TRUMPET

AVISHAI COHEN'S TRIVENI 「DARK NIGHTS」

 また久しい、10ヶ月ぶりに書いてみる。なかなかわんこの世話で忙

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しい日々です。

 あまり筆が進まないのは音楽ネタがないからっていうの
もありますな。
 
 うちの子供たち、いい子になりましたよ、可愛いのは相変わらず(親バカ)ですが、結構言うこと聞くんです。じーっと見つめて指示を待っ
てる。笑うのね、遊んだりジャレたりすると。
 出会えてホントに良かった。
 何でいきなり書いたかっていうと渋い作品に当たったから。イスラエル物は何か引っかかりますわ、好みなんですな。

 AVISHAI COHEN'S TRIVENI 「DARK NIGHTS」、サード・ワールド・ラヴのトランペッターね、いいんだわ、コレが。音に憂い哀しみがあって、でも内側にはとても激しい感情が迸ってます。ゆったり気だるいと思いきやリラックスして聴く音楽ではない、心がザワついて掻き毟られる。声を張り上げたい衝動に駆られます!Berndt0007

 例えばジョニー・コールズの「ウォーム・サウンド」なんて名盤がありますでしょ、今度廉価盤が遂に出ちゃいますけど。歌い上げるような雰囲気は似てるなぁ、でもふっとコルトレーンのヴァンガードでの名演「スピリチュアル」が頭をよぎったりする。3曲目でクラリネットが入るからかもしれませんが、、、

 5曲目GOODBYE PORK PIE HAT、やばいねぇ、ズッシリ来ますわ。

 ということで、いいものに出会ったらまた書こうかと思います

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JOSEP MARIA FARRAS & IGNASI TERRAZA 「PLACA VELLA」

 日差しが強いですねぇ、、、関東は遂に梅雨明け、明けてから外の空気がガラッと変わりましたね、本格的な夏到来って感じですな。

 先日の日曜日、仕事帰りに腰越の祭りに行ってきました。イイよなぁ、、、祭りがある町は活気があって、何だかワクワクしましたよ。太鼓の音が凄いんだ、、、20090712_062_3

 この祭りのせいで江ノ電が進まない、進まない、江ノ電が来ると笛がピーッと鳴って線路内を除ける、空いた線路を徐行でゆっくりすり抜ける感じ。道端には既に酔っ払った神輿の担ぎ手達がワイワイやってました。祭りだねぇ、、、イイねぇ、、、20090712_092 20090712_071

 前の仕事では味わえなかったこういう季節感のある生活、粋だよねぇ、何だかとても気持ちが良い毎日です。

 最近買うものがなくて、ジャズ的には刺激のない今日この頃、感性は確実に衰えてますな、、、まぁ、店頭がアレだけ詰らなければ仕方のないことだとも言えますが、、、

 そんな中、コイツはucchiさんのところから拾いまして、先日やっと来ました。エライ待たされましたが、買って大正解!今の私の疲れきった状態に一服のゆとり、清涼剤のように心地良い逸品です。

  JOSEP MARIA FARRAS & IGNASI TERRAZA 「PLACA VELLA」 、一体私にどうしろっての????っていうくらい寛げます。

 トランペットは難しい、どんな演奏スタイルでもその時の気分で思いっきりハマッたり、全く受け付けなかったり、、、今の私の状態にはピッタリです。どうなんだろう、、、FARRASのスタイルならいつでも寛げる気もしますけどね、、、Josep_maria_farras_ignasi_terraza_p

  1. ONCE I LOVED
  2. PLACA VELLA
  3. I REMEMBER CLIFFORD
  4. TEMPS DE CANVIS
  5. IT COULD HAPPEN TO YOU
  6. AUTUMN LEAVES
  7. LOOK FOR TJE SILVER LINING
  8. NITS DE FARRES
  9. I'M ALWAYS CHASING RAINBOWS
  10. SOLITUDE
  11. IF I COULD BE WITH YOU

 粋だねぇ、、伸びやかに歌うバッキングに乗せて滑らかなトランペットが、、、 IGNASIがピアノじゃなければコイツは拾わなかったね。

 2、8曲目でJESSE DAVISが歌うアルトがジャジーで好いんです。シャープで黒くて、ちょいと楽しい雰囲気が出てます。何でしょうねぇ、、、ジャズらしさってヤツですかね、スウィング感は譲りません的な感じ。単純に気持ちイイや、、、

  IGNASはやっぱ名手だなぁ、、、共演者を立てつつ、自分の存在を示すのがほんとにウマイ!歌伴が出来る人は皆こんな感じだな、聴き手を寛がせながら実は隙を見せない演奏。

 10曲目の入りなんか、スゲーハイセンス!別にどうって事ないんですがトランペットのテーマを導くための、ちょっとした麗しいピアノのメロディ、このお蔭でスーッとスムーズにペットが入ってくる。短い冒頭のこの場面に気持ちがキュッと寄せられてしまいます。後は流れのままに、、、そんなんばっか、、、11曲目の超オールド・スタイル、サイコーだぁ!あたしゃあ堪らんよ、、、エエ作品だなぁ、、、

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FABRIZIO BOSSO &FLAVIO BOLTRO QUINTET 「TRUMPET LEGACY」

 今、カミサンがですね、毎年恒例の4月の繁忙期に入っちゃってるんですよね、だから毎日午前様で帰ってくる、朝も結構早いんですよ、、、いや、いいんですよ、責任のある立場で仕事をしている以上はそういうことも止む終えないでしょう。

 問題は私だな、午前様でカミサンが帰ってきても、洗濯物が干してあったり、飯が作ってあったり、風呂が涌いてたりしてあればカミサンも楽なんでしょうが、私が腰痛に負けてしまってそういう、ちょっとしたことが出来てない。何とかしなきゃイカンのだけれどもナカナカね、、、 

 自分の飯なんてハッキリ言ってどうでもいいんですよ、まぁ、何とでもなるんだから、時間作って外で適当に食べるのもアリ。ブログが問題なんだな、今日みたいに書きたい、作りたい、が重なると厳しいんです。っと言う事で今日はこんなもんにしと来ます。さぁ、カミサンの飯作ろっと、、、

 スパークしてきて気持ち良い作品ですね、久しぶりに聴いたさ、FABRIZIO BOSSO &FLAVIO BOLTRO QUINTET 「TRUMPET LEGACY」、、、Fabrizio_bosso_flavio_boltro_quinte

 今のハード・バップの快楽を求めた時にアメリカものじゃなくて、ヨーロッパもの、特にイタリアものに頼ってしまうって、どういう事なんでしょうね。アメリカのクロスオーヴァー・サウンド(結局こういう言い方しかない、、、)も面白いものが沢山ありますが、ジャズの醍醐味を味わいたいならヨーロッパなんだよな、、、

 本作は王道、でもマンネリしてしまう流しの演奏にはならない。

 .BOSSOはコレだけの快感を聴かせてくれる人なので、気合が入ってるかどうかはアルバムによって直ぐ判ってしまう、っと言うか、その時のメンバーによりますね、BOSSOが一人、気を吐いても、演奏のテンションは何故か揚がらない、そういう作品はありますよね。

 遅咲きの名手(と、勝手に言いますが)FLAVIO BOLTROと共演することで、テクニックもそうなんでしょうけど、トランペットの鳴り、歌いっぷりに堂々たるモノを感じちゃったりします!二人とも王道を演る時はプレイ・スタイルが似ているだけに、どっちがどっちだか解らなくなりますな。

 スリリングなトランペットの掛け合いと共にバックの演奏も気持ち良し!ピアノはローマ・トリオのLUCA MANNUTZA、「MARE MOSSO」でBOSSOと演ってましたね、ベースのLUCA BULGARELLIもBOSSOのブラジルもので共演してました。LORENZO TUCCIは説明要らずですね。

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DUSKO GOYKOVIC 「IN MY DREAMS」

 一つ種明かししちゃいましょうか、「何故CDは売れなくなったのか?」についての答えの一つ。なんだと思います?別にネット、配信のせいだけじゃありませんよ、ソレを言い訳にしている輩は多いけど、、、

 十数年前にEMIから「NOW 1」て出たでしょ?その後直ぐに「FEEL」ってヒーリングのコンピが出たでしょ?あと何で?というくらいのベスト・アルバムのリリース、ああいうものが大ヒットしちゃった事で、聴く方も出す方もオイシイ思いをしちゃって、ガックリ日本人の音楽に対する感性が衰えちゃったんですよ。

 アルバムというのはそのアーティストの、その時の思いとかが込められたものなんですよ、その中で判ってもらいやすいものをシングル・カットしたりしてアルバムの売れ行きの幸先を良くしようとレコード会社やアーティストが戦略を練っていくわけですな。最高の狙いは「シングルにはならなかったこの曲はサイコーじゃん!」何て言って作品から自分なりのフェイヴァリットを見つけてもらって、アルバム自体を好きになってくれること。

 ところがオイシイ処取りのコンピを乱発する事でそのアーティストの真意や本当の魅力に関心を待たないリスナーを増やしちゃったんだな、音楽をお手軽にしちゃったってこと。好きになったらかなり掘り下げていって、そのアーティストのルーツまでいってしまうのが昔のミュージック・ホリック、ソレが面白いし、そんなヤツばかりだった、嘗てはね。

 でもオイシイ思いに慣れた今のリスナーは必ずしもそうではない。本当はオイシくも何ともないのにオイシイと思わせちゃったのよ、売れるから、、、コレはレコード業界が全く危険な将来を思い描いてなかった証拠。いや、そうじゃないかな、メーカーは予測していたかもしれないけど、小売業界(レコ屋さんね。)が思い描いていなかったという方が正しいかな。

 メーカーのほうはダウンロードでシングルが10万件、例えば来ちゃったらその分銭が入ってくる仕組みは作ってる、逆に全国のレコ屋さんに少なくとも10万人のお客様がご来店しなくなったということが言える訳です。メーカーとしてはどうなんですかね、CDを作るより経費は全然掛かってないんじゃないかな、そうだとすれば物として作って売るよりおいしいんじゃないかなぁ、、、でもメーカーもこのままではドツボに嵌るのは確実です。音楽を扱う専門家としてのアイデンティティはドンドン失われていくはずですから。アーティストの方がイズレ見切りをつけるでしょう。そういうことなら自分でもできるから、自分でやった方がマシだってね。

 「ハイ、ビッグ・アーティストの新譜ダァ、売れ!売れ!」と言いながら期待したほどの売上は取れない。あまらすばっかりで、結局デッド・ストックになって行きますな、その分あるべき細かいメンテナンスが出来ないから店頭が金太郎飴になっていく。これを負のサイクルといいます。お店に来るお客様は目的のもの以外は全く興味を示してくれなくなるんですな、だって何もないんだから、あるべきものが。

 っで、ここでネットが登場、所謂オイシイ所だけでいいんだから自宅で充分、わざわざCDなんて買わんわな。その内コンピもベストも必要なくなる、だって自分で、自分だけのベストが自宅で作れちゃうからね。

 アルバムだと微妙に苦戦するのにベストを出すと大ヒットしちゃう、そんな悲しいアーティストが多いのも問題です。

 すげー矛盾してると思ったのは、アルバム1,2枚しか出してないのに、次はベスト・アルバムやらグレイテスト・ヒッツだって、、、おいおい、そんな売れてたか、しらねーよ、、、そんな感じでベストを売り切って消えていくアーティスト。可哀相に、、、何だったんだろうね。

 さて、、、恐ろしいですよねぇ、「何故CDは売れなくなったのか?」構造が見えてきましたかな?音楽は聴かれている(実は売れている。)、でもCDは、、、ね?でもコレは氷山の一角でしかありませんのよ、、、では如何すればレコ屋さんは生き残れるのか、、、フフフ、、、今日は私、ちょっと意地悪よ、、、

 意地悪な私が今日聴いているのはDUSKO GOYKOVIC 「IN MY DREAMS」、嘗てのスラヴの哀愁は今はソレほどもう感じられないけど、それでもバラードは上手いねぇ、、、黄昏たメロディ・ラインと叙情の演奏はグッと心に沁みてきます。Dusko_goykovic_in_my_dreams

  1. IN MY DREAMS
  2. ST. GERMAN DE PRES
  3. SEQUOIA SONG (DEGEN)
  4. INTRODUCTION
  5. SKYLARK (CARMICHEL)
  6. ONE MORNING IN MAY (CARMICHEL)
  7. ALL MY LOVE
  8. LITTLE THEO
  9. I MISS YOU SO
  10. BALLAD FPR BELGRADE
  11. AL MY LOVE (QUARTET VERSION)

 その他は全てDUSKOのオリジナル、4曲目のスウィング・ナンバーは何処かで聴いた事があるような、、、まぁ、ヨロシイ、今は寛ぎタイムなのだ。年をとっても乗ってくれば自然と滲み出るのはスウィンガーの性ですな。全体的にはスローで寛ぐ、トランペットの醸し出す独特の枯れた味わいで、ソレが本作をリピートする理由なワケです。

 本作のもう一人の主役がピアノのBOB DEGEN、いい所で良い雰囲気を滲ませるピアニスト、ちょいとミュージシャンズ・ミュージシャンなのかな、主役のバックでも聴かせ所を心得ているプレイヤーで、彼の名前があると何となく、聴かなきゃイカン!っと思わせます。

 ふ~、心地良いねぇ、、、

 是非お願いしたい!パドル・ホィールのDUSKOの一連の作品、どうか出して欲しいのだ!特にジャンニ・バッソとの二管フロントのヤツ、何て言ったっけなぁ、、、インターナショナル・クィンテットという感じだったかな、何故か買い損ねてるんですよ、、、(或いは失くしてるのかも。100枚くらい前の仕事の絡みで無くなってるからなぁ、、、)

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HANK DE MANO 「IN CONCERT」

 「ちょいと鎌倉まで小さな春でも探しに行っか?」ということになりまして、妻と二人で散歩しに、、、

 先ずは「腹減った~~~、、、何か食うべ。」、大船で長年お世話になっているお寿司屋さんへ直行。コレでもかというほど、モリモリ食べる。今お魚は大変ですからね、値段上がっちゃったけど、そんなことは気にしない、美味いから。機会が搾り出したシャリに豪快なネタが乗ってるなんて、美味いと思った事がない。ネタが命の回転寿司屋さんは星の数ほどあるけれど、シャリも美味いところはそうない。ソコは巻物以外は板さんが握ってくれる(寿司は何てったって、ニギリってんだから、、、シボリちゃう。)、あたしゃ、シャリが美味くないとイヤなのだ!Photo_3

 では鎌倉へ。平日だし、年始の混乱もスッカリ落ち着いて、いつもの寛いだ鎌倉だなぁ、、、カミサンは行った事ないというので「今回は荏柄天神社に行って、竹の庭のある報国寺まで行ってみっか?、それとも鎌倉宮を一回りして、覚園寺ってコースもイトオカシだぞい。」今回は竹の庭に行きたいというので、とりあえず神社に行ってから報国寺コースに決定。

 荏柄天神社は、今は学問の神様、頑張る人の守り神が居られるらしい。デッカイ銀杏の木がシンボルですな。11月に散歩しに来た時はギンナンが鈴なりに樹からぶら下がっていて、風が吹くとボトボト落ちてきていた、何か迫力ありましたよ。Photo_4

 その時の鈴なりギンナン。Photo_5

 今はこんな感じ。1 2 3

 梅が咲いとるねぇ、綺麗だ、、、

 ひとしきり、梅を堪能して、ホンじゃま、報国寺に行こうかい、、、なんて歩いていたら、ちょいと気になるジャズ喫茶が目に入った。ふむ、、、寄ってみよう。程好い日差しが入る心地良い空間、でかいスピーカーがドンド~ンと置いてあって、カッコいい真空管のアンプが、、、何かいい感じ。お若いご夫婦と思しきお二人で切り盛りしている可愛らしいお店です。Photo_6

 何かけてるのかなぁ、、、「リー・コニッツ・ミーツ・ジェリーマリガン」、おお!渋いねぇ、、、カウンターの後ろの棚にはジミー・レイニーのヴォーグ盤の10インチやコニッツの「トランキュリティ」のアナログの姿が見える。クールな白人系がお好みかな、、、「アニタ・オデイ・シングス・ザ・モスト」、バーニー・ケッセルの「オン・ファイヤー」、、、久しぶりに聴いちゃったなぁ、、、何て寛いでいたら時間無くなっちゃった。報国寺にはいけないね。カミサンも「吉祥寺に来たみたい、、、」とちょっとご満悦、また来よう。

 ということでまた脱線しちゃったので目的は果たせず、でもこういうのが散歩の醍醐味ですね。「もう腹減った、なんか食うべ。」、「また?!私は全然入らないんだけど、、、」

 やっと買いました、HANK DE MANO 「IN CONCERT」!超レア盤ですね、1963年のライヴ、ジャケットは何かで見たことがありますが、初めて聴きました。侘び寂びのあるフリューゲルホーンを聴かせてくれますね、素直に耳に入ってくるメロディ・ライン、漂う黄昏感、コンサートらしい盛り上がりはほとんどなく、生で聴いている聴衆もジックリ耳を傾けているといった趣です。Hank_de_mano_in_concert

  1. SUMMERTIME
  2. ANGEL EYES
  3. LONG AGO AND FAR AWAY
  4. DELILAH

 チェット・ベイカーからかなりの影響を受けているようですね、ハードなアドリヴ餌の挑戦者ではなかったようです、飽くまで自然体で歌う事を大切にしてたんじゃないかな。何処か物悲しげな感じが却ってジャズのハードボイルドな雰囲気を醸し出していてカッコいい!

 リズム隊はDE MANOの雰囲気に合わせながら、ブルージーでスウィングする見せ場を要所で作っています、こういうサポートがなかったらちょっと退屈な演奏になっていたかもしれませんね。

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KENNY WHEELER BRIAN DICKINSON 「STILL WATERS」

 昨日は凄い風だったなぁ、昼頃までは少し風吹いてるな、くらいでしたが、夕方からビュービュー吹いちゃって、うちに帰ってきたら家中の窓の隙間からいろんな音を立てて風が入ってくる始末。もう大分古いマンションだからなぁ、雨漏りもしたことあるし、、、

 で、そんな強風の中、ちょっと仕事帰りに江の島へブラリ。前に日曜日の夕方に行ってみた時は凄い人だかりでしたが、昨日は何となく落ち着いてました。前日は花火を上げたそうな、観てみたかったな、、、

 ヨット・ハーバーもライトアップ、何となく暗くて、、、でも写真にするとなかなかの趣。Photo

 ワザとぼかしてみたりして。Photo_2

 妻の手、持っているのは蛸せんべい。Photo_3

 神社の境内。佇む狛犬。Photo_4

 風も強いし、仕事の疲れがドッと出てしまって、奥までは行かず。この次はもうチョット穏やかな日に行きたいですな。

 ちょいとユッタリトした気分になりたくなって棚を覗いて目に入った作品、Kenny Wheeler / Brian Dickinson/Still Waters。フリューゲルホーンとピアノのデュオ、ジャケット写真の山と湖の風景そのままの静寂が漂います。波はおろか、波紋すら広がらない静まり返った水が鏡のように山や空を映し出す、、、う~む、美しい、、、演奏にピッタリだ。Kenny_wheeler_brian_dickinson_still

 カナダ、ノルウェー、北海道でもこういう情景に出合ったことがある。只そこにいるだけで満たされていくような心静かな瞬間。遠くを見つめるようなホーンの音色と美しくも儚いピアノの旋律、人に対してというより、自然に捧げているような、澄んだ空気が感じられる、こういう気分を祈りと言うんじゃないかな。自分はちっぽけな存在で、だからこそ自由で無限、みたいな感じ。荘厳な大聖堂や静かで優しい表情の仏像に思わず手を合わせてしまうのとはまたチョット違う。

 いい音楽、自分だけの心の旅にお出かけ出来ちゃいますよ。

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KENNY DORHAM AND THE JAZZ PROPHETS 「VOL. 1」

 妻が新潟まで遊びに行ってきました。私のパワフルな父に連れられて。母も、尊敬するアニキ夫婦もみんな一緒。妻には良いリフレッシュになったと思う。まぁ、音頭取りがオヤジですからね、さぞ楽しかったでしょう。私は繁忙期で参加できなかったけど、新潟の地酒を皆で選んで買ってきてくれた、あり難い事です。酒飲みは私だけ、酒飲みにお酒の土産なんてナカナカ粋な家族でしょ?普通は酒を飲ませない方向に向くんでしょうけど、ウチはそうじゃないんだな、母なんて酒飲み大嫌いなんですが、、、20080914_2_015_5

 マァ、ちょっと言っちゃうと、父は常に周りの状況に気を配る人、こんなんじゃ楽しくないだろう人を見つけると、こうしたら楽しくなるよっていう事をこれでもかというくらいアピールして楽しませてしまう達人だな、苦しんでる人にも凄く手を貸してくれて色々やろうとする、そうすると母が登場、その人にも色々事情とか都合というものがあるんだから、とりあえず放って置いた方がいいんじゃない?、と父にブレーキを掛ける、このタイミングがかなり絶妙だったりする。そういう母も意外とセッカチな所があって、ア、こんなもの、一体どうするの?、なんて思ったりすると持ち主に相談せずにサッサと捨てちゃったりする、父はそれで昨年、面白そうな旅の本とか捨てられちゃいましたね、スウィング・ジャーナルは助かりましたけど。20080914_2_061_2

 兄は何事に対してもクールで、まず焦るという姿を人には見せない人、ブレないんだな、意志と行動とその結果が。でも堅物じゃないのよ、何となく取っ付き易い空気が周りに流れているんだな、ガキの頃は何かというとおまけで私が付いて来てやり難かったらしい。全く覚えてないけど、ハ、ハ、ハ、、、20080914_2_089

 姉はとても穏やかな空気が流れている人、困っちゃった~、とか焦ったよ~、なんて聞いても全然そんな風には感じさせないユトリが常にある人。水泳の凄い選手だったんだぜ!

 ソンでもって姪っ子は妻の親友と来た!妻としては楽しくないはずがないね!

 メタリカ熱はデジタル・M. P.に落として通勤中に聴ける様にしたので、とりあえず良い塩梅で下がってきました。久しぶりにジャズと行こうかい、今日はトランペットで決めよう!KENNY DORHAMが若しバンド運営の才覚があったら、このグループは歴史を作っていたかもしれません。KENNY DORHAM AND THE JAZZ PROPHETS、ブルーノートにも一枚残っていますが、私はスタジオ盤のデビュー作Kenny Dorham and the Jazz Prophets, Vol. 1が好き。幻の名テナーJ. R. MONTEROSEの演奏が聴けるし、DICK KATZのピアノも前に出た時のフィーリングがとても気持ち良い!Vol_1

  1. THE PROPHETS
  2. BLUE ELEGANTE'
  3. DX
  4. DON'T EXPLAIN (HOLIDAY-HERZOG)
  5. TAHITIAN SUITE

 4曲目以外はcのオリジナル、ハードバップ臭がプンプンして、しかもメロディが素晴らしい、1曲目はハードボイルドな雰囲気が漂う逸品、ノビノビとしたDORHAMの歌いっぷりと、硬派なテナー・プレイ、テーマ・メロディに何処か哀愁があって、メチャクチャカッコいい!2曲目はジンワリと響くブルージーな演奏で、心地良い気だるさがリラックスさせてくれる。最近こういう雰囲気で演奏出来る人っていないんじゃないかな。つい指が動いてしまうか、逆にコッテリやってしまう演奏ばかりで、どうも違う。ノンビリ演っていても、小気味良い演奏で聴いていてスッキリする、なんてのがブルージーな演奏の醍醐味だったりして、、、

 コッテリしたいなら4曲目くらい切なくないといけませんな。ミュートを付けたDORHAMの切ないプレイが堪らない、間を感じさせるピアノのバッキングがトランペットの歌いっぷりと相まって、ホロリと来ます、途中で登場するピアノの見せ場は短いながらも、上手い!っと言いたくなるプレイ!良いねぇ、、、ジックリと浸れる素晴らしい演奏です!

 ラストは私の本作での最も好きな曲、哀愁漂うトランペットの響き、コレがまたメロディがいいんだわ!切ないメロディ、遠くを思わず見つめたくなりますよ!DORHAMサイコー!ちょいと転調してクールにスウィングしつつ、J. R. 、KATZのソロがメロディを大切にしながら歌い、またまたトランペットのソロが程好い湿りを帯びながら美メロディを奏でます。

 「静かなるケニー」が彼の名盤と言われていますが、他にも沢山ある事をしってほしい。ちょいと言っちゃうと神憑ったDORHAMの演奏は何?といえば、やはりTHE JAZZ MESSENGERS AT THE CAFE BOHEMIA VOL. 1のMINOR'S HILIDAYでしょう!スンゲ~よ!

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JOHN LETMAN 「THE MANY ANGLES OF JOHN LETMAN」

 我が社では、ほとんどの人が何かしら体に爆弾を抱えています。大抵は腰痛で、重い物を何度も運んだり、ちょっとキツい体勢のままじっと作業したり、、、営業部もズ~ッと座りっぱなしだから多分腹筋が衰えて腰がやられてしまうんだな、(コンピューターと8時間戦ったら、腰が痛くなったことがあるから、彼らの苦労もよく分かります。)

 だから、私が腰がヤラレタと言うと皆苦しみを知っているので「手伝うぞ~、無理はするな~~~」と色々な所から声が飛んできます、有り難いねぇ、、、

 で、最近ちょっと休憩中に話題なのがコンドロイチンという成分、軟骨を潤わすらしく、膝や腰の関節痛に効くらしい、サプリメントを飲んでみたら腰の痛みが和らいだと喜びの声が上がってました、ちょっと飲んでごらんと薦められてココ二日間飲んではみたものの、今のところ変化なし、私の場合は軟骨ではなく、深部筋だからなぁ、どんな結果になりますやら、、、暫くは飲んでみようと思います。お肌にお悩みの女性にも効果があるようなので妻にも飲ませてみよう。

 いいねぇ、本作は所謂中間派と言えますな!スウィング・スタイルにモダン・ジャズの雰囲気を取り入れた演奏とても言いますか、大橋巨泉さんの上手い表現。

 で、本作JOHN LETMAN 「THE MANY ANGLES OF JOHN LETMAN」はたまたまベツレヘムの超幻のシリーズとしてCD化された時に何も知りもしないで買った一枚。2001年だったと思います。John_letman_the_many_angles_of_john

  1. MABEL'S DREAM (IKE SMITH)
  2. TINA (RICHARD WELLSTOOD)
  3. THIS TIME THE DRINKS' ON ME (LETMAN)
  4. THE ROOM UPSTAIRSLETMAN-WELLSTOOD)
  5. MOANIN' LOW (RAINGER-DIETZ)
  6. VIOLETS & VIOLINS (LAPARC-LAWRENCE)
  7. SAY SI SI (LECUONA-LUBAN-STILLMAN)
  8. SITTIN' ALONE COUNTIN' MY TEARS (FEATHER)
  9. GET OUT OF MY SIGHT (PALMER-HEDGERS)

 いいですよ~、この分厚いトランペットの鳴り、粘り強くて存在感がありますねぇ、レイジーでホンワカと寛げて、古き良き時代を思わせます。2曲目何か聴いてみるとバックは完全にバピッシュ、でもLETMANが出てくるとググッと1930~40年代にタイムスリップ、生々しくてカッコいいんですよねぇ、、、KENNY BURRELLが洗練されたブルース・フィーリングを感じさせてくれる。3曲目では渋い歌声を小粋に披露、中間でトランペットが「ウワァァァァ~~~」と入ってくる所なんかサイコーに気持ち良いです!闘牛士が牛と立ち向かうようなトランペットのイントロの7曲目、一転して小気味良くスウィングする軽快さが良い。

 録音は1960年、既にモダンは新しい段階に進もうとしていた時ですね、よくこういうものを残してくれました!

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THE ART FARMER QUARTET FEATURING JIM HALL 「TO SWEDEN WITH LOVE」

 またパソコンの調子が悪い、ネットとメールがかなり重症、去年高いお金を払って直したはずなのに症状は全く同じです。今はちょっと開いたので隙を縫って記事を書いています。ストレス溜まるなぁ、、、

 で、今日も休みなんですが、やはり雨、休みの日の降水確率がまた上がってしまった。会社の先輩にも気が付かれて、「雨男」の異名を頂戴してしまった。

 社会復帰してからお休みを24日間頂いていますが、にわか雨を含めると大体17日間は降られています。降水確率71%、凄い確率だと思いませんか?

 ライナーによるとかなり仲は悪かったようです、でも音楽的な相性はピッタリ。その瑞々しさと哀愁のメロディを優しげに奏でる二人のコンビネーションは絶妙、聴く者の心に寛ぎと切ない余韻を残します。久しぶりに聴いちゃったなぁ、THE ART FARMER QUARTET FEATURING JIM HALL 「TO SWEDEN WITH LOVE」The_art_farmer_quartet_featuring__2

  1. VA DA DU ? (WAS IT YOU ?)
  2. DE SALDE SINA HEMMAN (THEY SOLD THEIR HOMESTEAD)
  3. DEN MOTSTRAVIGE BRUDGUMMEN (THE RELUCTANT GROOM)
  4. OCH HOR DU UNGA DORA (AND LISTEN YOUNG DORA)
  5. KRISTALLEN DEN FINA (THE FINE CRYSTAL)
  6. VISA VID MIDSOMMARTID (MIDSUMMER SONG)

 全曲スウェーデンの民謡で、その美しいメロディ・ラインとFARMERの柔らかいフリューゲルホーンの響きが郷愁を誘います。寄り添うように、ちょいとブルーなHALLのギターが堪らなくいい!こんなに呼吸もピッタリで優しげな演奏をする二人が犬猿の仲とはとても考えられませんね。

 本作で忘れてはいけないのがドラムを叩くPETE LaROCA、一歩間違うと甘ったるくなりそうな所をピリッと引き締めてジャズのスウィング感を感じさせてくれます。

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BUDDY CHILDERS 「SAM SONGS」

 パソコンの調子が頗る悪い、大体年に一度はいう事を聞かなくなります。前回も前の仕事を辞めようか、どうしようかと考え出したちょうどこの時期でした。あの時は結局、データが全部吹っ飛び、妻が仕事から帰ってきた後、復旧するために夜中まで悪戦苦闘してました。もう何度もこんなことが起こるので妻は最低限必要なデータのバックアップを取っておく習慣があります、賢いね。私はマシーンが苦手なので大体何かあると妻にオマカセ、未だにチンプンカンプンで何故吹っ飛ぶのかも、どうして直るのかもさっぱり判りません。

 ということで、ブログの更新もパソコンの機嫌の良い時しか出来ないという、非常にストレスの溜まる状況です。只でさえ時間がなかなか作れないのに、、、叩いて直る代物なら愛情を込めてガンガンぶっ叩く所なんですが、相手は精密機械、余計いう事を聞かなくなりますね、、、 

 最近新しめの物ばかりだったんで、王道を行ってしまおうかな、、、BUDDY CHILDERS 「SAM SONGS」。コレは確か東芝さんがSBJCの紙ジャケのラインナップに入れていたのに何故か出せなかった幻の名盤だったように記憶しています。2002年くらいの頃の出来事じゃなかったかな。「何だよ~、発売中止だって?」とお客さんにとてもガッカリされたのを覚えています。ところが2005年だったか、FRESH SOUNDがワン・ホーン・クァルテットのもう一枚の名盤とカップリングしてCD化。当時、私としてはコレをやらずに何を紹介するんだっ!てな勢いでやりましたさ!知っている人はナイス・リアクションなんですが、意外とトランペットを好まない方も多くて爆発的には売れませんでしたね。トランペットの一般的な印象はキンキンしている、というのが好まれない理由かも、そんなことない演奏も多いんですがね、、、Buddy_childers_sam_songs

  1. THANK YOU SAM  (CHILDERS )
  2. HONEYSUCKLE SAM (CHILDERS )
  3. SAM METRICALLY (CHILDERS )
  4. MY WILD IRISH SAM (CHILDERS )
  5. SENTIMENTAL SAM (B. HARRINGTON)
  6. DING DONG SAM I DEAD (CHILDERS )
  7. SAM 'N' EGGS (CHILDERS )
  8. DEVILED SAM (CHILDERS )
  9. WHAM, SAM (CHILDERS )
  10. SAM'S SERENADE (CHILDERS )
  11. THREE SAM IN A FOUNTAIN (CHILDERS )
  12. CANNED SAM (CHILDERS )
  13. BUFFY (CHILDERS )
  14. YOU CALL IT MADNESS (CONRAD-DUVBUIS-、、、)
  15. HOLIDAY HOUSE (CHILDERS )
  16. IT'S GITTA BE HAPPY (A. ROSS)
  17. YOU GO TO MY HEAD (GILLESPIE-COOTS)
  18. INDIANA (MACDONALD-HANLEY)
  19. BENNIE'S TUNE (MILLER-STOLLER-LEIBER)
  20. HOLIDAY HOUSE (CHILDERS )

 前半は名手HERBIE STEWARDのテナーにも注目です。クールでスマートなウェスト・コーストの香りが漂う演奏で肩の荷が下りるような寛ぎ感、そうだなぁ、書かなきゃならないなんて思いつめている時にこんなプレイを聴いちゃうと、ああ、そんな事はどうでもいいかな、私はジャズ気違いなだけで評論家じゃないもん、気持ちいいや、って感じ。小気味良いスウィング感でゆとりを感じます。パリッと張りのあるBUDDYのトランペットの歌心、言うことないじゃんか、、、

 13曲目以降がワン・ホーン・クァルテット。ピアノはこれまた幻の名手ARNOLD ROSS、いいですよ~この人は!前半よりも溌剌としたトランペットの歌いっぷりとウェストの名ベーシスト、HARRY BABASINが前半以上に私の気を引きます。

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