TRUMPET

JOSEP MARIA FARRAS & IGNASI TERRAZA 「PLACA VELLA」

 日差しが強いですねぇ、、、関東は遂に梅雨明け、明けてから外の空気がガラッと変わりましたね、本格的な夏到来って感じですな。

 先日の日曜日、仕事帰りに腰越の祭りに行ってきました。イイよなぁ、、、祭りがある町は活気があって、何だかワクワクしましたよ。太鼓の音が凄いんだ、、、20090712_062_3

 この祭りのせいで江ノ電が進まない、進まない、江ノ電が来ると笛がピーッと鳴って線路内を除ける、空いた線路を徐行でゆっくりすり抜ける感じ。道端には既に酔っ払った神輿の担ぎ手達がワイワイやってました。祭りだねぇ、、、イイねぇ、、、20090712_092 20090712_071

 前の仕事では味わえなかったこういう季節感のある生活、粋だよねぇ、何だかとても気持ちが良い毎日です。

 最近買うものがなくて、ジャズ的には刺激のない今日この頃、感性は確実に衰えてますな、、、まぁ、店頭がアレだけ詰らなければ仕方のないことだとも言えますが、、、

 そんな中、コイツはucchiさんのところから拾いまして、先日やっと来ました。エライ待たされましたが、買って大正解!今の私の疲れきった状態に一服のゆとり、清涼剤のように心地良い逸品です。

  JOSEP MARIA FARRAS & IGNASI TERRAZA 「PLACA VELLA」 、一体私にどうしろっての????っていうくらい寛げます。

 トランペットは難しい、どんな演奏スタイルでもその時の気分で思いっきりハマッたり、全く受け付けなかったり、、、今の私の状態にはピッタリです。どうなんだろう、、、FARRASのスタイルならいつでも寛げる気もしますけどね、、、Josep_maria_farras_ignasi_terraza_p

  1. ONCE I LOVED
  2. PLACA VELLA
  3. I REMEMBER CLIFFORD
  4. TEMPS DE CANVIS
  5. IT COULD HAPPEN TO YOU
  6. AUTUMN LEAVES
  7. LOOK FOR TJE SILVER LINING
  8. NITS DE FARRES
  9. I'M ALWAYS CHASING RAINBOWS
  10. SOLITUDE
  11. IF I COULD BE WITH YOU

 粋だねぇ、、伸びやかに歌うバッキングに乗せて滑らかなトランペットが、、、 IGNASIがピアノじゃなければコイツは拾わなかったね。

 2、8曲目でJESSE DAVISが歌うアルトがジャジーで好いんです。シャープで黒くて、ちょいと楽しい雰囲気が出てます。何でしょうねぇ、、、ジャズらしさってヤツですかね、スウィング感は譲りません的な感じ。単純に気持ちイイや、、、

  IGNASはやっぱ名手だなぁ、、、共演者を立てつつ、自分の存在を示すのがほんとにウマイ!歌伴が出来る人は皆こんな感じだな、聴き手を寛がせながら実は隙を見せない演奏。

 10曲目の入りなんか、スゲーハイセンス!別にどうって事ないんですがトランペットのテーマを導くための、ちょっとした麗しいピアノのメロディ、このお蔭でスーッとスムーズにペットが入ってくる。短い冒頭のこの場面に気持ちがキュッと寄せられてしまいます。後は流れのままに、、、そんなんばっか、、、11曲目の超オールド・スタイル、サイコーだぁ!あたしゃあ堪らんよ、、、エエ作品だなぁ、、、

| | コメント (0) | トラックバック (0)

FABRIZIO BOSSO &FLAVIO BOLTRO QUINTET 「TRUMPET LEGACY」

 今、カミサンがですね、毎年恒例の4月の繁忙期に入っちゃってるんですよね、だから毎日午前様で帰ってくる、朝も結構早いんですよ、、、いや、いいんですよ、責任のある立場で仕事をしている以上はそういうことも止む終えないでしょう。

 問題は私だな、午前様でカミサンが帰ってきても、洗濯物が干してあったり、飯が作ってあったり、風呂が涌いてたりしてあればカミサンも楽なんでしょうが、私が腰痛に負けてしまってそういう、ちょっとしたことが出来てない。何とかしなきゃイカンのだけれどもナカナカね、、、 

 自分の飯なんてハッキリ言ってどうでもいいんですよ、まぁ、何とでもなるんだから、時間作って外で適当に食べるのもアリ。ブログが問題なんだな、今日みたいに書きたい、作りたい、が重なると厳しいんです。っと言う事で今日はこんなもんにしと来ます。さぁ、カミサンの飯作ろっと、、、

 スパークしてきて気持ち良い作品ですね、久しぶりに聴いたさ、FABRIZIO BOSSO &FLAVIO BOLTRO QUINTET 「TRUMPET LEGACY」、、、Fabrizio_bosso_flavio_boltro_quinte

 今のハード・バップの快楽を求めた時にアメリカものじゃなくて、ヨーロッパもの、特にイタリアものに頼ってしまうって、どういう事なんでしょうね。アメリカのクロスオーヴァー・サウンド(結局こういう言い方しかない、、、)も面白いものが沢山ありますが、ジャズの醍醐味を味わいたいならヨーロッパなんだよな、、、

 本作は王道、でもマンネリしてしまう流しの演奏にはならない。

 .BOSSOはコレだけの快感を聴かせてくれる人なので、気合が入ってるかどうかはアルバムによって直ぐ判ってしまう、っと言うか、その時のメンバーによりますね、BOSSOが一人、気を吐いても、演奏のテンションは何故か揚がらない、そういう作品はありますよね。

 遅咲きの名手(と、勝手に言いますが)FLAVIO BOLTROと共演することで、テクニックもそうなんでしょうけど、トランペットの鳴り、歌いっぷりに堂々たるモノを感じちゃったりします!二人とも王道を演る時はプレイ・スタイルが似ているだけに、どっちがどっちだか解らなくなりますな。

 スリリングなトランペットの掛け合いと共にバックの演奏も気持ち良し!ピアノはローマ・トリオのLUCA MANNUTZA、「MARE MOSSO」でBOSSOと演ってましたね、ベースのLUCA BULGARELLIもBOSSOのブラジルもので共演してました。LORENZO TUCCIは説明要らずですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

DUSKO GOYKOVIC 「IN MY DREAMS」

 一つ種明かししちゃいましょうか、「何故CDは売れなくなったのか?」についての答えの一つ。なんだと思います?別にネット、配信のせいだけじゃありませんよ、ソレを言い訳にしている輩は多いけど、、、

 十数年前にEMIから「NOW 1」て出たでしょ?その後直ぐに「FEEL」ってヒーリングのコンピが出たでしょ?あと何で?というくらいのベスト・アルバムのリリース、ああいうものが大ヒットしちゃった事で、聴く方も出す方もオイシイ思いをしちゃって、ガックリ日本人の音楽に対する感性が衰えちゃったんですよ。

 アルバムというのはそのアーティストの、その時の思いとかが込められたものなんですよ、その中で判ってもらいやすいものをシングル・カットしたりしてアルバムの売れ行きの幸先を良くしようとレコード会社やアーティストが戦略を練っていくわけですな。最高の狙いは「シングルにはならなかったこの曲はサイコーじゃん!」何て言って作品から自分なりのフェイヴァリットを見つけてもらって、アルバム自体を好きになってくれること。

 ところがオイシイ処取りのコンピを乱発する事でそのアーティストの真意や本当の魅力に関心を待たないリスナーを増やしちゃったんだな、音楽をお手軽にしちゃったってこと。好きになったらかなり掘り下げていって、そのアーティストのルーツまでいってしまうのが昔のミュージック・ホリック、ソレが面白いし、そんなヤツばかりだった、嘗てはね。

 でもオイシイ思いに慣れた今のリスナーは必ずしもそうではない。本当はオイシくも何ともないのにオイシイと思わせちゃったのよ、売れるから、、、コレはレコード業界が全く危険な将来を思い描いてなかった証拠。いや、そうじゃないかな、メーカーは予測していたかもしれないけど、小売業界(レコ屋さんね。)が思い描いていなかったという方が正しいかな。

 メーカーのほうはダウンロードでシングルが10万件、例えば来ちゃったらその分銭が入ってくる仕組みは作ってる、逆に全国のレコ屋さんに少なくとも10万人のお客様がご来店しなくなったということが言える訳です。メーカーとしてはどうなんですかね、CDを作るより経費は全然掛かってないんじゃないかな、そうだとすれば物として作って売るよりおいしいんじゃないかなぁ、、、でもメーカーもこのままではドツボに嵌るのは確実です。音楽を扱う専門家としてのアイデンティティはドンドン失われていくはずですから。アーティストの方がイズレ見切りをつけるでしょう。そういうことなら自分でもできるから、自分でやった方がマシだってね。

 「ハイ、ビッグ・アーティストの新譜ダァ、売れ!売れ!」と言いながら期待したほどの売上は取れない。あまらすばっかりで、結局デッド・ストックになって行きますな、その分あるべき細かいメンテナンスが出来ないから店頭が金太郎飴になっていく。これを負のサイクルといいます。お店に来るお客様は目的のもの以外は全く興味を示してくれなくなるんですな、だって何もないんだから、あるべきものが。

 っで、ここでネットが登場、所謂オイシイ所だけでいいんだから自宅で充分、わざわざCDなんて買わんわな。その内コンピもベストも必要なくなる、だって自分で、自分だけのベストが自宅で作れちゃうからね。

 アルバムだと微妙に苦戦するのにベストを出すと大ヒットしちゃう、そんな悲しいアーティストが多いのも問題です。

 すげー矛盾してると思ったのは、アルバム1,2枚しか出してないのに、次はベスト・アルバムやらグレイテスト・ヒッツだって、、、おいおい、そんな売れてたか、しらねーよ、、、そんな感じでベストを売り切って消えていくアーティスト。可哀相に、、、何だったんだろうね。

 さて、、、恐ろしいですよねぇ、「何故CDは売れなくなったのか?」構造が見えてきましたかな?音楽は聴かれている(実は売れている。)、でもCDは、、、ね?でもコレは氷山の一角でしかありませんのよ、、、では如何すればレコ屋さんは生き残れるのか、、、フフフ、、、今日は私、ちょっと意地悪よ、、、

 意地悪な私が今日聴いているのはDUSKO GOYKOVIC 「IN MY DREAMS」、嘗てのスラヴの哀愁は今はソレほどもう感じられないけど、それでもバラードは上手いねぇ、、、黄昏たメロディ・ラインと叙情の演奏はグッと心に沁みてきます。Dusko_goykovic_in_my_dreams

  1. IN MY DREAMS
  2. ST. GERMAN DE PRES
  3. SEQUOIA SONG (DEGEN)
  4. INTRODUCTION
  5. SKYLARK (CARMICHEL)
  6. ONE MORNING IN MAY (CARMICHEL)
  7. ALL MY LOVE
  8. LITTLE THEO
  9. I MISS YOU SO
  10. BALLAD FPR BELGRADE
  11. AL MY LOVE (QUARTET VERSION)

 その他は全てDUSKOのオリジナル、4曲目のスウィング・ナンバーは何処かで聴いた事があるような、、、まぁ、ヨロシイ、今は寛ぎタイムなのだ。年をとっても乗ってくれば自然と滲み出るのはスウィンガーの性ですな。全体的にはスローで寛ぐ、トランペットの醸し出す独特の枯れた味わいで、ソレが本作をリピートする理由なワケです。

 本作のもう一人の主役がピアノのBOB DEGEN、いい所で良い雰囲気を滲ませるピアニスト、ちょいとミュージシャンズ・ミュージシャンなのかな、主役のバックでも聴かせ所を心得ているプレイヤーで、彼の名前があると何となく、聴かなきゃイカン!っと思わせます。

 ふ~、心地良いねぇ、、、

 是非お願いしたい!パドル・ホィールのDUSKOの一連の作品、どうか出して欲しいのだ!特にジャンニ・バッソとの二管フロントのヤツ、何て言ったっけなぁ、、、インターナショナル・クィンテットという感じだったかな、何故か買い損ねてるんですよ、、、(或いは失くしてるのかも。100枚くらい前の仕事の絡みで無くなってるからなぁ、、、)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

HANK DE MANO 「IN CONCERT」

 「ちょいと鎌倉まで小さな春でも探しに行っか?」ということになりまして、妻と二人で散歩しに、、、

 先ずは「腹減った~~~、、、何か食うべ。」、大船で長年お世話になっているお寿司屋さんへ直行。コレでもかというほど、モリモリ食べる。今お魚は大変ですからね、値段上がっちゃったけど、そんなことは気にしない、美味いから。機会が搾り出したシャリに豪快なネタが乗ってるなんて、美味いと思った事がない。ネタが命の回転寿司屋さんは星の数ほどあるけれど、シャリも美味いところはそうない。ソコは巻物以外は板さんが握ってくれる(寿司は何てったって、ニギリってんだから、、、シボリちゃう。)、あたしゃ、シャリが美味くないとイヤなのだ!Photo_3

 では鎌倉へ。平日だし、年始の混乱もスッカリ落ち着いて、いつもの寛いだ鎌倉だなぁ、、、カミサンは行った事ないというので「今回は荏柄天神社に行って、竹の庭のある報国寺まで行ってみっか?、それとも鎌倉宮を一回りして、覚園寺ってコースもイトオカシだぞい。」今回は竹の庭に行きたいというので、とりあえず神社に行ってから報国寺コースに決定。

 荏柄天神社は、今は学問の神様、頑張る人の守り神が居られるらしい。デッカイ銀杏の木がシンボルですな。11月に散歩しに来た時はギンナンが鈴なりに樹からぶら下がっていて、風が吹くとボトボト落ちてきていた、何か迫力ありましたよ。Photo_4

 その時の鈴なりギンナン。Photo_5

 今はこんな感じ。1 2 3

 梅が咲いとるねぇ、綺麗だ、、、

 ひとしきり、梅を堪能して、ホンじゃま、報国寺に行こうかい、、、なんて歩いていたら、ちょいと気になるジャズ喫茶が目に入った。ふむ、、、寄ってみよう。程好い日差しが入る心地良い空間、でかいスピーカーがドンド~ンと置いてあって、カッコいい真空管のアンプが、、、何かいい感じ。お若いご夫婦と思しきお二人で切り盛りしている可愛らしいお店です。Photo_6

 何かけてるのかなぁ、、、「リー・コニッツ・ミーツ・ジェリーマリガン」、おお!渋いねぇ、、、カウンターの後ろの棚にはジミー・レイニーのヴォーグ盤の10インチやコニッツの「トランキュリティ」のアナログの姿が見える。クールな白人系がお好みかな、、、「アニタ・オデイ・シングス・ザ・モスト」、バーニー・ケッセルの「オン・ファイヤー」、、、久しぶりに聴いちゃったなぁ、、、何て寛いでいたら時間無くなっちゃった。報国寺にはいけないね。カミサンも「吉祥寺に来たみたい、、、」とちょっとご満悦、また来よう。

 ということでまた脱線しちゃったので目的は果たせず、でもこういうのが散歩の醍醐味ですね。「もう腹減った、なんか食うべ。」、「また?!私は全然入らないんだけど、、、」

 やっと買いました、HANK DE MANO 「IN CONCERT」!超レア盤ですね、1963年のライヴ、ジャケットは何かで見たことがありますが、初めて聴きました。侘び寂びのあるフリューゲルホーンを聴かせてくれますね、素直に耳に入ってくるメロディ・ライン、漂う黄昏感、コンサートらしい盛り上がりはほとんどなく、生で聴いている聴衆もジックリ耳を傾けているといった趣です。Hank_de_mano_in_concert

  1. SUMMERTIME
  2. ANGEL EYES
  3. LONG AGO AND FAR AWAY
  4. DELILAH

 チェット・ベイカーからかなりの影響を受けているようですね、ハードなアドリヴ餌の挑戦者ではなかったようです、飽くまで自然体で歌う事を大切にしてたんじゃないかな。何処か物悲しげな感じが却ってジャズのハードボイルドな雰囲気を醸し出していてカッコいい!

 リズム隊はDE MANOの雰囲気に合わせながら、ブルージーでスウィングする見せ場を要所で作っています、こういうサポートがなかったらちょっと退屈な演奏になっていたかもしれませんね。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

KENNY WHEELER BRIAN DICKINSON 「STILL WATERS」

 昨日は凄い風だったなぁ、昼頃までは少し風吹いてるな、くらいでしたが、夕方からビュービュー吹いちゃって、うちに帰ってきたら家中の窓の隙間からいろんな音を立てて風が入ってくる始末。もう大分古いマンションだからなぁ、雨漏りもしたことあるし、、、

 で、そんな強風の中、ちょっと仕事帰りに江の島へブラリ。前に日曜日の夕方に行ってみた時は凄い人だかりでしたが、昨日は何となく落ち着いてました。前日は花火を上げたそうな、観てみたかったな、、、

 ヨット・ハーバーもライトアップ、何となく暗くて、、、でも写真にするとなかなかの趣。Photo

 ワザとぼかしてみたりして。Photo_2

 妻の手、持っているのは蛸せんべい。Photo_3

 神社の境内。佇む狛犬。Photo_4

 風も強いし、仕事の疲れがドッと出てしまって、奥までは行かず。この次はもうチョット穏やかな日に行きたいですな。

 ちょいとユッタリトした気分になりたくなって棚を覗いて目に入った作品、Kenny Wheeler / Brian Dickinson/Still Waters。フリューゲルホーンとピアノのデュオ、ジャケット写真の山と湖の風景そのままの静寂が漂います。波はおろか、波紋すら広がらない静まり返った水が鏡のように山や空を映し出す、、、う~む、美しい、、、演奏にピッタリだ。Kenny_wheeler_brian_dickinson_still

 カナダ、ノルウェー、北海道でもこういう情景に出合ったことがある。只そこにいるだけで満たされていくような心静かな瞬間。遠くを見つめるようなホーンの音色と美しくも儚いピアノの旋律、人に対してというより、自然に捧げているような、澄んだ空気が感じられる、こういう気分を祈りと言うんじゃないかな。自分はちっぽけな存在で、だからこそ自由で無限、みたいな感じ。荘厳な大聖堂や静かで優しい表情の仏像に思わず手を合わせてしまうのとはまたチョット違う。

 いい音楽、自分だけの心の旅にお出かけ出来ちゃいますよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

KENNY DORHAM AND THE JAZZ PROPHETS 「VOL. 1」

 妻が新潟まで遊びに行ってきました。私のパワフルな父に連れられて。母も、尊敬するアニキ夫婦もみんな一緒。妻には良いリフレッシュになったと思う。まぁ、音頭取りがオヤジですからね、さぞ楽しかったでしょう。私は繁忙期で参加できなかったけど、新潟の地酒を皆で選んで買ってきてくれた、あり難い事です。酒飲みは私だけ、酒飲みにお酒の土産なんてナカナカ粋な家族でしょ?普通は酒を飲ませない方向に向くんでしょうけど、ウチはそうじゃないんだな、母なんて酒飲み大嫌いなんですが、、、20080914_2_015_5

 マァ、ちょっと言っちゃうと、父は常に周りの状況に気を配る人、こんなんじゃ楽しくないだろう人を見つけると、こうしたら楽しくなるよっていう事をこれでもかというくらいアピールして楽しませてしまう達人だな、苦しんでる人にも凄く手を貸してくれて色々やろうとする、そうすると母が登場、その人にも色々事情とか都合というものがあるんだから、とりあえず放って置いた方がいいんじゃない?、と父にブレーキを掛ける、このタイミングがかなり絶妙だったりする。そういう母も意外とセッカチな所があって、ア、こんなもの、一体どうするの?、なんて思ったりすると持ち主に相談せずにサッサと捨てちゃったりする、父はそれで昨年、面白そうな旅の本とか捨てられちゃいましたね、スウィング・ジャーナルは助かりましたけど。20080914_2_061_2

 兄は何事に対してもクールで、まず焦るという姿を人には見せない人、ブレないんだな、意志と行動とその結果が。でも堅物じゃないのよ、何となく取っ付き易い空気が周りに流れているんだな、ガキの頃は何かというとおまけで私が付いて来てやり難かったらしい。全く覚えてないけど、ハ、ハ、ハ、、、20080914_2_089

 姉はとても穏やかな空気が流れている人、困っちゃった~、とか焦ったよ~、なんて聞いても全然そんな風には感じさせないユトリが常にある人。水泳の凄い選手だったんだぜ!

 ソンでもって姪っ子は妻の親友と来た!妻としては楽しくないはずがないね!

 メタリカ熱はデジタル・M. P.に落として通勤中に聴ける様にしたので、とりあえず良い塩梅で下がってきました。久しぶりにジャズと行こうかい、今日はトランペットで決めよう!KENNY DORHAMが若しバンド運営の才覚があったら、このグループは歴史を作っていたかもしれません。KENNY DORHAM AND THE JAZZ PROPHETS、ブルーノートにも一枚残っていますが、私はスタジオ盤のデビュー作Kenny Dorham and the Jazz Prophets, Vol. 1が好き。幻の名テナーJ. R. MONTEROSEの演奏が聴けるし、DICK KATZのピアノも前に出た時のフィーリングがとても気持ち良い!Vol_1

  1. THE PROPHETS
  2. BLUE ELEGANTE'
  3. DX
  4. DON'T EXPLAIN (HOLIDAY-HERZOG)
  5. TAHITIAN SUITE

 4曲目以外はcのオリジナル、ハードバップ臭がプンプンして、しかもメロディが素晴らしい、1曲目はハードボイルドな雰囲気が漂う逸品、ノビノビとしたDORHAMの歌いっぷりと、硬派なテナー・プレイ、テーマ・メロディに何処か哀愁があって、メチャクチャカッコいい!2曲目はジンワリと響くブルージーな演奏で、心地良い気だるさがリラックスさせてくれる。最近こういう雰囲気で演奏出来る人っていないんじゃないかな。つい指が動いてしまうか、逆にコッテリやってしまう演奏ばかりで、どうも違う。ノンビリ演っていても、小気味良い演奏で聴いていてスッキリする、なんてのがブルージーな演奏の醍醐味だったりして、、、

 コッテリしたいなら4曲目くらい切なくないといけませんな。ミュートを付けたDORHAMの切ないプレイが堪らない、間を感じさせるピアノのバッキングがトランペットの歌いっぷりと相まって、ホロリと来ます、途中で登場するピアノの見せ場は短いながらも、上手い!っと言いたくなるプレイ!良いねぇ、、、ジックリと浸れる素晴らしい演奏です!

 ラストは私の本作での最も好きな曲、哀愁漂うトランペットの響き、コレがまたメロディがいいんだわ!切ないメロディ、遠くを思わず見つめたくなりますよ!DORHAMサイコー!ちょいと転調してクールにスウィングしつつ、J. R. 、KATZのソロがメロディを大切にしながら歌い、またまたトランペットのソロが程好い湿りを帯びながら美メロディを奏でます。

 「静かなるケニー」が彼の名盤と言われていますが、他にも沢山ある事をしってほしい。ちょいと言っちゃうと神憑ったDORHAMの演奏は何?といえば、やはりTHE JAZZ MESSENGERS AT THE CAFE BOHEMIA VOL. 1のMINOR'S HILIDAYでしょう!スンゲ~よ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

JOHN LETMAN 「THE MANY ANGLES OF JOHN LETMAN」

 我が社では、ほとんどの人が何かしら体に爆弾を抱えています。大抵は腰痛で、重い物を何度も運んだり、ちょっとキツい体勢のままじっと作業したり、、、営業部もズ~ッと座りっぱなしだから多分腹筋が衰えて腰がやられてしまうんだな、(コンピューターと8時間戦ったら、腰が痛くなったことがあるから、彼らの苦労もよく分かります。)

 だから、私が腰がヤラレタと言うと皆苦しみを知っているので「手伝うぞ~、無理はするな~~~」と色々な所から声が飛んできます、有り難いねぇ、、、

 で、最近ちょっと休憩中に話題なのがコンドロイチンという成分、軟骨を潤わすらしく、膝や腰の関節痛に効くらしい、サプリメントを飲んでみたら腰の痛みが和らいだと喜びの声が上がってました、ちょっと飲んでごらんと薦められてココ二日間飲んではみたものの、今のところ変化なし、私の場合は軟骨ではなく、深部筋だからなぁ、どんな結果になりますやら、、、暫くは飲んでみようと思います。お肌にお悩みの女性にも効果があるようなので妻にも飲ませてみよう。

 いいねぇ、本作は所謂中間派と言えますな!スウィング・スタイルにモダン・ジャズの雰囲気を取り入れた演奏とても言いますか、大橋巨泉さんの上手い表現。

 で、本作JOHN LETMAN 「THE MANY ANGLES OF JOHN LETMAN」はたまたまベツレヘムの超幻のシリーズとしてCD化された時に何も知りもしないで買った一枚。2001年だったと思います。John_letman_the_many_angles_of_john

  1. MABEL'S DREAM (IKE SMITH)
  2. TINA (RICHARD WELLSTOOD)
  3. THIS TIME THE DRINKS' ON ME (LETMAN)
  4. THE ROOM UPSTAIRSLETMAN-WELLSTOOD)
  5. MOANIN' LOW (RAINGER-DIETZ)
  6. VIOLETS & VIOLINS (LAPARC-LAWRENCE)
  7. SAY SI SI (LECUONA-LUBAN-STILLMAN)
  8. SITTIN' ALONE COUNTIN' MY TEARS (FEATHER)
  9. GET OUT OF MY SIGHT (PALMER-HEDGERS)

 いいですよ~、この分厚いトランペットの鳴り、粘り強くて存在感がありますねぇ、レイジーでホンワカと寛げて、古き良き時代を思わせます。2曲目何か聴いてみるとバックは完全にバピッシュ、でもLETMANが出てくるとググッと1930~40年代にタイムスリップ、生々しくてカッコいいんですよねぇ、、、KENNY BURRELLが洗練されたブルース・フィーリングを感じさせてくれる。3曲目では渋い歌声を小粋に披露、中間でトランペットが「ウワァァァァ~~~」と入ってくる所なんかサイコーに気持ち良いです!闘牛士が牛と立ち向かうようなトランペットのイントロの7曲目、一転して小気味良くスウィングする軽快さが良い。

 録音は1960年、既にモダンは新しい段階に進もうとしていた時ですね、よくこういうものを残してくれました!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

THE ART FARMER QUARTET FEATURING JIM HALL 「TO SWEDEN WITH LOVE」

 またパソコンの調子が悪い、ネットとメールがかなり重症、去年高いお金を払って直したはずなのに症状は全く同じです。今はちょっと開いたので隙を縫って記事を書いています。ストレス溜まるなぁ、、、

 で、今日も休みなんですが、やはり雨、休みの日の降水確率がまた上がってしまった。会社の先輩にも気が付かれて、「雨男」の異名を頂戴してしまった。

 社会復帰してからお休みを24日間頂いていますが、にわか雨を含めると大体17日間は降られています。降水確率71%、凄い確率だと思いませんか?

 ライナーによるとかなり仲は悪かったようです、でも音楽的な相性はピッタリ。その瑞々しさと哀愁のメロディを優しげに奏でる二人のコンビネーションは絶妙、聴く者の心に寛ぎと切ない余韻を残します。久しぶりに聴いちゃったなぁ、THE ART FARMER QUARTET FEATURING JIM HALL 「TO SWEDEN WITH LOVE」The_art_farmer_quartet_featuring__2

  1. VA DA DU ? (WAS IT YOU ?)
  2. DE SALDE SINA HEMMAN (THEY SOLD THEIR HOMESTEAD)
  3. DEN MOTSTRAVIGE BRUDGUMMEN (THE RELUCTANT GROOM)
  4. OCH HOR DU UNGA DORA (AND LISTEN YOUNG DORA)
  5. KRISTALLEN DEN FINA (THE FINE CRYSTAL)
  6. VISA VID MIDSOMMARTID (MIDSUMMER SONG)

 全曲スウェーデンの民謡で、その美しいメロディ・ラインとFARMERの柔らかいフリューゲルホーンの響きが郷愁を誘います。寄り添うように、ちょいとブルーなHALLのギターが堪らなくいい!こんなに呼吸もピッタリで優しげな演奏をする二人が犬猿の仲とはとても考えられませんね。

 本作で忘れてはいけないのがドラムを叩くPETE LaROCA、一歩間違うと甘ったるくなりそうな所をピリッと引き締めてジャズのスウィング感を感じさせてくれます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

BUDDY CHILDERS 「SAM SONGS」

 パソコンの調子が頗る悪い、大体年に一度はいう事を聞かなくなります。前回も前の仕事を辞めようか、どうしようかと考え出したちょうどこの時期でした。あの時は結局、データが全部吹っ飛び、妻が仕事から帰ってきた後、復旧するために夜中まで悪戦苦闘してました。もう何度もこんなことが起こるので妻は最低限必要なデータのバックアップを取っておく習慣があります、賢いね。私はマシーンが苦手なので大体何かあると妻にオマカセ、未だにチンプンカンプンで何故吹っ飛ぶのかも、どうして直るのかもさっぱり判りません。

 ということで、ブログの更新もパソコンの機嫌の良い時しか出来ないという、非常にストレスの溜まる状況です。只でさえ時間がなかなか作れないのに、、、叩いて直る代物なら愛情を込めてガンガンぶっ叩く所なんですが、相手は精密機械、余計いう事を聞かなくなりますね、、、 

 最近新しめの物ばかりだったんで、王道を行ってしまおうかな、、、BUDDY CHILDERS 「SAM SONGS」。コレは確か東芝さんがSBJCの紙ジャケのラインナップに入れていたのに何故か出せなかった幻の名盤だったように記憶しています。2002年くらいの頃の出来事じゃなかったかな。「何だよ~、発売中止だって?」とお客さんにとてもガッカリされたのを覚えています。ところが2005年だったか、FRESH SOUNDがワン・ホーン・クァルテットのもう一枚の名盤とカップリングしてCD化。当時、私としてはコレをやらずに何を紹介するんだっ!てな勢いでやりましたさ!知っている人はナイス・リアクションなんですが、意外とトランペットを好まない方も多くて爆発的には売れませんでしたね。トランペットの一般的な印象はキンキンしている、というのが好まれない理由かも、そんなことない演奏も多いんですがね、、、Buddy_childers_sam_songs

  1. THANK YOU SAM  (CHILDERS )
  2. HONEYSUCKLE SAM (CHILDERS )
  3. SAM METRICALLY (CHILDERS )
  4. MY WILD IRISH SAM (CHILDERS )
  5. SENTIMENTAL SAM (B. HARRINGTON)
  6. DING DONG SAM I DEAD (CHILDERS )
  7. SAM 'N' EGGS (CHILDERS )
  8. DEVILED SAM (CHILDERS )
  9. WHAM, SAM (CHILDERS )
  10. SAM'S SERENADE (CHILDERS )
  11. THREE SAM IN A FOUNTAIN (CHILDERS )
  12. CANNED SAM (CHILDERS )
  13. BUFFY (CHILDERS )
  14. YOU CALL IT MADNESS (CONRAD-DUVBUIS-、、、)
  15. HOLIDAY HOUSE (CHILDERS )
  16. IT'S GITTA BE HAPPY (A. ROSS)
  17. YOU GO TO MY HEAD (GILLESPIE-COOTS)
  18. INDIANA (MACDONALD-HANLEY)
  19. BENNIE'S TUNE (MILLER-STOLLER-LEIBER)
  20. HOLIDAY HOUSE (CHILDERS )

 前半は名手HERBIE STEWARDのテナーにも注目です。クールでスマートなウェスト・コーストの香りが漂う演奏で肩の荷が下りるような寛ぎ感、そうだなぁ、書かなきゃならないなんて思いつめている時にこんなプレイを聴いちゃうと、ああ、そんな事はどうでもいいかな、私はジャズ気違いなだけで評論家じゃないもん、気持ちいいや、って感じ。小気味良いスウィング感でゆとりを感じます。パリッと張りのあるBUDDYのトランペットの歌心、言うことないじゃんか、、、

 13曲目以降がワン・ホーン・クァルテット。ピアノはこれまた幻の名手ARNOLD ROSS、いいですよ~この人は!前半よりも溌剌としたトランペットの歌いっぷりとウェストの名ベーシスト、HARRY BABASINが前半以上に私の気を引きます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

HARRY BECKETT 「FLARE UP」

 昨日は仕事の帰りに珍しく遠回りをして稲村ガ崎まで行ってみました。改めてすっかり春なんだなぁ、なんて思いつつ江ノ電に乗ってトコトコ散歩気分。人が出てるなぁ、鎌倉はお祭りの最終日か、、、晴れてよかったねぇ、嵐みたいになったり、晴れと雨を繰り返す日があったり、変な一週間でしたからねぇ、、、Img_0997

 さざ波の音が何とな~く気持ちいい、、、

 HARRY BECKETTは西インド諸島出身で英国で活躍、60~70年代の重要な作品にサイド・マンとして参加しています。「FLARE UP」は1970年の彼の代表作の一枚。アヴァンギャルドな雰囲気ながら決して小難しくない、楽器同士がスリリングにぶつかり合って、聴いてて燃えてきますな、70年代の息吹です!Flare_up

 切れ込むようにガンガン煽るJOHN WEBBのドラムが気持ち良く、BECKETTがスカッとした気分にさせてくれる1曲目のタイトル曲、ALAN SKIDMOREのテナーが短いながらも熱いソロ、全編を支配するJOHN TAYLORのエレピとFRANK RICOTTIのヴァイブが印象的です!同じく4曲目SCARLET MINEもスリリング、TAYLORのエレピがカッコイイ!当時のTAYLORはアコースティックも鋭いですがエレピも良いですね、高らかに歌いまくるBECKETT、ぬおおお~~~、熱い!引き継ぐMIKE OSBORNEのアルトが更に燃えています!!リズムを支配するドラム、ベースの躍動感、ウラで鳴っているヴァイブが何とも言えない浮遊感を醸しだしています、今正にマインド・トリップ中!ヤバイな、この曲は、、、

 5曲目THIRD ROADも怒涛のリズムが襲って来るヘッドバンギング・チューンです!6曲目FLOW STREAM FLOWも熱い!すみません、言葉が尽きました。

 モノの本によると本作はサイドマンの力を引き出し切っていないんだそうです。そうか~、かなり楽しめる演奏でしたが、サイドマンもっとホントは凄いのかぁ、、、また探す楽しみが増えましたなコリャ、、、

| | コメント (3) | トラックバック (0)

RED RODNEY 「RED RODNEY RETURNS」

 何故だ~~~!!ココの所休みになると天気が好くないです。これで三週間連続だ、何だかなぁ、、、気が滅入るなぁ、、、今日はこれから治療に行くというのに、、、

 昨日は雨が降り出す前に映画館へ行ってきました。凄く久しぶり、浪人中は時間があるのに何故か全く行かなかった。映画館はやっぱり良いですね、観る前の心の準備というか、ワクワク感があって、ウチでDVDで済ますよりずっと楽しいです。

 2、3本ハシゴしようと思っていましたが、天気が崩れると聞いてしまったので、出足が遅れて1本だけ。「CLOVERFIELD」、ネタバレしちゃうから語りませんが、感想だけ言えば、すげ~、怖かった。これからも注目していきたい事件ですな。 Cloverfield_2 ただこの映画、9.11を体験した人、知人や肉親を失った人は絶対観たくないだろうなぁ、、、

 帰りに前の仕事の仲間たちの所に行ったら、「就職、おめでとさん。」と言ってくれた。ありがとさんです、これからもCDを買いに行って応援しますぜ!

 良いですねぇ、スカッとした歌いっぷり!RED RODNEY 「RED RODNEY RETURNS」は50年代のほとんどを麻薬で棒に振った白人ビ・バッパーの名手が故郷フィラデルフィアで録音した1959年の作品。時代はハード・バップから、ファンキー、モードと主流が移り変わり行く最も活気のある頃で、本作でのスピーディで溌剌としたトランペット・プレイはビ・バップの切れ味を思い出させます、鳴りが気持ち良いですね!Red_rodney_red_rodney_returns

 1曲目SHAW NUFFの疾走感、3曲目I REMEMBER YOUの味のあるミュートの歌心、6曲目JORDUは最高にカッコイイ名曲、ソロを小気味良く纏めていますがリラックスした雰囲気で、吹いていいと言われたら何時間でもアドリヴを演奏していそうな感じです、この時の調子の良さが窺えます。

 フロントで相棒を務めるBILLY ROOTのテナーが全編で活躍しているのも本作の聴き所、なかなか彼の演奏は聴けません、幻のテナーマンです!もう一人注目はピアノのDANNY KENT、全く意識していませんでしたが、とても良い曲を書いてますね、各人のソロが冴えてるのもありますが、はっきりしたテーマ・メロディのおかげでフロントのユニゾンがキッチリ決まる、モダン・ジャズのカッコ良さってコレだな、と改めて思ってしまいました。KENTの曲は2曲目RED HOT AND BLUE、4曲目5709、5曲目WHIRLWIND、7曲目SHELLEYと4曲も入れています、KENTは本作の影の主役ですね!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

HOWARD McGHEE 「NIGHT MUSIC」

 とても嬉しかったこと、それは弟夫婦が再就職を喜んでくれたこと。世間的に言えば‘‘義理の’’ということになるんですが、私という人間をよく見抜いている人たち。全くの異業種を選んだにも拘らず、「意外だったけど、そういう仕事はピッタリだ!」と手放しに喜んでくれた。驚きました、そういう反応をしてくれたのは他にはJFFYKbeckさんだけだった。Img_0905

 何故かケーキをくれた。どうも有り難う、自分でも良い所に拾ってもらったと思ってたので、そんなリアクションは力になります。

 血沸き肉踊る熱いセッションを一つ。HOWARD McGHEE 「NIGHT MUSIC」、60年代の復帰後に比べるとこの頃のMcGHEEのハード・エッジなトランペットは逆巻く嵐のようなプレイの連続で、かなりスリリングです!1946~1947年のDIALでの録音。Howard_mcghee_night_music

  1. BE BOP (GILLESPIE)
  2. TRUMPET AT TEMPO
  3. THERMODYNAMICS
  4. DIALATED PUPILS
  5. DIALATED PUPILS
  6. MIDNIGHT AT MINTONS
  7. UP IN DODO'S ROOM
  8. UP IN DODO'S ROOM
  9. HIGH WIND IN HOLLYWOOD
  10. DOROTHY
  11. NIGHT MIST
  12. NIGHT MIST
  13. COOLIE-RINI
  14. NIGHT MUSIC
  15. TURNIP BLOOD
  16. TURNIP BLOOD
  17. SURRENDER
  18. SLEEPWALKER BOOGIE
  19. STOP TIME BLUES
  20. YOU

 CHARLIE PARKERが参加している1曲目以外は全てオリジナル、ライナーによるとPARKERはぶっ倒れる寸前の演奏だったそうな、そう聞くと何かキッチリ短く纏めながらも苦しいのかなと思ってしまう。McGHEEとハイテンポなユニゾンをキメるところはさすが!

 4~9曲目はセッションが変わり、ピアノのDODO MARMAROSA、ギターのARVIN GARRISONの高速プレイが光ります!DODOもMcGHEEと同じくブランクが無ければ巨人の一人としてより多くの人に知られる存在になっていたでしょうに、何とも惜しい気がします。TEDDY EDWARDSのテナーはスピード感より寛ぎのあるミドル・テンポでの演奏の方がシャレていて好きだなぁ、6、7、8曲目は一息つける粋な雰囲気です。

 10曲目以降はまた別セッションで、ヴァイブのMILT JACKSONが気持ち良く、JAMES MOODYのテナーが力強い!他の二つのセッションと比べてムーディな演奏が中心、11、12曲目の高速プレイだけではないMcGHEEの厚みのある哀愁のトランペット、タイトル曲14曲目の麗しいバラード・プレイに惚れ惚れします、ピアノはHANK JONES、いいねぇ、、、正にナイト・ミュージックと呼ぶに相応しい。

 肉厚で、切れ味鋭いMcGHEEの初期の魅力が伝わる楽しい作品ですぞ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

DUSKO GOYKOVICH 「GOOD OLD DAYS」

 昨日、隣の部屋で妻がまた「ひゃ~~~」の悲鳴、はいはい、何ですか、この度は、、、

 「いい旅夢気分」の再放送を見つけて録画してたらしく、観てたら自分が映っていたらしい(2/202/223/5)。ドラドラ、、、あら、ホントだ、小さく映ってる。

 ハ、ハ、ハ、、、嬉しいのはいいけど、何度もその場面を観て、座りながらピョコピョコ跳ね回るのは止めましょうね、怪しい動物みたい、、、

 ガックリと疲れきった、、、明日はお休み、改めて仕事と休みのありがた味が身に沁みますなぁ、、、今日はDUSKO GOYKOVICH 「GOOD OLD DAYS」の1曲目のタイトル曲が聴きたくなりました。哀愁をたたえる名曲。タイトル通り、過去の思い出に浸ってしまいたくなります。胸を締め付ける情感豊かなミュートの響き、静かに物思いに耽るには打ってつけですぞ!椎名豊のピアノがこれまた何とも美しく、静寂感に優しく包まれるような、ユッタリとした気分にさせてくれます。Dusko_goykovich_good_old_days_2

  1. GOOD OLD DAYS (GOYKOVICH)
  2. LITTLE TEO (GOYKOVICH)
  3. IN THE SIGN OF LIBRA (GOYKOVICH)
  4. SOMEDAY MY PRINCE WILL COME (CHURCHILL)
  5. HOW SENSITIVE (JOBIM)
  6. NO LOVE WITHOUT TEARS (GOYKOVICH)
  7. TOKYO SHUFFLE BLUES (GOYKOVICH)
  8. BALLAD FOR BELGRADE (GOYKOVICH)
  9. OLD FISHERMAN' S DAUGHTER (GOYKOVICH)

 1996年の作品。この頃のDUSKOはまだまだ今ほど知られた存在ではなかったように思います、この作品が人気が出る切っ掛けだったかもしれません。泣きの曲はさすがの貫禄で、3、6、8曲目もタイトル曲に負けない哀愁の美旋律です。

 できればジャケット、服までキメてくれればもっと良かった。でも雰囲気があってとてもジャズらしい、こういうのは最近あまり見かけませんね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

BENNY BAILEY SEXTET 「SOUL EYES」

 早速ですが、明日から仕事が始まります。朝早いぞ~!4時半には起きないと。何せ、ちょうどいい時間に電車がない。寝坊だけは避けないといけませんね、ココ二、三日早起きの練習をしていたんですが、寝る時間も遅いせいか思っている時間に起きられず、どうもいけません。もう明日なのに、、、

 1968年というと本作の主人公BENNY BAILEYやJIMMY WOODEは、クラーク=ボラン・ビッグ・バンドで大活躍していた頃ですね。

 BENNY BAILEY SEXTET 「SOUL EYES」はドイツのミュンヘンでの熱気の溢れた、でも何処かダークな雰囲気が籠るライヴ作です。ピアノはMAL WALDRON、場の雰囲気がドルフィーのファイヴ・スポットの感じをフッと思い出させます。1曲目PROMPTがバップ魂を揺さぶります、BAILEYの肉厚なトランペットがカッコイイ!ゴリッとした無骨なNATHAN DAVISのテナー、独特のリフレインが呪術的なMALのピアノ、一筋縄ではいかない重厚なオープニングです!2曲目SOUL EYESは打って変わって軽やかなDAVISのフルートがよく歌い、CHARLY CAMPBELLのコンガが軽快さを更に演出していますね、ココでも量感豊かなトランペットが歌心を聴かせます。スピリチュアルとまでは感じませんが、摩訶不思議な祈りを思わせる3曲目RUTS, GROOVES, GRAVES AND DIMENSIONS、やはり何処かダークな世界のラスト4曲目WILD-EVIL DANCE、凄く変わった雰囲気なのに各人のソロが妙に熱い!いつの間にか罠にハメられたような快感が、、、

 この作品のキー・パーソンは明らかにMALですね、あの呪術的なプレイが全体を異空間に誘っているかのようです!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

RICHARD WILLIAMS 「NEW HORN IN TOWN」

 今日は雨の中をモンモンとウチで過ごすのを避けるべく、求職活動の下準備に行って参りました。重い腰がやっと上がったといった感じですが、やっぱり私が世の中に恩返しをするにはジャズしかない!と決意も新たにしたところ。迷いの多い半年間でしたが、そう決意して天気とは裏腹にどこか晴れ晴れとした気分です。厳しいのは百も承知、自分が自分でなくなることに比べれば何をかいわんやです!

 さて、今日はRICHARD WILLIAMS 「NEW HORN IN TOWN」、何故か三枚も持ってます。その内一枚はキズが付いてしまって聴けなくなってしまったからなんですが、、、

 1960年の作品で私が買ったのは1996年の紙ジャケ、そうですか、あれから11年以上も経ってしまいましたか、、、時の流れは速いものですね。ジジ・グライスのグループで活躍していたトランペッターで正にB級の名手。ペットの響きにブ厚い張りが有ってよく歌う、聞き流せない演奏です。Richard_williams_new_horn_in_town

  1. I CAN DREAM, CAN'T I ? (KAHAL/FAIN)
  2. I REMEMBER CLIFFORD (BENNY GOLSON)
  3. FERRIS WHEEL (RICHARD WYANDS)
  4. RAUCOUS NOTES (RICHARD WILLIAMS)
  5. BLUES IN A QUANDARY (RICHARD WILLIAMS)
  6. OVER THE RAINBOW (HARBURG/ARLEN)
  7. RENITA'S BOUNCE (RICHARD WILLIAMS)

 しみじみと遠くを見つめるような2曲目に何とも言えない寛ぎを感じ、私の愛するブッカー・リトルをつい思い出してしまいます。そのバックで寄り添うLEO WRIGHTのフルートがこれまたすばらしい!叙情を抑えつつも、ついこぼれてしまう激しい歌心、何という深い情感でしょう!更に叙情という意味では6曲目が堪りません!「なごみ」という形容がされていますが、この曲がそれに相応しい!存分に歌い、かつ哀愁溢れるワンホーン、目を閉じて思いを伝えているWILLIAMSの姿を想像してしまうではないですか!RICHARD WYANDSを中心にバックがWILLIAMSを引き立たせていますね。

 他にも小気味良くスウィングしながらもWILLIAMSが艶やかに歌う1曲目、クールにいきたいけど艶が出てしまう感じをLEO WRIGHTのアルトが土臭いながらも軽やかに演じ、WILLIAMSの艶を挟んで、WYANDSがすっきりと収めていく3曲目、4曲目でもLEO WRIGHTのアルトが軽やかに歌い、バピッシュにWILLIAMS、WYANDSが引き継いでいくスリリングな演奏が続き、全体的にもマッタリした作品にならず、ジャズの醍醐味を存分に味わえる傑作ですぞ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

MARCO TAMBURINI 「THINKING OF YOU」

 昨日は報国寺参りの後、近くにある杉本寺にも立ち寄りました。十一面観音像で知られています。藁葺き屋根が鄙びた佇まいのいい雰囲気です。写真は本堂の手前にある仁王門。屋根の先から雪解け水が大量に滴り落ちてて、くぐる時にザッとひと被り。藁葺き屋根って何故水を中に通さないんでしょう、、、Img_0670

 更に印象的だったのはよくリスに遭遇したこと、至るところにいました、鎌倉らしい、、、きっと前日の雪のせいで腹を空かせていたんでしょう。Img_0665

 さて今日はまた気分を変えてMARCO TAMBURINI 「THINKING OF YOU」、1991年作品。幻のPENTA FLOWERSの中でも出会うことを待ち望んでいた逸品がついに手に入ってとても嬉しい!Marco_tamburini_thinking_of_you

  1. LIVING LEGEND
  2. THINKING OF YOU
  3. MISTER D
  4. STILLORGAN
  5. NEW YORK CITY
  6. BOSSA TO CRIS
  7. TURN BACK
  8. ESTRELLAS
  9. DOCTOR HYDE
  10. THE BLACK HOUSE
  11. THE PRESIDENT

 全曲TAMBURINIや他のメンバーによるオリジナル、溌剌としたトランペット・ワンホーンが何とも気持ち良いです!「FEATHER TOUCH」というトロンボーンが入った2001年の作品を持っていて、結構凝った雰囲気とトランペットの柔らかさはそのままに、なかなか聴き応えのある力作でしたが、本作の方がシンプルでジャズらしい魅力を感じてしまいます。決定的なリード・トラックはないんですがね、フッと気が付くとよくターンテーブルに乗せています、スマートな中に何となく小気味良かったり、哀愁を感じたり、、、うむ、私には本作はスルメなのかも知れません。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

JOE WILDER 「WILDER ‘N’ WILDER」

 昨日はホントに楽しかった。久しぶりにJFFYKbeckさんと横浜、関内にある琉球酒房「ゆうなんぎい」にて一献傾けてました。初めての沖縄家庭料理、ゴーヤチャンプルーくらいしか知らなかったのでオーダーはJFFYKbeckさんにお任せ、「コレ食ってみ、アレ食ってみ、」と言われるままに食し、出てくるもの全てがあまりにも美味しくてかなりの衝撃を受けてしまいました!

 まずは普段飲むビールとはちと香りが違うオリオン・ビールで久々の会合を祝して乾杯、近況を語り合いつつ、まず登場したのが「マーミナーチャンプルー」、もやし炒めですな、さっぱりした塩加減でシャキッとしたもやしとホクホクした島豆腐がいい。お次は「ナーベラー味噌煮」、へちまなんて内地ではなかなか食べんぞ!ちょいと大地の香りがするトロリとジューシーなへちまにさっぱりと甘い味噌の風味、おお!これもイケる!そして最初のハイライト「ラフテー」の登場、トロトロの豚の角煮に味噌ダレが、、、箸でちょいちょいっと切って一口、「ん!ん~~~~!!」と私。「だ~ろ~?」とJFFYKbeckさん。(このコール&レスポンスが段々増えてくることになる。)味噌ダレが「ラフテー」にかかってるのはここが初めてだったそうな。更に「島ラッキョウの天ぷら」、コイツはビールの友です。柔らかく揚がったコロモの感じがいいね。塩で食す、あらら止まらない、、、そういえば妻の好物だ!

 ここで酒にスイッチ、まずは「轟」という泡盛。泡盛なんてまず飲まないからちょっと危険を感じつつ一口ふくむとサッと広がる香り、飲み込めば体に温か味がグーッと沁みてくる。イケる!「シークワーサーを少したらしてみ、全く変わるで。」と言われ、やってみれば、爽やかな口当たりで、すがすがしい南国の空気のよう。「旨いからってスカスカ入れてると、後でエライ目に会うぞ。」、なるほど、キケン、キケン。続く料理は「クーブイリチー」、細切りの昆布をメインに炒め煮した正に家庭料理、ほんのりと甘味がしみてこれは泡盛のつまみにとても合う。「まさひろ」はさっぱりした感じの泡盛、ギュッと引き締まった味に感じて口での広がり方がまた「轟」とは違う。これも旨いですねぇ。

 さて第二のハイライトが「ミーバイのマース煮」、沖縄の代表的な魚で、何だか沢山種類がいるらしく内地で言えばハタのことらしい。これがまぁ、ビックリするほど旨い!昆布だし、泡盛、塩、たぶんバターで煮たのではないかということですが、それに小葱を散らし、レモンを添えたもの。アツアツもいいし、冷めても何というのか、塩の加減がさらに際立って兎に角ウマイ!骨以外ひとかけらも残さず綺麗に頂いてしまいました。更なる衝撃が「豆腐よう」、‘‘島豆腐を紅麹菌と泡盛で漬けたもの’’だそうで、「一気にいくなよ、楊枝とかでほんの少しずつ切ってな。酒飲みには堪らんぜ。」ということで言われたとおりにして一口。島のブルーチーズ?!、いや~、私にとってはもっと素朴で、香りの良い味噌をつまんでいるような感じ。「な、何じゃコリャ~!」と言うくらい旨い、泡盛の大親友ですな!その頃には泡盛も三種類目「琉球王朝」、コチラはとてもまろやかで、スーッと喉を通っていく感じ、まるで乾いた砂に水が滲みこむような飲みやすさでした。最後に出てきたのが「ソーミンチャンプルー」、何故ソーメンで焼きそばを??ビーフン?面白いねぇ。もちもちした麺、さっぱりした味、最後を飾るに相応しいですな。

 ということで、ここでお開き。お店も居心地が良くリラックス。カメラを持っていかなかったことだけが心残りです。

 JFFYKbeckさん、いつも有難うございます。必ず旨いものを何気に教えてくれる。今回もなんもかんも、うまかったさ~~~♪

 何かリラックスしたい、棚をズ~ッと見ててふと目に留まったJOE WILDER 「WILDER ‘N’ WILDER」が何となく今の気分を満たしてくれそう、、、Joe_wilder_wilder_n_wilder

 滑らかでメランコリックな歌心溢れるトランペットのワン・ホーン、キュッと上がるペットの語尾が堪らなく心地良いです!何と素直で朴訥とした雰囲気なんだろう、クリアなペットの響きでありながら、力強い張りのあるプレイ、WILDERと共にHANK JONESのピアノが気持ちにゆとりを与えてくれます。スウィング時代の花形スターのように、ワー・ワー・ミュートが更にノスタルジックな思いを起こさせる4曲目SIX BIT BLUESのブルージーな寛ぎ感、泣きというよりは只々トランペットの調べに酔う6曲目DARN THAT DREAMがいいですなぁ、、、

 

| | コメント (6) | トラックバック (0)

DON FAGERQUIST 「EIGHT BY EIGHT」

 寒い!ですが寒いと冬らしくて、どこか安心したりします。苦手ですけどね。雪国の人たちは雪かきばかりで堪ったもんじゃないか、、、

 テレビのコメンテーターの人が昔はこんなもんじゃなかったと言ってましたが、確かにそうかも。ガキの頃は顔が固まったり、手足が霜焼けになったりしてたけど、今はないですね、コチラでは本当に雪が降らなくなりました。

 寒気が居座ってるだけで今年も暖冬だそうな、地球温暖化か、、、どうすりゃいいんですかね、車に乗らなければいいのか(運転はしませんが。)、暖房をしなければいいのか(つい点けてしまいます。)、煙草を吸わなきゃいいのか(乗り物やウチの中では吸いません。)、、、

 七年ほど前にカナダのエンジェル氷河に行ったことがあります。鳥が翼を広げているような美しい氷河でした。ツアー・ガイドさんが、自分が行きたいからといって本部に内緒で連れて行ってくれた所(もう時効でしょう。)。昔は氷が下まで大きく繋がってたそうです。最近の様子をネットで探してみたら私が行った時より、氷の解けた下の池(湖?)にゴロゴロと、転がってたり浮かんだりしてた氷があまりないし、地面の土も赤みを帯びて様子が変わってるように見えました。いつかエンジェル氷河があった所と紹介されてしまうのかなぁ、、、Image0008_2

 ウェスト・コーストの名トランペッターでありながらリーダー作は本作しかない、DON FAGERQUIST 「EIGHT BY EIGHT」、様々なセッションに参加している名脇役です。彼の魅力は涼やかで明朗な歌いっぷり、程ほどを知ったクールな味わいですね。パリッと小気味良いトランペットがいい。Don_fagerquist_eight_by_eight

  1. AREN'T YOU GLAD YOU'RE YOU (VAN HUESEN,BURKE)
  2. EASY TO LOVE (COLE PORTER)
  3. SMOKE GETS IN YOUR EYES (KERN-HARBACH)
  4. ALL THE THINGS YOU ARE (KERN-HAMMERSTEIN Ⅱ)
  5. THE SONG IS YOU (KERN-HAMMERSTEIN Ⅱ)
  6. TIME AFTER TIME (STYNE-CAHN)
  7. EASY LIVING (ROBIN-RAINGER)
  8. LULLABY OF BROADWAY (WARREN-DUBIN)

 本作はウェスト・コーストのスマートな雰囲気がとても良い、今の私のようにちょいと気持ちにゆとりがないと感じてる人には嗜みのある粋な感じが気持ち良いと言うか、我に帰れるというか、、、

 特にアンサンブルを抑えてトランペットが切々と歌う3、7曲目辺りはちと心に沁みます。滑らかなHERB GELLERのアルト、寛いだMARTY PAICHのピアノもすばらしい。そう、他にもBOB ENEVOLDSENやMEL LEWISとウェストの名手が熱気溢れるイーストとは一味違う洗練された趣で何だかとても癒されます。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

FLAVIO BOLTRO 「FLABULA」

 今日は気分転換に久々のレコ屋さん巡り、まぁ、年末年始だし大してないだろうと高をくくってたらあれま、あるじゃないですか、イタリアのPENTA FLOWERSの作品群が!ウワサの幻盤を単発で出してるのかと思いきや、それ程ウワサされないものまで出てるのね。よくよくユニオンさんで調べてみたら先月二十一日に随分リリースされてる、二十五日には既に見かけなかったなぁ。イタリア物の注目が世の中では凄く高まってるのに、意外とレコ屋さんという現場では盛り上がってないんですね。いや、私が遅いのか、、、

 で、早速今日買ったうちの一枚、FLAVIO BOLTRO 「FLABULA」、初めて聴Flavio_boltro_flabula きます、結構ドキドキ、、、1991年の作品、非常に張りのあるトランペットでダイナミック!ピアノはMASSIMO FARAOで天才肌のアントニオとは違うスマートで王道を行くスタイルをここでも聴かせてくれます。この人のピアノ・トリオ作はとても良い!

 力強いミュートが気持ち良い2曲目MR. SNAPS、4曲目WOODYとはウディ・ショウのことか、オープンで溌剌としたペットの鳴りがすばらしい!ドラム・ソロも頑張ってます。小粋に始まる6曲目BLUES BRAUも伸びがあるプレイで聴き応え有りです。トランペット・ワン・ホーンでは稀にみる出来栄え、かなり気に入ってしまいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

BERT JORIS 「LIVE」

 コンピューターのドライヴが相変わらず不機嫌でしたが、カメラのソフトがやっと一部インストールできたので大画面で写真を見ることが出来ました。Juhuku

 

今日は鎌倉を少し散歩、秋の名残りを写真に収めて見てみるとさすがに良いカメラ、綺麗に撮れてて大変ご満悦!馬子にも衣装とは正にこのことですね。寿福寺に少し残ってた紅葉の名残り、なかなか際立ってて物悲しい風情がありました。Minato

  ついでにコチラは先日行った、みなとみらいの観覧車の様子。光がとても美しかったです。でもこの日は刺すような寒さで頭痛がしてきまして、手振れ写真がほとんどでした。気に入った写真が撮れると凄く嬉しい。ああ、こうやってハマって行くんですねぇ、、、

 ベルギーの名手、BERT JORIS!持ってるつもりが持ってなかった「LIVE」を見Live つけたのでつい買ってしまいました。2000年の作品。スマートで丸みのある、メロディックなトランペットが魅力的なワン・ホーン・プレイ、アップ・テンポの1曲目BLUE ALERTがカッコいいです!がっつかない演奏とでも言いますか、バックが熱くなってもBERTはとても冷静、恍惚としながらも我を失わない。ただ3曲目YOU AND THE NIGHT AND THE MUSICでは彼も熱が入ってます。もう一人の主役DADO MORONIと本作では四曲ドラムを叩いてるDRE PALLEMAERTS(この人はあまり知らないです。)が迫力の演奏で迫ってくるからでしょう、ここではフリューゲル・ホーンでガッツを見せる!聴き応えある10分間です!!逆に5曲目IT COULD HAPPEN TO YOUのどこか枯れた味わいも寛げます。ここでもピアノのすばらしいソロ、屋台骨というに相応しいリズム隊が徐々に盛り上げてくれます!へへへ、、、コレは良い買い物をしましたよ。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

TORE JOHANSEN 「LIKE THAT」

 今日はこれから忘年会、嘗てのお仲間やお世話になった方々と久しぶりに再会です。という事で妻の夕飯作りで朝から忙しい、主夫の務め、帰ってきたらチンするだけで食べられるようにしとかないとね。献立はバッチリ(だと思う、、、)、後は余計なことして失敗しないように心がけるのみ!

 丸みのある柔らかいトランペットが気持ち良い作品、TORE JOHANSEN 「LIKE THAT」、スマートな北欧らしい逸品です。本作を出したGEMINIはノルウェーのレーベルでなかなか厄介なところ、良い作品が多いんですが入荷し辛いので名盤がレア盤になってしまいます。EGIL KAPSTADやTOTTI BERGH、BJARNE NEREMなんか探してる人も多いのではないでしょうか。ネットでは試したことは有りませんが、現役時代は入らなくて苦労しました。Like_that_2

  1. THE INNER CHILD
  2. WALTZ FOR BILL
  3. I AM THAT
  4. NEW DAY TOMORROW
  5. LIKE THAT
  6. ALONE
  7. PRESENCE
  8. WATCHING SHADOWS
  9. NORTHERN SUN
  10. OLD LOUIS
  11. TO ALL FOUR WINDS
  12. UNTITLED MEDITATION
  13. THE END OF THE DAY SONG

 久しぶりに聴いてみたら師走に似合う温かい雰囲気で、ちょっとクリスマスに寛ぎたいですね、ストリングスが参加している1、4、5、6、8、10曲目が優しく、更に名歌手KARIN KROG(1964年のデビュー作「BY MYSELF」はすばらしいです!)が参加の4、5、8、9、13曲目での渋い味わいが師走気分を盛り上げてくれます。クィンテット演奏では2曲目が小気味良いスウィング感と優しいメロディが光ります!サックスのJUKKA PERKO、こんな良いプレイヤーだったか!持ってない、探してみよう。御大LARS JANSSONのピアノは言うこと無しにすばらしいですな!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

WEBSTER YOUNG 「FOR LADY」

 今日から妻が元気に会社復帰しました。ということで、また一人でウチを守る日々が再開です。何してたんだっけなぁ、、、まず掃除しますか。

 この間まで病院に行き来してたのは何故なのか、ちょっと明かしますと、妻が手術をしたから。初めての経験なのでさすがに心配でしたが、大変なのは本人なので、なるべくヘッチャラを装ったつもり、でも多分ビビってたのバレてましたね。妻の方が内心は兎も角、よっぽど平気な顔してました。体勢によっては多少痛いようですが経過も良好で一安心。今は切った後、癒着が怖いからすぐ歩かされるんですね、先生に何かというと「歩け~、歩け~!」って言われてました。う~、痛そう、、、

 今日は無理せず定時に帰るように言いましたが、どうなる事やら、、、まぁ、美味いもん作っておきましょう。

 今日も寛ぎの逸品でいきます。レコ屋さんに勤めてた時、我がジャズ師匠が「こういうのを置いてるお店がジャズを知っている良いお店。」と言ってました。WEBSTER YOUNG 「For Lady。なるほど、久しぶりに引っ張り出しましたが、ビリー・ホリデイに生前捧げられた作品にしてYOUNGの貴重なリーダー作、コルネットの鄙びた歌心が何ともいいですぞ!Webster_young_for_lady

  1. THE LADY
  2. GOD BLESS THE CHILD
  3. MOANIN' LOW
  4. GOOD MORNING HEARTACHE
  5. DON'T EXPLAIN
  6. STRANGE FRUIT

 1曲目はオリジナルで凛とした美しさと何処か切ないテーマがとても印象的、ビリーその人の雰囲気はきっとこういう感じだったんでしょう。ミュートを付けたコルネットの響き、ポール・クィニシェットの語りかけるような滑らかなテナーが寛ぎながらも堪らなく切ない。他はビリーの愛唱曲、更にグッと押えた心安らかな2曲目、古き良き時代を感じさせる3,4曲目、物憂げな味わいのミュート、シンプルなアール・メイのベースがとてもいい5曲目、実はとても怖い6曲目、ビリーの歌でのこの曲はあまりに壮絶でなかなか聴けませんが、遣る瀬無さや悲しみが滲み出る本作でのコルネットは味わい深いです。

 

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

JOHNNY COLES 「THE WARM SOUND」

 ちょっといい本に出会いました。時代小説、居眠り磐音 江戸双紙シリーズ、はっきり言って単純、でもスカッとして面白い!律義で正直者、でも剣は滅法強い主人公、彼を取り巻く人情と事件、陰謀、いいですねぇ、よくある話かもしれませんが、最近こういうワクワクするのはなくなりましたから、嬉しいです!とりあえず二日で三冊読みふけり、この後の展開が楽しみで仕方ないです!今のところ三冊ですが歯切れがよくて、何よりお定まりの濡れ場がないのがとてもいい。まだまだ続く、二十一巻まで出てるのかな、どうなるんだろう、敵は手強いぞ!

 こういう傑作が普通に世の中に出回って欲しいですねぇ、あたしゃ、世直しなんて大それたこと出来ませんがね(時代小説の主人公気分で)。JOHNNY COLES 「THE WARM SOUND」、この人の、この作品でのトランペットは何とも江戸前ですね、っておいおい、何だそれ!でもそんな感じ、シャキシャキッと小気味良くて、それでいて人情(いつもは歌心といってしまいますが。)篤く、語りかけてくる様が何とも温かいです。Johnny_coles_the_warm_sound

  1. ROOM 3
  2. WHERE
  3. CIME RAIN OR COME SHINE
  4. HI-FLY(TAKE5)
  5. PRETTY STRANGE
  6. IF I SHOULD LOSE YOU
  7. BABE'S BLUES
  8. HI-FLY(TAKE2)

 非常に寛いだ気分にしてくれる演奏で、ブルー・ミッチェルの「ブルース・ムーズ」と同じくらいの傑作だと思ってるんですが、、、1961年作品。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

DUSKO GOYKOVICH 「AFTER HOURS」

 北鎌倉の東慶寺と浄智寺のちょうど中間に、知らない人はうっかり通り過ぎてしまう程目Cimg4412 立たない、こじんまりとした居心地の良い美術館があります。やぐらと大きな鯉のいる池のある庭園を眺めながら、コーヒーをすする。雪堂美術館、そこで目に入った色紙、思わず買ってしまいました。

 哀愁のトランペッターで今も元気に活躍中、Dusko Goykovich/After Hours (Ltd)、さすがにご高齢のせいか最近は熱気のこもるハード・バップ・プレイは聴かれなくなりましたが、歌心溢れるバラード演奏は未だに胸を熱くしてくれる。彼の作品で私にとっての最高傑作は「AFTER HOURS」Enja (皆さんはどうでしょう?)、ENJA盤ですな、1971年の作品。1曲目LAST MINUTE BLUESの強力なトランペットはやはり燃えます!40歳の、正に脂の乗り切った頃の快演ですね。それと更に凄いのはリズム隊、特にROB LANGEREISのグイグイ引っ張る太いランニング・ベースは快感です!TETE MONTOLIUの合いの手(特に1分6秒辺りのフレーズ、何て言うんだろう、音楽用語で分かり易い言葉があるんでしょうね、うまく言えず非常にもどかしい、、、)も最高にカッコいい!何度もレコーディングしてる3曲目OLD FISHERMAN'S DAUGHTERも寛ぎがありながら、躍動感に溢れた気持ちいい演奏、スタートのTETEのピアノがすばらしい!

 実は本作、スペインのENSAYOからのリリースがオリジナル、ジャケットはEnsayo ENSAYO盤の方が断然カッコいいんですが、曲順が全く違います。先に聴いたのがENJA盤だったせいか、やっぱり1曲目はLAST MINUTE BLUESから入りたいです。

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

FRANCO AMBROSETTI「A JAZZ PORTRAIT OF FRANCO AMBROSETTI FEATURING GIORGIO AZZOLINI」

 ますます寒い一日、今日あたりはアツ~イお風呂を頂くのもいいはずなのに、何故か給湯器が金曜日から壊れたまま、何とツイてない、、、

 たまにある故障なので調整してもらえば大丈夫だろうと思ってたら、かなり重傷で、「実はラジエーターがもう駄目で、全トッカエですねぇ。週末ですし、時間掛かるかも、、、」とオソルオソル言う業者さんのお言葉、業者さんにダダこねても仕方ないし「ハハハ、、、ツイてなかったなぁ、」と明るく応えはしたものの、内心トホホ、、、

 でもって、このところ、帰るコールが来ると大きな鍋を三つ駆使して台所で沸かして風呂場まで十往復、溜まるまで50分ぐらい掛かる。火を気にしながらなので結構手も掛かります。明日業者さんから電話来るといいんですが、、、

 スイス出身のトランペッター、FRANCO AMBROSETTIの1965年の初リーダA_jazz_portrait_of_franco_ambrosett ー作 「A JAZZ PORTRAIT OF FRANCO AMBROSETTI FEATURING GIORGIO AZZOLINI」も仙台で買った50枚のうちの一枚、何処か憂いのある歌心が心地いいワンホーン作!柔らかく、温もりある一音一音に寛ぎます。若き日のフランコ・ダンドレアのピアノも軽快でいい塩梅、トランペットの味わいに副う好サポートです。一曲を除き、BLUE IN GREEN(ピアノトリオ)、MY SHINING HOUR、MY OLD FLAME、BYE BYE BLACKBIRD、LIKE SOMEONE IN LOVE、MINORITYとお馴染の名曲ばかり、アウト・テイクも途中で止めたものもあったり、雰囲気を変えてみたりと楽しめます!これも再発してほしいですね。

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

 大好きな季節です。日が短くなるのは何となく寂しいですが、虫の声が好いのと、涼しい風が何とも心地良い。気のせいか食べるものも美味しいし、ゆとりが感じられるというか、少し時間がゆっくりと流れていくように思える贅沢な季節、それだけに早く終わってしまう季節、それが私の大好きな秋です。今日は曇ってましたけど風が気持ちいいし、外に出たら秋を感じたので、まったく、柄にもないことを口走ってしまいました、、、

 サボイの作品は良い作品が多いのに、リリースされるものはどうも固定されたものばかBill_hardman りですね。サボイだけではありませんが、、、61年の作品ですがハードバップの醍醐味を聴かせてくれるB級名盤、B級というのはジャズではかなりの褒め言葉ですよね、ジャズファンの誰もが認めるが、あまり多くの人には知られてない作品という意味ですかね。哀愁とモダンジャズらしいスウィング感、一曲目を聴いて、間違いないと思う人も多いのでは。確かにすごい有名人はいなくてもジャズのカッコ良さはグイグイ伝わります。!BILL HARDMAN「SAYING SOMETHING」すばらしい!

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

主夫はなかなか忙しい

 実は、あまりぼんやりしている時間がないですね。朝のゴミ出しから始まって、掃除、洗濯、天気が好ければフトンを干して、なんやかややってるうちに夕飯何にするか考えて買い物に行って、洗濯を取り込み、たたんで、しまって、働いてカミサンの帰るタイミングを計ってオフロ入れたり、夕飯作り出したり、、、

 勿論、全部を毎日と言うわけではないですし、かなり手伝ってもらえるので、全く苦ではありませんが、一日がアッという間に終わってしまいます、しかも結構気分も充実。毎日ウチを綺麗にしてるのでカミサンには随分喜ばれてますし、、、これは主夫が向いてるということでしょうか。

 小気味良いトランペットを聴かせてくれるオランダのプレイヤー、GERALD KLEIJNGerard_kleijn 「BIG MOVES」、スマートにスウィングしてて気持ち良い作品です。スタンダードとオリジナルがいい感じに選曲されて、約60分間、まるまる楽しめます。私の大好きなFAY CLAASSENが4曲ゲストで歌ってて、最後の9曲目が、演奏と共にビシッと引き締まる感じ、かっこいいです!

| | コメント (0) | トラックバック (0)