CHRIS CORNELL 「SCREAM」
ヤバイ、一昨日ちょっとお話ししたクリス・コーネルの新譜、メッチャエエ!前作の100倍くらいイケてる!
ジャズ・リスナーにはどうでもいい事なので、聞き流してください。
そもそも、出会いは私が強烈なメタル・ファンを気取っていた頃、突然アメリカをオルタナティヴ、グランジが席捲して、シアトルが注目の的になった時に見つけたのがサウンドガーデンというバンド。Soundgarden/Badmotorfingerあのインパクトは今でも忘れない、ニルヴァーナより強烈だった、「ジーザスクライスト・ポーズ」、凄い曲です。
歌っていたのが、ちょいひげを生やした端正な顔立ちの、ソバージュ掛かったロン毛の青年、でも醸し出すシャープなカリスマがあって一気に惚れ込んだ、ソレがクリスでした。スンゲーカッコいい!これが第一印象。早速、アルバム「バッドモーターフィンガー」を買うと何と、コレがメタル魂を揺さぶる凄いアルバムで、ブラック・サバスを感じさせるヘヴィ&グルーヴィな逸品、益々、気に入ってしまったもんです。
決定的だったのが、マザー・ラヴ・ボーンMother Love Bone/Mother Love Bone(知ってます?実はパール・ジャムの前身バンドなんです。)のヴォーカリスト、アンドリュー・ウッドがオーヴァードーズで亡くなってしまった時に、追悼の意を込めてクリスとサウンドガーデンのドラマー、マット・キャメロンがマザーの連中と組んだプロジェクト、テンプル・オブ・ザ・ドッグの唯一の作品Temple Of The Dog/Temple Of The Dog
が、超キラーだったんです!
ウッドのことは知らなくてもこの作品を聴くと涙が出ますよ、、、ソレくらい良いメロディが詰っていて、しかもロック魂は70年代、グランジなんていう言葉で表現してるけど、シアトル・シーンは自分の感性を70年代に置き換えた、ロックの原点回帰運動のひとつだと当時思いました。グランジに対して当時のメタル・ファンは何処か冷たい感じでしたけどね、私は「BURRN !」を買いながら、「でも、70年代のロックってカッコいいって言ってるのに、何故グランジはダメなの?」なんて思ってました(確かにブームに乗っかっただけの詰らないバンドも多かったですけどね、、、)。因みに本作はエディ・ヴェダー(パール・ジャムのヴォーカリストね。)も素晴らしい歌声を披露しています。
「シングルス」って映画観たことあります?ちょっとしたシアトルの青春群像劇なんですが(マット・ディロンの長髪にはかなりショックを受けます!)、ココで、クリスも知り合いのミュージシャンみたいな感じで、ちょいと出てきます。本業ではカリスマなのに映画では近所の兄さんみたいな感じが微笑ましい。
その後、更に凄い二枚のアルバムを残してサウンドガーデンは突如解散、前にも何処かで言ったような気がしますが、ロックに興味を完全に失ってしまったのがこの出来事だったわけです。もう聴くべきものはこれから先、多分出てこないな、、、そう思わせるほどの衝撃でした(実際今も新しいバンドを聴いても、何のインパクトも無い。つまんえ~、っで何?、、、ふ~ん、、、って感じ、リンキン、ニッケルバックは好きだけど、サウンドガーデンほど感情移入は出来んです。)。
1999年の最初のソロChris Cornell/Euphoria Morningスンバラシイ作品だった。暗いと一蹴する耳の悪い輩が多かったけど、兎に角、歌を聴かせる作り、そう、この人の魅力は聴かせるということ、耳を傾ければ常に嵌っていく自分がいる、声自体も好きだし、醸し出される雰囲気も大好き。
ところが、一般的には人気があったオーディオスレイヴでのクリスは全くいただけなかった。こんなんでロック魂がどうのこうのと、何を語ってケツカル!大概にせぃ!!って感じ。曲も詰らなければ、クリスの個性もレイジの個性も相殺されてしまって、兎に角ツマラナイとしか形容の仕様が無い。
長い前振りに自分でも呆れてしまいますが、新作Chris Cornell/Screamは嘗ての、歌う、聴かせる、が沁みてきます。今までのイメージを捨て去らないと本作のカッコよさは先ず判らんだろうナ、、、良いメロディをTIMBALANDに任せたことで、プログレッシヴな全体像。
売れて、再び注目されたら自分も嬉しいだろうな、でもコレは日本ではまず売れない。アメリカではかなり弾けると思いますが。
スタートはアイドリングですね、本領を発揮し出すのは6曲目から。最後まで一気に聴かせる高いテンションとグッド・メロディ、キラーは8、9、10曲目、TIMBALANDのセンスなのか?曲の終わりから次の曲のプレリュードを挟む手法。ノンストップで繋がっていく展開に本作の魅力が爆発!曲も素晴らしいし、歌声もサイコー!会社の行き帰りはこれしか聴いてません!
ウチの奥様も超ご満悦、大好きなのよ、クリスが。私よりウルサイくらいです。会社帰り必ず、歌いながら帰ってきますよ。
- PART OF ME
- TIME
- SWEET REVENGE
- GET UP
- GROUND ZERO
- NEVER FAR AWAY
- TAKE ME ALIVE
- LONG GONE
- SCREAM
- ENEMY
- OTHER SIDE OF TOWN
- CLIMBING UP THE WALLS
- WATCH OUT
先入観を捨て感性を研ぎ澄ますべし!
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)





最近のコメント