MARCIN WASILEWSKI TRIO w/JOAKIM MILDER 「SPARK OF LIFE」
雨だ、二週連続台風、しかもほぼ、同じコース。
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雨だ、二週連続台風、しかもほぼ、同じコース。
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最近のカミサンは明石家さんま化しています。或は林家パー子か、、、
話をしていて笑う直前、「ハッ」とか、「端っ」とか、息を吸いながら、ツマるようなあの音が入ります、まるで合いの手みたいだ、、、
当然ながら本人は無意識なのさ、それを突っ込むとまた、「派っ」とか言って一言言う。それをまた指摘すると、「覇っ」。面白いからそれをブログネタにするとかいうと、「爬っ、やめて~」、、、なんかしょうも無い漫才みたいだ、、、
もうTIGRAN三昧な今日この頃、新作「SHADOW THEATER」に至っては更にジャズらしさが薄まり、もはやフュージョンですらない。でもむちゃくちゃ気に入ってます!
「RED HAIL」よりも拍車が掛った完全なるTIGRANワールド、何やってんだか解らないうちにもみくちゃにされて、為されるがままに身を任せればどう云う訳か快感が襲ってくる!往年のプログレッシヴ・ロック、ユーロ・シンフォニック系にも通じる妖しさと技巧、マグマ、ピュルサー、イエス、教会音楽にニュー・エイジ、もうグチャグチャ、、、
例えればキリがありませんが、ハッキリしていることは彼には彼自身の音楽世界があって周りがどう思ってもその世界を歪めることはないだろうという事。たまたま私が嵌ったにすぎません。
不思議な魅力は1曲目THE POETから全開、祈りを感じさせる雰囲気とサーカス会場のような何かが始まるぞ感が何ともいい!7曲目、12曲目がアルバムのハイライト、素晴らしいメロディラインとアグレッシヴな演奏にゾクゾクします!
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「変化その3」については私もかなり意外でして、ある意味1や2よりも驚いています。カミサンもかなりビックリでして、、、
別に止めたわけではないんですが、25年間飲み続けていたアルコールを一滴も飲んでません、既に2ヶ月半。
若いころなら一升瓶、朝方までにペロッと飲んじゃって10時ごろには爽やか~、何て感じ。さすがに30歳を過ぎたころからはそうはいかなくなりましたが、最近だったらほぼ毎日、ビールだったら3リッターは飲んでいたんです。
仕事が掃けると帰り道のスーパーで先ずは500缶を2本でしょ、駅近くのスーパーでまた1本、地元に帰るとコンビニで1本、ブ~ラブラ歩きながら家近くのコンビニで2本、つまみも買って家に着くころには結構酔ってる。酷い時は更に出かけて行ってもう2本みたいな、、、
大分身体もいう事を利かなくなりましてね、気分が優れない。10年ほど前から気性も気のせいか荒くなり、あまりお行儀のいいお酒ではなくなってました。ストレスのせいか過ぎると大抵意味も無く怒ってる。グダ巻いたり、説教たれたり、結構覚えてるだけにシラフになるとそんな自分にゲンナリすることが増えました。
っで、ある日突然、「コレは性も無いわ、、、もういいや、、、」って気分になりましてね。それ以来続いてます。意外なのはスーパーとか、コンビニとか、そういうお酒のアイコンの前を通っても全然飲みたくならない事。自分ではアル中だと思っていたので発作みたいなものが起こるのかと思っていたんですが全く来ない、更はライヴハウスみたいなところに行ったんですが、みんな飲んでるのにソフトドリンクで済ませちゃったこと、これには驚きました。
おかげで最近体調も良いし、気が付いたら5キロも痩せてしまいました、一体どれだけ飲んでたんだか、、、今度飲みに行く機会があってその時はお酒を楽しもうと思ってるんですが、どうなる事やらです。だらしないお酒にはしたくないですな。
ジャズというフィルターを通して自国、というか自分のルーツを表現するプレイヤ―が随分増えたように感じます。60年代にもいたとは思いますが、あまり知識も無く、すぐに浮かぶのはポーランドのコメダぐらいでしょうか、、、
アルメニアのピアニスト、TIGRAN HAMASYAN 「RED HAIL」は物凄く自分と自国のルーツを感じさせる作品だと思います。アルメニアの民謡?を交えながらのオリジナル作で、ちと耳馴染みのないメロディが印象的。
演奏がウネッてます、メロディだけを追いかければ、異国情緒が漂い、物悲しかったり、切なかったり、特に女性ヴォイスが摩訶不思議な雰囲気を醸し出してます。しかしコレはまぁ、、、
ハッキリ言えば、コレは所謂ジャズではありません。曲によってはプログレ・ハード、ドリーム・シアターみたいです。一昔前ならフュージョンって事になるんでしょうけど、テクニックではなくて自分のルーツに根差した音楽なだけに個人的にはビンビン響いて来るし、何といっても面白い!個性的な音楽、言葉にはできない思いが頭の中を駆け巡って何度も聴いてしまいます。オーセンティックなジャズを追いかけていた昔の自分だったらこの作品にはかなり抵抗感があっただろうな。
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そしてある日、妻がネットを見ながら、少し興奮気味に「この子たちすごくかわいいとおもわない?!」と言うじゃありませんか!確かに可愛いのが4匹、みんな女の子で毛の色も様々、色々見た中で何かピンッと来るものがある。
ブリーダーさん宅への面会の日取りを決めて、いざ会いに行きました。四匹のうち一匹は既に家族が決まっていて、残りの三匹と会ったんですが、更にそのうちの一匹もおそらく家族が決まるということらしい。ふ~ん、まぁいいか、三匹ともかわいいし、特に選ぶ気はなかったので、、、何て思って様子を見ていたらホントに遊ぶ姿が可愛い!それぞれ何となくコロコロ走り回ってる。その中で一匹、何となく動きが違うというか、二匹が母犬を追いかけまわしてるのに(おっぱいが欲しいらしい。)、途中で何か別の事に気を取られた動きをする子に興味が湧きました。よく見るとなんとショップで惚れ込んだ子に何処となく顔が似てるじゃないですか!変わり者だしこの子に決めた!って事になりました。
そこまでは想定内だったんですが、ココからが私のイカンところというか何というか、、、沸々と浮かぶある想像、、、
「二匹いたら、もっと楽しいかも、、、」
というのも、遊んでる様子が何ともイイ。ウチは二人とも働いていて留守時間が長い、一人で留守番するには辛かろう、もし二匹なら遊び相手がいて社会性も多少は身について良いのではなかろうか、、、しかも姉妹をバラバラに引き離しては人としてムゴいのではなかろうか、、、などと考えたわけです。
さぁ、こういう事を言い出すとカミサンが、またか!というリアクション(でもこの反応は至って正常だと自分でも思う。)、ブリーダーさんもその方がこの子たちにとっても悪くはないけどどうなの?的な雰囲気(そりゃそうだ、、、)。多頭飼いについては家族でじっくり相談した上でという事でその場は決めずにお暇する事になりました。
結果的には私の我がままで二人迎えることになり現在に至るといった具合で、ブリーダーさんも驚いていました。初めてでいきなり多頭飼い、いない事はないけどかなり珍しいらしい。じゃぁ、後悔してるかというとそれが全くしていない!
二人の遊ぶ様子や性格の違い、喜んでる顔や、叱られてシュンとしてる顔、お互いに気を使ってるかと思えば、おもちゃの取り合いして大ゲンカしたり、自分も生きてる感じがする、一気に家がにぎやかになりましたよ。この子たちの御蔭で少しは思いやりのある人間になれればいいなぁ、などと思う毎日です。
あまり当たりがない最近の作品の中でコレはリピートして聴いてます。MARTA SANCHEZ 「LA ESPIRAL AMARILLA」、よく存じません彼女自体は。バックのプレイヤーも知らないけど1曲目の変拍子と女性ヴォーカルのハミング(スキャット)が印象的でなかなかスリリングなんです。スペインのプレイヤーと聞いて何となくアンダルシア地方の爽やかな空気をイメージしてしまいます。
2曲目の切ない曲想、儚いピアノとテナーの響きにたそがれ、3曲目で再びスリリングに、ソプラノよく歌ってますが、音を埋め尽くさずに演奏しているせいかシャープなドラミングが際立ちますな。
全体的に緩急を付けた曲構成で、最後まで飽きさせないのもリピートで聴いている原因かな、軽いけど悪くないですよ。
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続きです。
毎日その子の顔を見ては可愛いなぁ、、、家に帰ってカミサンに如何に可愛かったを語り(カミサンは、ふ~っやれやれって感じ。)。私の両親まで連れて見せて、可愛いだろと我が子のように語り(父が満更でもないのには驚いた!)、カミサンもしょうがないなぁ、そんなに云うのならと諦めかけたある日、二週間くらい経った頃か、迎える覚悟を決めてショップに行ってみると店員さんが「昨日、家族が決まってしまいました。」の衝撃の言葉。「可愛い子だったからね、それは良かった!」などと複雑な心境で言った後、ショップを出てガックリ、、、暫く落ち込みましたよ。
その後もショップに顔を出してはその子の面影を探して切ない思いをする日々、やれやれ、、、、
落ち着いたら、自分でもワンコ熱は冷めるんじゃないかと思っていたんですが、コレがなかなか冷めない。かなり現実的にわんこと暮らす事の大変さを考えていたカミサンもコレは本気なのかもと思ったらしく、インターネットで色々探すようになってしまいました。
そんなこんなで気が付いたらワンコ熱から五カ月が経っていました。その頃には二人とも結構本気と言うか、真面目に探してて、ネットを見ながらこの子はどうかな?あの子はどうかな?をカミサンと毎日話す始末。ネットは実際会ってるわけではないので判断がとても難しい(というか、そもそも何を基準に判断しようというのか、、、)。
はい、更に続きます。
モーダルな雰囲気に酔いますぞ、幻の逸品が出ています!こういうのも聴けるようになったんだなぁ。レコ屋現役だったらもっと大騒ぎでしたね、何枚取ろうかなとか考えて、自信を持ってお薦めしちゃうところです。
BERNDT EGERBLADH 「THEY ALL LAUGHED AT ME WHEN I SAT DOWN AT THE PIANO...BUT, WHEN I STARTED TO PLAY !」、エゲルブラダの全編オリジナルで、夜のリラックスタイムにピッタリ嵌ります!
アルトのモーダルながらも何処か溌剌とした歌いっぷりが気持ち良いです。このアルト、ラ―ス・リーステットのアルバムでも聴けるんですが、結構良いんだよね!本作はほとんどの曲がワンホーン・カルテットなので見せ場も充実、ラースのアルバムより聴きやすいと思います。
若き日のエゲルブラダの音楽スタイルは晩年と随分違うのですが、ピアノそれ自体は実はあまり変わっていないような気がする、盛り上げ方とかメロディの良さは既に完成されてますな。
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ちょっと前になりますが、こんな本が出てるのをご存知ですかな。「ヨーロッパ・ジャズの黄金時代」(星野秋男著)、 ヨーロッパのジャズに興味を持ち出して既に10年以上経ってるんですが、まだまだ知らないものが多いなぁ、と改めて思いましたよ。
今でこそ多くのヨーロッパ物がCD化されて良い時代になったものだと思いますが、星野氏が注目していたころは全く現物も無ければ情報も無い大変な時代。そんな暗中模索の中でコレは!と思えるモノに出会った時の喜びは今の私には想像できないほどの大きさだっただろうなぁ、なんて思います。大変だっただろうけどそんな喜びを味わう事が出来るなんてちょっと羨ましい気もしますね。星野氏や澤野工房の澤野氏、その他多くの知られざるジャズ・ファン(多分私の師匠のような人)の耳が今のヨーロッパ・ジャズ再発大国、日本を作ってきたんでしょうね。
読んでいて素直に聴いてみたいと思えるヨーロッパ・ジャズの読み物、入門書としても勿論、ヨーロッパ・ジャズの国毎の背景を知るのにも読みやすい本ですな。
まだまだ、メジャー、マイナー共に多くの知られざる名盤がCD化されずに埋もれているようですが、何とか私が生きているうちに再発されることを願っておりますよ。
いや~~~、コレは良い作品だ!スリリングだわ、まだ全曲聴いてないんですけど、最初の2曲でヤバいって感じ。
CHAT NOIR 「DIFFICULT TO SEE YOU」、何か全然違うんだけど、E. S. T. と同じベクトルを向きつつ、独自の世界を展開してるな。本作が3枚目、前2作はピアノ・トリオでこれ等もかなり素晴らしかったんですが、本作は完全に一皮剥けたな。
前作の時も感じたんですが、このグループのバックボーンはジャズではありませんね、E. S. T.は少なくともジャズを感じさせる流れがありましたね、モンク集も出していましたし。彼らの雰囲気はクラシックから入ってロックやプログレッシヴ・ロック、クラブ系とも絡むのかな、ジャズの要素は微塵も感じられません。
メロディが何かグイグイ心に食い込んでくるんですよ、、、聴いてると別世界に連れて行かれるようなアンビエントな浮遊感が何とも心地良い。それとピアノが突然ダイナミックに響いてきてモノスゲー、美旋律だったりする、ゾクゾクするねぇ!!
色んな装飾音が入ってきて先ず普通のジャズ・ファンは受け容れ難いでしょうね。でもピアノ好きの人は全く違う印象を受けるでしょう。私としてはE. S. T. 亡き後、最も心の隙間を満たしてくれるグループになりつつありますよ。
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何だか天気のはっきりしない日々が続きますね、少なくとも私の住んでいる鎌倉近辺は何となくシャキッとしません。せっかく桜が咲いているというのに何となく残念です。
昨日は我が家の行事と化してきました北鎌倉の「匠の市」に行きまして、ぶらりと散歩。肌寒さもあってか、あまり人も出てなかったかな。
収穫は大好きなセレクト雑貨のお店「GM . .」でお香を買った事。最近お香を焚くのが休みの日の楽しみでして、、、このお店は素敵ですよ。気になるモノがいつもあって、見てるだけで楽しいし、ホッとできるお店。北鎌倉に行くと必ず寄らせて頂きます。
カミサンが買ったのは「匠の市」の円覚寺参道で売っていた14世紀の製書を再現したこれまた素敵な本、糊を使わずに糸で製本したモノ、ジャポニカ学習帳とはちょいと違いますよ 。
天気が好ければ桜ももう少し、目に眩しく温かな雰囲気になるんですがねぇ、、、
今日はスペインの隠れた名盤をご紹介しましょか。INAKI SALVADOR 「ORAIN」 、1989年の作品で現状では入手は非常に困難と思われます、残念ながら、、、
プレスが非常に少ないのと、何でもスペインの歴史背景も多少絡んでいるとかいないとか、、、私が入手した当時、2004年くらいだったかある人からそんな説明をされたような気がします。INAKIがバスク地方のピアニストだと聞けばスペイン通の人は何となくハハ~ンと来るのかな。
ソレは兎も角、本作はとても麗しいピアノ・トリオ、スタンダードを中心に小気味良い演奏を聴かせてくれます。そんな中、圧巻なのはオリジナル曲にしてアルバムタイトルの7曲目、美しく、儚く、力強い。まるでオーロラや虹のような幻想的な光を思い出させます。
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実は、仕事上大変な変化がありましてね、、、
私、今までの一年九ヶ月、タイミングを見計らいながら豆を炊いて効率良く、しかも状況に応じて最もベストな状態でウルフさん達に炊いた豆を引き渡す役目の釜番という役割を果たす製造部にいたんですが、この度、人事異動がありまして、製造されて美味しい納豆になった商品をお客様のもとに間違いのないよう届けるための重要な部署、「仕分け及び物流管理課」に転属となりました。ロジスティックってやつね。
正直言って全く私が目指していた人生設計とは異なる部署で(私は納豆作りの職人になりたかったわけですからね、、、)、なんでやねん???という気持ちも多々あるんですが、まぁ、現状を見回してみれば、いたしかたない状況もありまして、気持ち良くお受けすることとなりました。それだけ私の性格を見て頂いた上での苦肉の策であったんでしょう、会社側としてはね。
っと言う事で私、今かなりテンパッてます!全てイチからの再スタートですからね、全く、、、細かすぎてワケ分からんわ、、、
それでも会社の沢山の人達が色んなアドヴァイスを下さったり、実際に手を貸してくれたりして、とても有難い。工場長を筆頭に工場の仲間たちや営業部の人達、一緒に働く事になった「仕分け及び物流管理課」の精鋭たちには本当に人としての繋がりを感じるし、感謝に堪えませんわ。それだけ重要な仕事であり、私に対する期待も高いものがあるんだな、ってことだと思います。
作る事からはちょいと離れてしまいましたが、御客様にお届けするダイレクトな立場として「鎌倉山納豆」を大切にしていきたい、これからもどうぞ宜しくお願い致します!
今日は懐かしいのを一つ。やっぱり愛聴盤だな、KALTENECKER & DES 「IN THE BEGINNING THERE WAS THE RHYTHM」 、コレは世紀に残る名盤と言えるんじゃないかな、2000年の作品です。
ANDRAS DESの多彩な打楽器のリズムに乗ってZSOLT KALTENECKERのピアノが縦横無尽に駆け巡るデュオ作品、この作品を聴くとピアノトリオに拘ることが馬鹿馬鹿しくなります、ベース?いらないね。ベースがないから却ってピアノとパーカッションに広がりがあって自由奔放、リリカルなメロディが却って際立ちますな。
この作品に出会った時、ドップリ嵌りました。レコ屋現役時代は毎日17時以降はコイツのリピート、店頭演奏ね。そうすると「今何かけてるの?」の問い合わせがジャズコーナーを眺めている御客様全員から殺到したモノです。ちょっと厭らしい話をすると御客様の動きを見て、どんなものを探してるのかなぁ、、、何て思うじゃない?
この人はピアノで探してるのかなぁ、、、何て察知してコイツをかけると100%、「何これ?」って言われてしまう代物でした。
ずっと垂れ流ししても良いんですが、本作の中でも最もお薦めが6曲目ETERNAL ENERGY、この曲のストーリーは天下一品だな、静かに始まるテーマ・メロディと寛いだパーカッション、ピアノがアドリヴ・ラインに入り徐々に盛り上げていく曲想、リリカルな事この上なし!圧巻は4分過ぎからの抒情の盛り上がりから4分30秒当たりのクライマックス!打楽器的に打ち鳴らされていくピアノの感情の迸りが堪らんね!!
そこから積み上がって行くメロディに込められた抒情が更に素晴らしい!心が顕れるね。
他にも好きになれる曲が沢山あると思います、未だに聴くと、アレも良い、コレも良いとなってしまう作品で、聴く度に心への響き方が違うのも本作の魅力かな。
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先日小田原まで観に行った映画、スゲー怖かった~~~!横浜でもやってたんですけど、状況的に小田原の方が近いという事で行ってきたんですが、小田原、良いねぇ、、、富士山が凄く大きく見えて、何か「抱かれてる」感がありましたな、カメラ持っていけばよかった、、、
っで、昨日何を観たかというと「THE 4TH KIND」っていう映画。第四種接近遭遇っていう意味から取られたタイトルなんですが、コレが実際の映像もウマく交えた半ドキュメンタリー的な作品でして、このナビゲーター的主人公の体験がもし、本作が提示しているある仮説(敢えてそう言わせてもらいます、地球外生命体がやっていることなんだとしてね、)通りだとするならば、ちょっと眠れなくなるくらい怖い話、というかこの体験者(アブダクティ)は正に寝かせて貰え無いんだけどね。
正直、どう考えていいのかまだよく判らない、この映画で使われているドキュメンタリー映像は実は65時間にも及ぶアラスカのある町でのカウンセリングの記録のホンの一部に過ぎないので、それをすべて見ないと良く判らないし、かなり時間を掛けて突き詰めていく、正に研究する時間と根気がないと上っ面ばかりで何も本当の事は判らないだろうと思います、それでもかなりインパクトのある映画でしたよ。
しかも良い意味で物凄く後味が悪い。こういうのは久しぶりでしたよ。
コレ、私の愛聴盤の一つです。ピアノ・トリオ、イタリアものです。当時、一聴して3曲目で入荷日に50枚追加オーダーしたもの。多分日本にある全てのストックを買い占めたんじゃないかな。だって「有りったけ送ってくれ!」って言ったから。
DINO MASSA-PIERO LEVERATTO-CLAUDIO BORRELLI 「UN PO COME...NOI」、所謂イタリア系美旋律なんですが、どんなに美しくても作品としてフックがなければ詰らないじゃないですか、大抵は垂れ流しで終わっちゃうんですが、本作は違ったんだな。この曲が聴きたい!って思わせてくれる1曲に出会うとそれだけで買いなわけです。
本作は10曲あるんです、演奏も全体的にバランスが取れていて作品全体がピアノ・トリオの醍醐味って感じです。
言いたかないけど、上っ面だけエヴァンス系ってヤツですね。でもどうなんでしょう?エヴァンス系って聞いて、満足できる作品に幾つ出会えました?あたしゃ、ほとんど無いですね。運指を真似出来ても内面的なものはエヴァンスとは全く違います。結局エヴァンス系と言えば分かりやすい、、、と言うに過ぎない売り文句なわけですが、、、
まぁ、ともかく安直に言えばエヴァンス系って事です。でももっとメロディ・ラインが小気味良くて親しみやすい作品ですな。程良い抒情と親しみやすさ、ピアノ・トリオのツボを押さえています。
で、先ほど言った所謂キラーチューンが3曲目SAILOR-MAN、ピアニストDINO MASSAのオリジナルで、愁いのあるメロディと起承転結のある演奏構成、徐々に迫ってくる感情の迸りが押さえられなくなるような瞬間を迎える時の快感がこの曲にはあります!
最近の作品ではこういう曲にトンと出会わなくなりましたよ、、、
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こういう話は確かした事がないと思うので私のジャズ・ルーツについて書こうかな。うん、してないはずだ。
ジャズとの出会いは約20年前の大学時代ですな、それまではゴリゴリのヘヴィ・メタル小僧だった訳でそれについては何度か触れましたね。何でジャズを聴き出したかというと大学の近くに気になるBARがあったんです。何時も前を素通りするだけで「ココ何だろうなぁ、、、」と気になってはいたんです。そしたらある日そこでバイトを始めた友達がおりましてね、俄然入りやすくなったと言いますか、「ラッッキー!!!行ってみるべ!!!」って事になった訳です。
入ってみるとスモーキーで雰囲気たっぷりな照明、正にジャズ・バーだったんです。小僧の私はちょいと背伸びできるような、、、そんな大人な感じに触れたいお年頃、渋い空気にやられちゃうわけですな。ウマい酒と料理を楽しみながらだ、ちょいとバックで流れているジャズが余計居心地を良くしてくれる。「ハハ~ン、コリャ、堪らんな、、、」って事で気さくなマスターに「ジャズの基本を教えてくれ!」と申しましてね、またマスターがホントに良い人でアレもコレもって感じで仕事そっちのけで20枚くらい教えてくれてね、全部メモりましたよ。
それからというもの、かなりそこには入り浸りましてね、ホントにお世話になりました。ソソウも数々、、、でもいつも温かく迎えてくれてね、いつしか気が着くと「BGMは適当に頼むよ。」と言われていました。
そっから先はね、ジャズの師匠と会社で出会えたり、自分で掘り下げてみたり、、、でも私のジャズのスタートはその気さくなジャズ・バーから始ったわけです。良い思い出です、、、おかげで人生が豊かになったと思いますよ。
久しぶりに頼んでいたCDが沢山届きました。最近全然買ってなかったんでちょっと嬉しい、、、っていうのはちょいと前の話、、、
その中の一枚、CD化を待っていた幻の名盤が特に嬉しいですな。GEORGES ARVANITAS 「SOUL JAZZ」、1960年の傑作ですな。コレはよく出せたなぁ、、、フランスのコロンビア原盤でしょ?あれ?EMIになってる、、、良く判りませんがいずれにしても超幻なわけです。
師匠に言わせると(先日電話がかかってきてちょっと話しました。)、「アッそう、、、出たんだ、、、まぁ、まぁまぁだな、、、」だって。やれやれ師匠!ソレは感動が足りないっしょ、、、現役時代なら初回50で、少なくとも追っかけ100はやるでしょ???そういう名盤ですよ!
ライナーに個人的には頷ける事が書いてある、、、「思い返せば澤野工房の記念すべき第一弾は、、、」のくだり、そうだよな、ホントに思い返しちゃいますよ、GEORGES ARVANITAS ってちょっと特別な存在として見てしまいますよ、澤野さんのおかげでヨーロッパものの見方がガラッと変わった、そのきっかけになったピアニストですからね。一般の日本のジャズ・ファンの目線が広がったきっかけだと思う。
こういう書き方は本当に久しぶりですね、曲名まで紹介する書き方。今日はチョビットだけゆとりあり。
ハード・バップの王道ですな!正にジャズの醍醐味!!そういう音が演奏に滲み込んでます。私個人としてはFRANCOIS JEANNEAUのテナーをもっとちゃんと聴いてみたい!という欲望が本作で達せられた事と、BERNARD VITETの、フリーに行く前のオーソドックスなトランペットがとても気持ち良かったのが嬉しかった、二管ハード・バップのサイコーの逸品ですね!
ジャケもセンスバッチリだし、コレは超お勧めですよ!
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