JAZZ SESSION

LEE MORGAN 「DIZZY ATMOSPHERE」

 ちょっとガックリ来てるなぁ、、、既に夏バテ気味です。只今年の夏、実は昨年までより、暑いと感じていません。あれ?多分書いてないですよね、何故かというと職場が空調の効いてないモ~レツに暑い場所だから。だから休憩中に外に出てちょっとでも風を感じたりすると、涼しい~~~!何て事になります、気温は30度を越えてると思うんですが。

 昨年までとの大きな違いは酷い寝汗をかかない事。前は6月でもちょっと暑いと感じると、イヤ~な汗が頭から首にかけてジワジワ、タラ~リ、、、気持ち悪い!と起き出してクーラーのある部屋に逃げ込み、そのまま朝になって、何となく寝不足だわ、クーラーに当りすぎたせいで体の調子が益々悪いわ、クーラーの部屋から出ると途端にベッタリした汗が出てくるわで完全な袋小路に迷い込んでました。

 今年は職場で大汗をかいて悪いものが全部体から出て行くような感じだし、寝てる時は疲れ切って死んだように寝込んでしまうので、多少寝汗をかいても気が付かない、クーラーに必要以上に当らなくて済んでます、要するに体の調子が良いんですな、疲れてはいますけど。

 JAZZBEAT RECORDSからタイムリーな復刻、LEE MORGAN 「DIZZY ATMOSPHERE」、持ってませんでしたからね。ディジー・ガレスピー楽団のメンバーがそのツアー中に録音したハード・バップの傑作!今ではLEE MORGANのリーダー作扱いになってますが、録音された当時はリーダー不在のジャズ・セッションとして録られたのは明らか、各人がノビノビと演奏を楽しんでる様子が窺えますね。と言うか、飽くまでこの時の彼らのリーダーはここにはいないガレスピー、タイトルには彼らのリーダーに対する敬意が示されてるんじゃないかな。Lee_morgan_dizzy_atmosphere

  1. DISHWATER (ROGER SPOTTS)
  2. SOMEONE I KNOW (ROGER SPOTTS)
  3. D. D. T.  (ROGER SPOTTS)
  4. WHISPER NOT (BENNY GOLSON)
  5. ABOUT TIME (ROGER SPOTTS)
  6. DAY BY DAY (CAHN-STORDAHL-WESTON)
  7. RITE OF SPRING (ROGER SPOTTS)
  8. OVER THE RAINBOW (ARLEN-HARBURG)
  9. WHISPER NOT (ALT. TAKE)
  10. REGGIE OF CHESTER (BENNY GOLSON)
  11. BLUES AFTER DARK (BENNY GOLSON)
  12. A BID FOR SID (LEE MORGAN)
  13. SUSPENDED SENTENCE (WAYNE SHORTER)
  14. MINOR STRAIN (BOBBY TIMMONS)

 先ずはスカッと軽快にスウィングするWYNTON KELLYのピアノでジャズ魂に火を点けられる1曲目で気分は最高です!MORGANの張りのあるプレイが枯れることなく歌いまくり、ガッツ溢れるBILLY ROOTのバリトン、軽快で分厚く歌うAL GREYもカッコいい!ちょっとGREYのソロがカットされているのが残念ですが、この雰囲気こそジャズの快楽ですね!

 2曲目のBILLY MITCHELLの燻し銀のテナー、そう、隠れた名手、二人のBILLYのすばらしい演奏が聴けるのも本作の醍醐味ですね!再び奔る3曲目でもBILLY MITCHELLは快調です、4曲目はBENNY GOLSONの名曲、ジワジワと渋い雰囲気がハード・ボイルド、MORGANのミュート・プレイが光ります!

 サックリとスウィングする7曲目、ソロと折り重なるアンサンブルの妙とテーマ・メロディの良さ、本作ではちょっとした小唄的な位置ですが凄く好き、何だかとても気持ちがいい曲です。最後は8曲目でシットリと。ココでもBILLY MITCHELL、滑らかで甘いプレイにホロリと来ます。

 9曲目以降はボーナス・トラック、よく調べていないので判りませんが、お宝なのかな、、、アルバムの構成としては8曲目で終わる方が心地良いので、今はとりあえず9曲目以降は気が向いた時に聴くことにします。

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LENARD FEATHER PRESENTS 「BOP」

 最近ちょびっと早く帰ってこれる、そんな時は、「さぁ、ブログ、ブログ、、、」となります。時間を作るのは難しいですね、夜の8時になるともう眠いし、、、毎日仕事しながらちゃんと更新している人は一体どうやってるんだろう、、、

 先日、レコ屋の時にお世話になったレコード・メーカーさんに今作っているものをお中元とお礼を兼ねて送ってみたら、えらく反響を頂きました。その中でも苦しい浪人中に、事務所に遊びにおいでよ、と言ってくれたメーカーさんはタダで貰うわけにはいかない!ということになったらしく、お返しにCDを3枚も送ってくれました。気を使わせてしまって却って悪かったなぁ、、、などと思いつつ、実はかなり嬉しい!だって、いつか買おうと思っていた名盤だったから。すげ~、いいのかな、こんな物をお返しに貰ってしまっても、、、

 と言うわけで、その名盤とは何ぞや!というとLENARD FEATHER PRESENTS 「BOP」。ジャケがいいでしょ?MODEというレーベルを国内盤として出すこと自体かなり勇気が要ったと思います。以前からMODEは全て出す!なんて言ってくれていて、私が現役の頃は直ぐに電話、「やってくれましたね!何枚ずつにしようか、、、」なんてよくやっていました。そんなに数は貢献できなかったですが、私のお客様は真のジャズ好きが多かったので、新録並には動かすことが出来ました。「こういうものはジャズ好きなら、ないとダメでしょう!」なんていうと「持ってないし、まぁ、当然だね!」なんて言ってくれるクールなジャズ・ファン。マニアックじゃない所がいいよね、ちゃんと聴いて、満足したり、不満だったり、少なくとも持ってることだけを自慢するマニアじゃない、すばらしいお客さんばかりだった。そんな人達にMODEの作品を紹介できるのはとても胸が張れました。だって、良いんだも~ん、、、Lenard_feather_presents_bop

 本作はジャズ界の稀代の文筆家が監修してストレートに弾け飛ぶ快作、1957年の作品で、どうもピアノのGEORGE WALLINGTONがリードしているようですが、ついつい耳が行ってしまうのはPHIL WOODSのアルトと、セッションによって交代するTHAD JONESと隠れた名手IDREES SULIEMANのトランペット、非常にタイトで気持ちが良い歌いっぷりで、「だろ?」としか言いようがありません。

 もう一つ注目して欲しいのは油井正一先生の客観的なライナーがそのまま使われている事、主観的なライナーが主流の昨今、特定の人間の感情に左右されずに聴いた自分の気持ちを素直に自分自身で受け止めることの出来る、ライナーらしいライナーだと思います。

 私は基本的に最近のライナーは読まない人です、だって何だか煩いでしょ?人の感情にまでズケズケ入ってきて、、、あれ?!ブログを書いてどうこう言うのも結局は一緒か、、、

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「Ⅲ SASTANAK U STUDIJU」(MEETING IN STUDIO Ⅲ)

 疲れが出たようです、寝込みました。おかげであっという間に貴重な一日が終わってしまった。せめて夕飯は豪勢にいく事にしよう。さ~、モリモリ作りますぞ~!

 お米の研ぎ汁で大根のアクを抜いて、ふろふき大根を一品、余談ながらお米は研ぐものであって洗うものにあらず、無洗米という言葉に非常に抵抗を感じるので買ったことがない!っと俄かにうるさいことを言ってみる。カキフライをスーパーで頑張って売っていたのでそれはゲット、昨日作ったビーフシチューはちょうど食べごろを迎えております。実は肉は豚サンですが。

 ブログ書きながらなのでなかなか大変、妻はサザエサンを寝ながら歌ってる、ちょっと具合がよくない。ナスは揚げびたしにしよう。納豆は山芋をスライサーで細くきざんだものを入れるのが我が家のお気に入り、あまりカラシを入れると妻が食べられなくなる、本当はコッテリ入れるのが好きですが。タマゴも入れて、葱はたっぷりとね。ホッケが久しぶりに食べたくなりました、擦った大根に醤油をたらし、レモンかな、かぼすでもいいな。ヒ、ヒ、ヒ、結構賑やかになりました。

 シリーズの最後を飾る「Ⅲ SASTANAK U STUDIJU」(MEETING IN Sastanak_u_studijumeeting_in_studio STUDIO Ⅲ)は地元ミュージシャンのみのセッション。中心はこれまたベオグラード・ジャズの創始者と呼ばれたらしいピアニスト、BORISLAV ROKOVICでドイツを拠点にヨーロッパで活動していたということで、なるほど、そう聞くとこのバピッシュなフィーリングは頷けます。1曲目RUZAN SANはテナーもやるMILAN STAJANOVICの渋いフルートがハードボイルドなミドル・テンポなナンバー、バックのウォーキング・ベースも気持ちよい!2曲目MACK THE KNIFEは太いテナーがテーマを堂々と歌い、ストレートにバップ魂を感じさせます!小粋なピアノでスタートするYOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO、フルートを挟んで再びROKOVICが力強いピアノ・ソロを聴かせます、非常にスモーキーなジャズの魅力に溢れてますね!

 東欧圏にありながら、ここまで滲み出るフィーリング、若き日のダスコは敢えてスラヴの音楽を感じさせましたが、このシリーズの旧ユーゴスラヴィアンたちはストレートアヘッドなプレイがとてもすばらしいです。

 

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「Ⅱ SASTANAK U STUDIJU」(MEETING IN STUDIO Ⅱ)

 今日はリハビリを兼ねて妻と1時間ほど散歩、まだ歩くのが難儀なので駅前まで歩いたらヘトヘト。まぁ、慌てずに行くことにしよう。

 フィギュア・スケート始まってますね、村主さんには頑張ってほしいなぁ、既に彼女の演技は点数では評価できない魅力があるから、逆に競技大会のような限られた世界では苦戦するかもしれませんが、すばらしいことには変わらない、アーティストですな。

 ちなみに今一番すばらしいと思う人はキム・ヨナさんかな。昨シーズンまではまだフィギュア・スケート選手という感じが少し残ってましたけど(腰痛そうだったし)、今シーズンは妖艶さが増して、アーティストというに相応しい。まだ17歳でしたっけ?凄いですね。

 昨日の続きです、「Ⅱ SASTANAK U STUDIJU」(MEETING IN STUDIO Sastanak_u_studijumeeting_in_studio Ⅱ)、本作はJACK DIEVAL-PIANO、BERNARD VITET-FLUGELHORN、FRANCOIS JEANNEAU-TENOR SAX、JACKUES HESS-BASSというフランスのモダンな名手たちに、重鎮ART TAYLOR-DRUMSが加わり、更に最初の三曲に地元ミュージシャン、PREDRAG IVANOVIC-TRUMPETとEDUARD SADJIL-TENOR SAXがフィーチャリングされています。

 小粋にスウィングする1曲目PENNIES FROM HEAVENは全員がソロを取ってて、なかなか痛快、ご丁寧に裏ジャケットにソロ・オーダーが書いてあるのは助かりました。皆溌剌としたプレイでいきなり聴き手を引き込みます!IVANOVICとSADJILはベオグラードのジャズの創始者と言われていたらしい、全く遜色ない老成な歌いっぷりで非常に気持ちよい!TAYLORが絡んだTENOR同士のコール&レスポンスではちょっとTENORの音が引っ込みますが返って生々しいです。2曲目MOONLIGHT IN VERMONT、3曲目GLORIAはメドレーで地元スラヴ・ジャズメンを全面的にフィーチャーしたワンホーン演奏、ヤバイですね、ググッとスロー・バラードで歌心が沁みるソロを聴かせてくれます!4曲目以降の三曲は地元ミュージシャンを抜いたフランス勢の実力を披露していますな。、すばらしいのは5曲目MY BIRTHPLACEの麗しくも小粋なピアノ演奏、ホッと一息入れて、ラストのクィンテットの寛ぎの演奏へ。実はVITETとJEANNEAUのプレイは意識して聴いたことがなかったので、彼らのことも再発見した次第でございます。

 

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「SASTANAK U STUDIJU」(MEETING IN STUDIO)VOL.1

 今シーズンの冬将軍は随分お早いご出勤ですね、去年あまり働かなかったので、今年Cimg4523 Cimg4513  はバリバリご活躍されるのかな、う~、寒い。冬のスポーツがお好きな方々は久しぶりに充実したシーズンになりそうですね。

 私は犬というよりは猫、コタツで丸くなるほうです。出かける時もかなり着膨れしてしまいます。でも飲む時はやっぱりビールばかり、「寒いのに、よく飲めるな。」とよく言われてしまう。強い酒の方が温かくなるのは分かってるんですが、何故ですかね、手が出ないんです。

 最近気が付いた気になる存在。ウチの近くにある道路標識、暗くなると「止まれ」が点滅 する電飾仕掛け。凄く、止まれ!と言われてる気分になります。ふ~ん、いつからこうなったんだろう、夜はかなり目立ちます。工夫してますな、これならまず止まりますよ。

 CD棚を整理するとこういうものが出てきます。そう言えば持ってました、改めて聴き直すとコレが何ともすばらしい!「SASTANAK U STUDIJU」(MEETING IN STUDIO)の三枚のシリーズ、1960年から61年の旧ユーゴスラヴィアでのジャズ・セッション。ダスコ・ゴイコヴィッチが直ぐに思い浮かびますが、ここに登場するスラヴのプレイヤーは全く知らない人たちばかり。ライナーを読むと東欧ではやはり冷戦の影響で、ジャズに対して制約があったようです。そんな中でこれだけのフィーリングを体得するのは並ではなかなか出来ないです。

 VOL.1ではクィンシー・ジョーンズ楽団の応酬楽旅のメンバー4人と地元のプVol1 レイヤーとのセッション。JEROME RICHARDSON-TENNOR SAX、FLUTE、JULIUS WATKINS-FRENCH HORN、BUDDY CATLETT-BASS、JOE HARRIS-DRUMSにBOSKO PETROVIC-VIBES、DAVOR KAJFES-PIANOの6人。前記4人は先日紹介したQUINCY JONES 「Q LIVE ~」のメンバーでもあります。地元の2人はザグレブ・クァルテットのメンバーということですが、是非聴いてみたい、アメリカンの好サポートもすばらしいですが、この2人がカッコいいです!1曲目TWO SONGSの、テーマからソロを歌い上げるKAJFESのピアノの短いながらも小粋に弾むプレイはセンスの良さを感じます。その後を引き継ぐRICHARDSONのテナーが豪快!RICHARDSONは改めてリーダー作を聴きたくなりました。更にPETROVICのヴァイブがまた軽快、スウィンギーな心地よさ、フリューゲル・ホーンとはまた違う温か味があるWATKINSもいいです!2曲目WAY IN BLUESも小気味良い演奏でリラックスしたモダン・ジャズの魅力、やはりヴァイブが光ります、JEROME、垢抜けないテナーが堪りませんね。3曲目でJEROMEがテナーからフルートに持ち替えて非常にブルーな味わい、続くWATKINSがエラく渋い!グレイなピアノとヴァイブ、ハードボイルドな醍醐味、ジャズですなぁ、、、ラストはNIGHT IN TUNISIA、セッションの最後を飾るに相応しいストレートでスウィンギーなソロ・リレー、ふ~む。トータル30分弱、かなりの満足感がありましたぞ!

 久しぶりに長くなりましたので、VOL.2、3は明日お知らせしましょう。

 

 

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