SAX

THE FOUR BROTHERS 「...TOGETHER AGAIN!」

 久々の投稿、先日箱根に紅葉を観に行ってきました。こういうちょっとした行楽は何年ぶりかな、そうだ、再就職する直前の春に、河津桜を観に行って以来かも。あの時は精神的にハードな時期の息抜きのような、のんびりしたドライヴでした。

 ところが今回の箱根は行くこと自体がハードなモノとなってしまった。まさかこんなことになるとは、、、完全に想定外、、、

 というのも、今回は新しく家族となった娘たち(ワンコ)に普段とは違う世界を見せて、脳細胞がたくさん作られているこの時期に経験を積ませようという魂胆が父(私です)にあったワケですが、しかし!その魂胆は父(私の父です)の車に乗って20分程で脆くも崩れ去りました。何と長女は乗り物が苦手だという事が判明しました!何故だ?!我が家に来た時は約3時間のドライヴに平気な顔をしていたじゃないか!

 という事で15分毎にゲッ、グェッ、吐くものがなくなっても具合悪そうでグッタリ、外に出せば元気に歩けて楽しそうな顔をするんですが、車に乗ると吐き気に襲われ、長女にとっては地獄のような苦しみだったのではなかろうか、、、

 父(私)もリラックスしていたのは車に乗ってからの最初の5分だけ、様子がおかしいと気づいた瞬間から紅葉どころではなくなった、居心地のいいポジションを作って、撫でながら吐いていいんだよ、何て言いながら、嘔吐物をしまいには素手で受け止め、涎を拭いてあげながら撫でて寝かしつけて、、、車の中では娘から目が離せませんでした。

 それでも恩賜箱根公園と箱根関所を散歩出来たのは良かった、というか助かりました。凄くいい気分転換になったと思う。整備の行き届いた美しい場所で娘たちも一緒に入れるなんて、何て粋な場所なんだろう。ココではさすがに娘たちは楽しそうだった。Img_2003_s_3

 何処か歩かせたいと言ったら、公園にしようと言ってくれた私の父、小さな子どもといっしょよと言って笑ってた母、心配しながらも父母と楽しそうに会話して良い空気を作ってくれたカミサンに感謝ですな。

 昔だったらこういう作品を聴くと誰がどこでソロを取っているかとか、聴いてて誰のソロか当てようとするとか、そんな事ばかりしてたし、レコ屋時代はちょっと通ぶった事言って優越感に浸ろうみたいな気持ちが多分にあったように思います。Berndt0005

 今思うとしょうも無い聴き方、上げ底ブーツ履いて、どうだ、背が高くてカッコいいだろ、みたいな観てくればかりで中身は空っぽ、そんな聴き方だったな。まぁ、それなりに楽しいんですけどね、、、だからナニって感じ。

 久し振りに引っ張り出して、THE FOUR BROTHERS 「...TOGETHER AGAIN!」を聴きました。一瞬、アレ、このソロ誰だっけ?何て思うんですが、別に判んなくていいや、気持ち良いから、と思ったというか、感じたというか、、、なんかこの作品を聴いて気持ち良いと未だに言えることが嬉しい。

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PHIL WOODS AND HIS EUROPEAN RHYTHM MACHINE 「AT THE FRANKFURT JAZZ FESTIVAL」

 前回の続きです。

 変化「その2」 家族が増えた。

 子供が産まれたわけではありません、わんこが家に来ました、しかも娘がふたり。

 大変ですけど、かわいいんだコレが、、、023

 もともとカミサンと、いつか飼いたいねぇ、なんて話はしてたんです。でも忙しいし、賃貸だし、お金も無いし、家と同じでまだまだ先のことだと思っていたんです。ところが家が建っちゃったじゃないですか、家の整理もついてないし(未だに物置状態の部屋があります。)、別にすぐじゃなくていいけど、ペットショップにでも遊びに行ってみるか、、、などとカミサンと出かけてしまったのが拙かった。

 「可愛いの沢山いるねぇ。」なんて話しながら暫く眺めて、それじゃ帰るかとその場を立ち去ったわけです。そしたら何と、70メートルくらい離れたところで「ちょっと、お客さ~ん」と呼び止める声が、、、俺らの事かと振り返ると、子犬を抱えた店員さんが「抱いてみませんか~」と走って追いかけてくるじゃないですか!そんなのありか?!

 フッと見ると切ない顔して子犬がこっちを見てる(ような気が、、、)。まぁ、触るだけならと(コレがイケない!)店頭まで戻り、椅子に腰かけ、はいどうぞと渡される、、、完全に罠にハマりましたね!あまりの可愛さにその場から動けなくなりましたよ。何とかその場はカミサンの現実的な言葉(可愛いけど何の知識もないし、衝動飼いはできないでしょ的な言葉)に我に返り、立ち去ることができたんですが、それ以来毎日ショップ通いの日々が始まりました。

 この話は結構長い、次回に続きます。

 こんなものが1000円盤で出ちゃうんですね。PHIL WOODS AND HIS EUROPEAN RHYTHM MACHINE 「AT THE FRANKFURT JAZZ FESTIVAL」、強力です!哀愁を帯びながらも激しく吹きまくるウッズのアルト、まるでハリケーンですな!0007

 ジョルジュ・グルンツからゴードン・ベックにピアノが替わり、更に70年代らしい熱い緊迫感が迸っているように感じる。激しく浮遊するエレピ、静と動を繰り出す多彩なリズム、幻覚を見るかのような恍惚感に襲われます。そう、コレは身体を蝕むことのない麻薬です!

 

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PHIL WOODS 「& THE JAPANESE RHYTHM MACHINE」

 「そんなに頑張って、、、いつか倒れるんじゃないかと思うと心配で、心配で、、、」そんな風に気を使って気にしてくれるスタッフが今の部署にいます、コレ、仕事の話ね。

 「ダイジョブ、ダイジョブ!この程度じゃまだまだだよ。」何て言ってますけど、まぁ、ホントのところどうなんだろう、、、自分でもよく解りません。キツイと言えばキツイ、そうでもないと言えばそうだし、、、

 ハッキリ言える事は「だから何?」ってことかな、テレテレ仕事をしてだ、或は人生を生きて、ヤダヤダ、何て思いをしながら適当に流して長生きするのが良いのか、毎日充実させて面倒なことだろうが全力でぶつかってだ、その結果寿命が縮んでしまう方が良いのか、、、私としては断然後者を選びますな。

 詰らないと思う人生が長く続くなんて拷問ですよね。だったら毎日を満足の行くモノにするために頑張るのは当たり前なんじゃないかと私は思うわけです。何か言われる度に「どうしよう、どうしよう、、、」なんてビクビクしてたら詰らないよねぇ、せっかく生きてて、アイデアを出して、こうしよう、ああしよう、って考える事の面白さ、良いじゃん、結果失敗してもさ、次はどうしようかなって考えることが出来るんだから、、、

 この話、どう纏るんだろ、、、何だか思うんだよね、最近の風潮ってさ、失敗しない事が善なんだよね、でも違うと思うんです。本当は沢山失敗する事から学んで、次に繋げることが善なんだって事。み~んな失敗しないように事を運ぼうとするから何というか、型とか殻を破れずに、こじんまり纏ろうとするんだよね。視野が狭くなると思いませんか?小さな事でもうろたえて、アタフタしちゃう。見苦しいんだよねぇ、、、

  「何とかなるぜ!ドってことないよ!!、、、」一聴無責任な響きがあるこの言葉、言えてしまう人は大抵色々な事を想定しているんだけど、その事に気が付かない人が周りには多いし、無責任にこの言葉を発して、廻りにマル投げしている人も多いんだけど、言う方も言われる方も状況を予測をして自己の責任を果たそうとする事、コレが人と係り合いを持つ、社会で生きる人間の基本なのではないかと思っちゃうわけです。うわ~、、、何か全然纏ってないよ、、、何言いたかったんだろう、、、

 フィル・ウッズは素晴らしいよね。特に70年代のウッズはギラギラした圧倒的な歌いっぷりで、聴く者の心を熱くしますな。今日はPHIL WOODS 「& THE JAPANESE RHYTHM MACHINE」 、ヨーロピアン・リズム・マシーンとの名盤ばかり再発されますが、実はコレが70年代のウッズの充実ぶりを聴かせてくれる、「ミュージック・デュ・ボア」と並ぶ隠れた名盤ですな。Phil_woods_the_japanese_rhythm_mach

 全く周りを気にせずに、兎に角歌い捲る攻撃的な姿勢、アルトの醍醐味です!ダイレクトに伝わるジャズの疾走感、どうします?楽器を鳴らしてるんじゃなくて、正に歌ってるんですよ!熱くなるじゃないですか、日本人だからと言って舐めちゃいけません、ウッズのコールにガンガン応えているリズム陣の力強さも大注目です!

 師匠の愛聴盤、LPから起こして、CDに焼いて(まるで再発したかのようにジャケから何からきっちり。)、「コレ出たんだよ!!スゲーだろ!」、、、何てね、ヤンキースのジーターみたいなジョークを飛ばしていた頃が懐かしい、、、一回再発になりましたが、今は厳しいね、手に入れるのが、、、

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STEFANO DI BATTISTA 「LA MUSICA DI NOI」

 御無沙汰しております。長い長期未更新状態でしたが最近落ち着いてきましたのでやっとパソコンの前に座る事が出来ました。

 普通の仕事の配置換えとは意味が違ってましたからね、その部署の構造改革を兼ねてましたから、ソレはもう大変でしたよ。しかも一つのミスがお客様に大変な御迷惑と不信に繋がってしまうという責任の重大さ。休みなんか貰っても全く休んだ気がしない日々、、、生活のリズムがガタガタ、工場と違って大変なプレッシャーがダイレクトに圧し掛かって一時期かなり厳しかったんですが、何とか乗り越えつつあるというか、軌道に何乗ってきたというところですか。

 まだ改革の第一歩がスタートしただけですし、ミスへのプレッシャーは相変わらずですが、もっと良くなる見込みが出てきました、スタッフも少人数ながら優秀な人達ばかりで助かります。後は各部署との連携をよりスムーズに出来るパイプ役になれれば、ほぼ目的は達せられるかな、、、

 久しぶりだし、今日は何にするべか、、、と思って何となく手に取ったのはSTEFANO DI BATTISTA 「LA MUSICA DI NOI」。これまた久々の新作だったのでかなり期待しましたが、良い意味でずいぶん丸くなったなぁ、、、という印象ですね。Stefano_di_battista_la_musica_di__4

 3曲目LA PASSERELLA DI OTTO E MEZZOのスタートなんてモーダルな独奏出来たので一瞬、おお!っと来たんですがNINO ROTAの曲だから厳しくはなり得ないか、それでも多少万華鏡になるDANILO REAの中間のピアノはスリリングですな。

 全体にエレガントで、日の出とか希望みたいなポシティヴなイメージが浮かんでくる演奏、コレはコレでとても気持ち良いですね。8曲目はポップスの名曲VIDEO KILLED THE RADIO STAR、原曲はユーモアの中にちょびっとラジオ・スターの憂鬱が漂う良い曲でしたが、この演奏はよりタソガレちゃうなぁ、この演奏だけは夕方、日の沈むところを眺めながら聴いたらいい感じだろうねぇ、、、続くJOHN LENNONのJEALOUS GUYもそんな感じ。

 伸びやかなソプラノの歌いっぷりはそのままに、、、でも出来ればもっと吹き倒してパッションを迸らせてくれたらもっとキテたんですがね。まぁ、本作は滑らかさを前面に押し出したかっただけかもしれんけど、、、

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TOON VAN VLIET

 怒涛の11月繁忙期がやっと一段落、正直言ってキツカッタ~~~!っで12月に入ってようやく通常のルーティーンに戻ったんですが、疲れが取れない。グダグダです。今日トイレで用を足していたら血便出てやんの、、、まいっちゃったよ、、、

 っという事で御無沙汰しています、約1ヵ月ぶりにコンピューターの前に座っております。朝食とって、仕事に行って帰ると夕飯食べてスグに寝る怒涛の三週間休みなし!でも休みが欲しいとは全く思わなかったなぁ、、、途中からバカになってましたからね、休みなんてあっても無くても変わらんわってな感じ。却って休みを入れた今の方が体調は厳しいですね、やれやれ、、、

 近々何を作っていたのか、アナウンスいたしましょう、かなり面白かったし、味も自信あり!です!!

 どうしようかなぁ、今日は、、、怒涛の生活をしていたので新しいものも仕入れていなければ、当然この三週間は何も聴いていませんでした。今聴きたいのは何かなぁ、、、ワン・ホーンかな、うん、イイかも、そんな気分ですわ。

 TOON VAN VLIETってご存知ですかな?多分紹介した事はないと思います。テナーマン、良い音で吹くんですわ、オランダの名手で、アタシは知りませんでしたがソニー・ロリンズと比較されるほど実力を認められていたらしい。早世してしまった名ドラマー、ヴェッセル・イルケンのグループでも活躍してたんですよ、ピム・ヤコブス、リタ・ライスとも当然馴染み深い間柄。バピッシュでモダン・スウィングな演奏がサイコーですな!Toon_van_vliet

 久しぶりに浸っちゃうなぁ、、、シャープで無骨に奔るこのスウィング感!やっぱジャズはエエなぁ、またスロウがググッと響いてきますなぁ、、、う~ん、サイコー!今、ビールも入れてちょいとホロ酔い。寛げる時間を久々に味わってるなぁ、、、

 本作は前半はピム&ルード・ヤコブス、後半はロブ・マドナ&ジャック・スコルツのバッキング、オランダ好きならヨダレが出ますね。

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MAX IONATA QUARTET feat. FABRIZIO BOSSO 「INSPIRATION」

 久し振りにCDを7枚も買うと筆が進みますなぁ、、、アタリがあれば尚更だね。やっぱり私はジャズ・ホリックなんだなぁ、、、良い音楽がないと気分は凹むし、あればウハウハですよ。

 経済的に厳しいので今はかなり厳選してますが、厳選しちゃうとどうしても発見がないのが辛いですな。何となく自分の予測のつくものばかり選んでしまって、結局予測通りなので、キタ~~~っていう感動が得られない。こういう方程式は感性の衰えに繋がっちゃうんだよね。銭さえあれば、、、ああ、、、銭何とかならんか、、、

 まぁ、そんな中、予想通りだったにもかかわらず、気持ち良かったのがMAX IONATA QUARTET feat. FABRIZIO BOSSO 「INSPIRATION」。ベタだよなぁ、御免なさいね、、、でも気持ち良かったんだもん、、、Max_ionata_quartet_feat_fabrizio_bo

 MAX IONATAなんて、もうちっと日本で注目されてもいいよなぁ、、、なんて思って、以前にPIETRO LOMUSCIO TRIO 「STANDARD SUITE IN Bb MAJAOR」を紹介した事がありましたが、その後すぐよ、このアルバムが出るって知ったの、、、同じことを考えてる人がいるんだなぁ、、、と思ってちょっと嬉しかった。

 スカナピエコと比較される事があるようですが、なんつーの、この関係はもっぱらエリック・アレクサンダーとグラント・スチュワートの対比に似てるところがありますな。実はマルチなプレイヤーなんですけどね、IONATAの方が、、、

 相方にBOSSOを持ってきたところにレーベルの売るための戦略を意図的に感じますが、溌剌とした演奏、今最も充実しているイタリアン・ジャズの魅力を凄く判り易く伝えてくれる作品なので、敢えてそういう事に乗せて上げられるのも悪くないと思います。

 洗練されたスマートな演奏、鋭利な刃物のようでありながら、バピッシュな熱さを感じさせる、イタリアものは無機質にならないよねぇ、テクに奔って情感がない的なアメリカものとは大きく違う満足感、不思議と侘び寂が滲むんだな、スウィンギーに突っ走ってても何処か引っ掛かってくる情、この演奏は日本人だから解る演奏なんじゃないかな、勿論イタリアンもね。アメリカだったら間違いなく「オールド・スタイル」の一言で一蹴されちゃうだろうなぁ、、、

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FRANCESCO CAFISO 「ANGELICA」

 台風が突然現れては消えて、今日はとても夏らしい一日でした。今年は最近の夏に比べて過ごし易いけど、何となくはっきりしない夏ですね。

 おかげで野菜の高騰が見込まれるそうで、不景気のどん底の上に野菜が高騰ではやってくのも一苦労ですわ、試練の螺旋状態ですな、、、厳しいねぇ、、、

 暗くなるから話を変えよう、久々に映画館で映画を観ました、っと言ってもひと月ほど前ですが。

 私の年齢ですと、「ターミネーター」って凄い金字塔なんですよね、中学生の時に観たあの衝撃は未だに色褪せなくて、、、当然DVDを持ってまして何度見直してもスゲー、、、って感じになるんですが、、、

 「TERMINATOR SALVATION」を観たわけですな、金字塔のシリーズ続編ですから。感想としては、かなりピンと来てないです。映像も凄いし、ストーリーの組み立てもこれ以上無いほど完璧に近い。納得できる事ばかりだったんですが、何だか凄くまとまっちゃったと思いません?観た方だけに訊きたいんですが。Image0047

 マーカス・ライトの最後の決断(というか、すんなりそう行くんだろうなぁ、的な展開)、正直言って映画的には安っぽい!っと思ってしまった私です。実際の行為だったら絶対できない事ですがね。

 なんだか情感に乏しい描写と言いますか、、、かといってお涙頂戴のベッタベタも勘弁なんですが、、、判らないんですよ、マーカスの心情が、、、そんなにジョン・コナーと心を通わせた訳でもないだろうに何故なの?例えジョンが人類にとって欠くことのできない人物であると理解してもだ、自分を犠牲にしてまでする程の交流や理解をお互いに持っていたのかなぁ、、、マーカスがどんな状態だったとしても人間の心を持っているから尚更判らないんですよ。

 予定ではこれは新たなる三部作の第一部という事のようなんですが、どうなんだろう、、、かなり厳しいねぇ、、、クリストファー・ノーランならこの先どう組み立てていくのかな、バットマン・シリーズのあの重厚さをこの「ターミネーター」シリーズにも盛り込みたいなら(明らかにノーランのバットマンの雰囲気を盛り込みたがってるように思えるのは私だけでしょうか、、、)監督は彼しかいないと思いますけどね。でもノーラン監督は絶対やらないでしょう、同じ事はバットマンで出来ますからね、、、

 わっちゃ~、おいおいどうした?!まだ行き詰っちゃうには早いんでないかい???

 正直言って何かが違ってます!FRANCESCO CAFISO 「ANGELICA」、溌剌とした演奏が全くないではないか?!実は前作のヴィーナス盤があまりにも退屈だったので、「ソレはヴィーナス盤だからだな、、、ジャズ・スタンダードばかりやらせるなんて全くCAFISOの良い面を見抜いてない!なんておバカさんなんだろう、、、!」と勝手に思っていたんですが、本作を聴くとアレ~って感じFrancesco_cafiso_angelica_2

 本作もちっともアルトが弾けてこない、、、何でそんなコジンマリ纏ってんだよ、違うんじゃない、君は。小難しい事何て演らなくても君のアルトは世界をリードできるぜ!何て言いたくなるほど歯痒い作品ですね、だから店頭に置いてなかったんだ。

 全体的には悪くないよ、決してね、でもCAFISOの演奏はコンナもんじゃないでしょ、深遠なんかまだ掘り下げないでよ、唄い捲る姿勢を通らないとその深遠さの意味を誤解しちゃうぞ!ってなことを言いたくなる作品でした。

 石川遼さんみたいな溌剌とした雰囲気、そんな感じが欲しかったよ、、、

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EERO KOIVISTOINEN 「ODYSSEUS」

 10歳にもなる息子がいる家庭で麻薬が押収される状況って、一体どういうことなんですか?もう判らん、、、まったく理解できない、、、辛いとか、悲しい、残念とか、そういうことじゃなくて、只タダ、何だソレ???って感じですよね。

 日本は何時からこんな責任感のない行いが蔓延る世の中になったんでしょうね、、、判らねぇ、、、この国は問題が多すぎますよ、、、(はっきり言ってバカな)政治、パチンコしてて子供を殺す親、今度は麻薬かよ、、、

 NHKかな、日本人はクール!みたいなクッダラない番組をやっているのを見たことがありますが、はっきり言って止めてほしい、、、顔から火が出るほど恥ずかしいよ、、、

 覚醒剤なんて間抜けなものを使わなくても自分を覚醒させる方法なんて、実は幾らでもあるんだぜ!

 音楽こそ我が命!今日は自分がナチュラル・トリップしてしまう一枚を紹介しましょう!!

 EERO KOIVISTOINEN 「ODYSSEUS」、フィンランドの隠れた名盤です!1969年の作品。Eero_koivistoinen_odysseus_2

  1. ODYSSEUS
  2. FOR FUN
  3. TRANEOLOGY
  4. SLEEPING
  5. SO NICE
  6. COUNTRY JIVE

 本作の醍醐味は何と言っても弾け飛ぶ勢い!これに尽きる!1曲目のモーダルな雰囲気の中でガンガンに歌いまくるアドリヴの応酬、突っ込んでくるテーマ・メロディの魅力、サイコーだね!トランペットのBERTIL LOVGREN、EEROの爆発する演奏が堪らんです!そうだなぁ、、、溶鉱炉に放り込まれた煮え滾る音符の嵐だな!ピアノのPENTTI HIETANENも素晴らしい!!

 オーセンティックなハモリを聴かせる2曲目も上々、聴いて居て、「唸らせるねぇ、この野郎!、、、」なんてね、69年当時の芸術的なバランス感覚がよく表現されてるんじゃないかな、、、

 トランペットとソプラノのユニゾンがバッチリ決まる3曲目が本作のキラーですな、猛烈に奔るソプラノ・ソロに熱くならずには居られない!すげ~、サイコ~、ピアノのソロの走りっぷりは正に先走る落ち着きを知らない万華鏡のようです。

 自由奔放なソプラノ・サックスって、こういう緊張感がある状況ではサイコーの味わいだな、、、かなり支離滅裂かもしれませんが、、、何だか今日はこういうのを無性に聴きたかった。薬なんか全く必要ないね。

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「JACQUES PELZER QUARTET」

 何から話そうかな、、、とりあえず、怒涛の繁忙期の後、いきなり早い夏休みを取りまして、北海道に久しぶりに行ってきました。3年ぶりかな、前回は知床を中心に羅臼に当然行って海の幸を満喫しましたが、今回は美瑛、山の幸とノンビリした時間を満喫したといったところでしょうか、、、

 美しい十勝連峰を望むペンションで、田畑のパッチワークを楽しみながら、、、2009062125_764 2009062125_760 2009062125_617 2009062125_609

 北海道はイイねぇ、、、暑苦しくなくて、、、かなり日差しは強かったんですが、カラッとしてるし、夜は肌寒いくらい、泊まったペンションはフランス料理にかなり精通していまして、毎晩贅沢な気分で舌鼓、肉に、魚の味付け、シンプルな温野菜が兎に角美味かったなぁ、、、

 大変お世話になりました、ペンション「TRADING POST」のお二人、またお邪魔します!

 すんげぇーリイシューだ!ちょいと探してましたよ、Jacques Pelzer/Jacques Pelzer Quartet Featuring Dino Piana!!1961年の幻です。

 JACQUES PELZERって、今やどの音源も貴重扱いされてますな。IGLOO盤ももう駄目でしょう、私が現役の頃は時間は掛かるけどオーダーすれば何とか入ってましたけど、、、コレは見た事がなかった!

 本作の基本はアルト、アルトは結構苦労するんですよ、居そうで居ないんです、キタッ!っていうプレイヤーがなかなか。

 ヨーロピアン・リズムマシーンの頃のウッズを思わせる叙情を感じます、なんだろう、、、歌い出すとグワァ~と気持ちが盛り上がってくるような感じで、それでいてちょいと泣きがある、、、Jacques_pelzer_quartet

  1. DAY BY DAY
  2. BABY
  3. STRICTLY ROMANTIC
  4. WORK SONG
  5. IT MIGHT AS WELL BE SPRING
  6. I DIDN'T KNOW WHAT TIME IT WAS
  7. MINORITY
  8. JUST ONE OF THOSE THINGS
  9. I SHOULD CARE
  10. STORK BLUES

 奔放で所狭しと歌う1曲目、これぞアルトの醍醐味ですな!2、3とDINO PIANAのトロンボーンが入ってなかなか熱いんですが、どうしても耳が行くのはアルトの情熱的な演奏、泣きのアルトはイイねぇ、、、余韻に引き摺られるんだなぁ、、、4曲目のハードな雰囲気ではピアノのMAURIZIO LAMAとベースのBENOIT QUERSINにもガツンと来ます。

 私の大好きな曲5曲目、コイツはフルートできてます、イヤイヤ、IGLOO盤でも吹いてますが余芸で終わりませんな、短いながらも分厚いね、気持ちイイや、、、

 何だろうなぁ、、、1961年でしょ?、モダン・ジャズの王道ですな、ヨーロッパの幻盤にしてはいけない作品ですよ。素晴らしい!!

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JUNIOR COOK 「JUNIOR'S COOKIN'」

 一昨日、仕事をしてて、アレッ!と思った、膝がおかしい、しゃがめても立ち上がろうとするとゴリッていう痛みが走る、誰にも言わなかったけど、以前にもココで登場した江戸前気質のシルヴァーウルフさんに気付かれて、「無理するんじゃねぇよ、、、」と言われてしまった。

 もうハードな動きをしたくても、体が言う事を聞かない年になったんだなぁ、、、色々と悩まされる体なんですが、膝は初めてだったのでちょっとショックです。

 病院行ったら直るものなんかな、今は何にも判りませんけど、、、ヤンキースの松井さんみたいに手術なんてヤダなぁ、彼はそれでも高給取りだからいいんでしょうが、一般市民が半年リハビリなんてなったら、メシなんざぁ、食えませんよ。

 さぁて、繁忙期直前、気持ちはそろそろ戦闘体制に入ってきました!膝の事は無理をせずに騙し騙し、繁忙期が終わってから医者に行く事にして、ガンガン楽しむことにします!

 あっそうそう皆さん、母の日のギフト決まりました?もしよかったら、我が鎌倉山の納豆を使ってみてくださいな。こういうちょっとした贈り物って、まだ時間あるなぁ、如何しようか、、、何て考えてるうちに、いつの間にか時間が経っちゃって、結局毎年同じものになっちゃうんですよね。まぁ、凄い事をやってるわけではありませんが、たまには納豆なんてのも面白いかな、何て思っていただければ幸いです。

 今日はストレートなジャズ魂の逸品を聴きたい!色々眺めてみて出てきたのがJUNIOR COOK 「JUNIOR'S COOKIN'」、黄金のホレス・シルヴァー・クィンテットの名フロントが熱く歌う名盤です!

 BLUE MITCHELLはいつも思慮深い面持ちからBLUEのあだ名が付きましたが、本作や、ホレス・シルヴァー・クィンテットでの演奏を聴く限り、BLUEとは程遠い、熱いトランペットを聴かせてくれますね。それでいてソコハカとなく哀愁が滲み出る、大好きなトランペッターです!

 何はともあれ、本作はオープニングのMZARですな、こういうハッキリとしたテーマ提示で聴き手の心を摑む名曲、嘗ては多かったです。サビがカッコ良いだけで、続くアドリヴ・リレーはそのまま高いテンションで興奮できる、、、我に返ればピアノのRONNIE MATTHEWSの歌いっぷりに魅了されてる、、、ハード・バップの魅力を感じる者にとってコレは正に殿堂入りの名曲、そして一般的にはあまり騒がれないというのもファンとしては妙な優越感を感じます。

 もう一つ、注目はDOLO COKERのピアノ、4、5、6曲目が彼の参加曲なんですが硬派なイメージで何かカッコいいんですよね、特に5曲目のソロの決めっぷり、ブロック・コードっていうの?何かそういう定義的な言葉で本当は表現したくない、、、最後の決め球は思いもしなかった剛速球でズバッと決めて、バッターは全く手が出せなかった、的な瞬間がこのソロにはあります!唸っちゃうんだよなぁ、、、予想してなくて尚且つ、心に喰い込んで来る瞬間、、、Junior_cook_juniors_cookin

  1. MZAR (R. ALEXANDER)
  2. TURBO (C. DAVIS)
  3. EASY LIVING (ROBIN-RAINGER)
  4. BLUE FAROUQ (B. MITCHELL)
  5. SWEET CAKES (B. MITCHELL)
  6. FIELD DAY (D. COKER)
  7. PREASURE BENT (R. ALEXANDER)

 

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