JAZZ IN POLAND

WLODZIMIERZ NAHORNY 「HEART」

 CDにお金を使いすぎ、いくら多少まとまったお金があるにしても、これではいかん、浪人なんだから其れなりに節度というものがありますな。ということで今週は買いたい欲求を何とか堪えてレコ屋さんには行かず、モンモンとした毎日。う~、辛い、でもイカン、CD欲しい、いや我慢我慢、、、まるで禁断症状。

 来週横浜に用事あるんですよね、派手にリバウンドしなければいいんですが、、、多分、派手にいくな、意志弱し、意味ないなぁ、、、

 先月見つけたWLODZIMIERZ NAHORNY(ヴウォヂミエジュ・ナホルニー、コHeart レも読みにくい。)の「HEART」、ヤバイですぞ!私にはかなりドンピシャでした!3年ほど前にピアノ・トリオが話題になった人ですが、本作は1967年のMUZA盤でアブストラクトなアルト・サックスがメイン、でもポーランドらしい哀愁が漂います!ピアノがない分硬派な雰囲気、ベース、ドラムと共に三位一体のエキサイティングな演奏が炸裂しててカッコいい!こういうフリーに行きそうで行かない微妙なバランスはやはり好み、アドレナリン数値がグッと上がります!ある本ではピアノを弾いてないと書いてありましたが、実はピアノ・トリオで1曲目とラストで弾いてます。これが作品をまとめるのに非常に重要でした。1曲目で、何かが始まるぞという重々しいくも美しいバラードから、ハードに展開する2曲目以降のアルト、最後に更に美しいメロディでピアノ・トリオが作品を締めくくる!非常に巧く出来た作品です。

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 妻が北海道出張から帰ってきてイクラの醤油漬など、ご飯がすすむ旨いものを沢山買ってきてくれました。北海道はいいですねぇ、何でも美味しいし、空はでかいし、空気もいいし。北海道の人が東京に来て何が一番驚くかというと、野菜の味がしない事と洗濯機がベランダに置いてある事だそうです。なるほど、こちらでも冷蔵庫がベランダに置いてあったら驚きますよね、そういう感じらしい。

 さて、ポーランドものです。現在も活躍中のTOMASZ STANKO(トマシュ・スタンコ)、1970年の Music_for_k 「MUSIC FOR K」はコメダの音楽を彷彿とする激しさに満ちた逸品!タイトルのKはコメダのことです。ブリブリ吹き倒すヤヌス・ムニアクのテナー、ズビグニェフ・ザイフェルトのアルトは圧巻!でもこれはかなりビギナーには難しいかも、フリージャズとまでは言いませんが、かなり硬派です、渾然一体と押し寄せる音の洪水、身を任せると揉みくちゃにされそう、それでも哀愁を感じるのは何故でしょう、、、生々しい!

 MICHAL URBANIAK(ミハウ・ウルバニアク)の「MICHAL URBANIAK’S Michal_urbaniak GROUP」は1971年のライヴ作、70年代のマイルス・デイヴィス・グループのサウンドを思わせます。ヴァイオリン、バリトン、テナー、ソプラノを自在にも持ち替えて多彩な演奏ですが、やはりビギナーにはどうでしょう、21分12秒の組曲に耐えられますかな?ハマるとクセになりますぞ!

 ZBIGNIEW NAMYSLOWSKI(ズビグニェフ・ナミオフスキ)の硬質なアルトもすばLola らしい!コメダの「ASTIGMATIC」でも聴かせてくれてましZbigniew_namyslowskiたが、1966年の「QUARTET」では全曲自作のワンホーン、モーダルな雰囲気で、知的に響くアドリブ、青白い炎のように鋭い。1964年のDECCA盤「LOLA」は逆に赤い炎ですかね、ハードバップの渋味、温か味が残っててとても気持ちいいアルトの歌いっぷりです!

 ちょっと中途半端な気もしますが、ポーランドもの、こんな感じです。また見つけたら書きましょう。

 

 

 

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 ちょいちょい英語を楽しみつつ、エクセルの勉強も始めてしまって、何だか更に忙しい。仕事をしている時は多少使っていたのですが、はじめからやり直すとなると知らなかったことが多くて、かなり楽しいです。そもそもエクセル使っていたのに計算式とかを使えなかったというのは如何なものか、、、

 昨日に続き、ポーランドものを紹介しましょう。POLSKIE NAGRANIA(MUZA)はポーランドの国営レーベルだったそうで(今もそうですか?)、クラシック、ロックと幅広くカタログがあります。ジャズでは知られざる名盤がかなり多く、昨日書きましたコメダの作品はその代表的な一枚、でもまだまだあるのです。

 JAN "PTASZYN" WROBLEWSKI(ヤン・プタシュン・ヴロブレフスキ、これまPolish_jazz_vol3 た読み難い名前ですね。)の「POLISH JAZZ QUARTET:POLISH JAZZ VOL.3」はロリンズ、ウェブスターが好きだというだけあって、男性的な太いテナーがスウィンギーに歌う1964年の逸品!ポーランドにもハードバップ魂が着実に浸透していたのかと今更ながら感心してしまいます。ピアノトリオがバックのワンホーンでかなりカッコいいです。

 1978年の「FLYIN' LADY」は、バックがピアノからギターに代わってより洗練Flyin_lady された雰囲気の中、プタシュンのテナーが更に伸び伸びとハードに聴かせます、ギターが時にメロウに響いてフュージョンっぽいですが、ソロアドリブはなかなか良い。コレも好きな作品です!

 ポーランドのハードバップ魂といえば、コレは欠かせませんというのが、プタシュンも参加しているANDRZEJ KURYLEWICZ(アンジェイ・Go_right クーレヴィッチ)の「GO RIGHT」!いや~、これはすばらしいですぞ!トランペットとテナー、フルートがフロントのクィンテットで、メロディ、演奏共に申し分無しにカッコいい!50年代のハードバップ黄金期をポーランドのプレイヤーが思い出させてくれる1963年の傑作です!

 ちょっと前衛的なものに目を向けると、ANDRZEJ TRZASKOWSKI(アンジェSeant_2 イ・トシャスコフスキ)、1966年の「SEANT」も緊迫感があってピリリッと身が引き締まります。静と動のバランスと、やはり予想外の展開にコメダの作品に通じる魅力があります!テッド・カーソンの参加には驚かされました、凄みのあるトランペットにも注目です!トシャスコフスキの‘65年の「THE ANDRZEJ TRZASKOWSKI QUINTET」がまた良いらしいです、CD化してるんでしょうか?是非聴いてみたい!!

 もうちょっとあるのでまた続きを明日紹介します。

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JAZZ IN POLAND

前から考えていたのですが、この失業中の貴重な時間を使って、英語の勉強をすることにしました。仕事をしてるとなかなかやりたいと思ってもできないですよね。ブログを立ち上げるなんて、仕事してたら多分やらなかったと思いますし、ウチも整理が付かないままだったかも知れません。で、英語なんですが、いきなり学校に行くにしてもどこがいいのか分からないので、(授業料も馬鹿にならないし。)ネットで英文を読んで、読めない単語はgoo辞典で発音聞いたりすることから始めてみました。単純なことですがコレ、意外と楽しいです、タダですし。その内本格的にやるつもりです。

 東欧圏のジャズなんてついこの間までCDではあまりなかったのですが、最近は専門店に行くと見かけるようになりましたね。特にポーランドものは私の好みのものが多いです。(何だコリャ解らん!というのもありますが。)きっかけは多分ガッツプロダクションがHabanera POLONIA RECORDSを出した時からではないでしょうか、10年位前ですね。数年後にNOT TWOレーベルから出たSIMPLE ACOUSTIC TRIOの「HABANERA」で、ポーランドにもジャズがあるということが世間一般にも知られるようになったのではないかな。

 今日はポーランドの名盤を紹介しましょう、60年代に凄いのが結構あります。 

 ポーランドを代表する国民的大音楽家と言ってもいいでしょう、KRZYSZTOF KOMEDA(クシシュトフ・コメダ、なかなか読めん!)は欠かせません、ロマン・ポランスキーのローズマリーの赤ちゃんという映画はご存知ですか?エクソシストと同じくらい怖い1968年の傑作なんですが、この映画のスコアがコメダです、タイトル曲があまりに美しい。巨匠アンジェイ・ワイダの作品もやってます。彼はポーリッシュ・ジャズでも非常に重要な存在です、Astigmatic ‘65年の傑作「ASTIGMATIC」は不滅の名盤(でも、ジャズビギナーにはお勧めできません、ちょっと難しく感じるかも、いや、かなりかな。)アヴァンギャルドで思索的、でもゾクゾクするようなドラマ性があって、いったい何が起こるんだろうというような多彩さは正にサスペンス、硬派な逸品です!トマシュ・スタンコの何処か遠くを見つめるようなトランペット、ズビグニェフ・ナミスウォフスキーの力強く語りかけるアルトを肉付けして激しく展開するタイトル曲は圧巻!22分50秒、う~ん、人それぞれかな、でも挑戦する価値はありますぞ!3曲目SVENTETICもやはりゾクゾク、哀愁と緊迫の微妙なバランスがエキサイティングな15分50秒、痺れます!コメダの音楽は、実は肉付けを気にしないでメロディを追い掛けて行くと非常に美しい、なんて感じてます。前出SIMPLE ACOUSTIC TRIOのもう一枚の傑作、「KOMEDA」も是非聴いてみてほしいでKomeda す、ASTIGMATIC、SVENTETIC、ローズマリーの赤ちゃんのタイトル曲をピアノトリオで聴けちゃいます!

 明日もポーリッシュ・ジャズ紹介します。

 

 

 

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