JAZZ GROUP

「MUSIC INC.」

 まぁ、今世間で関心が高まっている事について書いてみましょうか、、、

 政権交代が遂に実現していくわけですが、コレってさ、日本というちょいと傾きかけた企業があるとして、今の会社のトップ(与党ですな)ではもう立て直す事が出来ないから、会社再生を目指す幾つかのほかの企業(これが野党ですね)の中から新しいトップを引っ張ってきた、って感じですよね。我々庶民は差し詰め株主みたいなもんです。

 会社を再生するって実は凄く大変な作業なんですよね、トップが代わっても社員を引っ張っていく牽引力、社員に、どんなに大変でもやり遂げなければならないンだと自覚させるような厳しい指導力とほんの少しの思いやりがないと、まぁ何だかんだと不満ばかり漏らしてちっとも社員(これは官僚の人達かな)が動かないわけです。そこらへんの機微が分からないと会社だろうが国だろうが、より良い方向には向かいませんわな。

 様々な疑問点や政策に対する不公平さがあるように思われる中で、多くの株主さんは今回新しい会社のトップを選んだわけです。果たしてどうなっていくのか、その責任は株主の責任でもあるわけですね。

 かなり意地悪な想像を一つ。今回の組閣、多分唯一閣僚経験のあるあの女性にもう一度同じポストをやってもらってみたら果たしてどうなるのか、、、(フクマデンという名言を放った人です、、、)私個人としてはその結果を見て色々と結論が出せてスッキリするんですがね、、、

 いずれにしても一つの変化を迎えた記念として今日聴いているのはSTRATA-EASTの屈指の名盤「MUSIC INC.」(Charles Tolliver / Stanley Cowell)、1970年録音。自主製作する場というインディーズの先駆けみたいなレーベルです。このレーベルの出現は当時の世相と黒人ミュージシャンの苦境に大きな一石を投じたようですね、変革、再編の一歩ってヤツかも、、、(う~ん、かなり無理矢理な、、、)Music_inc

 本作はその第一弾、レーベル創始者のCHARLES TOLLIVERとSTANLEY COWELLが中心のクァルテットが基本なんですが、バックに分厚いホーン・セクションが入っていてモダン・ビッグ・バンドの快感が奔る逸品です。曲も全てオリジナル、勢いのあるアンサンブルとTOLLIVERの力強いトランペットの鳴り、COWELLの流麗なピアノが万華鏡のように重なり合う、、、熱くなります!生々しい熱気がビシビシ胸に響く傑作です!

 私の肝はモーダルでアヴァンギャルドな香りを醸しつつ、愁いのあるメロディがサイコーの5曲目ON THE NILE、4曲目HOUSEHOLD OF SAUDのブリリアントなピアノ、ゾクッと来ます!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ATOMIC 「RETROGRADE」

 遂に関東も梅雨入りです。雨が降らないと困るのは判ってはいるんですが、何とも気が滅入る時期になってしまいましたねぇ、、、贅沢を言えば寝てる間に大雨になっていただいて、出勤する頃から帰るまでお日様に出ていただけると大変嬉しいんですが、そんな都合よくはいきませんな、、、今日の帰り道は気持ち良かったね、カラッと晴れて、明日は朝もカラッと来てほしいねぇ、、、

 さ~て、昨日から繁忙期です。何つって、昨日はオマメさんを炊く日じゃなかったんです、本当は調整日。普通、調整日はマメを炊かずに品物を仕上げていく日なんですが、鎌倉小粒の売上がお蔭様で爆発しまして、炊かなきゃ間に合わない状況となりました。あり難い事です、だって、売れてるって事でしょ?我々が作ってる納豆に興味を持ってもらえたって事じゃないですか!テレビを通して。こんな嬉しい事はないですよ!皆さん、サンキュー!サンキュー!!です。

 一度でも味わってもらえれば、「納豆ってさ、本来こうなのね!」っという事がきっと判ってもらえると信じて日々作っておりますのよ。その思いがテレビを通して通じたんだ!そう思っております、嬉しい限りです。皆さん、サンキュー!サンキュー!!

 今の世の中は厳しいですよね、ウチもそうですが、家計が苦しくてつい、安売りとかに惹かれてしまいますわ、でも安くても美味しくないとかなりガッカリしません?中にはありますよね、「何なんじゃコリャ~~~!!ふざけんな~~~!!!」というモノが、、、物凄く損した気分にさせられます。

 色々とお好みはあるんでしょうけど、そんな気分になってもらわないように、我々鎌倉山納豆は日々頑張っているワケでありますな。まだまだこんなもんじゃないぞ!釜爺としてはもっと紹介したいものが沢山ありますぜ!!

 話し変わって、beckさんから有り難いお写真を頂きました。ピンボケばかりだった「爺を囲む会」の料理、ミーバイのマース煮の美味そうな写真です。よく撮れてんなぁ、、、beckさん、サンキュー!サンキュー!!です!!!021

 ATOMICって良いバンドですよね、ライヴが激アツです!昨年出たAtomic (Jazz)/RetrogradeのDISC3のシアトルのライヴを聴いてます。リズムが躍動してて、フロントのMAGNUS BROOのトランペット、FREDRIK LJUNGKVISTのテナーがフリーキーでガンガンに力が涌いてきます!!HAVARD WIIKはソロよりも断然バンドで演ってる方が個性的でカッコイイッす!バンド内で共鳴し合ってるって感じかな、正にアルケミーですよ。Atomic_retrograde

 e. s. t.を失ってしまったでしょ?思い出すだけで泣けてくるんですよ、未だに、、、全く違う編成なのにATOMICには同じようなパワーを感じるんです。メロディ云々じゃなくてパワー、何というか、演奏のベクトルが同じ方向を向いてるという感覚があるんです。だからe. s. t.のように何を聴いても、何度聴いても、常に新鮮で、のた打ち回ってしまう様な快楽が体を駆け巡ります。

 今、DISC1の2曲目になりました。コレはスタジオ録音、スゲ~~~、、、6分過ぎの爆発力、突然の静寂、、、コレって一体何なんだろう、、、こういう綱渡りをしているような感覚ってe. s. t.にもありましたよね。

 ああ、、、感覚が研ぎ澄まされる、、、エリック・ドルフィー様を聴いてる時の魔法もこんな感じだな、、、アヴァンギャルド?うん、まぁ、そうとも言えるけど、なんつーのかなぁ、、、生々しい人間の素(インスティンクト)、激しさと、穏やかさとは全く違う静寂の感情の移り行きというか、、、

 自分にとって良い音楽って、聴いた時にどんな場面でもいい、心象風景みたいなものがグワァ~っと浮かんでくるもの、なんです。この作品は正に色んな場面が目に浮かんできます、e. s. t.もそう。

 3枚組で、重いといえば重い。ビギナーには絶対お薦め!何て言えませんな、、、切っ先は鋭いですぜ!トライしてみる?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

QUINTETTO BASSO-VALDAMBRINI 「STELLA BY STARLIGHT」

 最近ハマッている事、実は500円玉貯金です。2月からやっています。コレって最初はかったるいんですけど、辛抱強く貯金箱に入れていって、貯金箱が重くなってくると段々楽しくなってきますよね。買い物する時もわざと500円が返って来るように細かく支払いしたりして。Cimg7478

 私の貯金箱はピングーです、何気に大きいやつ。

 段々重くなってきたのでちょいと数えてみました(高利貸しのアクドイ商売人が金を数えてニンマリしてる気分てこんな感じ?ヒヒヒ、、、)、そしたら6万3千5百円も入ってた!いや~、どうりで小遣いが無くなる訳だわ、、、

 さてこのお金、ちょっと目的があります、7月7日がとりあえず最初のポイント、ココでどれだけ貯まってるかなぁ、、、何が欲しいかは当日お知らせしましょう。

 充実の一枚!Basso Valdambrini/Stella By Starlight、1970-71年の録音だそうな。実は凄く待たされました、ペアで頼んでたものが全然入らなくて結局キャンセルされちゃいまして、、、渋谷に行ったら店頭で掛かってて、もう買っちゃおうかなぁ、なんて思ったのは一ヶ月前です。我慢してる意味は何もなかった、、、Quintetto_bassovaldambrini_stella_b

  1. EIGHTY ONE (MILES DAVIS)
  2. SPANISH MOOD (GIL EVANS)
  3. URONI (VALDAMBRINI)
  4. SWEET LITTLE MAYA (JIMMY GARRISON)
  5. DONNA LU (ATTILLIO DONADIO)
  6. CONSEGUENZA (VALDAMBRINI)
  7. RICORDA ME (VALDAMBRINI)
  8. INVER TIME (AGONI)
  9. STELLA BY STARLIGHT (YOUNG-WASHINGTON)
  10. GINGER BREAD BOY (JIMMY HEALTH)

 この時期に高いテンションを維持しながらハード・バップの魅力を感じさせる演奏はあまりないですね、勿論、コルトレーンの牽引力も引き継いでいるあたり、私としてはかなりのヒットです!

 ビビッと来たのは4曲目、ハッキリ言ってメロディの馴染み易さは微塵もないです、でもベースがカッコいいんです、GARRISONの曲ですからね、ズシンと来るベースの歌いっぷりにスピリチュアルなものを感じます。蠢く感じがイイですのよ、GARRISONの演奏で聴いてみたいな、、、何入ってたっけ、、、

 このクィンテットではお馴染みの5曲目でも、リズム陣の存在感が格別だな、コレはアンプのせいなんだろうか、、、凄く気持ち良いんですよね。ベースと共にカネ物の鳴りがシャープなんです。

 同じように7曲目のスタートもスリリングでカッコいい!ユニゾンで決めてくるフロントのテーマから、勢いそのままに思索的なトランペットのプレイ、今のBASSOからは想像できないテナーの表現、内面を抉り出すような力強さですな。

 その後にガツンと来るのが8曲目のハード・ボイルドな渋いミドルの逸品。レンデル=カーの「BLUE MOSQUE」を思い出してしまった。

 クィンテットの醍醐味、ココにあり!ですな。とても気分が良いです!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

DONAVAN/MURADIAN QUINTET 「STRAIGHT AHEAD VOL.2」

 先日、会社の飲み会がありました。実はコレ、祝賀会、何を祝ったかと申しますと、我々が作っている品物が全国の品評会で賞を取ったからであります!この会社にお世話になって一年が経ちましたし、レコ屋だった私が今何をやっているのかを明かすにはいい頃合かな、なんて思うので申し上げます。

 今私は納豆を作っております。と言ってもまだまだ修業の身、解らない事だらけですが、今は釜でお豆さん達を炊き上げて、いかに効率良く、しかも引き渡すのに最も良い状態で職人のシルヴァーウルフやレディ達にお豆さんを引き継いでいけるのか、ということをやっています。

 私の性格にとても合っていると思います、やるからにはプロフェッショナルを目指したいですからね、レコ屋の時もそうでした。来てくれたお客様には絶対何か、来て良かったと思ってもらいたい、面白いと思ってもらいたい、そういう気持ちでしたからね。(お客様にアナタはカリスマ店員だ、と言われた事があって、気恥ずかしいながらもチット嬉しかった事があります。でも、あの時はこうも言いました、「私は別に何もやってないんですよ、ココの在庫は来て下さるお客様が作り上げてくれたモノなんです、私は只話を聞いて商品を揃えてみるだけ。」ってね、実際そうだったし。)

 今の仕事でも、最高に美味い納豆を食べてもらいたい、釜を預かってる身として、そうするには如何すべきなのか、そんなことばかり考えています、コレが楽しくて仕方ない!ウルフやレディは皆素晴らしい人達だしね!!

 凝り性なんだな、上っ面だけでは満足できない、「つまり、どういうことなの???」って事を仕事だろうが、何だろうが、知っておかないと気持ち悪いわけです。

 「適当」という言葉は私は大好きです、でも今の世の中でこの言葉は凄く誤解されてますね、正しく使っている人が少ない。=「いい加減」じゃないんですよ、状況を見渡して、相応しい落とし所に物事を落ち着かせる、という意味な訳です。この「適当」を出来る限り最高の状況で言葉にできる事、ソレが私が目指すプロフェッショナルの姿かな、判り難いですねぇ、、、自分で言ってても難しいや、、、

 品物についてはこれからコツコツ紹介したいかな、と思ってます。だって作ってて言うのも何ですが、マジでウチの商品はウマイ!!ですから、、、鎌倉山納豆、納豆がお好きでしたら是非一度お試しくださいませ。(個人のブログで会社の宣伝、、、やっちゃいましたよ!だって、誇りを持ってお薦めしたくなる品物ばかりなんですもん。)

 良いグループですよねぇ、ストレートアヘッドでジャズの熱気を今に伝えてくれる貴重な存在だと思いますよ。DONAVAN/MURADIAN QUINTET 「STRAIGHT AHEAD VOL.2」、DMQですね、今の二管のクインテットでガツッと来るのはこのグループとハイ・ファイヴくらいかな

 前にナイロビ・トリオと名乗っていまして、その作品は簡単に紹介した事があります(こんな感じ)。ナイロビ時代とはフロントが変わってまして、ペットはKYE PALMER、テナーがCHUCK MANNING、よく歌う力強いフロントです、特にCHUCK MANNINGはジェラルド・ヘイゲンの「ステイ・チューンド」での演奏が凄く好きだったので印象深いです。コイツなら先ず間違いない!と思えてしまう。

 ナイロビ以降、DMQになってからは不動のメンバーで、この面子では三作目、前作「DMQ LIVE」は敢えてオリジナルを演りませんでしたが、実はオリジナルがハード・バップの魅力を感じさせる演奏ばかりです。Donavan_muradian_quintet_straight_a

  1. STRAIGHT UP (DONAVAN)
  2. MARIO'S MODE (MURADIAN)
  3. MOMENT NOTICE (JOHN COLTRANE)
  4. BLUE MINOR (SONNY CLARK)
  5. SKYLARK (HOAGY CARMICHAEL)
  6. J. D. 'S GROOVE (DONAVAN)
  7. THE NIGHT HAS A THOUSAND EYES (BUDDY BERNIER)

 何だろうなぁ、演奏の力強さと共にジャズの空気感が漂う作品ですね。洗練されてクールなんだけど、モダン・ジャズの黄金時代の雰囲気があります。

 正直言ってホントはね、このパワフルなフロントを徹底的に歌わせて、爆発する感じが全面に出たらもっと面白いだろうなぁ、、、なんてね、、、

| | コメント (2) | トラックバック (1)

PLUMSTEAD RADICAL CLUB 「THE COAST IS CLEAR」

 では、先日の映画ハシゴについて、ちょっと書こうと思います。一つは「ディファイアンス」、ナチスからユダヤ人を救ったユダヤ人兄弟のお話。ダニエル・クレイグは大好きな俳優さん、体も凄いけど、顔つきがハードでカッコいいでしょ?ちょっと影のある雰囲気が渋くて、久々の男前、「ロード・トゥ・パーディション」の時のセコイ小悪党ぶりや、「ミュンヘン」での単純だけど意志の強い真直ぐなキャラクターで、コイツ絶対クルなっ!って思ってました。そしたら007のボンドだもん。あんなにアグレッシヴで厭らしくないジェームズ・ボンドは初めてですね、哀愁があるんだな。Image0038_2

 監督のエドワード・ズウィックさんは、意識して無いんですが何故か好きでして、映画を観に行ったり、DVDを持ってたりします。後で「あれ?!またこの人が監督だったんだ、、、」ってことがよくあります。「グローリー」が大好きでして、、、「ブラッド・ダイヤモンド」も考えさせられる作品だったなぁ、、、

 っで、本作、コレは映画として観るにはなかなか厳しいものがありました。限られた空間の中で動きを見せるのは難しい。二時間ちょっとじゃぁ語りつくせない重み、却って「シンドラーズ・リスト」みたいに三時間を越えたほうが良かったんじゃないかな。始めから動きが無くて、何となく動き出したと思ったら終わっちゃった感じ。作っている方は大変だったでしょうね、ズウィック作品としては落とし所が珍しく中途半端だったように感じました。

 でも仕方ないですね、コレはストーリーの素材自体がかなり難しい。娯楽映画の類では全く無いですから、、、キツイですけど、知っておくべきお話だと思いますよ。

 ヤンバイッす、久々に大ヒット!コレは良いわ~、PLUMSTEAD RADICAL CLUB 「THE COAST IS CLEAR」、トロンボーンが主役ってところが先ず気に入った!

 コレはウチの奥様が会社に着て行く服が何か足りない!という事で「TOMORROWLAND」なる洋服屋さんに行った時に流れてて、カミサンの洋服そっちのけで、これ何流してるんですか???って訊いたら美人の店員さんがご丁寧にもジャケまで見せて教えてくれた作品。

 私は今のクラブまで巻き込んだジャズの動向にはトンと疎いもので、こういうものがあるとは全くの盲点を付かれてしまった気分です。レコート・バイヤーでもある小川充氏が紹介されるものは最近かなり注目しておるんですが、本作の解説も小川氏。ジャズ・ネクスト・スタンダードの三冊はジャケを見てるだけでも楽しくなる本ですね。な~るほど、、、妙に納得してしまった。Plumstead_radical_club_the_coast_is

  1. THE COAST IS CLEAR
  2. I SHOT THE SHERRIF
  3. ONE WAY
  4. QUESTION
  5. SMOKE A ND MIRRORS
  6. ONE WAY-NATURAL SALF REMIX

 ガンガン躍動するリズム隊をバックに、柔らかい音色のトロンボーンが自在に歌い捲くる快楽の1曲目から、コイツは来た!と思わせるパワーがあります。

 2曲目はボブ・マーリーの名曲、解説が仰るとおり、中盤のレゲエ調になるまで全く気がつかなかった、あれ?!そうか!!と眼からウロコが落ちる思い、これまた躍動しててカッコいい!ピアノの奔りっぷりも心地良し!

 ちょいとトーン・ダウンして哀愁すら感じさせる3曲目のメロディラインの良さにも感動、そう、このアルバムは全体的にメロディがとても良い!印象的なリフレインがそこかしこに鏤められていて、重々しくなくても呪術的と言えるマジックがありますな。

 モーダルなスタートの4曲目も次第に心躍る躍動感、ここでもピアノ・ソロが素晴らしい!

 何でも本作は当初、アナログのみの500枚プレス限定という代物だったらしい。イングランド南部、ブライントンを拠点としたレーベルからのリリース、ヤッパリ英国は生々しい魅力が今も息づいているんですね。ちょっと学ばせていただきました、ベン・ラムディン、ノスタルジア77、、、クラブ系に強い方からすればお基本でしょうか?!私の好みからすると大分毛色の違うものもあるでしょうが、これから注目していこうと思います。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

THE JAZZ PROTAGONISTS 「BLIZZ BLAZZ」

 さ~て、待望の第二弾!JFFYKbeckさんとの「ゆうなんぎぃの会」、前回は1月27日だったのでマル一年ぶり、今回は「爺を囲む会」のMr. 北大路魯山人、N氏と三人で至福の時を味わってまいりました。

 先ずは前回同様、オリオン・ビールでカンパ~イ、JFFYKbeckさんの選ぶ料理の数々に期待を膨らます。だってアニキのオーダーには人を楽しませる山場が常にあるんだもん、わくわくせずには居られません!

 先ずはカラスドーフ、Photo_6 この上に乗ってる小魚がミソ、塩気が利いていて味が引き締まる、「ん~~~、ンマイ!」①(私はこの会ではほとんどこれしか言ってない。)、オリオンの友としてはサイコーのスタート。次に前回でも感動したラフテーが登場!Photo_7 この味噌ダレがサイコーだね!「このミソは使える、、、」おもむろに皿に味噌ダレをよそう魯山人、いや、マジで旨い!肉がさっくり箸で切れていく、、、ジューシーで堪らんぞ!そしてグルクンの唐揚げ、Photo_8 これは前回の会でJFFYKbeckさんが食べなかったけどお勧め、と教えてくれた逸品、カリカリと香ばしくて骨から、尻尾から残す所がない!当然私のセリフ①がここで入ります!あのネ、顎から目玉からホントに旨いのよ、、、そして次はフーチャンプルー、Photo_9 これがまた甘味を帯びたサッパリした味で何とも優しいのよ、フーとはお麩の事なんですって、シンプルで何とも言えない、ただ、①のセリフが自然と口から漏れるばかり、、、

 「カッ、カッ、カッ、、、お前ウルセェよ、、、めんどくせぇヤツだなぁ!」笑いながらJFFYKbeckさんも私のリアクションを楽しんでるようだ、でもホントに旨いんだから仕方ないでしょ!旨いものに囲まれながら、気心知れた仲間たちと酔う、、、これサイコーのひとときナノサ!

 そして前半のハイライト、ミーバイのマース煮が遂に来た!Photo_10 正に骨までシャブッて~~~の逸品!絶対単純な料理、でもここで食べるから美味い!作れそうで作れないシンプルな魚の味は酒飲みには堪らないね。JFFYKbeckさんがここで満を持して泡盛を品定めをし始める、、、「マース煮にビールは勿体無いよな、、、」来た!って感じ、嗜みを知るオヤジたちの宴は今正に始まろうとしている!2_2

 丁度時間となりました~~♪、ちょっと一息、また口演~~~♪

 寛いだピアノ・トリオ、スウィングしてて非常に気持ち良いですね、THE JAZZ PROTAGONISTS 「BLIZZ BLAZZ」。何で買おうと思ったんだっけな、、、寺島さん絡みだったかな、よく覚えていませんが、ジャケットを見てコレは多分来るんじゃないか、と思ったのは確かです。センター奥に居るベーシストの表情が何ともヨロシイ、ソレとジャケットのレイアウト、単純にカッコいいですよね!音を感じさせるとでも言うか、少なくとも女性の裸を載せれば、どうよ?っていう、カッコ悪いレーベルのダサいジャケとは違いましたな。

 音を聴いてみるとオリジナルで固めていて、しかも伝わる演奏の雰囲気はとてもリラックス、美旋律で印象付けて後は適当、というタイプじゃない、BARRY BRAKEなるピアニスト、なかなかやるね。The_jazz_protagonists_blizz_blazz

  1. THE SHOWER SONG (BRAKE)
  2. BABY TALK (BRAKE)
  3. CHACONNE (BRAKE)
  4. PORTA (BRAKE)
  5. TIP JAR (BRAKE)
  6. LUNITUDE (BRAKE)
  7. GET BUSY (BRAKE)
  8. 50-50 (KUPER)
  9. SANHEDRIN (KUPER)
  10. EXPELLIARMUS (BRAKE)

 KUPERというのは本作のドラマー、明らかにピアニストのBRAKEとは好みが違うように感じます、BRAKEさんはもっと王道、メロディが歌い、スウィンギーな中でもスリリングな山場を意識させられます。KUPERさんは現代感覚を持ち合わせていて、8曲目ではファンキーで楽しい雰囲気を披露していますが、9曲目ではリズムだけ最初に決めるから後は自由に展開していこう的なスポンテニアスなパターン、作曲したと言うよりは3人で組み立てていった感じですね。この曲だけ何となく異質なんです。BRAKEさんの曲ではちょいと黒い感じが心地良い4曲目の小唄、テーマ、アドリヴ共に小気味良くてアーシーな5曲目が光ります。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

JAZZ-HIP TRIO 「PORTRAITS」

 やっとこさ一段落、忙しいのは良い事です。

 年始のちょっとした挨拶で社長と専務がワークシェアリングの考えを話してくれました。世知辛い世の中でこういうことが言える経営者は今時稀だと思う。そりゃ、給料が増えないのは厳しいけど、今はそんなことを言ってる時期ではないですね、世界的に世の中がおかしくなってるんですから。一人一人の力を結集してこの難局を乗り越えていくしかない、詳しくは言いませんが、社長と専務の考えには100%賛成です。ここを耐えれば必ず光を掴むことが出来る、信じていると言うよりそうなる事を私は知っています、前にも経験しましたから。

 前は孤独な戦いでしたが、今回は違います、共に戦える仲間が目の前にいます、心強いね。もう一つ心強いのは我々が作っているものに絶対的な自信を持てるという事かな。仲間に入れてもらって約10ヶ月が経とうとしていますが、今だ嘗てここまで自分を誇りに思った事はない。何て自分はラッキーなんだろうね、凄い事だと思いますよ。

 それにしてもレコ屋さんに行っても何も買う物がない、久々に周ってみたけど酷いものです。これから先どうするつもりなんだろう、、、単純に疑問です。

 そんなことを思いつつ購入しました、JAZZ-HIP TRIO 「PORTRAITS」、1968年の作品に未発表が6曲、またまたやってくれましたね、セレストさん、ジャズ好きとしては頭が下がる思いです。Jazzhip_trio_portraits

 クラシックへのオマージュが云々書いてありますがそんなことはどうでもイイですね、スウィンギーでシャープに繰り広げられるピアノ・トリオの楽しみが感じられて心地良い。EISINGERの流麗なメロディ・センス、アレンジも含めて全て彼のセンスが息づいてますな。何だかエヴァンスをふと思い出しました。何というか、直感的というか、動物的というか、、、う~ん何だろう、、、左手の雰囲気が似ている、、、様な気がする。(凄く微妙な言い方ですね、、、)

 小気味良い曲が多かったんですが私は、ユッタリたゆたう中で哀愁のメロディとスパークするアドリヴ・ラインが交錯する7曲目CELLO-BRITTENが一番好き。聴き終わった後のシ~ンとした感じを本当は味わいたい、でも8曲目JAZZMANINOFFは間髪入れずに入ってきます、これもミドルで力強い演奏、メロディにも愁いがあってチョットいいんだなぁ、、、そして9曲目SUITE POUR CLAUDIA、非常に麗しい旋律から入ってくるワルツ、名手HUMAIRのドラムが歌うなぁ、次第に演奏に熱が籠るところも気持ち良いです。どうやら私はこの3曲を一つの組曲として聴いてるフシがありますな。心地良い流れがあります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

TOSHIKO-MARIANO QUARTET

 あ~あ、ついに来たか、この時が、、、一昨日かな、眠い目を擦りながら、夕飯を食べていたら、突然「ガリッ!」。この固い感触は多分アレだ、と思いながら、口の中を探るとヤッパリ、、、歯の詰め物が取れました。コレで三箇所詰めていた上顎の詰め物が全部無くなりました。

 ヤダなぁ、これで歯医者さんに行かなきゃならないなぁ、、、他の二箇所は実は二年以上前に取れてしまってたんですが、歯医者さんは大の苦手なので今まで誤魔化して来ました。最近その二箇所も硬いものを噛むとチョット響くようになっていたし、何か食べる度に歯医者の文字が頭に浮かぶようにはなっていたんですが、コレで避ける事の出来ない一発を食らってしまった感じです、あ~、気が重い、、、

 「チュィーン~~~、ガ~、ガガ~ガリガリガリ、、、、」堪らんね、あと匂い、、、

 治さねばならん!分かってますよ、そんなことは、でも苦手なものは苦手。いつもお世話になっている肩、腰を治してくれる先生は歯医者さんが大好きなんだって。全く信じられん、、、好きになる要素など見出せませんよ。

 はぁ~、、、と言うことで明日行ってきます、はぁ~~~、、、

 何となく聴き始めたTOSHIKO-MARIANO QUARTET、秋吉敏子の幸せの絶頂期(だと思う。)、私の大好きな2曲目LITTLE Tと日本人の琴線に触れる名曲、5曲目のLONG YELLOW ROADが堪らなく素晴らしいですね!ちょっと垢抜けない無骨さが滲み出るCHARLIE MARIANOのアルトの歌いっぷりと硬派なバッパーぶりを示す秋吉敏子のピアノが本作の醍醐味。秋吉敏子は日本のモダン・ジャズの草分け的な存在にして優れたメロディ・メーカー、日本のジャズ界では彼女こそ神様だと私は思います。果敢に挑戦して、沢山のものを勝ち取った人。失ったものも多かったのかも、、、ソレは本人しか分からない。Toshikomariano_quartet

 兎に角、日本人でもやるじゃない、と海外の連中に言わせた最初の人なんじゃないかな。メジャー・リーグを唸らせた野茂投手ですよ、ジャズ界の。

 5曲目のLONG YELLOW ROADのソコハカとない愁いのある余韻、激しさもある、何処か狂おしさもある、でも全体に漂う「いとおかし」の空気。素晴らしいな。本国では全く受けなかったのに何故か日本では超有名人、ソニー・クラークやソニー・クリスみたいなプレイヤーにはこの「いとおかし」の空気がある。日本人独特の感性かな、悲しい事にその感性はドンドン失われつつある、、、信じられないような悲しい事件が報道される度にそう思う、、、

| | コメント (0) | トラックバック (0)

BENT AXEN-BENT JAEDIG 「LET'S KEEP THE MESSAGE」

 私の密かな楽しみをちょっと、お教えしましょう、別に面白くもないかもしれんけど、、、最高に楽しいのは仕事から帰ってきて、「今日はブログは書かない!」と決めて、ジャズを敢えて聴かない時間がある日。全てのシガラミから解放されている気がして何とも気が楽、だってモトリー・クルーの「ドクター・フィールグッド」をヒッ張り出して、ビールを飲みながら踊り捲くっちゃうんですよ!サイコーじゃない?気持ちいいぜ~!

 でも今日はジャズを聴く。ガラッと変わる気持ちの変化。これまたちょっとした快感です。実を言うとモトリー・クルーで踊り捲くったのは昨日、今日聴いたのはTHE BLACK CROWESの「SHAKE YOUR MONEY MAKER」、アーシーでカッコいいんだよなぁ~、本当はそのままロック三昧と行きたかったんですが、ちょっと紹介したい作品がもう一つあったんで、、、

 BENT AXEN-BENT JAEDIG 「LET'S KEEP THE MESSAGE」、コレを普通のジャズだと一蹴されちゃうとジャズ・ホリックとしては何とも悲しい、コレを出すためにどれだけの労力が掛かったかを想像すると絶対悪い事は言えないです。Image0035

 では内容はというとコレがまた最高ですな、1曲目TO ISKOL' HOFのブレイキー張りのドラミングとテーマの心地良さ、ジャズだぞ~!熱が入るテナー・ソロはBENT JAEDIGかな、中盤でのテナーの掛け合いがこれまたカッコいい!FRANK JENSENのテナーも良いですねぇ。

 もう一人の主役、BENT AXENは3曲目LAZY BIRDでキテます!このスウィンギーなプレイはどうですか?!トリオで思う存分歌い捲くる、1960年の作品でしょ、侮れんなぁ、やはりこの頃のヨーロッパものは!

 クールに響く5曲目ELANSKYもサイコー、テーマ・メロディが良いですね、ジャジーで。ワウ・ミュートで歌うALAN BOTCHINSKYのトランペットがジャズの良き日々を思い起こさせます。

 ココで昨日寝ちゃいました、いつの間にか、、、(保存はしてありました。)あれ?!気が付いたら8時半、何で?6時から書いてたのに、、、もうグッタリして、夢遊病者のように布団行き。あまり記憶なし。もう大変、仕事しながら毎日更新している人はホントにエライと思います。

 ザックリ弾け飛ぶのが魅力な7曲目SIVLE、ドラムがガンガンにトバしてます!8曲目MR CUSHMAKERのスピード感とスウィング感はこの頃のアメリカものに引けを取らないエキゾチックでスウィンギーな演奏が魅力的。気持ち良いですぞ!

 レア盤だからといって敬遠しちゃうと損しますぞ~!

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

HIGH FIVE 「FIVE FOR FUN」

 最近メジャー・リーグが面白くない。今年はマリナーズに思いっきり裏切られ、ガックリきているし、仕事の都合でなかなか観れない。マリナーズはシーズンの序盤で既に投打、共にガタガタ、ペナント・レースから早々に脱落してしまった。アレだけ補強をやって自信満々だっただけに、今の状態は選手にとっても悪夢を通り越して、投遣りな気分でしょう。プレイに覇気がないんですよね、野球をやるのがつまらなそう。

 城島選手はこのまま使われずに、どこかに追い出されるんだろうか、捕手不在のマリナーズを支えたプレイヤーなのに、若手で期待できるのが出てきたから「もういいよ、ご苦労サン」的な扱いはどうも見てて気分が悪い。実力の世界だし、今年は頗る調子も悪いので仕方ないとも思いますが、、、

 城島選手の貢献は大きかった。先発投手には悩まされたと思いますが、昨年までのすばらしいブルペン投手陣を作り上げたのは城島選手だと私は思っています。オリオールズにトレードされてしまったジョージ・シェリル投手は逸早く城島選手のスタイルを理解して意気投合、左のセット・アッパーとして活躍しましたね、今ではオリオールズのリリーフ・エースですよ。J. J. プッツ投手が守護神になれたのは城島選手からカーブの使い方を教えてもらったから。それまでは剛球一本で、球は速いけどホームランばかり打たれるピッチャーだった。昔はプッツが出てくると不安で、期待通りホームランを打たれるから、バッティング・ピッチャーと私は呼んでいました。城島選手と組んでから徐々に投球術を学んで幅のあるピッチングに変わってから彼の速球が本当の剛球に見えるようになりました。

 今、城島選手を蔑ろにすると名捕手ウィルソンを失った時に逆戻りしそうで心配です。若手を育てるのは大切ですが、クレメントはまだまだメジャーのグラウンドでやって行ける選手には見えませんよ。

 ヤバイねぇ、、、新録モノで久々の大当たり!やはりトランペットでカッコいいのというとこの男に頼るしかないのか、、、ちょっと寂しい気もしますが何はともあれすばらしい作品だ!High Five/Five For Fun、FABRIZIO BOSSO、DANIELE SCANNAPIECO、LUCA MANNUTZA、PIETRO CIANCAGLINI、LORENZO TUCCI、今やイタリア最高の五人衆ですな。この五人だとストレートなプレイで熱いのに、凄くリラックスしてて自然体の演奏に聴こえてくるから不思議です、滑らかなんですな、音が。ちょっと一味違うものを、なんて狙っちゃうところがない、五人で心の赴くままにやってるように聴こえるから素直に耳に入ってきてしまう。ベタでも、カッコいいものはカッコいいという好例です。High_five_five_for_fun

 私よりも文章の上手い人達が挙って本作のレヴューを詳しく書くと思うので、私は怠慢しちゃおうかな、書くより聴いていたいので、えへへ、、、言い換えちゃうと、読むより騙されたと思って先ずは聴いてみておくんなさいな。カッコいいよ~~~!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

NEW YORK UNIT 「AKARI」

074

 我が友、JFFYKbeckさんが良い写真を送ってくれた。紫色に映える町のワン・シーン。電車の走って行く姿と建物のシルエットが空の色に何とも言えない叙情を添える素敵な一瞬でしょ?何かノスタルジックで寛いだ気分になりませんか?名残惜しい充実した一日の終わりを感じつつ、ビール片手にこんな空を眺められたら、ちょっと幸せを感じますよね、、、写真とは関係ないですが、紫色を上手に着こなせる人って、ホントにセンスが良いなぁ、なんて思う、、、大好きな色です。

 「この写真載せてもいいか?」と訊いたら「許可なんか要らないよ、勝手に使っておくれ。」とのことで載せました。JFFYKbeckさん、どうもありがとさんです!

 この写真の雰囲気に合うヤツでなんかゆったりと聴けるものはないかな、できればトランペット、しかもちょっと渋いもの、、、棚を眺めて発見、、、これ良いんじゃない?トレーに載せてプレイ、あっ、いい感じ、ベタと言われようがこういう感じがビール片手に写真の世界に入るにはサイコー!

 NEW YORK UNIT 「AKARI」、どうです?良い感じじゃありませんか?トランペットはHANNIBAL MARVIN PETERSON、ピアノはJOHN HICKS、1994年のワン・ホーンのスタンダード・バラード集。アレだけ70年代はブッ飛んでたPETERSONがこんな素敵な演奏を聴かせてしまう、驚きかもしれませんが、PETERSONのトランペットには飛んでた頃から、何処か聴きやすさというか、耳に心地良い響きを残す美しさがありましたよね。本作はその美しさが全面に打ち出された隠れた名盤!リーダーはドラムの中村達也さんですが、飽くまでグッドセンスな裏方、やっぱPETERSONでしょう、トランペットはこういう風に聴きたいですよ!ちょっと浸っちゃいます、、、New_york_unit_akari

  1. WILLOW WEEP FOR ME (RONELL)
  2. TENDERLY (LAWRENCE-GROSS)
  3. GENTLE RAIN (BONFA-DUBEY)
  4. SMILE (CHAPLIN-TURNER-PERSONS)
  5. MANHA DE CARNIVAL (BONFA-MARIA)
  6. LOVER MAN (DAVIS-RAMIREZ-SHARMAN)
  7. MOONLIGHT IN VERMONT (SUESSDORF-BLAKBUM)
  8. REMINISCING (CLARK)
  9. GENTLE RAIN (ALT. TAKE)

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

THE NAIROBI TRIO 「STRAIGHT AHEAD」

 弟夫婦が家を建てちゃった。一戸建て、凄いなぁ、また環境が良いんですわ、見る目ありますよ。昨日はそのお披露目でちょいとお招きいただきまして新築祝いに行って来ました。

 木造でロフトがあって畳があって、小さい空間なのにとても広々とした感じ。目の前が可愛らしい公園で庭みたい。爽やかな風が抜けるとても良い家でした。周りは年配の人達が沢山住んでいて何となく子供たちにも良いんじゃないかな。目が行き届いてる印象で、私の実家の環境にちょっと似ている。ふらっと散歩してても雰囲気が良いんですな。チャンと挨拶が出来るとでも言いますか、チョイチョイご近所さんに会いましたが、「こんにちは~」の挨拶にニコニコ挨拶を返してくれる人達、いいよココは!20080722_051

 いつも自然体で気が優しくて、でも締める所は締められるしっかり者、体つきが屈強な弟くん、カッコいいんだよね、私のアニキとかなり気が合うと思います。良い家建てたね、おめでとう!

 何だか今日はジャズが聴きたい、しかも管モノでクールなヤツ、空気感が伝わるもの、でも安易に王年のものじゃない、ピリッとしたヤツ。何か持ってたかなぁ、、、おっ、こんなのどうですか、THE NAIROBI TRIO 「STRAIGHT AHEAD」トリオと言いつつ、5人編成の二管ハード・バップ!どうやらピアノのCURTIS BRENGLE、ベースLARRY MURADIAN、ドラムJEFF DONAVANがTHE NAIROBI TRIOという事なんでしょう。非常に臨場感があってガツンと来ますね、今の気分にピッタリです!The_nairobi_trio_straight_ahead

  1. GRAND CENTRAL (COLTRANE)
  2. PARTY TIME (MORGAN)
  3. LAZY BIRD (COLTRANE)
  4. THE SIDEWINDER (MORGAN))
  5. THE IBORIAN SHUFFLE (MURADIAN)
  6. ESP (SHORTER)
  7. SLIDIN' (MURADIAN)
  8. THE DUKE (BRUBECK)
  9. SACK O' WOE (ADDERLEY)
  10. OUR MAN HIGGINS (MORGAN))

 1998年録音、ハード・バップやねぇ!、、、タイトル通りのパワーとスウィング感でガンガン攻めてきます!あまり多くを語る必要はない、今ピタッと気分にハマッてて非常に気持ちが良いです!フロントのANDY SUZUKIのテナーとSTEVE HUFFSTETERのトランペットがバックを鼓舞するように歌いまくります!今は入手困難らしい、勿体無い!こういうものこそジャズ・ビギナーに聴いて貰いたいでよ!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

BASSO=VALDAMBRINI QUINTET

 先週は忙しかった、誰も予想してなかったちょっとした繁忙期でしたね、先輩がちょうど夏休みに入ったのも大きかった。工場長やシルヴァー・ウルフさん達のヘルプがとても助かりましたよ。忙しかったけど、楽しかったなぁ、、、充実の日々!毎週このくらい忙しいといいなぁ、、、

 全然話は違いますが、最近ハマッてるフラワー・トラヴェリン・バンド、めちゃくちゃカッコいい!紙ジャケ3枚見つけて聴きまくりです!ジョーはサイコーに歌が上手いし、石間さんのギターは凄味がありますね、SHADOWS OF LOST DAYSにヤラれてしまった。ベルボトムにフラワー、、、アナクロニスティックかね、、、でもカッコいいものはカッコいいのだ!Flower_travellin_band_make_up

 いや~~~、やっと出ましたか、もう出ないんじゃないかと思ってました。4ヶ月待たされましたね、Basso Valdambrini/Basso Valdambrini Quintet (Pps)、初CD化?ですよね!いいですねぇ、寛げますねぇ、非常にスマートな響きでウェスト・コーストの香りが漂います。柔らかくて張りのあるVALDAMBRINIのトランペット、滑らかでちょいと枯れた味わいのBASSOのテナー、なるほどチェット&ゲッツね、判る気がします。7曲目で名曲LOTARを演奏していますが、「ウォーキング・イン・ザ・ナイト」でのプレイと比べて聴くとBASSOに大きなスタイルの変化は感じられませんが、VALDAMBRINIは劇的に違うと思いました。たった一年間で(本作は1959年6月、「ウォーキング~」は1960年5~6月)VALDAMBRINIはイーストの熱気を吸収してしまったようです。Bassovaldambrini_quintet

 本作でも実はイーストの雰囲気を感じた曲が有ります。バラード・メドレーの12曲目I CAN'T GET STARTEDでのVALDAMBRINIのプレイは抑制された落ち着きがありながら時折黒人が吹いてるんじゃないかと思わせる張りが心に響きます。常に腕を磨いていたということですね。まだまだ聴き込みが足りない、聴くほどに何か発見がありそうな作品です。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

MARMADUKE 「CONFLICTIONS」

 ひょっとして何かを摑んだ?!今日は先輩がいない、そうすると私が考えてやるしかないんですが、若干の反省はあるものの、非常に満足のいく展開で何とも気持ち良かった。工場長も何も言わない、工場長が何も言わないということは「ん、、、まぁ、いいんじゃない、、、」という証拠。こういう感じか、、、何だか益々楽しくなってきたぞ!今日は朝、頭の中で何度もシミュレーションして段取りを考えてました、ある程度その通り行ったのは今日が初めて、自分でもちょいと驚きましたが、何となくイメージが見えてきた、、、、様な気がする。明日先輩が来るので自分なりに予測しながら明日の段取りをみてみよう、、、

 非常にオーセンティックなハード・バップ作品ですな、スウェーデンから登場、MARMADUKE 「CONFLICTIONS」。音は洗練されていますが、意識は黄金の50年代です!Marmaduke_conflictions

  1. OLD DEVIL MOON (LANE-HARBURG)
  2. SPRINGY (MATTI OLLIKAINEN)
  3. CONFLICTIONS (MATTI OLLIKAINEN)
  4. DO NOTHING TIL YOU HEAR FROM ME (DUKE ELLINGTON)
  5. AND THEN SHE STOPPED (DIZZY GILLESPIE)
  6. HOPE (FREDRIK LINDBIRG)
  7. REFLECTIONS (THELONIOUS MONK)
  8. MILESTONES (MILES DAVIS)
  9. PARISIAN THROUGHFARE (BUD POWELL)
  10. SPRINGTIME (MATTI OLLIKAINEN)

 ストレートにスウィングする今どき珍しい正統派、これだけ何の変哲もない作品は却って新鮮かも、、、やっぱりトランペットとテナーの二管はジャズらしい空気が漂います。SAMUEL OLSSONは全く知らないトランペッターでしたがすばらしいですね、黄金時代を感じさせるプレイでジャズ・スピリットが滲み出る、最初は普通に聴こえるんですが、次第に王道の魅力に気が付かされます。何度も聴いてるうちに味わいを感じるスルメみたいな演奏ですね。ミュートでバピッシュな表情をつけるスモーキーでハード・ボイルドなソロを聴かせる2曲目、一転してオープンでガッツ溢れるプレイが気持ち良い3曲目、やってくれます!思いっきり10代の少年のように見える相方、FREDRIK LINDBORGは実はもうすぐ30歳になろうかというなかなかの実力派、テナーらしい堂々たるプレイは今で言えばグラント・スチュワートの骨太い歌心に匹敵するのではないかな、淡々としたソロ・プレイに寛ぎを感じさせる2曲目、自作6曲目の熱きアドリヴ、7曲目のテーマを吹くテナーがいい雰囲気。昨年彼の「THE GENERAL」を聴いて、ギターを入れて小気味良く仕上げているけど、このテナーのスタイルからするとかなり歳は行ってるんじゃないかと思い込んでました、写真はなかったものですから、、、

 最後にピアニスト、MATTI OLLIKAINENはピアノ・トリオで聴いてみたいですね~、出来ればスタンダードを中心にオリジナルを数曲交えた感じ何てどうでしょう?澤野工房さんならイメージにハマる、、、な~んて想像するのも楽しい!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

CLARKE BOLAND SEXTET 「MUSIC FOR THE SMALL HOURS」

 久々の更新です。繁忙期も一段落して、何とか乗り切ることが出来ました、良かった、良かった。只、腰痛が深刻な状態になりつつあるのでマメにメンテナンスしないと大変なことになりそう、、、土曜日から突然寒くなりましたよね、どうもアレがいけなかった、仕事中突然右足が動かしにくくなって、「何だ?!」と思っていたら段々腰に鈍痛が来まして、帰る頃には歩くのもやっと。自分でメンテして一晩寝たら何とか回復したんですが、夜になるとまたまた痛みが顔を出す。暫くは通常の仕事になるのでその間に何とかしておかないと、、、来月も繁忙期が待っている、、、 

 とりあえずは嬉しい復刻、CLARKE BOLAND SEXTET 「MUSIC FOR THE SMALL HOURS」、約10年ぶりのCD化です!REARWARDの「CALYPSO BLUES」を持っている方は思いっきりダブるので注意しましょう。(因みに私持ってます。)只、レコーディング・デイトが一致してないのはどうしてなのか分かりません。コチラでは1967年6月16日、「CALYPSO BLUES」では1965年6月16日なんだなぁ、、、杜撰と言えば杜撰、オカシイなぁと思いつつ、つい買ってしまうのは性ですね。Clarke_boland_sextet_music_for_the_

  1. EBONY SAMBA (BONFA)
  2. LUSH LIFE (STRAYHORN)
  3. TIN TIN DEO (GILLESPIE)
  4. PLEASE DON'T LEAVE (SHIHAB)
  5. POTTER'S CROSSING (WOODE)
  6. WIVES AND LOVERS (BACHARACH)
  7. ENSADINADO (WOODE)
  8. LORRAINE (GILLESPIE)
  9. DAY BY DAY (CAHN)
  10. LOVE HUNGRY (SELS)

 哀愁の1曲目、切ないSHIHABのフルートとラテンのリズムが何とも味わい深い、後に続くFRANCY BOLANDのピアノのメロディ・ラインがとても好き、何となく遣る瀬無いんだなぁ、、、2曲目の主役はJIMMY WOODEの寛ぎのヴォーカル、嗜みを感じさせるなかなかの歌声です。3曲目はアート・ペッパーの演奏が一番好きなのですが、本作ではラテン・フレーバー溢れる元気な演奏力強いリズムと飛翔するフルートが特徴、短いけど聴き応えあります。4曲目は“必殺のヴォーカル曲”らしい、クラブ系のファンが好きなのかな、渋い歌声をSHIHABが披露。この曲そういえばSCHEMAだったか、REARWARDのサイトに入ると必ず流れていたなぁ、、、5曲目は小粋なフルートとSADIのヴァイブのユニゾンが寛げる雰囲気を醸し出す逸品、更にワルツ調の6曲目は軽やかな雰囲気、9曲目のWOODEの艶やかな歌声は往年の名歌手たちを思わせるし、スウィンギーな演奏もすばらしい!10曲目のゆったりしたピアノ・トリオはラストを飾るに相応しい、ホッと一息つける優しさが沁みます。

 蛇足ながら同発でSAHIB SHIHAB の「COMPANIONSHIP」がリリースされてますが、これもREARWARDの「AND ALL THOSE CATS」と先ほどの「CALYPSO BLUES」を持っている方はほぼダブりますのでご注意を。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

JOE LOCKE GEOFFREY KEEZER GROUP 「LIVE IN SEATTLE」

 たまにこういう背筋に電撃が走るような快感を与えてくれる作品に遇います。コレだからジャズは止められません!

 メタルを聴かなくなったのは、いつの間にかそういう作品に出会えなくなったから。メタリカの「ST . ANGER」以来、メタルでは感動していませんね、、、凄く生々しくて、人間臭い苦悩が滲み出た傑作です!DVD「メタリカ:真実の瞬間」(SOME KIND OF MONSTER)を観るとアルバム制作時の緊迫感が伝わって更に作品に凄味を感じます。

 という事で、JOEさんの新作と共に買った一枚、JOE LOCKE GEOFFREY KEEZER GROUP 「LIVE IN SEATTLE」。いつか買えればいいや、、、なんて思ってましたが、その‘いつか’というのがついに来た訳で、買って聴いたらあまりのカッコ良さに愕然!もっと早く聴けば良かったのに、とちょっと後悔の念が、、、Joe_locke_geoffrey_keezer_group_liv

 もういきなり1曲目VAN GOGH BY NUMBERSで痺れまくってグウの音も出ません!滅茶苦茶カッコイイ緊迫感溢れるリフレイン、マレットが軽やかに舞い、アコースティックの伴奏から一転、エレクトリック・ピアノがギラリ!おおっ!ドラム、そこで入れてくるかね!再び舞うヴァイブラフォン、う~む、華麗なマレットさばきにゾクゾクします、正に拍手喝采!

 ググッと抑えた雰囲気で何処か物悲しいメロディをヴァイブが奏でる2曲目HONDU、ジワジワと緊張感が増したかと思うとフッと抜けて、流麗なアコースティック・ピアノのソロ、コレもイケる!

 私が最もヤラレタ3曲目FRACTURED、どの曲もメロディが良いですが、コレがサイコー!何処か愁いがあって、ハード・ボイルドで堪りません!そして舞いに舞うマレット、凄い、、、ヘッドバンギングしちゃいますよ、ヴァイブの演奏でこんなに心が熱くなったことがない!続くアコースティック・ピアノの激しい歌いっぷりもすばらしい!きっちり裏に徹してたベースもソロで頑張りを見せる、それを引き継いで竜巻のように入ってくるヴァイブ、興奮も最高潮!テーマ、スリリングでダイナミックなドラム、既に名曲、名演です!

 ふ~、4曲目NATIVE SONのうねりのある演奏でありながら、凄く優しく心に響く旋律、5曲目MIRAMARの空間を感じる味わい深さ、中間でのアコースティック・ピアノが何とも美しい。6曲目TULIPAも大好き、TOTOとかMARC JORDANみたいな洒落たセンスを感じます。ラスト7曲目THE KING  (FOR T . M . )で再び、スピーディな力強い怒涛の演奏が炸裂!実はこの曲が一番ジャズっぽいかも。

 万事こんな感じで褒め殺しの一枚、クドくなりそうだったので、4曲目以降は一言コメントでご勘弁を、、、作品ごとに違う顔を見せてくれるJOE LOCKE、これからも期待は大きいですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

THE BEETS BROTHERS 「IN CONCERT」

 新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。Img_0380

 今日は東京本家へ新年のご挨拶、正月はお雑煮が楽しみじゃ!

 今年こそ活躍の期待を込めて、本年最初のご紹介はオランダのTHE BEETS BROTHERS 「IN CONCERT」、MARIUS、PETERはアルバムを出したりして活発な活動をしてますが、何故か次男のALEXANDERの消息が聞かれない。彼のテナーはパワフルで、スタンリー・タレンタインの「レット・イット・ゴー」のような抜けの良さが魅力。凄いのが出てきたと興奮したものです。THE BEETS BROTHERSとしては五枚程出てますが、実は本作は、ラジオ放送目的の音源で売り物ではありません、と英語で書いてありまして、何らかの許可を取って売られたと思われます。本作がこのグループの生々しさを伝える最高傑作とは皮肉なことです。The_beets_brothers_in_concert

  1. BASS-IC INSTINCT (M. BEETS)
  2. IS IT WRONG TO BE RIGHT ? (P. BEETS)
  3. THE MAN I LOVE (G. / I. GERSHWIN)
  4. I GOT RHYTHYM (G. / I. GERSHWIN)
  5. IT HAS HAPPENED (P. BEETS)
  6. SOULTRANE (T. DAMERON)
  7. BLUES FOR THE DATE (P. BEETS)

 何と言っても1曲目、スリリングにスウィングするワン・ホーンの快演、ソウルフルに吹き倒します!追い討ちを掛ける様に2曲目が叙情的なメロディから、ピアノがスウィンギーなソロ、引き継ぐテナーが緊張感を保ちながら明朗に歌い上げる!本作の最大の聴き所です。6曲目スローも上手いALEXANDER、歌心溢れるテナーの響きがすばらしい!

 ALEXANDER BEETSの新録、今年こそは出して欲しいです!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

LTC 「HIKMET」

 全日本フィギュア、とても見応えがありますね、高橋選手のショートは何度見ても面白い!感性が新鮮ですね、ヒップ・ホップのステップですか、私のようなオッサンでもあのカッコ良さは解ります。それとジャンプですな、凄く綺麗だ、何となくロシアのヤグディンやプルシェンコ(我が家では失礼ながら彼のことをビッケと呼ぶ。)の完璧なジャンプを思い出します。前はよく転がってるのを見ていたのに凄い練習したんですね、今年は転がってるところを一度も見てません。GPファイナルではランビエールにしてやられたので三月の世界選手権では借りを返して欲しいですね!中庭さんは本当に残念だった、コレに賭けてる意気込みが誰よりも感じられたから、僅差の四位は見てるコチラも辛かったですよ。めげずに頑張ってほしいなぁ、オッサンは応援します!

 女子フリー、今放送始まりますな、妻が帰ってくるまで見れないので、それは後のお楽しみ、やっぱり村主さんだな、ショートで三位、テイク・ファイヴはGPシリーズの時より数倍良かったですね!ジャズ・ホリックとしても応援してます!

 只今私のちょっとしたジャズ友達の間では話題に上るLTC、2NDアルバムがHikmet_2 十一月に出て、コレがとても小ジャレたピアノ・トリオの逸品でして非常にいいですね、ジャケもカッコイイ。横浜ではタワーさんが最も力を入れているように見受けられました。LTCに朧げな記憶があった私は1STもついでに欲しくなり、行きつけのレコ屋さんで見つけたのが本作「HIKMET」。ここに参加してるMARK TURNERのテナーが明朗な歌いっぷりで、彼に対しての認識が変わってしまいました。難しいと勝手に思い込んであまり意識して聴かなかった人です、現代のテナーらしい重厚さと緊張感を伴うメロディをこんなに聴かせてくれるプレイヤーだったんですね、目が覚める思いです。小気味良くスマートにスウィングするLTCをバックに歌い上げるテナー、うん、コレはいい出会いでした!

 2ND「A DIFFERENT VIEW」に関してはucchiさんのところがストレートに魅力を言われてて,私が言うより解ります。私はコチラで見かけて欲しくなりました。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

THE JAZZ FIVE 「THE FIVE OF US」

 さむっ、、、コチラは生憎の曇り空、先ほど新聞のおばちゃんが今月早めの集金に来て、「雪降るかも、、、」なんて言ってました。今日は大人しく家事に勤しみますかな、足の裏まだ痛いし、、、

 今年はオイルの高騰で省エネ暖房器具が流行ってるそうですね、我が家でも寒い時期は湯たんぽが欠かせません。何でも昔九州の骨董市で買ったものらしく陶器製、なかなか趣があってお気に入り、湯たポンと呼ばれております。熱湯入れてフトンの中に転がしとけば一日中ポカポカだし、湯は温めなおして何度も使えるし、優れた省エネ暖房器具です。Img_0264

 澤野工房さんはコレも出しますかねぇ、THE JAZZ FIVE 「THE FIVE OF The_jazz_five_the_five_of_us US」。英国モダン・クラリネットの名手にしてテナー・マンのVIC ASHとバリトンのHARRY KLEINが結成した幻のグループ。コレしか見たことがありません。1960年、ちょうどタビー・ヘイズ&ロニー・スコットのザ・ジャズ・クーリアーズが解散した翌年の録音。二管テナーのクーリアーズとは一味違うサックスの醍醐味が味わえます。1曲目THERE IT ISは、ちょいとファンキーなテーマから溌剌としたテナー、バリトンのソロ・リレー、小粋に歌うBRIAN DEEのピアノも快調、この人は94年の「CLIMB EVERY MOUNTAIN」で通を唸らせたピアニスト、1960年当時は23歳で既に名手の片鱗が窺えますぞ。山場は2曲目のタイトル曲でやってきます!ピアノを皮切りに二管のテーマ・ユニゾンが決まる、後に続くテナーのハードな歌心が堪らなくいい!バリトン、ピアノのソロが更に追い打ちを掛けてテナー~ドラム~バリトン~ドラム×2の短い交換、ハードボイルドだぁ~、くーっ、カッコいい!!渋いミドル・テンポの3曲目’PON MY SOULでグッと気持ちを落ち着かせるも、ブルージーなBRIAN DEEがメチャメチャ光る!4曲目唯一のスタンダード、AUTUMN LEAVESではテーマでテナーを、ソロでは温か味溢れるクラリネットを披露、寛ぎの間を感じさせるすばらしい腕前を聴かせてくれます。5曲目HOOTIN'は須永さんのコンピにも入ってました、痺れるようなミドル・テンポでテナーの情感がタップリ、ここでもピアノが良い!ラストSTILL LIFEはアップ・テンポでバリトンがアンサンブルでも前に出てきた唯一の演奏、シャープにスウィングするもうひとつの山場ですぞ!

 久しぶりにエライくどくなってしまいました、、、

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

THE BAD PLUS 「PROG」

 今日は先日の雪辱を果たすべく、肩こり治療の先生に渡すCD作りに再チャレンジ、デスクトップの方はドライヴが怪しいので、仕事で使ってた小さい方でやってみたら、まぁ、早い早い!データ抽出から焼きまで20分くらいで終わってしまいました。なんだ、最初からこっちでやっとけば、バチ当らなかったなぁ、、、今日は治療は五時からなので、余裕を持ってジャケットまで作ってしまいました。早めに出て、カメラで遊んでよう。

 THE BAD PLUSはドラムのDAVID KINGがキー・パーソンですね、ドカドカとImage0005 まぁ、音がデカイ。でも手数が多くて小技も上手い、聴き応えのあるプレイヤーです。ツェッペリンのボンゾが引き合いに出されることも有るようですが、う~ん、どうかな、それだけじゃないような、、、「PROG」はプログレッシヴ・ロックの意味も込められていそうですね、RUSHのTOM SAWYERが7曲目でカヴァーされてるのにはちょっと驚きました。天才ニール・パートの切れ味鋭いドラミングが思い出される、しかもド迫力の音!かなりキテしまいました。DAVID KINGはどちらかというとニール・パートのようなスーパー・テクニシャンですな。2曲目PHYSICAL CITIESもプログレッシヴ・ロックのようなチェンジ・オフ・ペースがスリリングな曲、後半のドラムがカッコいい!本作ではティアーズ・フォーフィアーズの懐かしいEVERYBODY WANTS TO RULE THE WORLDやデヴィッド・ボウイのLIFE ON MARS ?なんてジャズでは取り上げられそうにない曲もドラマティックに演奏されて、昔ロック小僧だった私も思わずニヤリとさせられます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

THE BOB SNEIDER & JOE LOCKE FILM NOIR PROJECT 「FALLEN ANGEL」

 なんとまぁ、日が暮れるのが早いですねぇ、朝8時に起きて、妻を送り出してから、いつものように掃除、洗濯とやって、一息ついて映画のDVDを観たら(今日はDIE HARD 4.0、16 BLOCKSとは対照的、共に面白かった)、午後4時50分にはもう暗い。夏より2時間くらい日が短い、なんだか損をした気分になりますな。

 明日天気が好かったら、気分転換にどこか行ってきますか、たぶん、レコ屋さんにも行くな、大量買いしないように、お金はあまり持っていかないようにしよう。

 今日はヴァイブラフォンとギターが主役、THE BOB SNEIDER & JOE LOCKE FILM NOIR PROJECT 「FALLEN ANGEL」はプロジェクトの名が示すとおり、渋いハード・ボイルドな映画音楽を取り上げた、たそがれてしまうメロディが満載の作品。フィルム・ノワールなんていうと古いアメリカの犯罪映画をThe_bob_sneider_joe_locke_film_noir 思わせますが、選曲は以下の通り、

  1. FALLEN ANGEL(オリジナル曲)
  2. CHINATOWN-THEME(チャイナタウン1974年作品)
  3. LES MODERNES(モダーンズ1988年作品)
  4. KATYA(ロシア・ハウス1990年作品)
  5. PROMENADE SENTIMENTALE(ディーバ1981年作品)
  6. THEME FROM ``MULHOLLAND FALLS"(狼たちの街1996年作品)
  7. BODY HEAT(白いドレスの女1981年作品)
  8. A FAREWELL TO MARIA(これは全く分からなかった1993年作品)
  9. LAST KISS(オリジナル曲)
  10. FAREWELL,MY LOVELY(さらば愛しき女よ1975年作品)
  11. HURRICANE COUNTRY(ハバナ1990年作品)

 と言うわけで比較的新しい。大抵若いときに観たことがある映画ですが、曲までは覚えておらず、ちょっと歯痒いです。1曲目の哀愁のメロディに惚れ込んで、たまに引っ張り出すアルバム。ヴァイブラフォンのクールな響き、淡々としたギターが良いですな、切なく奏でるトランペットから軽快に流れるヴァイブラフォン、トランペットのソロ・リレー、2曲目も美しい。4曲目はラヴ・テーマ、物悲しいメロディをヴァイブが何とも切なく歌います。気だるいハード・ボイルドな雰囲気が漂う5曲目、6曲目では不安を誘うメイン・テーマからついにGRANT STEWARTが登場、太いテナー・ソロがカッコいい!続くミディアム・スローな7曲目でもSTEWARTのブルーなプレイ、トランペットもいい、ヴァイブとギターにも幻惑されます!

 全体的にメロディは切なくても演奏はスマート、とても心地の良い作品です。

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

idea 6 「METROPOLI」

 揚げ油の処理情報を友人から頂きました。JFFYKbeckさん(勿論仮名)、どうも有り難うございました!

 そう言えば、固めてポイする方法は前によく妻がやっていました。燃えるゴミとして処理できるのがいいですね。ただもっと何か活用できる方法はないかと思ってまして、で一つ気になるのが、油キレイという薬品を入れて油を台所周りに使える洗剤にしてしまうという優れもの、しかも100%天然素材で自然へのダメージがないというのが、とてもいい!ちょっとお高いですが、今の世の中、こういうことはちゃんと考えた方がいいですよね。

 廃油が環境に与える影響について、松下電工ホームページの「環境」の所で教えてくれてます、滅多なことはできないことがよく判りました。

 ちょっと知らなかった機能を試してみました、何となく分かってきたような、色々と便利ですね。

 12月に来日しますね、それに向けて本作の再プレスも決まったようです。ideaIdea_6_metropoli  6 「METROPOLI」、いや~、探しましたよ、どこにもないんですもん。ジャズ友達に、もしあればということで頼まれて、自分の分と共に二枚探してまして、一枚はかつての同僚に無理を言って確保しましたが、もう一枚は発売元も完売だったので当然注文したって入らない。結局は歩き回って吉祥寺で発見しました。以前に紹介した「STEPPIN' OUT」と違いヴォーカルは参加せず、しかし、曲、演奏の良さは同様にすばらしい!柔らかいトロンボーンとピリピリと小気味良いミュート・トランペットがハードボイルドな哀愁の誘うオープニング・ナンバー、くーっ、最高!METROPOLIという曲はイタリア・モード・ジャズの傑作ということですが、原曲は聴けるんだろうか?フルート奏者の演奏らしい、聴いてみたいですねぇ。7曲目VIVACITAもジャズ魂を揺さぶられるカッコいい演奏ですぞ!60年代のストレートなイタリアン・ジャズの雰囲気が甦る逸品です!

| | コメント (4) | トラックバック (0)

匠の市

 昨日、今日と毎年出店する父の手伝いで(冷やかしで?!)北鎌倉の匠の市に行っておりました。毎Cimg4360 Cimg4362年4月と11月の第一週の土、日に開催される、古都らしい寛いだイベント、今回は天気も好く、前回手伝った時より人も多く出ていた、活気がありましたな。

 木陰からもれる程よい日差しが心地よい円覚寺参道、最も日差しが強く、活気に溢れた市が立ち並ぶ東慶寺参道、立派な木々が日の光を遮Cimg4365 Cimg4367 り、何とも神々しい雰囲気が鎌倉らしい浄智寺参道に個性豊かな手作りの一点ものが並びます。別に何もやってはいませんが、妙に気分がいい、鎌倉スローライフ、いいですね~、リフレッシュいたしました!春の市も楽しみです。

 THE DIAMOND FIVE 「BRILLIANT!」、これを初めて聴いた時の感動といったら、大変Brilliant でした!ちょうど仕事が凄く忙しい時期であるにも拘らず、他に何か出てないのか探し回る始末でしたね、結局何も見つからなかったので直ぐに諦めましたが。2003年当時はオランダだとピム・ヤコブスくらいしか思い浮かばず、それだけにオランダにこんなすばらしい作品があることに驚いたものです。演奏、曲、共にカッコいいとしか言えない!ハード・バップの快楽ですぞ!1964年の作品。

 ついでと言うか、これもすばらしい、「FINALLY AFTER FORTY YEARS HISTORIC Finally_after_forty_years_historic_ RECORDINGS 1959-1962」。「BRILLIANT!」が出た後にかなり出回り、話題にもなりました。オリジナルと共にALONE TOGETHER、JORDU、BOHEMIA AFTER DARK、YOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC等の有名曲も聴かせます!

| | コメント (6) | トラックバック (0)

MODERN JAZZ GANG 「MILES BEFORE AND AFTER」

 今、我が家で気になる存在。玄関を出ると、ジーッとこちらの様子を伺うカマキリ。4,5日Cimg4354 前からいたんですが、ついにタマゴを産んでしまった。タマゴを産んでる所を初めて見ました、出来立ては青っぽいんだなぁ。しかし何でこんな所で、、、緑はあるところですが、そう言えばススキの生えた空き地やハラッパはないか。

 以前はウチの前に桜の木が3本立ってて、その下は其れなりに草木が生えていました。春はなかなかの見ものだったんですが、今は全て切り倒されて、草木なども綺麗に片付けられてしまった。直接は関係ないでしょうが、要するに虫たちがタマゴを産める場所がないということなんだな。そう思うと悲しいですね。孵るまで見守ることにしよう。

 昨日kibeさんから頂戴した情報により早速購入いたしました、MODERN Modern_jazz_gang_miles_before_and_a JAZZ GANG 「MILES BEFORE AND AFTER」!いや~全く、名前すら聞いたことなかった。1960年の作品、五管フロントにヴァイヴとグループとしては大所帯、想像したのはウェスト・コーストっぽいスマートな演奏でしたが、煙るようなイーストの香り、モーダルでズシリと腹に来るタイトル曲が堪えます!イントロのハードボイルド、トランペットとバリトンのアンサンブルから5管のアンサンブルへ、ソロのスタートはヴァイヴで対比を演出、引き続き、ブルーなアルトのソロ、う~む、痺れますな!途中テンポアップでトランペット、テナー、ピアノと軽快なソロ・リレー、スロウダウンしてサビのアンサンブル、ふ~、カッコいいじゃないですか!2曲目は打って変わって軽快にスウィングするバピッシュな演奏、ジャズの醍醐味ですね!トランペットが何とも小気味良い。あれ!跳んで6曲目、誰がフルートに持ち替えたんだろう?シットリしたスロウ、アルトが聴かせます。4曲目のガッツ溢れるテナーも気持ちいい!

 コレだけの内容でグループのウワサも聞いたこともないということは、本当に幻だったんですねぇ(或いは単純に気が付かなかったか。)、いや、驚きました、復刻万歳!

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

大分見聞 その1

 只今大分から戻ってまいりました。熱は出るし、気管支炎になるしで結構大変な墓参りでしたが、いけてよかった。中津はもっと寂れてるかと思ったんですが、今区画整理中で、町として何かを起こそうとしている最中な感じ、ダイハツの工場があるし、これから色々変わるのかも。そんな状況のせいか、お墓の新しいお寺は住職が居らず、しかも新興住宅地のど真ん中、目の前にショッピングモールがあるというロケーション、誰がお墓を見てくれてるんだろう、ちょっと心配、、、滅多に行けないのでゴシゴシ石を磨いて、お線香沢山焚いてお参りしてきましたよ。Cimg4326_2

 中津城はあまりここを町の名所にしようと言う感じはなく、シーンと静まり返ってました。 あの黒田如水(秀吉の名軍師です。)が築城した城ですが、遺構は本丸石垣と内堀だけ、天守閣は昭和39年に造営。福沢諭吉ものと並んで、町興しのいい武器になりそうなんですが、難しいかなぁ、、、企業誘致を勧めて、サラリーマンを引き入れて、福沢諭吉に因んで慶応の校舎なんて創って、学生さんも引き入れて(慶応がうんと言わなくても、学問の町にできればねぇ、優れた医学者も中津に沢山いた様だし。)、で、城と寺町で観光客を呼ぶ、足を伸ばせば名勝耶馬溪(時間があれば行きたかった)なんてすばらしい自然と鱧やマキガキなんて名物もあるから、いい素材は沢山ありそうなんですが、お金は掛かりそうだなぁ(なんてちょっと町興しを考えてみる、、、)。またお墓参りに行くので、どのように変わっていくのか、ちょっと楽しみです。

 自転車を借りてグルグル町を回ってたんですが、カゴに「歴史の町中津を残す会」と大きく書いてあって、地元の人にジロジロ見られました、珍しかったんだろうなぁ、、、

 別府観光もついでにしてきましたが、それについてはまた明日。色々ありましたよ、、、

 さて、EMCEE 5を紹介したらコレは欠かせません、THE DON RENDELL/IAN CARR QUINTET!64年のデビュー作「SHADES OF BLUE」は超愛聴盤、1曲目のBLUE MOSQUEの渋い哀調でヤラレてしまいまShades_of_bluedusk_fire す、スモーキーなハード・バップの醍醐味ですね!全編に漂う正にブルーな空気感が堪らない!ブルージーなJUST BLUE、SAILIN'の2管の気だるいユニゾン、アップテンポで攻めるBLUE ROOMも気持ちいい!レンデルは61年の「ROARIN'」でコルトレーン的なかなり硬質な演奏をしてるんですが、本作ではそれ以前のストレートな雰囲気も感じられます。元々はレスター・ヤングのようなスマート・スウィンガーだったようで、50年代の演奏を集めた「MEET DON RENDELL」という作品はとても良いです!

 さらにこのグループの66年の2nd作「DUSK FIRE」は、英国の知性を感じさせる独特のサウンド、レンデルがさらにクラリネットやフルートで演奏する!どこか詩的でクール、それでいて青白い炎がたぎっている様な鋭さがとてもカッコいい!ジャズをギラギラした刃物で表現したような鋭さとでもいいますか、アメリカではこうはいかない!ピアノのマイケル・ギャリックがサウンド・ディレクションしたのは明らかで、本作がグループの最高傑作と言われています。

 BGOから2 IN 1じゃなく、二枚組として出てます、価格もお手頃でした。

 

 

| | コメント (6) | トラックバック (0)

EMCEE 5「BEBOP FROM THE EAST COAST 1960-1962」

 ついに熱が出た、昨日に引き続き一日中グッタリ、何とも情けない気分です。それでも一応書く、結構意地になってます!意地になるのはもう一つ理由があって、明日から大分に墓参りに行くので3日間書けないから。間が空くのはちょっと悔しいので出来るだけ書きたい、携帯からも書けるようですが、それだとジャズネタは無理ですね。

 大分の中津に行くんですが、どんな所なんだろう、前行った時はかなりの強行スケジュールで町を観るゆとりは全くありませんでした。なんでも、中津城が3億円で売りに出されてるなんてニュースで言ってましたが(城一件3億円って高いの?安いの?)、市の財政はかなり厳しいんでしょうね、個人で買う人なんているのかな?ついでに観て来る事にします。

 結局アルバムを残さなかった幻の名グループ、EMCEE 5が結成されたのはBebop_from_the_east_coast_19601962 1950年代の終わり頃、マイク&イアンのカー兄弟とゲイリー・コックスを中心に英国産のハード・バップを聴かせてくれる!「BEBOP FROM THE EAST COAST 1960-1962」はアルバムを作るためにレコーディングしたデモ音源とイアン・カーがすでにいない67年の演奏(なんとジョン・マクラフリンが参加してる!)を集めたもの。61,62年の演奏はEPとしても出ていました、ここまでやりながら結局、正式にレコードを出さなかったのは、今のジャズファンとしてはどう考えていいやら、複雑な思いがします。もし出していたらそれはモダン・ジャズ史の残る傑作だっただろうと思う反面、後のレンデル=カー・クインテットの傑作群は果たして生まれたかどうか、、、う~む、、、

 元々英国はスウィング、ダンス・バンドがやはり主流だったんですが、このカー兄弟も含め、60年代中盤に入ると英国の音楽シーンは俄然、凄いことになってきて、ジャズ、ロックの垣根を見分けることが出来なくなり、あらゆる才能が出現してしまう。ジャズにも英国独特の響きが聴こえてきますね!EMCEE 5は英国の、何て言うんですか、オルタナティヴとでも言いますか、そういうアンダーグランドな音楽シーンが垣間見えた最初のグループの一つなのかもしれません。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

idea 6 「STEPPIN' OUT」

 メジャーリーグプレーオフ開幕!マリナーズに出て欲しかったけど仕方ない、でも今年のマリナーズは久しぶりに何かをつかんだ感じ、ギーエン、ビドロには残ってもらって、先発投手を立て直せば来年いい事が起こるかもしれない、期待してます!

 プレーオフはどこ応援しようかな、コロラド・ロッキーズにも頑張って欲しいけど、やはりボストンか、天邪鬼なラミレスのファンだし、オルティーズはいい人だし、他にも韋駄天クリスプ、伊達男ローウェル、見るからに野球小僧のペドロイア(今年の攻守のキー・パーソンは彼)、意外と怒りん坊のルーゴ、何でも器用なユーキリス(去年は一番バッターだった)、ドリューは持ち味が出し切れてないようですが実は好打者、こんな一癖二癖ある連中を纏める大親分バリテックと、人気チームらしく個性的で、試合自体が面白い。熱狂的なファンがいるところもそうですし、阪神タイガースにどこか似てる気がします。

 何とすばらしいんだろう、idea 6 「STEPPIN' OUT」!イタリアン・ジャズの充Idea_6_steppin_out 実ぶりが伺える一級品です!フランチェスカ・ソルティーノなる女性ヴォーカルのジャジーな歌いっぷりにまずはやられました、ナチュラルで肩のこらない歌声、軽いスキャットがいいです!「EXCITING 6」ではDONNA LUとクレジットされていた2曲目MR.G.B.(G.B.はGIANNI BASSOってことかな?)、40年前の演奏より艶やかなテナーのテーマでそれに続くピストッキ、ピアナのソロも燻銀の魅力、私の好きなポッザのピアノもクールです!タイトル曲の、王道を行くテーマ(あれ、何処かで聴いたような、、、)から、スウィングするアドリヴ・リレーのカッコ良さがこれまた堪らない!4曲目ではヴァイヴが入るのか!?そしてフランチェスカの歌、おお、いい!ッと言った具合で、ごめんなさい、褒めっぱなしで何だコレって感じになってしまいました。

 付いてるDVDも興味深いです、解説でイタリアがファシスト党の影響でジャズ後進国だったこと、レナート・セラーニが独学であそこまでのスタイルを築いたことや、インタビューでのバッソ、ピアナ、ピストッキの肉声のジャズの履歴など、少なくともイタリアン・ジャズに魅力を感じていた私にとっては意外なことばかりでした。スタジオのレコーディングシーンの3曲もイケてます!

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

BASSO=VALDAMBRINI SEXTET 「EXCITING 6」

 考えてみたらブログ始めて一ヶ月たったなぁ、早いものです。途中で早々に挫折するかと思ってたんですが、かなり楽しいですね!

 知り合いに「まぁ、色々ありますから、学んで下さい。」と言われ(この人物はブログやったらと最初に私に言った人。)、「色々って何!?」と訊いても教えてもらえず(意地悪なんですよ、全く、、、)、ドキドキしながら始めてみたんですが、今のところコレといった問題はなく(そりゃまあ、ありましたよ、ピンクの波動を送られたり、買え買え波動を送られたり。)、何とか無事にマイペースで書かせていただいてます。それと言うのもこんな稚拙なものでも見ていただけたり、コメントいただけたりと、あり難い人の繋がりを感じられるからなんだと思います。有難う、有難う、、、

 さて今評判のBasso Valdambrini/Exciting 6、1967年の「EXCITING 6」Bassovaldambrini_sextet_exciting_6 なんですが、ウェストコーストっぽさはあまり感じられなかったです。1960年作の「WALKING IN THE NIGHT」に近い印象でした。クラブでも評判らしいですが、ハードバップ好きのジャズ・リスナーのほうが反応は激しいのでは。アンサンブルの妙がありながら、どこか憂いがあるし、ソロリレーのジャズの醍醐味もグッと感じられます、何しろ雰囲気がすばらしい!10曲目のNAVARRAのカッコ良さといったら正にコレこそハードバップ!ペットとテナーのカッコ良いユニゾンのテーマからシャキッと際立つシャープなリズム、ソロは流れるようなトランペットでありながら、リズムと相まって力強く、それに継ぐテナーの男っぽいアドリヴ、テーマに返りフィニッシュ、シンプルですが堪らない魅力、ラストのDONNA LUもまたテナーの歌いっぷりに泣き、ペット、トロンボーン、ピアノ、ベースの短い哀愁、またテナーの泣きのテーマで決まる!きたーッて感じ。凄い幻盤だってことは全く知りませんでした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ATOMIC カッコいい!

 真っ晴れですね!何とも気持ちの好い土曜日です。久々にフトンを干したり、大量に洗濯したり、ベランダまでタワシで擦ってしまいました。台風の時と違って、かぜがとても気持ちいい、後で窓も拭いてしまおう。

 早速今日はコレを紹介したい、ATOMIC 「THE BIKINI TAPES」、これは完The_bikini_tapes 全に聴かず嫌い、エレクトロニカ系のNU JAZZはまだあまり聴いたことなく、ちょっと好みも違うのですが、ATOMICもそういうバンドだと思ってました。

 ある日、50~60年代のあまり知られていないようなプレイヤー等にもやたらと詳しい知り合い(60代のベテランジャズファンです。)に「あれ、聴いたことない?好みだと思うけど。結構イケるよ。」と言われ、「いや~、こういうの(完全にNU JAZZだと思い込んでる。)も聴くのかぁ、さすが守備範囲広いなぁ。」などと感心して、とりあえず買ったのが「THE BIKINI TAPES」でした。(知りもしないで最初に三枚組を買って、気に入らなかったら如何するつもりだったんでしょう。う~ん、考えてませんでした。)ところが、何となく封を開けず、他に聴きたいものが沢山出てしまったので、すっかり後回しになって仕事場に置きっぱなしにしていました。(そうだ、ちょうど一ヵ月後にノルウェーに旅行に行くからノルウェーものを聴いておこうと思って買ったんだ!)

 で、この度CDラックを整理したら未開封のまま出てきて、聴いてみたらあまりのカッコよさに倒れてしまいました、アコースティックじゃないですか!先入観というのは厄介ですね。60年代のモーダルな雰囲気とアヴァンギャルドな熱気が生々しく迫ってくるようです。フリーインプロヴィゼイションと言ってしまうとちょっと難しいイメージかもしれませんが難解ではなく、、ぶつかり合うアドリブがスパークしてるとでも言いますか、その熱気に思わず引き込まれる緩急自在な演奏、フッと気持ちが和らぐ美旋律を交えながら、グングンヒートアップするすばらしいライヴアルバムです!BOOM BOOMは特に燃えました!!私は聴き出すと三枚必ず聴いてしまいます。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

JAZZ QUINTET 60

 澤野工房の頑張りには頭が下がります。パッチンスキーの幻盤も出してくれましたし、一昨年はナウラ、その前はサヒブ・シハブの傑作と、思わずガッツポーズしたくなるCD化ばかり、澤野さんが出さなかったらどうなっていたんでしょう、、、(ナウラは10年位前にドイツのユニヴァーサルから出てましたが、すでに廃盤、サヒブ・シハブはストーリーヴィルから一部CD化されてますが、、、)

 こうゆう知る人ぞ知る名盤こそ、これからジャズを知りたいなぁ、と思っている人たちに聴いてもらえるといいんですが、これがなかなか難しい。レコードショップでも、たとえ澤野印が付いてても渋い管モノだとあまり目立たないような気がします。ジャズ好きの店員さんがいるところか、専門店だけではちょっと寂しいですね。

 ピアノ専門レーベルと思われていますが、(いや、確かにそうなんですけど。)基本姿勢は、いい物なのに出てないから自分で出そう、だと思うので、ピアノではなくても、きっと出したい物はまだまだ沢山あるんでしょう。光の当らないところに光を当てたい、なんてなんだかカッコいいです、実際いい作品多いですし、おかげで、随分いろいろなプレイヤーを知りました。

 さてコレです、澤野さんが7月にリリースした、私が待っていた(多くの方々も待っていたJazz_quintet_60 と思います。)幻の逸品、JAZZ QUINTET 60「JAZZ QUINTET 60’」デンマークの名手が集う1962年のメトロノーム盤!アナログ出た時にCD化してほしいと願っていましたが、ついに出してくれました!

男っぽい。何とも男っぽい。ちょっと格好つけて、きつい酒でも飲んでみようかと思ってしまう。

 ライナーノーツのこの最初の文句で作品の雰囲気が分かりますね。モダンジャズの魅力がビンビンに伝わってきます、カッコいいなぁ、よく歌うボッチンスキーのトランペットが何ともハードボイルドな男っぽさを醸し出します!名手ベント・アクセンのピアノがたっぷり聴けるのも嬉しい。映画を観終わった後に主人公になったつもりで肩で風を切って歩いてしまうような、そんな気分です。

 そしてもう一枚の傑作、「FONTANA PRESENTING JAZZ QUINTET 60」1963年の作品Presenting もすばらしい!今年の頭だったでしょうか、輸入盤で出た時は興奮しました!やはりカッコいい、ハードバップの醍醐味です!

| | コメント (0) | トラックバック (0)