLLIVERとSTANLEY COWELLが中心のクァルテットが基本なんですが、バックに分厚いホーン・セクションが入っていてモダン・ビッグ・バンドの快感が奔る逸品です。曲も全てオリジナル、勢いのあるアンサンブルとTOLLIVERの力強いトランペットの鳴り、COWELLの流麗なピアノが万華鏡のように重なり合う、、、熱くなります!生々しい熱気がビシビシ胸に響く傑作です!

 私の肝はモーダルでアヴァンギャルドな香りを醸しつつ、愁いのあるメロディがサイコーの5曲目ON THE NILE、4曲目HOUSEHOLD OF SAUDのブリリアントなピアノ、ゾクッと来ます!

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ATOMIC 「RETROGRADE」

 遂に関東も梅雨入りです。雨が降らないと困るのは判ってはいるんですが、何とも気が滅入る時期になってしまいましたねぇ、、、贅沢を言えば寝てる間に大雨になっていただいて、出勤する頃から帰るまでお日様に出ていただけると大変嬉しいんですが、そんな都合よくはいきませんな、、、今日の帰り道は気持ち良かったね、カラッと晴れて、明日は朝もカラッと来てほしいねぇ、、、

 さ~て、昨日から繁忙期です。何つって、昨日はオマメさんを炊く日じゃなかったんです、本当は調整日。普通、調整日はマメを炊かずに品物を仕上げていく日なんですが、鎌倉小粒の売上がお蔭様で爆発しまして、炊かなきゃ間に合わない状況となりました。あり難い事です、だって、売れてるって事でしょ?我々が作ってる納豆に興味を持ってもらえたって事じゃないですか!テレビを通して。こんな嬉しい事はないですよ!皆さん、サンキュー!サンキュー!!です。

 一度でも味わってもらえれば、「納豆ってさ、本来こうなのね!」っという事がきっと判ってもらえると信じて日々作っておりますのよ。その思いがテレビを通して通じたんだ!そう思っております、嬉しい限りです。皆さん、サンキュー!サンキュー!!

 今の世の中は厳しいですよね、ウチもそうですが、家計が苦しくてつい、安売りとかに惹かれてしまいますわ、でも安くても美味しくないとかなりガッカリしません?中にはありますよね、「何なんじゃコリャ~~~!!ふざけんな~~~!!!」というモノが、、、物凄く損した気分にさせられます。

 色々とお好みはあるんでしょうけど、そんな気分になってもらわないように、我々鎌倉山納豆は日々頑張っているワケでありますな。まだまだこんなもんじゃないぞ!釜爺としてはもっと紹介したいものが沢山ありますぜ!!

 話し変わって、beckさんから有り難いお写真を頂きました。ピンボケばかりだった「爺を囲む会」の料理、ミーバイのマース煮の美味そうな写真です。よく撮れてんなぁ、、、beckさん、サンキュー!サンキュー!!です!!!021

 ATOMICって良いバンドですよね、ライヴが激アツです!昨年出たAtomic (Jazz)/RetrogradeのDISC3のシアトルのライヴを聴いてます。リズムが躍動してて、フロントのMAGNUS BROOのトランペット、FREDRIK LJUNGKVISTのテナーがフリーキーでガンガンに力が涌いてきます!!HAVARD WIIKはソロよりも断然バンドで演ってる方が個性的でカッコイイッす!バンド内で共鳴し合ってるって感じかな、正にアルケミーですよ。Atomic_retrograde

 e. s. t.を失ってしまったでしょ?思い出すだけで泣けてくるんですよ、未だに、、、全く違う編成なのにATOMICには同じようなパワーを感じるんです。メロディ云々じゃなくてパワー、何というか、演奏のベクトルが同じ方向を向いてるという感覚があるんです。だからe. s. t.のように何を聴いても、何度聴いても、常に新鮮で、のた打ち回ってしまう様な快楽が体を駆け巡ります。

 今、DISC1の2曲目になりました。コレはスタジオ録音、スゲ~~~、、、6分過ぎの爆発力、突然の静寂、、、コレって一体何なんだろう、、、こういう綱渡りをしているような感覚ってe. s. t.にもありましたよね。

 ああ、、、感覚が研ぎ澄まされる、、、エリック・ドルフィー様を聴いてる時の魔法もこんな感じだな、、、アヴァンギャルド?うん、まぁ、そうとも言えるけど、なんつーのかなぁ、、、生々しい人間の素(インスティンクト)、激しさと、穏やかさとは全く違う静寂の感情の移り行きというか、、、

 自分にとって良い音楽って、聴いた時にどんな場面でもいい、心象風景みたいなものがグワァ~っと浮かんでくるもの、なんです。この作品は正に色んな場面が目に浮かんできます、e. s. t.もそう。

 3枚組で、重いといえば重い。ビギナーには絶対お薦め!何て言えませんな、、、切っ先は鋭いですぜ!トライしてみる?

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QUINTETTO BASSO-VALDAMBRINI 「STELLA BY STARLIGHT」

 最近ハマッている事、実は500円玉貯金です。2月からやっています。コレって最初はかったるいんですけど、辛抱強く貯金箱に入れていって、貯金箱が重くなってくると段々楽しくなってきますよね。買い物する時もわざと500円が返って来るように細かく支払いしたりして。Cimg7478

 私の貯金箱はピングーです、何気に大きいやつ。

 段々重くなってきたのでちょいと数えてみました(高利貸しのアクドイ商売人が金を数えてニンマリしてる気分てこんな感じ?ヒヒヒ、、、)、そしたら6万3千5百円も入ってた!いや~、どうりで小遣いが無くなる訳だわ、、、

 さてこのお金、ちょっと目的があります、7月7日がとりあえず最初のポイント、ココでどれだけ貯まってるかなぁ、、、何が欲しいかは当日お知らせしましょう。

 充実の一枚!Basso Valdambrini/Stella By Starlight、1970-71年の録音だそうな。実は凄く待たされました、ペアで頼んでたものが全然入らなくて結局キャンセルされちゃいまして、、、渋谷に行ったら店頭で掛かってて、もう買っちゃおうかなぁ、なんて思ったのは一ヶ月前です。我慢してる意味は何もなかった、、、Quintetto_bassovaldambrini_stella_b

  1. EIGHTY ONE (MILES DAVIS)
  2. SPANISH MOOD (GIL EVANS)
  3. URONI (VALDAMBRINI)
  4. SWEET LITTLE MAYA (JIMMY GARRISON)
  5. DONNA LU (ATTILLIO DONADIO)
  6. CONSEGUENZA (VALDAMBRINI)
  7. RICORDA ME (VALDAMBRINI)
  8. INVER TIME (AGONI)
  9. STELLA BY STARLIGHT (YOUNG-WASHINGTON)
  10. GINGER BREAD BOY (JIMMY HEALTH)

 この時期に高いテンションを維持しながらハード・バップの魅力を感じさせる演奏はあまりないですね、勿論、コルトレーンの牽引力も引き継いでいるあたり、私としてはかなりのヒットです!

 ビビッと来たのは4曲目、ハッキリ言ってメロディの馴染み易さは微塵もないです、でもベースがカッコいいんです、GARRISONの曲ですからね、ズシンと来るベースの歌いっぷりにスピリチュアルなものを感じます。蠢く感じがイイですのよ、GARRISONの演奏で聴いてみたいな、、、何入ってたっけ、、、

 このクィンテットではお馴染みの5曲目でも、リズム陣の存在感が格別だな、コレはアンプのせいなんだろうか、、、凄く気持ち良いんですよね。ベースと共にカネ物の鳴りがシャープなんです。

 同じように7曲目のスタートもスリリングでカッコいい!ユニゾンで決めてくるフロントのテーマから、勢いそのままに思索的なトランペットのプレイ、今のBASSOからは想像できないテナーの表現、内面を抉り出すような力強さですな。

 その後にガツンと来るのが8曲目のハード・ボイルドな渋いミドルの逸品。レンデル=カーの「BLUE MOSQUE」を思い出してしまった。

 クィンテットの醍醐味、ココにあり!ですな。とても気分が良いです!

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DONAVAN/MURADIAN QUINTET 「STRAIGHT AHEAD VOL.2」

 先日、会社の飲み会がありました。実はコレ、祝賀会、何を祝ったかと申しますと、我々が作っている品物が全国の品評会で賞を取ったからであります!この会社にお世話になって一年が経ちましたし、レコ屋だった私が今何をやっているのかを明かすにはいい頃合かな、なんて思うので申し上げます。

 今私は納豆を作っております。と言ってもまだまだ修業の身、解らない事だらけですが、今は釜でお豆さん達を炊き上げて、いかに効率良く、しかも引き渡すのに最も良い状態で職人のシルヴァーウルフやレディ達にお豆さんを引き継いでいけるのか、ということをやっています。

 私の性格にとても合っていると思います、やるからにはプロフェッショナルを目指したいですからね、レコ屋の時もそうでした。来てくれたお客様には絶対何か、来て良かったと思ってもらいたい、面白いと思ってもらいたい、そういう気持ちでしたからね。(お客様にアナタはカリスマ店員だ、と言われた事があって、気恥ずかしいながらもチット嬉しかった事があります。でも、あの時はこうも言いました、「私は別に何もやってないんですよ、ココの在庫は来て下さるお客様が作り上げてくれたモノなんです、私は只話を聞いて商品を揃えてみるだけ。」ってね、実際そうだったし。)

 今の仕事でも、最高に美味い納豆を食べてもらいたい、釜を預かってる身として、そうするには如何すべきなのか、そんなことばかり考えています、コレが楽しくて仕方ない!ウルフやレディは皆素晴らしい人達だしね!!

 凝り性なんだな、上っ面だけでは満足できない、「つまり、どういうことなの???」って事を仕事だろうが、何だろうが、知っておかないと気持ち悪いわけです。

 「適当」という言葉は私は大好きです、でも今の世の中でこの言葉は凄く誤解されてますね、正しく使っている人が少ない。=「いい加減」じゃないんですよ、状況を見渡して、相応しい落とし所に物事を落ち着かせる、という意味な訳です。この「適当」を出来る限り最高の状況で言葉にできる事、ソレが私が目指すプロフェッショナルの姿かな、判り難いですねぇ、、、自分で言ってても難しいや、、、

 品物についてはこれからコツコツ紹介したいかな、と思ってます。だって作ってて言うのも何ですが、マジでウチの商品はウマイ!!ですから、、、鎌倉山納豆、納豆がお好きでしたら是非一度お試しくださいませ。(個人のブログで会社の宣伝、、、やっちゃいましたよ!だって、誇りを持ってお薦めしたくなる品物ばかりなんですもん。)

 良いグループですよねぇ、ストレートアヘッドでジャズの熱気を今に伝えてくれる貴重な存在だと思いますよ。DONAVAN/MURADIAN QUINTET 「STRAIGHT AHEAD VOL.2」、DMQですね、今の二管のクインテットでガツッと来るのはこのグループとハイ・ファイヴくらいかな

 前にナイロビ・トリオと名乗っていまして、その作品は簡単に紹介した事があります(こんな感じ)。ナイロビ時代とはフロントが変わってまして、ペットはKYE PALMER、テナーがCHUCK MANNING、よく歌う力強いフロントです、特にCHUCK MANNINGはジェラルド・ヘイゲンの「ステイ・チューンド」での演奏が凄く好きだったので印象深いです。コイツなら先ず間違いない!と思えてしまう。

 ナイロビ以降、DMQになってからは不動のメンバーで、この面子では三作目、前作「DMQ LIVE」は敢えてオリジナルを演りませんでしたが、実はオリジナルがハード・バップの魅力を感じさせる演奏ばかりです。Donavan_muradian_quintet_straight_a

  1. STRAIGHT UP (DONAVAN)
  2. MARIO'S MODE (MURADIAN)
  3. MOMENT NOTICE (JOHN COLTRANE)
  4. BLUE MINOR (SONNY CLARK)
  5. SKYLARK (HOAGY CARMICHAEL)
  6. J. D. 'S GROOVE (DONAVAN)
  7. THE NIGHT HAS A THOUSAND EYES (BUDDY BERNIER)

 何だろうなぁ、演奏の力強さと共にジャズの空気感が漂う作品ですね。洗練されてクールなんだけど、モダン・ジャズの黄金時代の雰囲気があります。

 正直言ってホントはね、このパワフルなフロントを徹底的に歌わせて、爆発する感じが全面に出たらもっと面白いだろうなぁ、、、なんてね、、、

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PLUMSTEAD RADICAL CLUB 「THE COAST IS CLEAR」

 では、先日の映画ハシゴについて、ちょっと書こうと思います。一つは「ディファイアンス」、ナチスからユダヤ人を救ったユダヤ人兄弟のお話。ダニエル・クレイグは大好きな俳優さん、体も凄いけど、顔つきがハードでカッコいいでしょ?ちょっと影のある雰囲気が渋くて、久々の男前、「ロード・トゥ・パーディション」の時のセコイ小悪党ぶりや、「ミュンヘン」での単純だけど意志の強い真直ぐなキャラクターで、コイツ絶対クルなっ!って思ってました。そしたら007のボンドだもん。あんなにアグレッシヴで厭らしくないジェームズ・ボンドは初めてですね、哀愁があるんだな。Image0038_2

 監督のエドワード・ズウィックさんは、意識して無いんですが何故か好きでして、映画を観に行ったり、DVDを持ってたりします。後で「あれ?!またこの人が監督だったんだ、、、」ってことがよくあります。「グローリー」が大好きでして、、、「ブラッド・ダイヤモンド」も考えさせられる作品だったなぁ、、、

 っで、本作、コレは映画として観るにはなかなか厳しいものがありました。限られた空間の中で動きを見せるのは難しい。二時間ちょっとじゃぁ語りつくせない重み、却って「シンドラーズ・リスト」みたいに三時間を越えたほうが良かったんじゃないかな。始めから動きが無くて、何となく動き出したと思ったら終わっちゃった感じ。作っている方は大変だったでしょうね、ズウィック作品としては落とし所が珍しく中途半端だったように感じました。

 でも仕方ないですね、コレはストーリーの素材自体がかなり難しい。娯楽映画の類では全く無いですから、、、キツイですけど、知っておくべきお話だと思いますよ。

 ヤンバイッす、久々に大ヒット!コレは良いわ~、PLUMSTEAD RADICAL CLUB 「THE COAST IS CLEAR」、トロンボーンが主役ってところが先ず気に入った!

 コレはウチの奥様が会社に着て行く服が何か足りない!という事で「TOMORROWLAND」なる洋服屋さんに行った時に流れてて、カミサンの洋服そっちのけで、これ何流してるんですか???って訊いたら美人の店員さんがご丁寧にもジャケまで見せて教えてくれた作品。

 私は今のクラブまで巻き込んだジャズの動向にはトンと疎いもので、こういうものがあるとは全くの盲点を付かれてしまった気分です。レコート・バイヤーでもある小川充氏が紹介されるものは最近かなり注目しておるんですが、本作の解説も小川氏。ジャズ・ネクスト・スタンダードの三冊はジャケを見てるだけでも楽しくなる本ですね。な~るほど、、、妙に納得してしまった。Plumstead_radical_club_the_coast_is

  1. THE COAST IS CLEAR
  2. I SHOT THE SHERRIF
  3. ONE WAY
  4. QUESTION
  5. SMOKE A ND MIRRORS
  6. ONE WAY-NATURAL SALF REMIX

 ガンガン躍動するリズム隊をバックに、柔らかい音色のトロンボーンが自在に歌い捲くる快楽の1曲目から、コイツは来た!と思わせるパワーがあります。

 2曲目はボブ・マーリーの名曲、解説が仰るとおり、中盤のレゲエ調になるまで全く気がつかなかった、あれ?!そうか!!と眼からウロコが落ちる思い、これまた躍動しててカッコいい!ピアノの奔りっぷりも心地良し!

 ちょいとトーン・ダウンして哀愁すら感じさせる3曲目のメロディラインの良さにも感動、そう、このアルバムは全体的にメロディがとても良い!印象的なリフレインがそこかしこに鏤められていて、重々しくなくても呪術的と言えるマジックがありますな。

 モーダルなスタートの4曲目も次第に心躍る躍動感、ここでもピアノ・ソロが素晴らしい!

 何でも本作は当初、アナログのみの500枚プレス限定という代物だったらしい。イングランド南部、ブライントンを拠点としたレーベルからのリリース、ヤッパリ英国は生々しい魅力が今も息づいているんですね。ちょっと学ばせていただきました、ベン・ラムディン、ノスタルジア77、、、クラブ系に強い方からすればお基本でしょうか?!私の好みからすると大分毛色の違うものもあるでしょうが、これから注目していこうと思います。

 

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THE JAZZ PROTAGONISTS 「BLIZZ BLAZZ」

 さ~て、待望の第二弾!JFFYKbeckさんとの「ゆうなんぎぃの会」、前回は1月27日だったのでマル一年ぶり、今回は「爺を囲む会」のMr. 北大路魯山人、N氏と三人で至福の時を味わってまいりました。

 先ずは前回同様、オリオン・ビールでカンパ~イ、JFFYKbeckさんの選ぶ料理の数々に期待を膨らます。だってアニキのオーダーには人を楽しませる山場が常にあるんだもん、わくわくせずには居られません!

 先ずはカラスドーフ、Photo_6 この上に乗ってる小魚がミソ、塩気が利いていて味が引き締まる、「ん~~~、ンマイ!」①(私はこの会ではほとんどこれしか言ってない。)、オリオンの友としてはサイコーのスタート。次に前回でも感動したラフテーが登場!Photo_7 この味噌ダレがサイコーだね!「このミソは使える、、、」おもむろに皿に味噌ダレをよそう魯山人、いや、マジで旨い!肉がさっくり箸で切れていく、、、ジューシーで堪らんぞ!そしてグルクンの唐揚げ、Photo_8 これは前回の会でJFFYKbeckさんが食べなかったけどお勧め、と教えてくれた逸品、カリカリと香ばしくて骨から、尻尾から残す所がない!当然私のセリフ①がここで入ります!あのネ、顎から目玉からホントに旨いのよ、、、そして次はフーチャンプルー、Photo_9 これがまた甘味を帯びたサッパリした味で何とも優しいのよ、フーとはお麩の事なんですって、シンプルで何とも言えない、ただ、①のセリフが自然と口から漏れるばかり、、、

 「カッ、カッ、カッ、、、お前ウルセェよ、、、めんどくせぇヤツだなぁ!」笑いながらJFFYKbeckさんも私のリアクションを楽しんでるようだ、でもホントに旨いんだから仕方ないでしょ!旨いものに囲まれながら、気心知れた仲間たちと酔う、、、これサイコーのひとときナノサ!

 そして前半のハイライト、ミーバイのマース煮が遂に来た!Photo_10 正に骨までシャブッて~~~の逸品!絶対単純な料理、でもここで食べるから美味い!作れそうで作れないシンプルな魚の味は酒飲みには堪らないね。JFFYKbeckさんがここで満を持して泡盛を品定めをし始める、、、「マース煮にビールは勿体無いよな、、、」来た!って感じ、嗜みを知るオヤジたちの宴は今正に始まろうとしている!2_2

 丁度時間となりました~~♪、ちょっと一息、また口演~~~♪

 寛いだピアノ・トリオ、スウィングしてて非常に気持ち良いですね、THE JAZZ PROTAGONISTS 「BLIZZ BLAZZ」。何で買おうと思ったんだっけな、、、寺島さん絡みだったかな、よく覚えていませんが、ジャケットを見てコレは多分来るんじゃないか、と思ったのは確かです。センター奥に居るベーシストの表情が何ともヨロシイ、ソレとジャケットのレイアウト、単純にカッコいいですよね!音を感じさせるとでも言うか、少なくとも女性の裸を載せれば、どうよ?っていう、カッコ悪いレーベルのダサいジャケとは違いましたな。

 音を聴いてみるとオリジナルで固めていて、しかも伝わる演奏の雰囲気はとてもリラックス、美旋律で印象付けて後は適当、というタイプじゃない、BARRY BRAKEなるピアニスト、なかなかやるね。The_jazz_protagonists_blizz_blazz

  1. THE SHOWER SONG (BRAKE)
  2. BABY TALK (BRAKE)
  3. CHACONNE (BRAKE)
  4. PORTA (BRAKE)
  5. TIP JAR (BRAKE)
  6. LUNITUDE (BRAKE)
  7. GET BUSY (BRAKE)
  8. 50-50 (KUPER)
  9. SANHEDRIN (KUPER)
  10. EXPELLIARMUS (BRAKE)

 KUPERというのは本作のドラマー、明らかにピアニストのBRAKEとは好みが違うように感じます、BRAKEさんはもっと王道、メロディが歌い、スウィンギーな中でもスリリングな山場を意識させられます。KUPERさんは現代感覚を持ち合わせていて、8曲目ではファンキーで楽しい雰囲気を披露していますが、9曲目ではリズムだけ最初に決めるから後は自由に展開していこう的なスポンテニアスなパターン、作曲したと言うよりは3人で組み立てていった感じですね。この曲だけ何となく異質なんです。BRAKEさんの曲ではちょいと黒い感じが心地良い4曲目の小唄、テーマ、アドリヴ共に小気味良くてアーシーな5曲目が光ります。

 

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JAZZ-HIP TRIO 「PORTRAITS」

 やっとこさ一段落、忙しいのは良い事です。

 年始のちょっとした挨拶で社長と専務がワークシェアリングの考えを話してくれました。世知辛い世の中でこういうことが言える経営者は今時稀だと思う。そりゃ、給料が増えないのは厳しいけど、今はそんなことを言ってる時期ではないですね、世界的に世の中がおかしくなってるんですから。一人一人の力を結集してこの難局を乗り越えていくしかない、詳しくは言いませんが、社長と専務の考えには100%賛成です。ここを耐えれば必ず光を掴むことが出来る、信じていると言うよりそうなる事を私は知っています、前にも経験しましたから。

 前は孤独な戦いでしたが、今回は違います、共に戦える仲間が目の前にいます、心強いね。もう一つ心強いのは我々が作っているものに絶対的な自信を持てるという事かな。仲間に入れてもらって約10ヶ月が経とうとしていますが、今だ嘗てここまで自分を誇りに思った事はない。何て自分はラッキーなんだろうね、凄い事だと思いますよ。

 それにしてもレコ屋さんに行っても何も買う物がない、久々に周ってみたけど酷いものです。これから先どうするつもりなんだろう、、、単純に疑問です。

 そんなことを思いつつ購入しました、JAZZ-HIP TRIO 「PORTRAITS」、1968年の作品に未発表が6曲、またまたやってくれましたね、セレストさん、ジャズ好きとしては頭が下がる思いです。Jazzhip_trio_portraits

 クラシックへのオマージュが云々書いてありますがそんなことはどうでもイイですね、スウィンギーでシャープに繰り広げられるピアノ・トリオの楽しみが感じられて心地良い。EISINGERの流麗なメロディ・センス、アレンジも含めて全て彼のセンスが息づいてますな。何だかエヴァンスをふと思い出しました。何というか、直感的というか、動物的というか、、、う~ん何だろう、、、左手の雰囲気が似ている、、、様な気がする。(凄く微妙な言い方ですね、、、)

 小気味良い曲が多かったんですが私は、ユッタリたゆたう中で哀愁のメロディとスパークするアドリヴ・ラインが交錯する7曲目CELLO-BRITTENが一番好き。聴き終わった後のシ~ンとした感じを本当は味わいたい、でも8曲目JAZZMANINOFFは間髪入れずに入ってきます、これもミドルで力強い演奏、メロディにも愁いがあってチョットいいんだなぁ、、、そして9曲目SUITE POUR CLAUDIA、非常に麗しい旋律から入ってくるワルツ、名手HUMAIRのドラムが歌うなぁ、次第に演奏に熱が籠るところも気持ち良いです。どうやら私はこの3曲を一つの組曲として聴いてるフシがありますな。心地良い流れがあります。

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TOSHIKO-MARIANO QUARTET

 あ~あ、ついに来たか、この時が、、、一昨日かな、眠い目を擦りながら、夕飯を食べていたら、突然「ガリッ!」。この固い感触は多分アレだ、と思いながら、口の中を探るとヤッパリ、、、歯の詰め物が取れました。コレで三箇所詰めていた上顎の詰め物が全部無くなりました。

 ヤダなぁ、これで歯医者さんに行かなきゃならないなぁ、、、他の二箇所は実は二年以上前に取れてしまってたんですが、歯医者さんは大の苦手なので今まで誤魔化して来ました。最近その二箇所も硬いものを噛むとチョット響くようになっていたし、何か食べる度に歯医者の文字が頭に浮かぶようにはなっていたんですが、コレで避ける事の出来ない一発を食らってしまった感じです、あ~、気が重い、、、

 「チュィーン~~~、ガ~、ガガ~ガリガリガリ、、、、」堪らんね、あと匂い、、、

 治さねばならん!分かってますよ、そんなことは、でも苦手なものは苦手。いつもお世話になっている肩、腰を治してくれる先生は歯医者さんが大好きなんだって。全く信じられん、、、好きになる要素など見出せませんよ。

 はぁ~、、、と言うことで明日行ってきます、はぁ~~~、、、

 何となく聴き始めたTOSHIKO-MARIANO QUARTET、秋吉敏子の幸せの絶頂期(だと思う。)、私の大好きな2曲目LITTLE Tと日本人の琴線に触れる名曲、5曲目のLONG YELLOW ROADが堪らなく素晴らしいですね!ちょっと垢抜けない無骨さが滲み出るCHARLIE MARIANOのアルトの歌いっぷりと硬派なバッパーぶりを示す秋吉敏子のピアノが本作の醍醐味。秋吉敏子は日本のモダン・ジャズの草分け的な存在にして優れたメロディ・メーカー、日本のジャズ界では彼女こそ神様だと私は思います。果敢に挑戦して、沢山のものを勝ち取った人。失ったものも多かったのかも、、、ソレは本人しか分からない。Toshikomariano_quartet

 兎に角、日本人でもやるじゃない、と海外の連中に言わせた最初の人なんじゃないかな。メジャー・リーグを唸らせた野茂投手ですよ、ジャズ界の。

 5曲目のLONG YELLOW ROADのソコハカとない愁いのある余韻、激しさもある、何処か狂おしさもある、でも全体に漂う「いとおかし」の空気。素晴らしいな。本国では全く受けなかったのに何故か日本では超有名人、ソニー・クラークやソニー・クリスみたいなプレイヤーにはこの「いとおかし」の空気がある。日本人独特の感性かな、悲しい事にその感性はドンドン失われつつある、、、信じられないような悲しい事件が報道される度にそう思う、、、

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